カナダ メープル街道 女一人旅2（ナイアガラの滝観光）

2018/09/30 - 2018/09/30

カナダ東部の女一人旅。ナイアガラの滝→モン・トランブラン→モントリオールと巡ります。
本日はナイアガラの滝を船、滝の裏側などで観光。街のリスも注目。

エリア ナイアガラ・フォールズ(カナダ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

本日はナイアガラの滝観光。
宿からナイアガラ川に沿って上流へ向かって歩いて行きます。
豊かな自然の中にある家々は北米らしい味わいとゆったりした印象があります。
家の道路に面した側にはよくオープンテラス風に椅子があり、オープンな文化が感じられます。

広い庭を歩いているわんこ

玄関を守るわんこ

電線を歩くクロリス。
この街はリスが大変多いです。

国境を繋ぐレインボーブリッジ。
ナイアガラ川のこちら側がカナダ、対岸がアメリカです。
橋桁の向こうに白く見えるのがナイアガラの滝。

レインボーブリッジ 現代・近代建築

滝は大きく分けて2つあります。
写真左がアメリカ滝で左右岸ともアメリカ。写真右はカナダ滝で左岸がアメリカ、右岸がカナダ。
カナダ滝の方が大きく、馬蹄型になっていて、滝壺は迫力満点です。
その近くまで船で行く観光は人気のアトラクションです。
アメリカ滝の更に左側にレインボーブリッジが見えます。
先程のレインボーブリッジを渡り両国の観光もできますが、カナダ側だけでも十分見ごたえがあります。

ナイアガラの滝 (カナダ滝) 滝・河川・湖

アメリカ滝

ナイアガラの滝 (アメリカ滝) 広場・公園

観光船ホーンブロワー号に乗ります。滝近くは水飛沫が凄いので配付された赤いレインコートを着込みます。
ちなみにアメリカ側発着の霧の乙女号は青いレインコートなので、岸から見下ろすとどちらの船か一目瞭然です。

なお、全世界的に使い捨てプラスチックの使用削減やリサイクルが推進されているところであり、このレインコートも出口でリサイクルのため回収しています。また、自分のレインコートを持参して着ることもできます。

ホーンブロワー ナイアガラ クルーズ アクティビティ・乗り物体験

アメリカ滝は岩場に落ちる水しぶきや岩肌をカスケード状に流れる水が華やかです。

ナイアガラの滝 (アメリカ滝) 広場・公園

滝の近くまでいけるアトラクションは両国ともあり、この赤い遊歩道はアメリカ側。滝の水を浴びに行くようなノリだそうなので、替えの靴下等のご用意を。

ナイアガラの滝 (アメリカ滝) 広場・公園

カナダ滝の滝壺。大変迫力があります。
水煙も凄いですがほどよい位。あまり強いと滝がよく見えないそうです。

ナイアガラの滝 (カナダ滝) 滝・河川・湖

カナダ滝のアメリカ側の岸は水煙でかすんでいます。

ナイアガラの滝 (カナダ滝) 滝・河川・湖

カモメが沢山います。
滝から落ちて気絶した魚を狙うため集まっているとか。

ナイアガラの滝 (カナダ滝) 滝・河川・湖

滝沿いには公園と遊歩道があります。
植木が両手で旗を囲んでいます。爪が指より薄い色なのが芸が細かい。

ここで一休み。クリフトンヒル通り沿い、ナイアガラ スカイホイール（観覧車）入口にあるTim Hortonsクリフトンヒル通り店。洒落た内装ですね。
Tim Hortonsはドーナツチェーンでこの街にも複数あります。

椅子も品があって洒落ています。
ドーナツ以外もあります。テーブルの上のはオムレツとソーセージのラップサンドのようなもの。

同じくクリフトンヒル通り沿い、オークス・ガーデン・シアター。円形ステージの裏手に自然豊かな庭園があります。

オークス ガーデン シアター 広場・公園

魚だけ見ると日本の様ですが、水辺の植物が欧米らしい感じです。

オークス ガーデン シアター 広場・公園

古代ローマの劇場をまねたデザインの円形ステージがあります。その向こうに滝が見えます。

オークス ガーデン シアター 広場・公園

公園出口のメープル（カナダ国旗）模様の植木。右上にナイアガラの滝。

オークス ガーデン シアター 広場・公園

滝沿いの遊歩道。ゆったり散歩しました。

川沿いの公園は立派な木が沢山あります。
その足元にクロリス。
トウブハイイロリスの変異体で、メラニズムというメラニン色素が強くなる現象の影響で体のすべてが真っ黒です。
世界に1万匹位しかおらず、北米大陸に多いです。

遊歩道の手すりに黒リス

下りてきました

速すぎてカメラで追いきれません。しっぽが立派です。

こちらのリスは口に実を咥えています。
カナダには22種類のリスがいるそうで、種類は不明。同じ種類でも地域や季節で毛色にとてもバリエーションがあります。
体に比べ尻尾の長さや太さが凄く立派でやや短毛な感じから、キツネリス（Fox squirrel）の仲間かなと思いました。

リスの速さにまたしても敗退。
もふもふなしっぽだけ激写。

一瞬で向こうへ。しっぽの存在感…

リスは公園でも人様の庭でもよく見かけます。
街中は鮮緑の芝生の場所が多く、そこを長さ40cm位のふわふわのモールが縦に波打ちながら滑っていくのが見えたら、しっぽを水平にして跳ねるように走り去るリスです。黒と茶9:1位で見かけます。

迫力のカナダ滝。船に乗ってるレインコートが青いのでアメリカ側の船。

赤いレインコートなのでカナダ側の船。
写真下側の展望台にいる人々で青いレインコートの人はアメリカ側の船に乗った後ここに来たと思われます。

カナダ滝の上部を真横から見る「テーブルロック」。透けるエメラルドグリーンの水が綺麗です。
展望台の欄干で寛いでいたカモメ。

テーブル ロック 滝・河川・湖

馬蹄型のカナダ滝の端、写真下から上方向に向け滝の水が落ちているため、水の厚さの分だけエメラルドグリーンに透ける帯が見えます。

テーブル ロック 滝・河川・湖

紺碧の水と飛沫と水煙

フードコートや案内所があるテーブルロック・センター。
この中に、滝の裏側や間近に行けるアトラクション「ジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズ」の入口があります。

テーブルロック・コンプレックス お土産店

エレベーターで下って、滝裏側に作られたトンネルを歩きます。

ジャーニー ビハインド ザ フォールズ 体験・アクティビティ

トンネルの途中2箇所、このような窓があり、滝を裏側から見られます。

ジャーニー ビハインド ザ フォールズ 体験・アクティビティ

滝を間近で見られる展望台。「ジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズ」は黄色いレインコート。

ジャーニー ビハインド ザ フォールズ 体験・アクティビティ

間近で見る滝。轟音と飛沫が迫力です。

ジャーニー ビハインド ザ フォールズ 体験・アクティビティ

この岩が長い年月滝を支えてきて、今後水に削られて滝が後退して行くのでしょう

ジャーニー ビハインド ザ フォールズ 体験・アクティビティ

展望台出入口。

ところで、一世を風靡した漫画「スケバン刑事」で、主人公麻宮サキが、死んだと思われていた神(じん)恭一郎と再会した「カナダ側のナイアガラの滝の前」はこの展望台と思われます。
神のスーツはゴアテックス製で、髪はウォータープルーフに違いない。

ジャーニー ビハインド ザ フォールズ 体験・アクティビティ

滝の上流へ歩いて行ってみます

テーブル ロック 滝・河川・湖

ダファリン諸島というナイアガラ川中洲の島との周囲を回る遊歩道。風光明媚な公園（Dufferin Islands Park）。
中には入らなかったのですが、トリップアドバイザーによると、観光地的でなく、だからこそ地元の方の憩いの場のような居心地よさの公園らしいです。
「泳がないでください」看板が衝撃。流石、豊かな自然とアウトドアの国…

街へ戻り遅い昼食にイタリア料理店「Mama Mia's」（マンマ・ミアズ）。
実は地球の歩き方記載の場所に見つからず、移転していたと判明。
カナダはアメリカと似て、移民の国らしい食文化です。
観光地のせいもあってか、いかにもカナダ料理な店は高級レストラン以外では少ないようです。

マンマ ミアズ イタリアン

昼を大分過ぎた時間だったので空いていました。居心地いい雰囲気です。

マンマ ミアズ イタリアン

野菜のラザニア。
農耕民族的には野菜に飢えていたので五臓六腑に染み渡りました。大変美味しかったです。

マンマ ミアズ イタリアン

歩行者信号が日本と違います。
赤が停止で青が進めなのは同じですが、日本の青点滅にあたるのが、写真の様に「赤(掌)点滅+カウントダウン」

明日は滝以外を観光した後、街を発ちます。