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下呂温泉からなばなの里へ向かう途中、郡上八幡に1泊し、美山鍾乳洞と水の都を巡ってきました。あいにく雨の2日間でしたが、古い情緒が感じられる街並みや、歴史ある寺社や城、サンプル工房、郡上おどりの実演、水がゆったりと流れる水路や川などを巡り、雨もまた似合う町・郡上八幡を楽しみました。

1泊2日 郡上八幡の旅

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2019/10/18 - 2019/10/19

320位(同エリア635件中)

旅行記グループ 岐阜・静岡を巡る旅

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38

ぷーちゃんさん

下呂温泉からなばなの里へ向かう途中、郡上八幡に1泊し、美山鍾乳洞と水の都を巡ってきました。あいにく雨の2日間でしたが、古い情緒が感じられる街並みや、歴史ある寺社や城、サンプル工房、郡上おどりの実演、水がゆったりと流れる水路や川などを巡り、雨もまた似合う町・郡上八幡を楽しみました。

旅行の満足度
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
自家用車 徒歩
  • 下呂温泉から郡上八幡へ行く途中、車窓から見た飛騨川沿いに創られた渓谷・中山七里。<br />川沿いに大きな岩がゴロゴロころがっていたり、そびえたつ屏風岩を見たりできました。

    下呂温泉から郡上八幡へ行く途中、車窓から見た飛騨川沿いに創られた渓谷・中山七里。
    川沿いに大きな岩がゴロゴロころがっていたり、そびえたつ屏風岩を見たりできました。

  • 下呂温泉から郡上八幡に向かう際に立ち寄った美山鍾乳洞。<br />2000mほど続く洞窟の内、入口から800mほどのエリアを探検しました。その先にも行けるようでしたが、ヘルメットや長靴、ヘッドライトなどの装備をしなくてはならず、今回は諦めました。

    下呂温泉から郡上八幡に向かう際に立ち寄った美山鍾乳洞。
    2000mほど続く洞窟の内、入口から800mほどのエリアを探検しました。その先にも行けるようでしたが、ヘルメットや長靴、ヘッドライトなどの装備をしなくてはならず、今回は諦めました。

  • 2億5千万年かけて創られた大自然は、何物にも負けない素晴らしさでした。入り組んだ洞窟内は石灰岩の姿によっていろいろな名称がついていました。理解しにくい名称もありましたが、どの姿も自然の偉大さを感じることができました。

    2億5千万年かけて創られた大自然は、何物にも負けない素晴らしさでした。入り組んだ洞窟内は石灰岩の姿によっていろいろな名称がついていました。理解しにくい名称もありましたが、どの姿も自然の偉大さを感じることができました。

  • 階段が多くちょっと疲れましたが、平日、雨だったこともあり、他にお客さんがいなくて、洞窟を独り占めできました。

    階段が多くちょっと疲れましたが、平日、雨だったこともあり、他にお客さんがいなくて、洞窟を独り占めできました。

  • 吉田川に架かる新橋のたもとに建つ洋館の建物・郡上八幡旧庁舎記念館。<br />平成の初めまで役場として使用されていた建物で、現在は観光案内所兼休憩所として使われています。郡上八幡を散策する際のマップやパンフレットも揃っています。24時間利用できるロッカーもあり、手ぶらで町の中を散策でき、散策に疲れたら休憩をとることもできます。旧役場の食堂だった場所を利用して食事をしたり、地元の土産物を購入したりすることもできます。私たちは利用しませんでしたが、レンタサイクルもあり、散策する際にまず訪れたい施設です。

    吉田川に架かる新橋のたもとに建つ洋館の建物・郡上八幡旧庁舎記念館。
    平成の初めまで役場として使用されていた建物で、現在は観光案内所兼休憩所として使われています。郡上八幡を散策する際のマップやパンフレットも揃っています。24時間利用できるロッカーもあり、手ぶらで町の中を散策でき、散策に疲れたら休憩をとることもできます。旧役場の食堂だった場所を利用して食事をしたり、地元の土産物を購入したりすることもできます。私たちは利用しませんでしたが、レンタサイクルもあり、散策する際にまず訪れたい施設です。

  • 郡上八幡旧庁舎記念館横を流れる狭い水路・いがわ小径。<br />水路には魚が泳ぎのんびりした景観が楽しめます。水の都・郡上八幡らしさが感じられる風情あるエリアです。昔は水路でものをすすいだり、冷やしたり、おしゃべりをしたりしていたそうですが、最近は観光客も多く訪れるようになり、そういった姿も見られなくなってきているそうです。大正から昭和にかけてどこでも見られた姿が、見られなくなってきていることを寂しく思いました。

    郡上八幡旧庁舎記念館横を流れる狭い水路・いがわ小径。
    水路には魚が泳ぎのんびりした景観が楽しめます。水の都・郡上八幡らしさが感じられる風情あるエリアです。昔は水路でものをすすいだり、冷やしたり、おしゃべりをしたりしていたそうですが、最近は観光客も多く訪れるようになり、そういった姿も見られなくなってきているそうです。大正から昭和にかけてどこでも見られた姿が、見られなくなってきていることを寂しく思いました。

  • 郡上八幡旧庁舎記念館近く、吉田川に架かる新橋。<br />昔から子供たちがこの橋から飛び込むことが、郡上八幡の伝統のように行われていたそうです。橋から水面までは12mほど、最初は岩や低い所から飛び込み、最終的に橋から飛び込むそうです。危険もありますが現在も行われているようで、今でもこのような遊びができる郡上八幡の子供たちを羨ましくも思いました。

    郡上八幡旧庁舎記念館近く、吉田川に架かる新橋。
    昔から子供たちがこの橋から飛び込むことが、郡上八幡の伝統のように行われていたそうです。橋から水面までは12mほど、最初は岩や低い所から飛び込み、最終的に橋から飛び込むそうです。危険もありますが現在も行われているようで、今でもこのような遊びができる郡上八幡の子供たちを羨ましくも思いました。

  • 郡上八幡旧庁舎記念館近くを流れる乙姫川。<br />趣があり、ここも水の都・郡上八幡らしさが感じられました。

    郡上八幡旧庁舎記念館近くを流れる乙姫川。
    趣があり、ここも水の都・郡上八幡らしさが感じられました。

  • 郡上八幡楽芸館<br />1904年に建てられた林療院は、郡上八幡の医療施設として明治から平成にわたるまで貢献してきました。医療器具、診察室、岐阜県初のレントゲン機などが展示してあります。2階には復元された入院室があり、市民ギャラリーでは色鉛筆画展が行われていました。町方文化資料室には満州開拓の資料や昭和の郡上踊りの写真なども展示してありました。疑似洋風建築が目をひく建物です。<br />

    郡上八幡楽芸館
    1904年に建てられた林療院は、郡上八幡の医療施設として明治から平成にわたるまで貢献してきました。医療器具、診察室、岐阜県初のレントゲン機などが展示してあります。2階には復元された入院室があり、市民ギャラリーでは色鉛筆画展が行われていました。町方文化資料室には満州開拓の資料や昭和の郡上踊りの写真なども展示してありました。疑似洋風建築が目をひく建物です。

  • 郡上八幡旧庁舎記念館から2分ほど、乙姫川沿いに建つ左京稲荷神社。 <br />郡上八幡城主の分家に当たる方の守護神が祀られています。百姓一揆で本家が断絶したにもかかわらず、明治維新まで栄えたそうです。入口に立つ説明板には、神社に関する三つの不思議があり、詳細を知っている方を探していますという内容のことが書かれていました。歴史的にロマンが感じられる神社だと思いました。

    郡上八幡旧庁舎記念館から2分ほど、乙姫川沿いに建つ左京稲荷神社。 
    郡上八幡城主の分家に当たる方の守護神が祀られています。百姓一揆で本家が断絶したにもかかわらず、明治維新まで栄えたそうです。入口に立つ説明板には、神社に関する三つの不思議があり、詳細を知っている方を探していますという内容のことが書かれていました。歴史的にロマンが感じられる神社だと思いました。

  • 郡上八幡の地場産業の一つ、食品サンプルを制作しているサンプル工房。町家を改造した建物内では、職人さんがサンプルを制作している様子を見たり、制作されたサンプルが展示されたコーナーを覗いたり、予約すれば実際にサンプルを作ったりすることができます。サンプルがついたキーホルダーやストラップなどを購入することができます。

    郡上八幡の地場産業の一つ、食品サンプルを制作しているサンプル工房。町家を改造した建物内では、職人さんがサンプルを制作している様子を見たり、制作されたサンプルが展示されたコーナーを覗いたり、予約すれば実際にサンプルを作ったりすることができます。サンプルがついたキーホルダーやストラップなどを購入することができます。

  • 天ぷらのサンプルを作る体験に参加しましたが、職人さんが丁寧に優しく教えてくれ、楽しい体験ができました。30分ほどで完成品を持ち帰れるので、郡上八幡の土産物としても面白いと思います。

    天ぷらのサンプルを作る体験に参加しましたが、職人さんが丁寧に優しく教えてくれ、楽しい体験ができました。30分ほどで完成品を持ち帰れるので、郡上八幡の土産物としても面白いと思います。

  • 新町の路地を入ったところに造られているやなか水のこみち。<br />敷き詰められた玉石、垂れ下がった柳、水が流れる水路、趣ある家々、風情が感じられ、なぜかほっとするエリアです。郡上八幡の観光案内やパンフレットなどにも載っている街を象徴する小径です。水の都・郡上八幡らしさが感じられ、雨の日に訪れましたが、雨が似合う小径だと感じました。

    新町の路地を入ったところに造られているやなか水のこみち。
    敷き詰められた玉石、垂れ下がった柳、水が流れる水路、趣ある家々、風情が感じられ、なぜかほっとするエリアです。郡上八幡の観光案内やパンフレットなどにも載っている街を象徴する小径です。水の都・郡上八幡らしさが感じられ、雨の日に訪れましたが、雨が似合う小径だと感じました。

  • 1606年、郡上藩主によって建立された慈恩禅寺。

    1606年、郡上藩主によって建立された慈恩禅寺。

  • 寺の奥庭に造られた茎草園。<br />あまりの美しさに唖然としてしまいました。<br />素晴らしい額縁庭園でした。

    寺の奥庭に造られた茎草園。
    あまりの美しさに唖然としてしまいました。
    素晴らしい額縁庭園でした。

  • 私たち以外に観光客も見られず、庭園を独占、時間が建つのも忘れ見入ってしまいました。

    私たち以外に観光客も見られず、庭園を独占、時間が建つのも忘れ見入ってしまいました。

  • 静寂の中、目をつぶると聞こえてくるのは、滝の水が流れ落ちる音のみ。<br />心が洗われる気持ちになりました。<br />

    静寂の中、目をつぶると聞こえてくるのは、滝の水が流れ落ちる音のみ。
    心が洗われる気持ちになりました。

  • NHKも取材に訪れた庭園だそうで、紅葉にはやや早く、また訪れる機会があったら、次回はぜひ秋に訪れたいと思いました。<br />この庭園だけを鑑賞するために、もう一度郡上八幡を訪れてもいいと思います。

    NHKも取材に訪れた庭園だそうで、紅葉にはやや早く、また訪れる機会があったら、次回はぜひ秋に訪れたいと思いました。
    この庭園だけを鑑賞するために、もう一度郡上八幡を訪れてもいいと思います。

  • 郡上八幡の肴町の通りにある大きな岩の上に建つ白龍稲荷神社。<br />狭い急な階段を上ると小さな木造社殿があります。赤い幟が目印です。削ったような岩は二階建て建物くらいの大きさで、木や草が生えた小山のようでした。階段は雨の日に傘をさすと草木に引っかかるくらい狭かったです。足元に自信がないと上がれない稲荷神社ですが、幟の数から篤く信じられていることが分かりました。

    郡上八幡の肴町の通りにある大きな岩の上に建つ白龍稲荷神社。
    狭い急な階段を上ると小さな木造社殿があります。赤い幟が目印です。削ったような岩は二階建て建物くらいの大きさで、木や草が生えた小山のようでした。階段は雨の日に傘をさすと草木に引っかかるくらい狭かったです。足元に自信がないと上がれない稲荷神社ですが、幟の数から篤く信じられていることが分かりました。

  • 郡上八幡城下町プラザ<br />大型バスの駐車場にもなっている土産物店兼休憩所です。観光バスの出発時間までのわずかな時間にも利用できる飲食店もあり、団体客を当て込んだ施設だと思います。店先では食べ歩き用の饅頭やイワナの燻製、鮎の姿飯などの他、郡上八幡の主だった土産物も販売していました。個人的にはあまり魅力は感じませんでしたが、土産物店や飲食店、トイレ、休憩所もあり便利な施設かもしれません。<br />

    郡上八幡城下町プラザ
    大型バスの駐車場にもなっている土産物店兼休憩所です。観光バスの出発時間までのわずかな時間にも利用できる飲食店もあり、団体客を当て込んだ施設だと思います。店先では食べ歩き用の饅頭やイワナの燻製、鮎の姿飯などの他、郡上八幡の主だった土産物も販売していました。個人的にはあまり魅力は感じませんでしたが、土産物店や飲食店、トイレ、休憩所もあり便利な施設かもしれません。

  • 郡上八幡博覧館。<br />町の歴史やサンプル工芸などの技術、水を生かした文化、30日以上に亘って行われる400年の歴史がある郡上踊りなどについて知ることができるミュージアムです。江戸時代の農民一揆や幕末の凌霜隊、伝統工芸品の釣り道具や郡上紬、水舟や共同井戸など水を中心とした生活、郡上八幡を深く知ることができる面白いミュージアムだと思います。<br />

    郡上八幡博覧館。
    町の歴史やサンプル工芸などの技術、水を生かした文化、30日以上に亘って行われる400年の歴史がある郡上踊りなどについて知ることができるミュージアムです。江戸時代の農民一揆や幕末の凌霜隊、伝統工芸品の釣り道具や郡上紬、水舟や共同井戸など水を中心とした生活、郡上八幡を深く知ることができる面白いミュージアムだと思います。

  • 踊りの期間ではありませんでしたが、館内では1日5回踊りの実演をやっていて、生の踊りを見ることができました。<br />郡上八幡で最も興味深かった博物館です。

    踊りの期間ではありませんでしたが、館内では1日5回踊りの実演をやっていて、生の踊りを見ることができました。
    郡上八幡で最も興味深かった博物館です。

  • 町のあちらこちらで見かける、郡上八幡の生活の知恵が生かされている水舟。<br />湧水を引き込んだ木製の水槽が2段になっていて、上の段は食べ物を洗うために使われ、下の段は汚れ物を洗うために使われます。下に落ちた米は魚のえさになるそうです。水の文化が生かされている郡上八幡だと感じました。

    町のあちらこちらで見かける、郡上八幡の生活の知恵が生かされている水舟。
    湧水を引き込んだ木製の水槽が2段になっていて、上の段は食べ物を洗うために使われ、下の段は汚れ物を洗うために使われます。下に落ちた米は魚のえさになるそうです。水の文化が生かされている郡上八幡だと感じました。

  • 郡上八幡の鍛冶屋町から職人町に向かう突き当りに建つ浄土真宗の寺院・長敬寺。郡上八幡城主・遠藤慶隆の菩提寺です。江戸開城の際には、会津の白虎隊と共に政府軍と戦った凌霜隊士が、獄舎から移された寺でもあります。郡上の歴史を語るうえで、必ず話題となる凌霜隊と大変かかわりが深い寺でもあります。郡上の歴史の1ページに触れることができ感慨深いものがありました。<br />

    郡上八幡の鍛冶屋町から職人町に向かう突き当りに建つ浄土真宗の寺院・長敬寺。郡上八幡城主・遠藤慶隆の菩提寺です。江戸開城の際には、会津の白虎隊と共に政府軍と戦った凌霜隊士が、獄舎から移された寺でもあります。郡上の歴史を語るうえで、必ず話題となる凌霜隊と大変かかわりが深い寺でもあります。郡上の歴史の1ページに触れることができ感慨深いものがありました。

  • 江戸時代、庶民の町として職人の家や商家が建ち並んでいた鍛冶屋町。<br />現在もその面影が見られとても趣が感じられました。家の前には水路が流れ、水の町・郡上八幡らしさも感じられます。こげ茶色の建物、軒下に吊り下げられた消火用のバケツなど、地域の人みんなで街並みを守ろうとする姿が見られます。<br />鍛冶屋町以外にも、柳町、職人町などで昔ながらの家々を見ることができます。昔の街の姿や当時の人々の生活する姿を思い浮かべながら、のんびり散策することをおすすめします。

    江戸時代、庶民の町として職人の家や商家が建ち並んでいた鍛冶屋町。
    現在もその面影が見られとても趣が感じられました。家の前には水路が流れ、水の町・郡上八幡らしさも感じられます。こげ茶色の建物、軒下に吊り下げられた消火用のバケツなど、地域の人みんなで街並みを守ろうとする姿が見られます。
    鍛冶屋町以外にも、柳町、職人町などで昔ながらの家々を見ることができます。昔の街の姿や当時の人々の生活する姿を思い浮かべながら、のんびり散策することをおすすめします。

  • 郡上おどりの像<br />鍛冶屋町と本町が境を接する片隅に、郡上八幡を象徴する郡上おどりの像が造られています。男女が顔に手ぬぐいを巻き、楽しそうに踊っている姿の像です。目を向けるのは観光客ばかりで、地元の人はほとんど目を留めません。地元の人にとって、郡上おどりは見るものではなく、踊るものということなのでしょう。ちなみに郡上では小学校の時から運動会などで郡上おどりが舞われるそうです。<br /><br />

    郡上おどりの像
    鍛冶屋町と本町が境を接する片隅に、郡上八幡を象徴する郡上おどりの像が造られています。男女が顔に手ぬぐいを巻き、楽しそうに踊っている姿の像です。目を向けるのは観光客ばかりで、地元の人はほとんど目を留めません。地元の人にとって、郡上おどりは見るものではなく、踊るものということなのでしょう。ちなみに郡上では小学校の時から運動会などで郡上おどりが舞われるそうです。

  • 郡上八幡の象徴的な湧水・宗祇水。<br />小駄良川に架かる清水橋のすぐそばから湧き出ています。連歌の宗匠・飯野宗祇がここに庵を結んで湧き出る水を利用し、歌を詠んだことから名付けられたそうです。全国名水百選の一番手に指定されたこともあり、町中で湧水を守っています。<br />

    郡上八幡の象徴的な湧水・宗祇水。
    小駄良川に架かる清水橋のすぐそばから湧き出ています。連歌の宗匠・飯野宗祇がここに庵を結んで湧き出る水を利用し、歌を詠んだことから名付けられたそうです。全国名水百選の一番手に指定されたこともあり、町中で湧水を守っています。

  • 宗紙水に向かう途中に造られた石畳、柳とマッチし風情が感じられました。

    宗紙水に向かう途中に造られた石畳、柳とマッチし風情が感じられました。

  • 郡上八幡城のふもとに建つ岸剣神社の階段下で見つけた凌霜隊之碑。<br />幕末、白虎隊と共に新政府軍と戦った凌霜隊士の郷土愛と団結を偲んで建てられた碑です。郷土を必死になって守ろうとした凌霜隊は、今でも郷土の勇士なのかもしれません。

    郡上八幡城のふもとに建つ岸剣神社の階段下で見つけた凌霜隊之碑。
    幕末、白虎隊と共に新政府軍と戦った凌霜隊士の郷土愛と団結を偲んで建てられた碑です。郷土を必死になって守ろうとした凌霜隊は、今でも郷土の勇士なのかもしれません。

  • ホテル積翠園の前庭に建つ宝暦義民の碑。<br />1754年に起こり、5年間にわたって続いた宝暦の百姓一揆で、団結を示した連判状が刻まれています。

    ホテル積翠園の前庭に建つ宝暦義民の碑。
    1754年に起こり、5年間にわたって続いた宝暦の百姓一揆で、団結を示した連判状が刻まれています。

  • 郡上八幡城のふもとに建つホテル積翠園。<br />郡上八幡城まで歩いて15分ほどのところに建っています。<br />

    郡上八幡城のふもとに建つホテル積翠園。
    郡上八幡城まで歩いて15分ほどのところに建っています。

  • 広いベッド、洗面所に2台の洗面台、自宅の浴室より広い浴槽と洗い場、ゆったりしたトイレ、広いソファとプライベートガーデンに面したカウンターなど旅の疲れをいやしてくれる部屋に満足しました。

    広いベッド、洗面所に2台の洗面台、自宅の浴室より広い浴槽と洗い場、ゆったりしたトイレ、広いソファとプライベートガーデンに面したカウンターなど旅の疲れをいやしてくれる部屋に満足しました。

  • 夕食の天然鮎塩焼きや飛騨牛鉄板焼きなど、どれも量が多すぎず美味しかったです。卓上の釜で炊いたご飯は美味しく完食しました。

    夕食の天然鮎塩焼きや飛騨牛鉄板焼きなど、どれも量が多すぎず美味しかったです。卓上の釜で炊いたご飯は美味しく完食しました。

  • 夕食で出た鮎の塩焼きに加え、朝食にも鮎の開きが出ました。<br />郡上八幡らしい一品でした。<br />食事処のスタッフさんは、気の張らない年配の方々で温かさを感じました。

    夕食で出た鮎の塩焼きに加え、朝食にも鮎の開きが出ました。
    郡上八幡らしい一品でした。
    食事処のスタッフさんは、気の張らない年配の方々で温かさを感じました。

  • 郡上八幡での2日目は、サンプル工房での体験から始まりました。<br />体験まで少し時間があったので立ち寄った紙刃楽。<br />文字通り、紙と刃物の店です。<br />今年、海外の友人に送るクリスマスカードを購入しました。<br />

    郡上八幡での2日目は、サンプル工房での体験から始まりました。
    体験まで少し時間があったので立ち寄った紙刃楽。
    文字通り、紙と刃物の店です。
    今年、海外の友人に送るクリスマスカードを購入しました。

  • サンプル体験の後で登った郡上八幡城。<br />今から460年ほど前、戦国時代末期に砦が造られて以降、修復を重ね造り上げられた山城です。歩くたびに床や階段がきしむ音がして木造の城であることが実感できました。4層の天守は、昭和になってから再建されたにもかかわらず、木々に囲まれ趣が感じられました。夜のライトアップされた城も、白く浮き上がっていて趣がありました。城からはかつての城下町や奥美濃の山々が一望できるはずでしたが、雨でもやっていて展望はよくありませんでした。11月にはもみじ祭りも開かれるようですが、10月中旬に訪れたため、紅葉にはやや早くちょっと残念でした。

    サンプル体験の後で登った郡上八幡城。
    今から460年ほど前、戦国時代末期に砦が造られて以降、修復を重ね造り上げられた山城です。歩くたびに床や階段がきしむ音がして木造の城であることが実感できました。4層の天守は、昭和になってから再建されたにもかかわらず、木々に囲まれ趣が感じられました。夜のライトアップされた城も、白く浮き上がっていて趣がありました。城からはかつての城下町や奥美濃の山々が一望できるはずでしたが、雨でもやっていて展望はよくありませんでした。11月にはもみじ祭りも開かれるようですが、10月中旬に訪れたため、紅葉にはやや早くちょっと残念でした。

  • 郡上八幡城の麓に造られた城山公園に建つ山内一豊と妻の銅像。<br />武士の姿をした一豊と馬を引いた千代の大きな像です。良妻、内助の功の代名詞ともいえる千代ですが、近江出身か郡上八幡出身かという論争があり、現在は郡上八幡初代城主の娘という説が有力視されているようです。どちらにせよ、一豊よりも一豊の妻という言葉の方がよく知られているように感じるのは私だけでしょうか。地元では、千代を偲んで像の前で毎年8月に、郡上おどりが舞われるとのことです。今もって千代は郡上八幡を代表する女性なのでしょう。<br />

    郡上八幡城の麓に造られた城山公園に建つ山内一豊と妻の銅像。
    武士の姿をした一豊と馬を引いた千代の大きな像です。良妻、内助の功の代名詞ともいえる千代ですが、近江出身か郡上八幡出身かという論争があり、現在は郡上八幡初代城主の娘という説が有力視されているようです。どちらにせよ、一豊よりも一豊の妻という言葉の方がよく知られているように感じるのは私だけでしょうか。地元では、千代を偲んで像の前で毎年8月に、郡上おどりが舞われるとのことです。今もって千代は郡上八幡を代表する女性なのでしょう。

  • 城山公園の隣に建つ岸剣神社。<br />由来によると1178年に建てられたそうです。町から階段があり、石造りの鳥居に太いしめ縄が掛けられていました。境内は静かで木造瓦屋根の社殿です。観光客は城山公園横の道路を車で上がり郡上八幡城へ行くので、岸剣神社は素通りしているようです。町の歴史に興味のある方は神社隣の秋葉三尺坊悟竹院と共に訪れてはいかがでしょうか。<br />この後、人気の蕎麦屋・そばの平甚で昼食を取り、次の目的地、なばなの里に向かいました。

    城山公園の隣に建つ岸剣神社。
    由来によると1178年に建てられたそうです。町から階段があり、石造りの鳥居に太いしめ縄が掛けられていました。境内は静かで木造瓦屋根の社殿です。観光客は城山公園横の道路を車で上がり郡上八幡城へ行くので、岸剣神社は素通りしているようです。町の歴史に興味のある方は神社隣の秋葉三尺坊悟竹院と共に訪れてはいかがでしょうか。
    この後、人気の蕎麦屋・そばの平甚で昼食を取り、次の目的地、なばなの里に向かいました。

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