タイ＆ベトナム1か月滞在記４　ベトナム・ダナン＆ホイアン編

2018/12/14 - 2019/01/14

今年も乾季のタイに長期滞在。
ほとんど食べた物の記録。
今回はベトナムにも足をのばします。

エリア ホイアン(ベトナム)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 航空会社: タイ・エアアジア
• 旅行の手配内容: 個別手配

12月31日　続き

ドンムアンからエアアジアでダナンに着きました。
小雨が降り、バンコクよりずっと涼しいです。
空港からのタクシーは値段聞いたらぼったくりだったのでgrabにしました。

ピックアップ場所が今いる場所と違っていたりしてちょっと時間はかかりましたが無事到着。

ダナン国際空港 (DAD) 空港

クセの強いホテルです。

宿帳を見ていると、隣に美味しい麺屋さんがあるというので早速行ってみました。

まずは野菜が運ばれてきました。

ミー・トム・ティット

エビと豚肉のミー・クアン 20000ドン(100円)

ミー・ガー

鶏肉のミー・クアン 25000ドン(125円)

このタイプの缶は実に久しぶりに見た。

テーブルの調味料もタイとは違うしまずは慣れねば。

野菜を入れて、レモンを絞り…

いただきます。

なにこれー。おいしー。
米粉の太麺の汁なしのようです。
エビは、しっかりと味が付いていて、豚肉もやわらかー。ピーナッツもいい感じ。上にのってる胡麻せんべいも超おいしー。

バーマイっていうのがお店の名前なのかな？

宿泊ホテルのすぐ隣です。

ホテルの1階はバーになっていて、年越しパーティーが開かれていました。
エスプレッソをいただいたらとっても美味しかったです。(もちろん砂糖なし)

それではよいお年を！

1月1日。

NHKの2度目のベトナム ダナン&ホイアン編で紹介されていたブンチャーカーのお店に行ってきました。

ブンチャーカーホン 地元の料理

メニューをみて上の2つを注文したつもりなんだけど…

こっちが Cha Ca To Lon 25,000ドンで、

こっちが Cha Ca To Nho 20,000ドンかな？

違いがよくわからないです。

トマト、パイナップル、かぼちゃ、たけのこ、さつま揚げ(チャーカー)が入っていて、テレビによると、サバ、カニ、鶏ガラでとったスープらしい。

調味料で自分好みに味付け。
右上のは、マムトム(エビ発酵調味料)。
これを入れろと勧められました。

マムトムと唐辛子を入れて、ライムをたっぷり絞りました。
マムトム入れると全然違う～
これ、名前は国によって違うけど、東南アジアの海のあるところにはどこでもあるのかな？

めちゃくちゃ美味しい。
臭いがダメっていう人もいるかもしれないけど、私は大好き。

この麺はブン。
米粉の丸い麺です。

野菜もたっぷり入れて。
さつま揚げもいろいろあるんですねー。
調味料を入れるごとに味が変わって、最後のスープまで美味しくいただきました。

タイからベトナムに来るとお金の桁が大きくなって、慣れるまで訳わからないな…

ハン市場へ行きました。

市場の中は狭くて人が多いので移動も一苦労。
韓国人がものすごく多い印象。

ハン市場 市場

1階は食べ物、2階は衣料品のようです。
何も買ってないけど、一通り見て回って疲れたので…

市場の外でちょっと休憩。
ドラフトハリダ 25000ドン。
ベトナムは、ビールがとても安くて嬉しいな。

市場の中で、お持ち帰り。
15万ドンもしました。
ちょっと高いなー。

ホテルに持ち帰って、新年の宴会をしました。

1月2日。

朝から、ホイアンへ移動です。
公共交通機関もあるけど、荷物を持って乗り場まで移動しなければならないので、ホテルまでgrab でタクシーを呼びました。374000ドン(約1800円)。
grab を使いこなすととても便利。

ホイアンのホテルに到着。
年を越してもまだクリスマスツリーが飾ってあるのはアジアあるある。
むこうにプールが見えるけど、この季節は無理だな。

こちらが宿泊ホテル。
オーナーはホテルの他にもテーラーを経営してるらしい。さりげなくアピール。
町歩きに便利なマップをくれて、詳しく説明もしてくれました。
まだ午前中にもかかわらず部屋が空いているということでチェックインできてラッキー。

ザ クイン リバーサイド ヴィラ ホテル

今回のベトナム旅行では一番高いですが、1泊1室5000円しないです。
そのかわりカムナム島にあるので、ホイアン中心部からは少し遠いけど、歩いて行ける距離なので問題なし。

荷物を置いて、町までブラブラ歩いて行きました。

お昼は、絶対ここって決めていたバインミーのお店。
NHKの2度目のベトナム ダナン&ホイアン編で紹介されていて、前からずっと行ってみたいと思っていました。
外国人にも大評判なのだそうです。

マダムカーン ザ バインミークイーン 地元の料理

具は、全て手作り。

テレビによると、
チャーシュー、ソーセージ、豚レバーとひき肉のパテ、薄焼き卵、ひき肉とキクラゲの竹辛ソース、チャーシューの煮汁、チリソース、マヨネーズ、きゅうり、パパイヤの酢漬け。

どれもみんな美味しそう。

フランスパンを温めて。

どんどん作ってもひっきりなしに来るお客さん。

ビールも頼んでしまった。

333は、15000ドン。

バインミーは、MIXとチキンにしました。
なぜかチキンの方が高くて25000ドン。
MIXは20000ドン。

こちらはMIX。
うわー、これはテンション上がるわー。
めちゃくちゃ美味しい！

スイカジュースも最高！ 25000ドン。

バインミー・クイーンのお店は行列ができるのも納得の美味しさでした。

徒歩でホイアン市内をブラブラ。

1999年、古い町並みがユネスコの世界遺産に登録されて以来、たいへんな数の観光客が押し寄せているそうで・・・

ホイアンの観光地への入場はその都度入場料を払うのではなく、5枚綴りのチケットを12万ドンで買って、入るたびに1枚ずつ切り取られていくシステム。

私たちはここでチケットを買いましたが、売り場はいっぱいあるようです。

ホイアン旧市街 旧市街・古い町並み

街のあちこちにランタンが。
でも電線が気になる。

こちらは日本橋（来遠橋）。
1593年に日本人によって建てられたと考えられている、屋根付きの頑丈な橋。
日本人町もあったそうなんですが、どこにあったかはよくわからないとか。

来遠橋 (日本橋) 建造物

内部の祠堂。

ランタンには日本語が書かれていました。

橋は通行できますが、入り口にチェックがあり、チケットが必要。

空はどんより曇り空。

グエンタイホック通り。
雨が降って来た！

ギャラリーやカフェがいっぱい並んでいて、観光客もいっぱい。

こちらのカフェで一休み。

砂糖なしにしてねって頼みました。
最近はそういうニーズにも応えてくれるように。

コーヒーを飲みながら外を見ています。
屋台も雨のため移動。

川に小舟が行きかう、風情のある景色。

こちらは廣肇会館。
広州と肇慶の出身者によって建てられた同郷人の集会所だそうです。
商売の神様ということなので、お参りしてきました。

廣肇会館 建造物

9つの頭を持つ龍の像。
タイルで飾られていて、迫力があります。

こちらの壁画は、三国志の三顧の礼。

江沢民さんもいらっしゃったんですね。

こちらはコーヒー屋さん。

これはもしかして、う○こコーヒーでは？

イタチの糞からできているのかな？

普通のコーヒーの何倍もする。

飲んではいないけど、匂いだけ嗅がせてもらいました。

とても甘い独特の香りで、う○ことはとても思えないです。

こちらのハーブティーも、身体によさそうだな・・・

でも美味しいんだろうか？

撮影している横で商売を始めるおばさん。

こちらは、刺しゅうのお店。

刺しゅう糸1本1本で絵を描いていく。まるで写真のよう。
作品の写真撮影はNGでしたが、これでどれほど繊細な作業かは伝わってくると思います。
ホントにベトナム人って手先が器用なんだなー。

観光案内してくれる人力車。

なんだか雨が気になってしまうけど…

クアンタンの家(均勝號)。

300年前に建てられた、かつての中国人の平屋の家。
間口が狭く奥は長い、中庭のあるつくり。

こちらでホワイトローズを作っていました。
エビのすり身を米粉の皮で包んで蒸したもの。

こちらで食べることも出来ます。
他にもワンタンやカオラウも。

ホイアン市場の野菜や果物。

種類がとても豊富です。
ベトナムは野菜不足の心配ないですね。

ホイアン市場から橋を渡って、カムナム島のホテルまで歩いて帰りました。

ホイアン市場 市場

NHKの「世界入りにくい居酒屋」で紹介されていた、MCという居酒屋さんにやってきました。
店主のムオイさんとコさんの頭文字をとって、MCっていう名前にしたそうです。
宿泊しているホテルもここも、旧市街から橋を渡ったカムナム島にあります。そりゃ行かないと。
しかし、雨が降っているので道はドロドロ。
傘をさしながら水たまりをよけつつ進んでいくと・・・

看板が見えてきました。
もっとわかりにくいのかと思ったけど、あっさりと見つかってよかったー。

すでにお客さんがいっぱいいて、もう出来上がっている。
立っているのがコさんかな？

我々が日本人だとわかると、すぐにメニューを持ってきてくれたんだけど、意味不明。

まず熱海でふき出す。

多分日本のテレビ局が取材に来て、TV放送されてから日本人がチラホラ来るようになったので急遽作ったのだと思われる。
しかし、どんな翻訳ソフトを使ったらこんな訳が？

日本人としては、指摘すべきか悩むところだけど・・・ベトナム語は、鶏（ガー）、牛肉（ボー）ぐらいしか分からないから指摘しようがないしなあ。

MUCっていうのがイカだって、以前ベトナムに在住していたお友達に教えてもらったけど・・・まあ、写真をみて類推するしかない。

とにかくまずは、番組でも紹介されていた熱々シーフード鍋を頼むことに。

具は、小松菜、パクチー、青唐辛子、ナマズ、イカ、オクラ、ハマグリ、エビ、牛肉、豆腐、卵。

スープは、紫玉ねぎ、しょうが、唐辛子、レモングラス、タマリンド、パイナップル、トマト、たけのこなどで作っているらしい。

軽く炒めたあと小ねぎを加える。

卵、魚介、肉などを先に煮込み、

最後に野菜を加える。

パイナップルやトマトの酸味が効いた爽やかな寄せ鍋。

お好みでタレをかけて。

卵は、鍋に入れちゃう。タイのチムチュムと一緒ですね。

お店の人が作ってくれるので心配なし。

めちゃくちゃ美味しい?
幸せ。

ビーフンにかけて食べる。

食べ方もゼスチャーで教えてくれるので、言葉が分からなくても何となく理解できました。

もう1品、メニューをみて何とか理解できた鹿肉の炒め物を頼んだら、鹿はないといわれ、代わりに豚肉で作ってくれました。
これもめちゃくちゃ美味しい。
結局、ビール4本で50,000ドン、
鍋が100,000ドン、
炒め物が40,000ドン、
合計190,000ドンでした。
日本円にして2人で950円ぐらい。
安っすー?

地元民でいっぱいの、めちゃくちゃ楽しい居酒屋さんでした。
帰りは雨も止んでいて、気分良く歩いて帰りました。

1月3日。

宿泊ホテルの朝食です。

かなり豪華です。
パンの種類が豊富で、バナナ味のパンケーキが美味しかったです。

オムレツは、注文してから作って持ってきてくれます。

今日はお休みの日にして、次に行くハノイからのツアーをどうするか検討し、ホイアンのシンツーリストに申し込みに行きました。
自転車を貸してくれるので楽ちんです。

夕食は、カムナム島に何軒か集まっているローカルレストランで地元の料理。
どのお店のメニューもほとんど同じみたいなので、適当なところに入る。

カオ・ラウ。
ホイアンのご当地麺で、汁なしうどんみたいだけど、底のほうにカレー味の濃い汁があります。
レタス、もやし、揚げたワンタンの皮、チャーシューがのっていて、ライムを絞っていただきます。

カオソーイほどのインパクトはないけど、やさしい素朴な味。

シジミをむき身にして香草とニンニクであえ、上にピーナッツがかかっている。
なんだかとっても手間のかかってそうな料理だなあ。

一緒に出てきた、ライスペーパーの煎餅にのっけて食べるらしいです。
私は、シジミが泥臭くてちょっと苦手だったかも・・・

チェー・バップ。トウモロコシのチェー。
スープじゃなくてデザートで、上にかかってるのはシロップです。

いきなりのチェーがトウモロコシとは。
でも、これはいける。
デザートにぴったり。

人生初めての味＆料理ばっかりだったな。

1月4日。

ホテルで朝ごはん。
いっぱい食べました。
パンやフルーツが充実してるから嬉しいな。

チェックアウトして、カードで支払おうとしたら、機械の調子が悪くてできないらしい。
ホテルのオーナーがいるテーラーに行って支払ってください、タクシー代は持つからということで、同じ理由で支払えなかった西洋人と一緒にタクシーに乗りこむ。
荷物はホテルで預かってもらった。
テーラーは旧市街にあり、歩かなくて済んでかえってよかったかも。
お店は予想外に混んでいて、外国人観光客にも人気のようでした。

何度も渡った、旧市街とカムナム島を結ぶ橋。

初めて、市場の建物の中に入ってみました。

オーダーメードの洋服を仕立てることもできるようです。

潮州会館。

明郷華先堂。

その前で、アイスクリームロールの屋台が。
冷たい鉄板の上にアイスクリームを敷いて凍らせ、コテでクルクルと巻いていく。
チョコレートソースをかけて完成。

思わず見入ってしまった。

アイスクリームロールを見たあと、明郷華先堂の中に。
明が滅亡した際、ベトナムに逃れた中国人が建てた同郷人の集会所だそうです。

明郷華先堂 建造物

ここはあまり人はいなくてのんびりした感じ。
入場も無料だし穴場かも。
ホイアンには中国人が建てた集会所が多いんですね。

これは本物の料理じゃなくてマグネット。

蚕があったので・・・

絹織物のお店かな？

ココバナっていうティールーム。

アジサイ。
可愛い雑貨がいっぱい。買ってないけど。

アジサイ 3号店 お土産店

ホイアン民俗博物館に入ってみました。
先日買ったチケットが余っていたので、それを使いました。
チケットの有効期限は購入から24時間以内・・・らしい。何の問題もなく入れたけどな・・・

ホイアン民俗博物館 博物館・美術館・ギャラリー

シルクの展示。

建物の構造が面白かったです。

日常の衣服や靴など。

お茶をごちそうになりました。
買おうかなと思ったけど、高いのでやめました。

街を歩いていて見つけた調味料屋さん。
もしかしてNHKの2度目のベトナムに紹介されていたお店では・・・？
たしかに洋服屋にさりげなく売ってるし。

機内持ち込みできる、一番小さいサイズを購入しました。25,000ドン（120円）。

この辣椒醤は、チリソースとかコチュジャンとか書いてるけど、全く別物です。
鍋のつけダレにしたり、麻婆豆腐に入れたり、とにかく万能。

ランタンの街ホイアンは、歩いているだけでも楽しいところでした。

お昼ごはんは、ホイアンの名物だというホワイトローズを食べに行きました。
市内のいくつかのお店でも食べられますが、ここ、その名もホワイトローズレストランが製造卸元だということです。
遅い時間だったので店内は激混みというほどではありませんでした。
日本人のお客さんもチラホラ。

ホワイト ローズ 地元の料理

お店の奥で、手作りしています。

緑の制服なんでしょうか？

ホワイトローズ　70,000ドン。
エビのすり身を、米粉で作った半透明の皮で包んで蒸してあります。
揚げたカリカリのニンニクチップがかかっています。
ヌクマムのタレを付けていただきます。

中身はこんな感じ。
皮がもちっとしていていて、とても美味しいです。

こちらは揚げワンタン　100,000ドン。

揚げたワンタンに、エビや玉ねぎ、キクラゲのあんがかかっています。
トマトやパイナップルの酸味がきいた、甘酸っぱい味。

ごちそうさまでした。

ランチの後、まだ少し時間があるのでお散歩。
ホイアンの街はどこも絵になる。

グエンタイホック通りに戻ると、素敵なショップがあったので入ってみました。
障がい者の団体がオープンした、フェアトレードのお店です。

一つ一つ丁寧に手作りされていて、作業に見入ってしまいました。

どの作品もとても素敵でした。

https://reachingoutvietnam.com/

リーチング アウト アート＆クラフト 専門店

小物入れがかわいかったので思わずパチリ。

歩いてホテルに戻り、荷物をピックアップ。
ホイアンに別れを告げ、grabでタクシーを呼び、ダナン駅まで行きました。

これから列車でハノイに向かいます。