第50回海外旅/パンスタークルーズ[復路]&釜山・その4.パンスタークルーズ.復路前編(釜山～大阪)

2019/04/02 - 2019/04/02

第120部-558冊目　4/5

皆様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。

北海道在住の4トラベラー.ケロケロマニア様から「クルーズに行きませんか」とお声をかけて頂きました。
船好きの私としては、とても嬉しいお誘いです。
てな訳で、今回の船旅は、大阪と韓国釜山を結ぶ国際航路.パンスタードリームで、ケロケロマニア様との豪華？クルーズなんですが、往路は大阪.3月11日出航、復路は4月2日出航.23泊24日の旅となり、会社を解雇されそうなので、一旦帰国して、再び韓国に行き、パンスター復路便に乗ると言う、超変態行程になってしまいました。

本編は午前中、釜山をぶらぶらして、午後、ケロ様と合流。
そして、パンスタークルーズ復路に挑みます。
尚、本編ではケロケロマニア様をケロ様と略させて頂いております。
拙い旅行記ですが、ご覧頂けたら幸いです。

表紙画像‥釜山と大阪を結ぶ「パンスタードリーム」。

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2019年(H31年)3月31日～4月3日 3泊4日

4月2日(火) 第3日目 晴れ
①釜山地下鉄:1号線.老圃行
中央.10:22→凡一.10:31
↓
※徒歩散策.10:35～13:00
↓
②パンスターフェリー:パンスタードリーム.大阪行
釜山.15:00～(船中泊)～大阪.10:00

★宿泊‥パンスタードリーム：デラックスツイン船室。

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釜山都市地下鉄‥w1,200-(130円)
ハルメデジクッパ‥w5,500-(594円)
粉食屋‥w3,000-(324円)
農協ハナロマート‥w7,320-(1,318円)
プンオパン屋台‥w1,000-(108円)
釜山港湾公社‥w21,400-(2,312円)

※w1,000-=108円で計算しております。

エリア 釜山(韓国)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

5:39
おはようございます。
釜山の夜明けです。

東横イン釜山中央駅 ホテル

6:26
明るくなりました。

7:04
お腹すきましたね。
東横インの無料朝食を頂きましょう。

トースト
マーガリン
黄色漬物
韓国海苔
白菜キムチ
オモク炒め
ウインナーソーセージ
韓国野菜サラダ
プチおにぎり
米飯
ワカメスープ
オレンジジュース

今日はゆっくりです。
もう、一眠りします。

9:52
そろそろチェックアウトの時間です。
外を眺めてみると‥

あっ！
あれは‥

ズームしましょう。
今日、我々が乗船する「パンスタードリーム」が、大阪から戻って来ましたよ。

10:00
チェックアウトしました。
お世話になりました。

東横イン釜山中央駅 ホテル

10:19
地下鉄に乗りましょう。

①釜山地下鉄:1号線.
中央.10:22→凡一.10:31
[乗]釜山地下鉄:27-8
※釜山都市地下鉄‥w1,200-(130円)

中央駅 駅

10:31
中央から9分。
凡一(ボミル)で下車。

凡一洞 散歩・街歩き

凡一駅7番出口から現代百貨店に沿った小道をいくと、線路を跨ぐ跨線橋があります。
この跨線橋は映画「友よ チング」に登場する'クリムタリ(雲の橋)'です。

この右側に｢クリムタリパンチプ｣と言うパン屋さんがあります。
防腐剤を使わないドーナツやパンは地元の方に人気だそうです

｢ビリの奴のおごりだ｣
‥と言って走り出したジュンホを追う三人。
映画｢友よチング｣で、チャガルチ市場から凡一洞の三一劇場へ疾走する名シーンです。

このシーンが‥

クリムタリの階段に描かれたのですが、だいぶ、かすれてしまいましたね。

クリムタリから眺めた釜山の街。
正面アーチの橋の上には、凡一ロータリーがあります。

凡一洞界隈は映画の街なんです。

この向かいには、寶林(ボリム)劇場がありました。
凡一洞三大劇場のひとつで、1960～70年代の庶民の娯楽の大殿堂でした。
2007年に映画館としての役目を終え、スーパー.ボリムマートになったのですが、取り壊されてしまいました。

10:43
地下鉄.凡一駅から徒歩10分弱。
またまた来ちゃいました。
釜山で多く食べられるデジクッパ(豚汁かけ飯)の名店‥
凡一洞にある「ハルメクッパ」です。
では、入りましょう。

ハルメクッパッ 韓国料理

デジクッパ(豚肉クッパ)です。

この店の豚肉は丁寧に処理されているので臭みがなく、プルンプルンの豚肉です。
そして、半透明で淡泊なスープはこの店の創業者である'故チェ.スンボクさん'の努力の結晶で、釜山には数多くのデジクッパの店がありますが、この店の味は、どこにもマネできない逸品です。

デジクッパ‥w5,500-(594円)
デジクッパ
辛味噌
アミの塩辛
ニラキムチ
白菜キムチ
玉ねぎ
青唐辛子
ニンニク

いや～「ハルメクッパ」は今回も私を裏切りませんでしたね。
では、歩きましょう。

11:09
家具屋さんの多い界隈をテクテク‥

佐川洞家具通り 散歩・街歩き

あっ！
なんか、花が咲いていますよ。

ツバキですね。
韓国のツバキも見事です。

春ですが、紅葉している木。

11:51
「草梁伝統市場」に着きました。

草染伝統市場(コネスト)
https://www.konest.com/contents/shop_mise_detail.html?id=17319

草梁市場 市場

お豆腐‥
韓国では、このようにして売られています。

チジミ(韓国風お好み焼き)や、ピンデトック(緑豆お好み焼き)を売っていますね。
マッコリにピンデトックが合うんだな。
買っていきましょう。

ピンデトック‥w3,000-(324円)

「農協ハナロマート」
ここのスーパーで、酒を購入。

農協ハナロマート (草梁店) スーパー・コンビニ

12:35
「プンオパン屋台」
たい焼きに似た韓国スイーツ,プンオパン(鮒焼き)を買っていくよ。

おっ！
ここは、3個でw1,000-だ。
ラッキー。

プンオパン(3コ)‥w1,000-(108円)

12:48
そろそろ行かなくては。
釜山駅を通り抜けて‥

釜山駅 駅

フェリーが出航する、国際旅客ターミナルへ向かいましょう。

13:00
国際旅客ターミナルに着きました。
ケロ様は、まだお見えになっていないので、展望フロアへ‥

釜山港国際旅客ターミナル 船系

はい、あちらが、我々が乗船する豪華クルーズ船‥
「パンスタードリーム (PANSTAR DREAM)」です。

所有/運用‥韓国パンスターグループ。
(株)サンスターライン(SANSTAR LINE CO.,LTD.)。

船籍‥大韓民国.済州。
総トン数‥9,723t
全長‥160.0m
全幅‥25.0m

※パンスターフェリー
http://www.panstar.jp/

パンスターフェリー 船系

14:00
さて、往路は3月11日でしたが、復路は約3週間後の4月2日での乗船となります。

ところで、出航1時間前なのですが、ケロ様がいらっしゃいません。
たしか、昨日別れ際に15:30出航と言っていたような気が‥
出航時刻は15:00です。

往路発券時に頂いた、この復路乗船引換券を握りしめてケロ様を待ちます。
ケロ様、早く来てくれぇ～

14:06
あっ、いらっしゃいましたよ。
はぁ、良かった.良かった。

ここで、パスポートを出して乗船手続きと、釜山のポートチャージ&燃油サーチャージ‥合計ｗ21,400-支払います。
ちなみに、大切に保管していた復路引換券は必要ありませんでした。

乗船手続き完了。

P.ボーディングパス(回収用+船客用控)。
A.(空欄)
B.ブレックファースト券。
D.ディナー券。

往路と同じく、これらがセットになった券を頂きました。

名残惜しいですが、出国審査を受けて‥

15:00
乗船しましょう。
～って、もう出航時刻なんですが‥

②パンスターフェリー:パンスタードリーム.大阪行
釜山.15:00～(船中泊)～大阪.10:00

いつもなら、案内所で上級船室のキーを受け取る富裕層を横目に自分の城(2段ベッドor大部屋和室)に向かうのですが、今日の我々は違いますぞ。

富裕層に混じってキーを受け取り、我々の城となる船室へ‥

106号室は‥
あっ、ここですね。
なんと、往路と同じ客室です。

救命胴衣着用法。

これは重要です。
よく見て、足早に‥

15:06
甲板へ。
もう出航時刻を過ぎています。
起立して、神聖なる出航の儀(単に眺めるだけ)に参列する筆者。

15:07
ゴゴゴゴォー
定刻より7分遅れて出航です。
ホーサーがまだつながれたままですが、離岸しています。

※ホーサー‥係留用ロープ

船体を少し岸壁から離したところで、ホーサーが‥

ビットから外されました。

※ビット‥係留用鉄杭

ラインマンの方々がお手を振って下さっています。

さよならぁ～

※ラインマンとは？
船の接岸.離岸時に、ホーサー(係留用ロープ)を岸壁のビット(係留用鉄杭)にかけたり、そこから放したりするサポート業務(綱取り放し作業)に携わる人のことを言います。

釜山の街が離れていきます。

さて、この儀式の様子はケロ様の旅行記で面白おかしくあげております。
よろしかったら、お立ち寄り願います。
　↓　↓　↓　↓
2019春・平成最後の海外旅行（パート８：パンスタードリーム（復路）乗船後、名古屋まで）
https://4travel.jp/travelogue/11479999

復路、最初のイベント。
釜山港大橋が近づいてきました。

釜山港大橋をくぐります。

釜山港大橋は、2014年5月22日に開通しました。
全長3331m、主塔高は190mあり、韓国最長の鋼合成斜張橋だそうです。

釜山港大橋 建造物

15:22
韓国よ。
さらばじゃ。

船室に戻りました。
「デラックススイート船室」
パンスタードリーム上から2番目のクラスにあたる上級船室です。

シティホテルのツインルームよりやや狭いですが、我々には贅沢な船室です。

そして、ベッドの上にこんなものが？
船長のサイン入りメッセージカードと、箱の中には、ウェルカムキャンディが入っていました。

個室には、温水シャワー･ウォッシュレットトイレ･洗面台があります。

そして、窓‥
客室から玄海灘や瀬戸内海の景色を眺められます。
窓は船旅の重要アイテムですね。

さて、本来なら、恒例の船内視察を行うのですが、往路で済ませてあるので、復路では省略させて頂きます。
船内設備についてはコチラをご覧頂けたら幸いです。
　↓　↓　↓　↓
第49回海外旅/パンスタークルーズ[往路]&ソウル・その2.パンスタードリーム乗船記.前編(大阪～釜山)。
https://4travel.jp/travelogue/11541451

上級船客専用ラウンジから、無料の飲み物とお菓子を失敬してきました。

ホットコーヒー
ミネラルウォーター
韓国菓子

船室で、ブレイクするケロ様と筆者。

往路はケロ様を、船内であちこち引きずりまわしましたからね。
復路はゆっくりして頂きましょう。

16:43
釜山出航から1時間36分。

あっ！
右側赤矢印下の陸地は‥

ズームしてみましょう。
我が国日本の領土「対馬」ですよ。
日本の領海に入ったようです。

今日の玄界灘は、0.8mの波です。
船体動揺もなく、快適なクルーズを楽しんでおります。

船内大浴場です。
風呂に入れるのは、船旅の醍醐味ですね。

ひと風呂浴びて‥

16:55
湯上がりの一杯といきましょう。
韓国の船なのに、韓国ビールが販売されていないので、ハイトとカスビールを用意しておきました。
そして、釜山の大衆酒と言ったら、この'センタッマッコリ'です。
マッコリにはピンデトックが合うんです。

センタッマッコリ‥w1,280-(139円)
ハイトビール‥w1,510-(163円)
カスビール‥w1,510-(163円)
ピンデトック‥w3,000-(324円)

※この時点では、韓国ビールがなく、船内で販売されていたのはアサヒ等の日本のビールだけでしたが、日韓情勢が悪くなり、日本製品不買運動が広げられているので、今はどうなっているのかわかりません。

では、ゴンベ！

酒を酌み交わしながら談笑する二人。
船内でのんびり寛ぎます。
往路とは大違い‥

クルーズディナーのお時間です。

船旅では、カップ麺が主体の筆者ですが、今夜は、メインダイニングでディナー.ざます。
本日のディナーと明日のブレックファーストのメニューが表示されています。

18:25
「パンスタードリーム」の食事は、ビッフェ形式です。
今日も、ひと通りとってきましたよ。
頂くザマス。

カツカレー
福神漬
米飯
韓国惣菜各種
ごまの葉
キムチ
ピザ
キノコのプルコギ
鶏肉の炒め
トマトのパスタ
シーザサラダ
オレンジ
パイナップル
イチゴ
うどん
味噌汁

相変わらず、スクリーンには「早く食べ終われ」と言わんばかりの終了時間の表示が‥

あと20分。
急げぇ～
料理をかきこむ二人であります。

18:50
さて、夕日を見たかったのですが‥
あぁ～、遅かった。
もう、日が沈んでしまっていました。

黄昏れて、終了～

日本の大阪と、韓国釜山を結ぶ国際航路。
飛行機だと所要1時間ほどの距離を、18時間以上かかります。
しかし、これがまた良いのです。

20:11
メインダイニングに併設されている、エンターテイメントステージ「マスカレード」で夜のショータイムが始まりましたよ。
赤いスーツの司会者の方が、きみまろさんに見えますね。

このショーの様子は、客室のモニターで見ることができるんです。
今日は、客室から高みの見物といきましょう。

まずは、ウクライナ美人による生演奏です。
その後、マジックショー・パンスター女性事務部員の歌唱・船客出演のカラオケ大会と続きます。

ちょっと、会場を覗いてみると‥

今日は、女子高の団体様が乗船されておりまして、学生のお姉ちゃん達、もう、テンション上がりまくりで楽しんでおられます。
いやぁ、若さに圧倒されますな。

20:58
どっぷりと日が暮れ、夜のクルーズが始まりました。

あっ、ショーが終わったようですね。
ステージを清掃している男性事務部員様の姿に哀愁感が漂っています。

関門海峡を航行中。
さて、次のイベントは‥

あっ！
近づいて来ましたよ。

本州と九州を結ぶ「関門橋」です。

関門橋は、関門海峡の最狭部である下関市壇之浦と北九州市門司区門司を結ぶ橋長1,068m)の海上橋で、昭和48年11月14日に開通しました。

21:11
関門橋を抜けました。
パンスタードリームはこの後、瀬戸内海に入って大阪に向かいます。
船室に戻って寝ることにしましょう。

続きは次回です。
拙い旅行記をご覧下さいまして、誠にありがとうございました。

つづく。

関門橋 名所・史跡

この旅行記へのコメント （2）

• ケロケロマニアさん 2019/11/20 22:55:18

  あの日の朝の様子

  こんばんは。
  南瓜の出荷作業で忙しい毎日を過ごしておりまして、コメントが遅れましたことをお詫び申し上げます。
  
  あの日の朝の様子、まずはホテルからパンスターを眺められていたんですね！その後は凡一洞でのテジクッパ、今回は釜山名物としては頂くことが出来ませんでしたので、次回の訪釜の際には、ご紹介されているお店に是非足を運ばせて頂きたいなと思いました。
  
  そしていよいよ復路の乗船ですが、それに際して、私は出港時刻を30分勘違いしていて、気を揉まれたことかと思います。この場をお借りして、到着が遅くなりましたことを心よりお詫び申し上げます。
  
  船内では、あの慌ただしい夕食（お陰で日の入りを見逃してしまいましたし…(-_-;)。）よりも、オーヤさんから御馳走になった前菜的なプンオパンやピンデトックの方がずっと美味しく感じました。最後までお世話になりっぱなしで、改めて恐縮の極みでございます。
  
  
  それにしても、カエルさんの絵が日進月歩で進化されているように感じます。これからも”カエル道”を邁進して頂けたら嬉しいです( ´∀｀ )。
  
  
  ｂｙケロケロマニア

  オーヤシクタンさん からの返信 2019/11/21 21:44:50

  Re: あの日の朝の様子

  ケロケロマニア様、こんばんは。
  オーヤシクタンでございます。
  
  関東も寒くなってきました。
  パンスターに乗った時は、これから暑くなると言う時でしたから、月日が経つのは早いものだと実感しますね。
  
  私がよく泊まる東横インからは釜山港がよく見えます。
  あの日の朝、大阪から戻って来たパンスターがよく見えました。
  
  凡一洞でのテジクッパ‥
  私が必ず行くお店なんです。
  ミルミョンにデジクッパは、戦争で食料が不足したのがきっかけで、誕生し、今は釜山名物となりました。
  釜山にはたくさんのデジクッパ屋さんがありますが、凡一洞の「ハルメクッパ」は他とは違います。
  機会がありましたら、是非、行かれてみて下さい。
  
  そして、復路の乗船ですが、実は私も大阪と同じ15:30と勘違いしていて、港に着いてから気づいたのです。
  たしか、ケロ様も15:30と言ってたよな‥と、思いつつも、結果的には余裕でしたね。
  往路は色々と取材で慌ただしかったので、復路はプンオパンやピンデトックをつまみながらノンビリした時間を過ごせました。
  夕食と日の入りが重なってしまい、日の入りを見逃してしまいましたが、海が荒れず快適なクルーズになったので良しとしましょう。
  
  カエルさんの絵はイラスト集を参考に描きました。
  今後も”カエル道”を邁進して参る次第でございます。
  この数作後に、カエル様が多数登場する作品がありますので、ご期待頂けたら幸いです。
  ありがとうございました。
  
  オーヤシクタン。