2019/10/09 - 2019/10/14
1186位(同エリア4774件中)
gamzeさん
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- 旅行記44冊
- クチコミ29件
- Q&A回答5件
- 60,245アクセス
- フォロワー11人
滞在3日目は、まずは旧市街を巡ります。
小高い丘にあるスレイマニエ・ジャーミーから、合羽橋のような道具街、さらにグランド・バザールに下ってハンを訪れ、そこからエジプシャン・バザールを抜けてガラタ橋へ。橋を渡ったらカラキョイの魚市場へ抜けるという、時間のない人にもオススメな黄金コースです。
この日のグルメは、朝はカラキョイの職人たちに愛されているピデ屋。ランチは黒海地方の料理を扱うロカンタへ。ディナーはボスフォラス海峡の入り口近くにある、イスタンブールで一番美味しいアンテップ料理を食べさせるくれるという高級レストランへ行きました!
①出発からブルサへ
https://4travel.jp/travelogue/11555064
②ブルサ観光(ジュマールクズック、ブルサ市内)
https://4travel.jp/travelogue/11557214
③イスタンブール(ガラタ塔付近、イスティクラル通り)
https://4travel.jp/travelogue/11557727
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
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前夜、夜遅くに帰って来た私たちですが、今日も早起きしてガシガシ歩きます!
丘の上にあるガラタ塔近くのアパルトマンから、カラキョイ方向に坂を下ります。この写真の通りはBankalar Caddesi バンカラル・ジャッデスィ(銀行通り)と言って、オスマン帝国時代の金融の中心地。銀行や証券取引所、保険会社が本社を置いていたそうです。
かつての銀行をリノベーションしてホテルになっている建物もあるようで、いつか泊まってみたいものです。 -
朽ちそうですが、一応現役。そこがイスタンブールのすごいところ。
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タイムスリップしたかのような雰囲気の路地。
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朝食のお目当ては、こちら。
bankalar caddesi pide salonu(バンカラル ジャッデスィ ピデ サロヌ)
https://m.facebook.com/bankalarcaddesipidesalonu/?locale2=tr_TR
ピデ屋さんです。ピデはピザにも似てますが、ピザです、とも言いにくい…。
こちらのお店はもちろんピデも美味しいようですが、実はメネメンが美味しい店で検索して見つけたのです。メネメンとは小鍋で作る卵料理ですが、トマトやシシトウ、チーズなどが混ぜてあり、半生に近いゆるゆる状態で混ぜて食べるもの。トルコの朝ごはんの定番です。
職人街で早朝から営業しているピデ屋さんが、美味しくないわけがありません!実際、ひっきりなしに注文が入ります。期待出来そう! -
店には窯があり、注文を受けてからここでピデを焼きます。あっという間すぎてうまく撮影できませんでした。
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まずはチョルバ(スープ)から。朝からチョルバを飲むと元気が出ます。こちらはエゾゲリン・チョルバス。花嫁のスープと言われるものです。ひきわり小麦やレンズ豆の入った、プチプチ食感のスープ。焼き立てのパンもめちゃくちゃ美味しそうですが、ピデが食べられなくなりそうなので、やめておきます。
スープの味は、、、
チョーック ギュゼル!! めちゃくちゃ美味しい~!! -
はい、こちらが出来立てのメネメン。熱々です! 卵がゆるくて、置かれた瞬間に中身が動いてますね。笑
前評判の通り、こちらも最高!! 美味しいです。大好きなので、我が家でもたまに作りますが、トロトロに仕上げるのがなかなか難しいのです。 -
そしてこちらがピデ。舟形が特徴で、パンの上に具材が乗っているのもありますが、ここの店は中に具材が入っています。中身は、パストゥルマ。同行者に味を試してもらいたくて、また私も久々に食べたくてこれにしました。
パストゥルマは要はパストラミなんですが、トルコのパストゥルマはクミン、パプリカ、にんにく、塩のペーストを牛肉の塊に塗り、天日干しして作る古来からの保存食です。カイセリのパストゥルマが有名で、一度現地で食べたパストゥルマが未だに忘れられないくらい美味しかった。
しかし保存食なので、かなり塩分がきつい。もちもち熱々でとっても美味なんですが、量がすごいのと塩分とで、2人でも全て食べ切れませんでした~。お店のお兄さんに、食べ切れなくてごめんと言うと、チョルバを飲んだからだよ、と突っ込まれました。たしかに、欲張りすぎましたね…。全部で57TL。
でも味は最高に美味しかったので、カラキョイ付近に宿泊している人はぜひ行ってみてください!朝早くからやってます。
お店を出て、カラキョイのトラムヴァイ乗り場まで歩きます! カラキョイまでの道は電気屋さんや、工具、部品を扱う店が立ち並び、まるで一昔前の秋葉原電気街。昨年もこの道を息子と歩きましたが、職人街は生活感があり、楽しいですね。 -
カラキョイからトラムヴァイに乗り、一気にスレイマニエ・ジャーミーを目指します。下車したのは、laleli-üniversite ラーレリ・ユニヴェルスィテ駅。イスタンブール大学の最寄りです。
ここからスレイマニエを目指そうと歩いていてたまたま見つけたのが、ベヤジッド二世トルコハマム文化博物館(直訳)。イスタンブール大学文学部のとなりにあります。
II Bayezid Türk Hamam Kültürü Müzesi
https://muzeyum.istanbul.edu.tr/tr/content/muzeler/ii.-bayezid-turk-hamam-kulturu-muzesi
超マイナーな博物館だと思いますので念のため、開館は9:30-16:30(月曜休み)、無料です。 -
引きで外観写真を撮ればよかったですが、うっかり……。屋根として二つのドームが並んでいるのが特徴のハマムで、とにかく、とても広い。
しかし内部はほとんどピカピカに修復されてしまい、歴史を感じるのはとても難しい(ごく一部に遺跡が残されている。たとえば写真の天井装飾付近の色濃い部分などそのような?)。何も前知識なく入ったので、完全にレプリカかと……汗。
16世紀に作られたそうなのでかなり歴史のあるハマムですが、観光情報で見かけたことがなく、存在自体を全く知りませんでした。イスタンブール大学所有なのかしら。 -
トイレの天井のドームが一番歴史を感じました。笑
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ハマム中央のギョベッキタシュ(温められた大理石の台のようなもので、その上に寝転がってアカスリなどを受ける)の上はハマムグッズなどが展示されるコーナーになっていて、これはなかなか楽しい。
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各部屋に展示がありますが、いかんせんメリハリがない。正直、だんだん飽きてきます。
とはいえ、まあまあ面白かったので、ハマムについて知りたい方はぜひ訪れてみてください。
さあ、ようやくスレイマニエ・ジャーミーに向かいましょう。 -
街中を歩いていると、突如こんな建物が現れるから、イスタンブールの旧市街は面白い。くぐり抜けたらタイムスリップしてしまいそう!
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スレイマニエに続く道は、コートやジャンパーの問屋街でした。ひたすら問屋さんが続きます。
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かなり古そうな家。二階より上はほとんどぼろぼろですが、一階や半地下は営業中。危なくないのかな?
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ジャンパー屋街を抜けると、あ!スレイマニエが見えてきた!
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スレイマニエを訪れるのは15年ぶり。徒歩でのアクセスはあまり良くないですが、こうして目の前にするとやはりその大きさは壮観です。
スレイマニエ・ジャーミーは、かのスレイマン1世の命により大建築家ミーマール・スィナンが1550年に設計し、1557年に完成したモスクです。オスマン建築の傑作と言われており、もちろん世界遺産に登録されています。旧市街の丘の上にあるため、とても目立ちます。 -
ブルーモスクが工事中のためか、朝からたくさんの人が訪れていました。
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全景を写真に収めるのが難しい!大迫力!!
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天井のドーム。スレイマニエは赤が基調ですね。絶賛工事中のブルーモスクのほうが個人的には好みでした。
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あまりに大きくて天井のほうまで写真に収まりませんが、天井の高さと、この明るさ!
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扉の装飾が素晴らしかったです。寄木細工も、銀の透し彫り?も、幾何学模様の組み木(パズルのように組み合わさり、パーツが動くようになっているのではなかろうか、とブルサで得た知識を確認したが、ここのは動かなかった)も、どれもものすごい技術を集めて作られています。そんなところに着目したのはブルサのイェシルジャーミーの警備さんのおかげ!笑
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スレイマニエのステキなところは、内部だけでなく、庭園から見るこの景色です。高台にあるため、眺めがよい。ガラタ塔が遠くのほうに見えますね。建物は増えたでしょうけれど、ガラタ塔や湾の形は変わらないわけで、大昔の人も同じ景色を見ていたのかも!エモい!
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スレイマニエから坂を下り、問屋街に向かう途中に、ミーマール・スィナンのお墓を発見!
ミーマール・スィナンとは、オスマン帝国が誇る大建築家。まさにスレイマニエを建てたそのお方ですね。偶然出会えてラッキー。 -
そこからしばらくは、ベルトの留め具の問屋街。マニアックすぎる! デザインの多様さにびっくり。オシャレ!
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そこからさらに下ると、今度は食器やチャイグラス、チャイダンルク(チャイを淹れるための二段式やかん)、キッチン用品などの問屋街に。浅草の合羽橋みたいですね。
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さまざまな種類のチャイダンルクが売られています。
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ホーロー製のチャイダンルクも。可愛い~!
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中には、チャイダンルクの蓋や持ち手などのパーツがたくさん売られている店も。修理に使うんですね。
店内の写真を撮るときは一応許可を得ていますが、チャイダンルクの持ち手の写真を嬉々として撮る日本人、わけがわからなかったでしょうね……。 -
問屋街では同行者とは別行動で買い物に集中!笑
そして、ずっとほしくて、でも気に入ったのがなくて何年も悩んでいたチャイダンルク、ついに納得いくのを見つけました! 一番小さなサイズで、懸案の持ち手の出っ張りが少なく、我が家のキッチンで使っても浮きません。写真の箱は持ち手が赤ですが、私が買ったのは黒。早速、チャイを淹れるのに使っています!!65TL、これで1300円くらい。格安です。 -
同じ店で、チャイの受け皿も買いました。問屋なのでバラでは売ってもらえず、6枚セット。磁器のクラシカルなデザインが一番好き。24TLなので、1枚80円くらいかな。買い物に大満足したところで、グランドバザールに向かいます!
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途中、喉が渇いてジューススタンドで一休み。ザクロジュース、惜しみなく果実を使って一杯5TL。2人でシェアしました。
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酸っぱ苦くて目が覚める!笑
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また違う商品の問屋街が次々続きます。もう目移りはさせずに、とにかく目的地に向かいましょう。笑
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グランドバザールが近くなるにつれて、人混みが急激に増えたようです。パンタロン問屋を抜けて……。
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商店の間に、ようやく小さな入り口を見つけました!
グランドバザールは、トルコ語ではカパル・チャルシュ(屋根付きの・閉じられた、市場)。ウィキによりますと、《1455年から1461年にかけ、当時のオスマン帝国皇帝のメフメト2世の命により建設された。16世紀のスレイマン大帝の時代に大幅に拡張され、1894年の地震で損傷したが修復されて現在に至る。広さ30,700平方メートルで、66の街路、4000の店舗がある。宝石類、陶器、香辛料、絨毯類を扱う業者が、業種ごとに同じ街路に集中して出店している。》とのこと。あまりに有名なり観光スポットで、歴史に着目してこなかったけれど、こう聞くとまさに生きた歴史の中を歩いている感じがしてきます。 -
グランドバザールの通路はまさにカオス。あまりに久々で、こんなに通路狭かったっけ?と、初めて来たような気分です。でも、昔と違ってほとんど客引の声がかからず、落ち着いて歩けました(三年連続でイスタンブールでは客引きに会わなかった!)。
グランドバザールに行ったら、バザールに敷設するハンを訪れたいと思っていました。工房などが今もあるとのことなので、ちょっと見てみたいなと。
入り口付近の店の人が、親切にもバザールのわかりやすい地図をくれました。次に来るときは買い物するね!と御礼をして、一番近くのハンに向かいます。
もらった地図は、こちらからも見られます。
https://www.kapalicarsi.com.tr/harita.jpg -
ハンに抜けるゲート。一気に世界が変わります。
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ここはおそらくCebeci Hanジェベジハンだったかと思われます。緑の木陰があり、バザールの喧騒が嘘みたいに静かな中庭。
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2階部分にもお店があるので、ちょっと見てみましょう。
右手は何やら金属のパーツに加工を施している男の子、奥の手すりに絨毯がかけられているあたりの店は、オヤやキリム、アンティークの刺繍布や陶器など、トルコ各地の手仕事を集めたような雑貨屋さん。日本人好みなラインナップだなと思ったら、日本人も買い付けに来るとか。
オーナーが、古いオヤやスカーフ、男性が使うオヤスカーフなど珍しいものもたくさん見せてくれて大変楽しかったのに、肝心のショップカードをもらいそびれてしまいました。いつか時間がある旅の時に、また訪れたいものです。 -
2階の奥まで行くと、さらに上に行く階段があったので登ります。
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上の階は、階とは言えないくらいぼろぼろの遺跡のようでしたが、小さな工場がありました。
こちらは窓の鉄格子を作る(修理かも?)工房のおじさんたち。中を少し覗かせてもらいました。あまりに味のある素敵な職人さんたちで、思わず「写真撮らせて!」と頼んだら、少し照れながらも応じてくれました。
おじさまいわく、こうした工房は今はかなり少なく、別の場所に作業場を設けている人が多いらしい。 -
こちらはさらに上にあった別の工房。バザールの出口があったということは、斜面を使ってハンを建てているのかな? もしくは建て増し? 不思議な構造です。
このおじさまは何を作っているのだろう。宗教儀式に使う何かかな。聞きたかったけど、写真の許可もらったタイミングで来客があり、忙しそうで聞けなかった。 -
工場の横に並ぶ品々。
グランドバザールでは、素敵なおじさまたちとお話しするのが楽しかったし、いろいろ勉強になりました。 -
これはグランドバザールからエジプシャンバザールに抜ける商店街だったかな? 旧市街の喧騒は疲れるけれど、この雰囲気は嫌いではありません。
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狭い問屋街にて、突如現れたモスクの入り口と、いるだけで絵になるおじさん。壁に書いてある文字を拡大したら、1760年に建てられたと書いてありました……!
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グランドバザールから続く問屋街をひたすら歩いていくと、エジプシャンバザールに到着。激混み……。
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ドライフルーツやナッツなどが色鮮やかですが、ここでは心惹かれるものは目に留まりませんでした。
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エジプシャンバザールを抜けたら、もうエミノニュ埠頭です! サバサンドの屋台が今日も賑わってます。
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この風景を見るために、イスタンブールを定期的に訪れたい。それくらい好きな眺め。
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ガラタ橋を渡り、カラキョイ埠頭の裏手にあるBalık pazarı バルック・パザルに来ました。
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トルコの野菜ってなんだか色が鮮やかではありませんか? あちこちで野菜を目にしましたが、原色の主張を感じます。あと、サイズも大きい!
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大声で客に呼びかけながら魚に水を勢いよくぶっかけるおじさん。びっくりするくらい迫力があります。
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カタクチイワシに衣をつけて次々揚げていくお兄さん。今日は食べられないけど、すっごく美味しそうなのでいつか絶対に食べに来たい。
ここでカタクチイワシを食べなかったのには理由がありまして……。 -
イスティクラル通りの脇道にある、カラデニズ(黒海)地方の料理を出すロカンタに行くからなのです。
Hayvore Karadeniz mutfağı
http://hayvore.com.tr/
Hayvoreハイボレというロカンタで、ガラタ高校の並びで、少しタクシム広場寄りに進んだ脇道にあります。
どうしても滞在中にhamsili pilavıハムスィリピラウ(あとで思えば私が食べたかったのはhamsi tava でした)が食べたくて、前日にホストファミリーにこの店を教えてもらったのでした。
ここでは、hamsili pilavıカタクチイワシのピラフ、balık çorbasıバルックチョルバ=魚のスープ、mücver ミュジベルという野菜のおやきを頼みました。
時間はもう14時半。18時にディナーの予約を入れているのに、時間配分を完全に誤りましたね…。
ここで食べた魚のスープも、ハムスィリピラウも、懐かしの家庭料理ミュジベルも、どれも大変美味しくて、きっと日本人の口にも合うことでしょう!魚のスープが野菜と魚の出汁でとても優しい味で、疲れた胃を癒してくれる感じがしました。
肝心のハムスィリピラウも美味しかったのですが、私が本当に食べたかったハムスィ タワのほうが香ばしさがあって、求めていた味だったはずです。次回のお楽しみにしましょう。会計は78TL。 -
18時にディナーの約束をしているので、それまでの間に、スーパーで買い物をすることにしました。
場所はタクシムからメトロM2線で4駅目にあるLevent レベント駅。それより手前のシシリ駅にもジェバーヒルモールがありますが、今回はお初のカンヨンに。
時間があれば各階をくまなく見たかったけれど、私たちは時間がないので、Macro centerマクロセンターという高級スーパーに直行します!
スープの素やチャイの茶葉、ドライフルーツ、冷蔵品だけどカイマッククリームやバターも入手しましたよ。
同じ階には、ガラス製品の老舗パシャバフチェの店舗やハイセンスな雑貨や服のセレクトショップも。定番ではない良いものをお土産に買いたい人にはかなりおすすめです。 -
カンヨンを後にし、そこからタクシーで一気にSarıyer サルイェル地区に移動します。ボスフォラスクルーズでUターンする場所よりさらに黒海寄りのエリアです。
本日のメインイベント、親友の姪っ子ちゃんたちとアンテップ料理の有名レストランに行く!のため移動しているわけですが、タクシー内でまさかのネットが不通に……。ネットが使える前提で移動していたので、なんと店の住所がわからない! 今までの旅ではアドレスくらいメモするなり、地図をチェックして臨んでいたけれど、常時ネットに接続している安心感でそれを怠っていたのです。
幸い、タクシーの運転手さんが店を知っていたので、途中迷いながら、調べながらもなんとかたどり着けて本当に良かった……。
到着した店は海岸沿いにあり、地元の人たちが犬を散歩させたり、釣りをしたり、のんびり過ごしていました。いいところだなあ。 -
訪れたのは、こちら。アンテップ地方の料理でイスタンブールNo.1レストランにも選ばれた、
Kaşıbeyaz Bosphorus カシュベヤズ ボスフォラス
http://www.kasibeyaz.com.tr/kasibeyaz-bosphorus
店の前には次々と車が横付けされ、ドレスアップした一家が入っていきます。海岸沿いのこのお店のウリは料理はもちろん、この景色でしょうね。
今回ガジアンテップ行きを断念した我々のために、ここが一番というお店を友人が予約してくれたのです。本当は友人がアンカラから来てくれる予定が、仕事のために難しくなり、彼女の姪っ子である才媛2人を送り込んでくれたのでした。 -
おそらく友人が予約時に、日本から大切な友人が来るのでよろしく頼むと念を押したのではないでしょうか。そう思わないと理解できないくらいのサービスで、ちょっとびっくり。高級店とはいえ、女子高生を連れたラフな感じのアジア人に、普通はそこまでしないだろうと思うので……。
まずは前菜メゼを少しずついただきます。4人で食べきれないほどの量です。 -
取り分けた前菜。チーキョフテ、スベリヒユのヨーグルト和え、インゲンのオリーブオイル煮、イチリキョフテ、トマトとザクロとクルミのサラダ、ナスのペースト、右下のはラフマジュンと、一見、珍しくもないラインナップですが、食べると味がかなり個性的でした。
アンテップはピスタチオの産地として世界的に有名で、料理にもピスタチオがふんだんに使われています。それからくるみも。さらに、イチリキョフテ、サラダ(くるみやざくろがゴロゴロ!)、ラフマジュンにはくるみとザクロ酢が使われていて、少し甘酸っぱさのある全く食べたことのない味付けでとても新鮮~。めちゃくちゃ美味しい~! チーキョフテも、こんなに上品な味のを食べたことがありません。未踏の地の珍しい味付けが、本当に美味しかったです。
これだけでもかなりの量ですが、さらにメインの肉料理をもみんなで少しずつシェアすることに。南東部のスパイシーなケバブから数種類ーーウルファケバブや、クレープのように薄い生地に包まれたケバブ(ベイティケバブでしょうか)など(残念ながら料理名をきちんとメモしていなくて不明確)、どれももちろん美味しくて、胃に余裕があれば~!と悔しくなりました。
でも本当は、Ali Nazikアリナージキというアンテップ独特のケバブを一番食べたかったのです。シェフの考えがあるようでしたので今回は余計なことは言うまいと断念しました。いや、ガジアンテップに行って食べたいから、むしろ食べられなくてよかったかも!(前向き) -
絢爛豪華な雰囲気の店内は公式サイトからご覧いただくとして、窓際の席からは対岸の家々が夕陽に染まるのを見ることができました。
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最後に、こんなに満腹だけどどうしても食べたかったデザート、katmerカトメルを注文! 本来、ガジアンテップはバクラワが超有名なんですが、最近まで存在すら知らなかった謎のスイーツ、カトメルに興味津々だったのです。
カトメルは、薄く延ばした生地にたっぷりのピスタチオ、カイマック、砂糖を入れて四角に折りたたんで窯で焼き上げるスイーツです。私たちは、カトメルの間にドンドゥルマを挟んでもらうことにしました。 -
初めて食べたカトメルは、もちろん美味しかったんですが、ドンドゥルマの存在が予想以上に強くて、素材そのものの味がよくわからなかった。次は絶対にドンドゥルマは入れないで食べなきゃと思いました。笑
このあと、トルココーヒーと、フルーツ皿数種類がずらりと並び、もうおなかがはち切れんばかり!
私たちのテーブルを担当してくださったお兄さんが非常に気さくでノリの良い方でした。いろいろな質問にもスマートに答えてくれて、接客もサーブもナイス! 大変お世話になりました。 -
大変美しく頭も良い姉妹との会話も弾み、忘れられない一夜になりました! 席にわざわざお花まで飾ってくれて……。
ここでふと思うのですが、トルコ料理ってどこで食べてもある程度レベルが高いのがすごいですね(創作系は除く)。高級レストランで食事して、逆に路地のロカンタや家庭料理のレベルの高さに気づきました。
トルコ人が食にものすごく保守的なせいか、どの店に行ってもメニューがそれほど代わり映えしない。もちろん食材や味付けや料理の完成度に店の価値が出てくるんでしょうけれど、日本では、たとえば日常的な家庭の料理で懐石料理は食べないわけで、トルコ料理ではそういった料理におけるハレとケがあまりないのかな、と思ったりしました。ハレの料理がケバブって感じもしませんよね。いや、そうなのかな…? もちろん、今日の高級レストランの味はとっても美味しかったんですが。
4人でタクシーで帰路につき、女子高生を家の近くまで送り届けてから宿泊先に帰りました。たくさん歩いて、たくさん食べて、ドロドロに疲れてしまい、ベッドにちょっと横たわった瞬間に爆睡していました。
明日は滞在最終日。深夜便で帰国するまで、またまた濃密な経験をしました。続く
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