2018/11/04 - 2018/11/06
185位(同エリア654件中)
のまどさん
新幹線で富山県に入り、最初の宿泊地は宇奈月温泉。新幹線からローカル線で移動するのも味わいがあります。
連休のためお目当ての旅館に連泊できず。1泊目は駅から徒歩1分の便利な立地。素泊まりですが、街中のおそば屋さんで美食にありつくことができました。
翌日、トロッコ鉄道に乗って欅平を散策しました。車中からも散策中も紅葉が楽しめました。カメラに収めた景色はどこも絵になります。厳しい冬がすぐ側に迫る束の間の秋。トレッキングコースもなかなか充実していました。
2泊目のお宿は外国人宿泊客も多いようで、スタッフも慣れた感じでした。お目当ての白えび懐石はどれも手が込んでいて贅沢ができました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 新幹線 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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上越妙高から北陸新幹線で富山県に入ります。
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曇り空ですが、立山連峰が見えてテンションが上がります。
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新幹線黒部宇奈月温泉駅でガイジン用英語パンフレットを集めます。そして、目的地の宇奈月温泉までは富山地方鉄道で。
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本数は限られているのでかなり待ちました。
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地方の鉄道を堪能するのもこの旅の楽しみ。こちらは富山地方鉄道の宇奈月温泉駅。
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トロッコ鉄道こと黒部峡谷鉄道は少し離れた所にあります。張り紙の数から勘違いする人が多いと思われます。明日の乗車券を念のために買っておきます。
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駅から徒歩1分のフィール宇奈月にチェックインし、今夜は素泊まりなので夕食処を探しに出かけます。
駅前の噴水、温泉が浩々と湧いています。 -
足湯スポットも多くあります。
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お目当ては炭火焼肉だったのですが、満員だったので手打ちそばのわらびや。
前菜の牛肉のたたきに感動し、地酒の種類が豊富で手打ちそばも汁物が苦手なウワバミをして最高と言わしめる絶品でした。他のお客さんも地元の酒豪の同窓会と言った感じでリアルでした。 -
富山方言番付表。ネットで調べた所1000円ほどで買えるそうです。そして富山方言は全国で第3位に入るかわいさがあるようです。のまどの国語力ではもはやかわいいという定義が分からないのですが。
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駅から徒歩1分でも、外国のクレジットカードが使えなければ便利とは言えません。それでもウワバミは自国の国旗を思わせる浴衣で天然温泉を堪能していました。でもって、湯上りの酒。
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翌朝。まずは現金調達。日本に行くガイジンには外国のカードで現金を引き出すには郵便局かセブンイレブンのATMと垂れ込んでいます。自身何度も痛い目に遭ったので。
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昨日購入済みのトロッコ鉄道の乗車券。ヨーロッパ現地採用の薄給取りにはかなり高額です。
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原始的なトロッコ鉄道。平日でも高齢者を中心にこれだけ集客できるのであれば経営に心配はないでしょう。
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小箱ながら富山県の名物が詰め込まれた駅弁はのまどがほとんど平らげました。
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車内アナウンスは地元滑川市出身の室井滋。同僚の富山県人Yさんによると滑川市には1つしか中学校がないようです。黒部川を鏡に映るように立つ湖面橋。
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欧州のお城を模して造られた新柳原発電所。色とりどりの紅葉と緑がかった湖に映えてきれいです。
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地元の人曰く少し遅かったようですが、木々が色づいてからあっという間に落葉してしまうヨーロッパで紅葉を堪能することは稀なので山の斜面をカメラに収めます。
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黒薙温泉、惹かれますが最終入浴は3時半なので諦めました。
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黒部川と言えばダム。有名な第4ダムはさらに上流にありますが、トロッコ電車からは下流の第2・3発電所の原動力になっているダムが見えます。
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雪の多い冬場はこの中を作業員が通るそうです。過酷な気候の中仕事をする人がいるんですね。
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200メートルの切り立ったネズミ返しの岩壁。
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1時間20分かけて終点欅平駅に到着。
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まずは中華まんを購入。
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遊歩道を歩いて猿飛峡。どこもきれいでカメラを向けたくなります。
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一度来た道を返して、今度は登山道を辿ります。人食い岩。
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名剣温泉近く。ここもきれいです。
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さらにもう一枚。
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祖母谷(ぼぼや)温泉にやって来ました。冬は閉まっていて我々が訪れた前日が最終営業だったようです。温泉自体は入れそうでしたが。
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硫黄の匂いがする地獄谷。ぼこぼこと湧いています。奥に見える雪を頂いた山は清水岳でしょうか。
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川の水が混ざってちょうどいい温度の箇所を見つけて足湯をします。何を勘違いしてか一糸まとわぬ姿で入浴しているオーストラリア人旅行者がいました。感
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日本の秋を最高の形で堪能しています。
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欅平の駅で帰りの電車を待ちながら軽食。景色を味わいながらビールが飲める贅沢。
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復路のトロッコ鉄道から。後曳水路橋。昭和2年に完成してから今も現役というのは驚きます。
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宇奈月温泉町に戻ってきました。
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駅前のフィール宇奈月で荷物を受け取り、今夜宿泊のお酒のお宿喜泉に徒歩で移動します。
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外国人だけパスポート提示が求められるのはアジアならでは。
それはともかくディスプレイされた瓶の数々に心が踊ります。 -
案内してくれた青年は目視で宿泊客の浴衣の寸法が分かり、部屋に通されてからも明日の移動手段について細かくアドバイスしてくれました。部屋も快適で好感度は非常に高いです。
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夕食前に街に飲み物を買いに行きました。宇奈月公園にはなんとニホンザルが群れがいました。ガイジンに大うけです。
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いけじりの酒店さんでビールと日本酒、水を買って宇奈月ビールを和菓子とともにいただきます。
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さて、最大のお楽しみはきときと白えび懐石。
食前酒の酒トニックとともに前菜。菊のおひたし 無花果ごま酢がけ ホタルイカの粕漬 小芋おかき揚げ 合鴨ロース味噌添え 鮎の南蛮漬け カキとアンチョビのマリネ 焼き栗と。一品一品は小さいのですが、どれも凝っています。 -
汁物、鯛とキノコ田舎汁。素朴だけどしっかりとした味です。
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ここで幻の酒、勝駒を入れます。日露戦争の勝利を記念して造られた富山県の銘酒。大量生産していないので希少価値が高いそうです。おまけにこのラベルはこ池田満寿夫の直筆というマニアックな情報を見つけてしまった。
味は驚くほどあっさりとしています。 -
そんな銘酒といただくのは秋刀魚の炙り肝醤油添え 鮃と焼き舞茸の割醤油和え。焼き魚と醤油は日本酒にぴったり。
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続いて秋鯖棒寿司。稲穂が揚げてあるのも贅沢です。
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お次は目玉の白えびなので地元氷見の曙を注文します。ラベルは新しいデザインだと思いますが、立山連峰に昇る朝日を表現というのはかなり凝っています。
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色は黄色がかっています。ウワバミは勝駒より気に入ったようです。この辺からのまどと青年が日本酒談義を始めます。
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白えびの造りとかき揚げ。食べる機会は滅多にないのでしっかり味わいます。
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舞茸と蓮根の天ぷら ミモレットチーズ掛け。
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名水ポーク朴葉味噌焼き 滑川産のコシヒカリ なめこの味噌汁 漬物三種と。富山県の海と山の幸を贅沢にも堪能しました。
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デザートの梨クリームチーズ 酢橘ジュレ添えまでみずみずしくて食事を締めるのに最高の一品でした。
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青年は仕事の合間に日本酒のイベントに出かけて全国の酒蔵と知り合い、見聞を広めているそうです。何かに情熱を掛けている人の話を聞くのはとても面白く。気が付くと広間には我々しか残っていませんでした。
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露天風呂を堪能して地酒黒部の華。至福の一時。
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翌朝の朝食はバイキング。宿泊客数から贅沢は言えません。どれもおいしかったし、昨夜の青年に再会できたので満足です。この旅館はガイジンにやさしいと思います。
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シャトルバスで宇奈月温泉駅まで行き、電車の発車時刻まで入場できないところを食い下がって構内の足湯に入れてもらいました。
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特急の発車時刻が違づいてきました。二日間堪能した宇奈月温泉とお別れです。次の目的地は立山です。
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