2019/09/06 - 2019/09/16
237位(同エリア2804件中)
もっちさん
元々2月に予定していたベルギーとオランダ旅行。インフルエンザで流れてしまった旅のリベンジです。
昨年秋の上野でのフェルメール展からフェルメールを追って生涯を過ごした町デリフト、青いターバンの女の子を追ってデン・ハーグ、ミルクさんを追ってアムステルダム、そしてライデンにロッテルダムへ。
ベルギーではブリュッセルでブリューゲルを、カール五世所縁のゲント、ブリュージュ、アントワープではお約束の大聖堂。
ちょうどサッカー観戦のタイミングが代表ウィークにも重なりましたのでパリで18年のWCを制したフランス代表の観戦と、アムステルダムでは昨シーズンCLで大躍進したアヤックスの試合を観戦してきました。
エアラインがキャセイだったので、デモの影響で飛行機が飛ぶかとても心配でした。
9月6日 出国(キャセイ)
9月7日 朝パリ到着、観光後、スタットフランスにてフランス対アルバニア戦(パリ泊)
9月8日 タリスでパリからブリュッセルへ。王立美術館など(ブリュッセル泊)
9月9日ゲント日帰り観光
9月10日 ブリュージュ日帰り観光
9月11日アントワープ観光後、ロッテルダムへ(ロッテルダム泊)
9月12日 デン・ハーグ、デルフトへ。
9月13日 ライデン観光後、アムステルダムへ(アムステルダム泊)
9月14日アムステルダム観光後、ヨハンクライフアリーナにてアヤックス対ヘーレンフェーン
9月15日 帰国へ
9月16日 成田到着
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パリ北駅からブリュッセルに向かいます。
北駅は治安が不安でしたが、実際はそこまでではありませんでした。
駅構内には警察の方々も循環してましたし、また朝からお店も沢山開いてましたよ。 -
7時40分発のタリスに乗車します。
早めに購入して、4000円くらいでした。 -
風力発電でしょうか?
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ブリュッセル南駅に到着です。
こちらの駅も治安が悪いとのことですが、日中は問題ないと思います。日曜日だったので、市場が開かれてました。
ワーテルロー行きのバスもここから発着しますよ。 -
ブリュッセルではジュドバル広場近くのホテルに3泊。
この広場、有名な蚤の市が開かれてます。
マロール地区のお店は家具や雑貨屋さんが多かったです。ブリューゲルの家も近くにあったのにスルーしてしまいました -
荷物を引き取ってもらい、早速観光に。
今回はワーテルローの訪問は諦めてます。 -
まずは小便小僧の衣装博物館に。
今回はブリュッセルパスを購入しました。
通常は観光案内所で引き換えが必要ですが、直接サイトから購入すると、引き換えの必要がないので直接サイトからの購入をお勧めします。 -
世界中の民族衣装です!
それにしてもジュリアンの衣装持ちですね。
日本の会社員は数着の洋服を1週間コーデってヒィヒィ言ってんのに。 -
これが、日本から送られた大名と言われる衣装かな?
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こちらは18世紀にフランス国王から送られた衣装のレプリカ。
内容が充実している日本語のパンフもありますよ。
見学終了後に返却する必要があります。
博物館は小さくて、お手洗いはありませんのでご注意を。 -
では実際の小便小僧に会いに行きましょう。
壁アートは遊びココロがあっていいですね。 -
自転車落ちないの?
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小便小僧さんはほんとに小さいのね…。
でも敵軍がブリュッセルを包囲したときに王子がオシッコをかけて火薬の導火線を湿らせたから、英雄なんですよ。 -
小便小僧さんからグランプラスに向かってますが、チョコレート屋さんの密度が凄い。
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DANDOYもあります。
スペキュロスで有名ですね。
日本では確か大丸東京にあったと記憶してます。ここではお安く買えますよ。
もっと買えば良かった…。 -
グランプラスに入る前に簡単な荷物チェックがありました。
こちらは市庁舎。
実は左右対称ではないんです。 -
こちらは北側エリア。
昔の軒名は右から兜、孔雀、小狐、柏の木、サントバルプ又は丸テーブル、ロバ。 -
王の家。ですが、スペイン王も現ベルギー王も住んでいたことはありません。
カール五世により建築開始。
今回、ベルギーオランダと旅行しまして、やはりスペインハプスブルク家の影響というか、圧政みたいなものをヒシヒシと感じました。 -
同じく北のグループで、右からジョセフアンナ、天使、仕立屋の家。
ここらへんはチョコレート屋さんが多かったです。 -
ブラバン公爵の館。
確か上階はホテルです。 -
早速ですが、王の家が博物館になっているので、入ってみます。
王の家というくらいだから宮殿みたいなイメージだったのですが、実際は牢屋として使用されてましたので、豪華絢爛!というわけではありません。 -
天井が剥き出しです。
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オリジナルの小便小僧さん。
外にあったのはレプリカですよ。 -
桃太郎バージョンも。
オリジナルの小便小僧さんをみれて満足。 -
タペストリーも沢山ありましたよ。
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今日のグランプラスは広場真ん中でビールとチョコレートのイベントがありました。
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イベントスケジュール。
ここなら集客力バッチリですよね。 -
星の家の下の壁にあるセルクラースの像。
こちらも大人気スポット。 -
お昼までは少し時間があるので、グランプラスからギャラリーサンジュベールに向かいます。
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ギャラリーサンジュベールは主だったチョコレート屋さんが揃っている上に日本人の店員さんがいるお店が多いので、チョコレート買うのにおススメ。
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ノイハウス。
こちらも王室御用達。 -
ランチはベタですが、レシェオンへ。
ここらへんはお店が集中してます。 -
開店と同時に入りました。
キャパは相当あります。 -
おススメのムール貝500グラム。多分セロリだと思いますが結構入ってました。
フライトポテトもボリュームたっぷりでした。 -
デザートはノイハウスのムースを。
4ユーロで、こちらもボリュームたっぷり。これがおススメと推されたラズベリーとチーズクリームの相性が良かった! -
王宮方面に向かいます。
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演奏中。
丁度お天気も良くて、皆さまのんびりしてました。 -
ここらへんは官庁街でもあるのですが、そんなことが感じない位に活気があると思いました。
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この日は日曜日。明日、月曜日はベルギーの美術館は殆ど休みになってしまいます。
だから、今日のうちに王立美術館には行かねば。 -
ガイドブックには入館時の荷物検査が厳しいとのことでしたが、実際はそうでもありませんでした。
今回のお目当ては古典美術館。
特に15世紀から18世紀頃のフランドル絵画が充実してます。 -
セリフが口から飛び出してる…。
日本史で習った空也像みたいだ…。 -
クラナッハ アダムとイヴ
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スペースに余裕がありますね。
空間の使い方が贅沢だなぁと思います。 -
マセイス 聖アンナの家族
マリア、キリスト、アンナが書かれてます。
ルーブルのダヴィンチみたいに複雑な姿勢ではないですね。 -
ブリューゲル子 野外での婚礼の踊り
父のオリジナルはデトロイト美術館。 -
ブリューゲル父 謝肉祭と四旬節の喧嘩
よーく見ると・・・ -
目が飛び出したり、腹が異常に膨らんでたり、目が見えないのでは?といった人々が描かれます。
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役人らしき人々はまともな格好してますね。
謝肉祭なのに、庶民は喜べないのね。 -
栄養失調の人まで。
題名に対する痛烈な皮肉ですな。 -
こちらブリューゲルルーム。
殆ど人がいません!
ブリューゲル作品はウィーンの美術史美術館が有名ですが、王立美術館も負けてませんよ。
王立美術館の直ぐ近くには、ブリューゲルの自宅(見学不可)、ブリューゲルのお墓があるノートルダム・ド・ラ・シャペル教会など、所縁のある場所が多いので、うまく観光資源として活用すれば良いのになって思ってしまいます。 -
本命キター!
イカロスの墜落。
この作品は、当初ブリューゲルの作品とされてましたが、いまは除外されてます。
こちらはブリューゲル唯一の神話画とのことです。 -
イカロスが、海に落下しているのに、描かれてる人々は皆んな気がついてない。気がついてるけど、気がついてないフリをしている・・。
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ブリューゲルの時代、それはフェリペ2世によるスペインの圧政の時代でした。
スペインの圧政を見て見ぬ振りをする人々を皮肉っているのでは?という考え方が出来ます。
ブリューゲル作品を拝見していると、世界史と、その時代の背景をきちんと知る必要があると思い知らされます。 -
ブリューゲル父 東方三賢王の礼拝
この絵は油絵ではないこともあり、パッと見、ブリューゲルとはわからないです。 -
マリアの衣装をズームイン!
色彩がかなり禿げてますね。
これは修復厳しそう。 -
ブリューゲル父 反逆天使の墜落
架空の動物?が沢山!
ブリューゲルって今の時代でもクリエイターとして大活躍してたのでは? -
右上をズームイン!
謎の生命体が気にいった! -
こちらも多分ブリューゲル。多分父ではないと思います。
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ブリューゲル 氷滑りと鳥罠のある冬景色
小鳥を狙って鳥罠が仕掛けてあるけど、同じように氷も緩んだところがあるから氷滑りも注意しないとね、という教訓の意味もあります。 -
ブリューゲル父 ベツレヘムの戸籍調査
息子のブリューゲルも同じ作品を描いてますので、少々ややこしい。 -
あれ?これもルーブルにあったマセイスの作品と似てますねー。オリジナルはルーブルですね。
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こちらはルーベンス。大部屋ではないところにあるので、ご注意を。
ルーベンスって、この絵のイメージがわかないわ。 -
ダヴィット マラーの死
皮膚病だったマラー。治療の為、薬草を入れた風呂に入っていました。
これも、ルーブルにもあったよね。 -
右下の天使が気になります。
主人公、実は私? -
ルーベンスの作品もありますよ。
ルーベンスとブリューゲルは仲が良くて、ルーベンスはブリューゲルの家族を描いてます。確かロンドンのコートルドーにあったはず。 -
ルーベンス 聖母マリアの戴冠
アントワープ大聖堂のと比較してしまう。 -
ヨルダーンス 王様が飲む
ヨルダーンスのこのごちゃごちゃ具合が大好きです。
フランドル地方の公現祭の様子だそうです。
真ん中の人が王様役。 -
王立美術館は古典美術館、世紀末美術館、マグリット美術館など、6つの美術館で構成されてます。
古典美術館からマグリット美術館はエスカレーターで直ぐ。 -
途中にあったお土産やさん。
モナリザと葛飾北斎が同列に並んでるの凄くないですか?
海外の美術館行くと、葛飾北斎の偉大さが分かります。 -
ヘェルハス 学童達のパレード
小学校の女の子達が王宮前にを学校の自由化の為のパレードをしている場面です。
ちゃんと事前申請したパレードですね。 -
次はマグリット美術館に。
マグリットって絵を描く時はスーツ着て描いてたそうです。そして、愛妻家。夜10時には就寝していたといいます。
カラヴァッジォとは正反対だわ。
凄い珍しくないですか?愛妻家って。 -
真夜中の結婚
凡人のわたしは、真夜中も、結婚も分かりません。 -
秘密の遊戯者
疎開中のパリで描かれた作品。 -
モデルは夫人と思います。
マグリット美術館では絵画だけではなく、書類の展示も多かったですが、奥様と一緒の写真が沢山ありました。 -
帰還
これはマグリットのシンボルのようなもの。
たまごが3つ。
時代背景としてはナチスによるベルギー占領から逃れ、パリで生活を余儀なくされていた時のもの。 -
アルンハイムの領地
やっぱりたまご3つ。
色んな意図を考えてしまいます。 -
光の帝国
マグリットの最高傑作と言われています。空は明るいのに家付近は闇に包まれ灯がついているという… -
同じシリーズ。
マグリット美術館は簡単な日本語のパンフレットがありますよ。 -
王立美術館の古典美術館とマグリット美術館でタイムオーバー。王立美術館は他にも世紀末美術館、現代美術館など合計6つの美術館で構成されてますので、全部キチンと見学すると1日がかりになると思います。
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壁アート見つけた!
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ブリュージュの日帰り観光後、地下鉄乗って、聖カトリーヌ教会付近までやってきました。
運河を埋め立てしているからでしょうか、道が広いね。 -
申し訳ないのですが聖カトリーヌ教会には用はなく…。
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目的はこちらのお店!
4トラでも上位のお店。
実際は月曜日に来てしまい、閉店だったので、リベンジして、またまた来てしまいました。
グランプラスからはちょっと距離があるかな。 -
着いたのは3時過ぎですか、営業してましたし、お客さんもそこそこいましたよ。
注文後、名前で呼ばれるスタイル。ちゃんと名前で呼んでくれました。
注文したのは、カニクリームコロッケ。 -
そしてマテ貝
こちらもオリーブオイルたっぷり。バジルもたっぷり。一人で食べちゃいました。
また食べたいなぁ! -
中はこんな感じ。さっくりしてて美味しいー。
白ワインにすれば良かった。 -
昨日張り切って行ったら閉まってた…。
およよ。 -
聖カトリーヌ教会から、グランプラスまで歩きます。途中、証券取引所。
証券取引所には見えませんね。 -
DONDOY発見。
結構店舗多いのね。
ギャラリーサンチュベール店には、日本人の店員さんがいらっしゃいました。 -
グランプラスのちょい手前にBS40発見。
季節限定(限定ものに弱いw)のチョコレートと、マカロン購入。マカロンはその場で食べられます。
日本語ペラペラの店員さんがいらっしゃいます。 -
またまた来ましたグランプラス。昨日までイベントがありましたが、全て撤去されたようです。
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オヤツにピエールマルコリーニのアイス。
何故か柚子をセレクトしてしまいました。
これで6ユーロは高いなぁ。 -
歩き続けてグランサブロン広場まで。
こちらには、ヴィタメール。
チョコレートはもちろん、軽食も販売してました。
お部屋食にもオススメ。 -
ヴィタメールのカフェから直ぐ近くにピエールマルコリーニの店舗があります。こちらも喫茶店が併設されてます。
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今日の夜はヴィタメールのパンとお惣菜。
パンは外からはサクッと、なかはフンワリで、さすがのヴィタメールでした。 -
日帰り観光を終えて、ブリュッセルまで戻ってきました。中央駅で降りてサンミッシェル大聖堂を目指します。
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こちらの大聖堂は現国王の婚礼場所なんです。
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大聖堂の場所が高台になっており、前には広場もあります。
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中はスッキリまとまっている感じがしました。
かなり広い。 -
婚礼時の写真パネルがありました。
この婚礼には、今上陛下と皇后陛下も出席されてたはず。
マチルダ王妃は伯爵家のご出身です。 -
現在の国王一家です。
次の国王はベルギー史上初の女王となる予定です。
若干13歳でオランダ語、フランス語、ドイツ語でスピーチされてましたよ。
どこぞの国の内親王は、イギリス留学しても英語もロクに喋れませんなんだ…。 -
ベルギー何処でもあるエクスキ。
疲れてしまったら、ここでテイクアウトして、ホテルで食べるのもありです。 -
ノートルダムドラシャペル教会の見学は16時まで。教会の隣には、教会に埋葬されているブリューゲル像があります。
駆け足のブリュッセル観光でした!
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この旅行記へのコメント (2)
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- norio2boさん 2019/12/08 08:29:47
- 旅行記拝見しました
- もっちさん
ブリュッセルの旅行記拝見拝読しました。
リズム感のあるコメントで楽しく拝見しました。
ブリュッセルにまた行きたくなりました。
ありがとうございました。
- もっちさん からの返信 2019/12/08 21:06:31
- Re: 旅行記拝見しました
- いいね、及びコメントありがとうございます。
今回の旅行の前にnorio2bo様の旅行記を拝見しまして、参考にさせて頂きました。ありがとうございました。
ベルギーは月曜日が殆どの施設が閉館になるので、スケジュールが難しいですね。消化不良の感がありますので、ワーテルローと合わせてブリュッセルは再訪したいと思います。
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