鳥取砂丘に行かなくても楽しめた、新しい発見の連続だった7年ぶりの鳥取旅行 Part I: 鳥取市内のグルメ & 倉吉までドライブ♪

2019/11/01 - 2019/11/04

2019年の夏に島根を訪れた際、隠岐の島に行ったのですが、帰りの本土への移動はフェリーで、境港を利用しました。　その時に港に隣接する観光案内所で色々ともらってきた山陰の旅行パンフレットに載っていた、大山の素晴らしい紅葉の写真に釘付けになりました。　

次はここに行こう♪と決めた直後から色々とマニアック計画開始!　3か月後には実現しちゃいました(笑)

↑で境港を利用した事を除くと、鳥取を訪れたのは7年ぶり!　前回はまだ車の免許すら持っていなかったので移動は全て公共の交通機関。　あの時はその選択肢しかなかったから特に不便とも思わなかったけれど、車を運転できる今となっては、地方に行く時はやっぱりレンタカーやカーシェアは必須ですね^^/。

2012年に鳥取市内を訪れた時の旅行記(ほぼ鳥取砂丘です)
https://4travel.jp/travelogue/10711037 (2012年9月)

エリア 倉吉(鳥取)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー JR特急 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

2019年の夏に駅でgetした、山陰のパンフレットの中に入っていたこのお得なきっぷ案内。　恐らく2018年と同じパターンだろうと思い、今年も10月以降の同じきっぷの発売案内が出るのを心待ちにしていました!

・・・が、10月以降はこのきっぷの発売はありませんでした(涙)。　その代わりに販売が延長されたのは、2名以上で申し込める山陰満喫パス。　JRはどこも、一人旅には優しくなくなってゆく…(涙)。　

悔しいので、行きはJRの特急に乗って移動しますが、帰りは日本交通の高速バスで帰ってくることにしました!!!

出発日の朝食は、京都駅構内に夏にオープンしたこのパン屋さんで調達することに決めてました!　

ブールアンジュは大好きなパン屋さんで、初めてこのお店に出会ったのは、渋谷でした(その頃はまだ、店名は"ゴントラン・シェリエ"だった)。　東京以外だと、名古屋や仙台、博多にもあるけど、関西には進出してなくて…、実家に帰省するたびに東京の店舗などに行ってましたけど、これからは近くの京都(しかも駅構内!)で、このお店の大好きなクロワッサンやスコーンを楽しむ事が出来るのね♪

京都駅 駅

京都駅からは、特急スーパーはくとを事前に手配してありました。　

ディーゼルエンジンで力強く走る姿を時々見かけるたび、これに乗って山陰に出かけたいなーと思っていました。　7年前に初めて山陰旅行に出かけた時は、特急列車は値段が高いので…って事で諦めて、三ノ宮から高速バスで鳥取まで行ったんですよね…。　7年経って私も、時間をお金で買えるだけの"オトナ"になりました(笑)。

特急 スーパーはくと 乗り物

特急スーパーはくとの指定席券を含む、草津→松江の乗車券は事前にe5489で手配しておきました。　

スーパーはくと、ガラガラとまではいかないけど、そこまで混み合っていませんでした。

洗面台は、手作りの因州中井窯のものでなかなかシックな感じ。

先ほど京都駅構内のパン屋さんで買った美味しいクロワッサンを朝食に頂きました。

途中、大原駅で停車しましたが、気になったのはこの駅のお隣の、"みやもとむさし"駅?!　

調べてみたら、宮本武蔵駅は、平成15年放映の大河ドラマ「武蔵」で注目された駅だそうで、駅前には武蔵の少年時代の銅像がたてられているそうです。

大原駅 駅

京都駅から3時間ほどで鳥取駅に到着!　私はここで下車しました。

7年ぶりに訪れた鳥取駅ですが、外観を含め全く変わってないなぁ～。

鳥取駅 駅

駅構内にあったこちらの駅弁屋さんには前回行きました。　

こちらのお店、かに寿しの駅弁が有名なようですが、敢えて買わず、私が買ったのは...

アベ鳥取堂 鳥取駅 南売店 グルメ・レストラン

この鬼太郎丼でした。　どのくらいのサイクルか分からないですが、有田焼の茶碗の妖怪の柄が変わっていくようで、この時は鬼太郎の画でした。　
7年前はこの茶碗欲しさに買ったようなもので、その時のぬりかべ柄の茶碗は今でも自宅で丼モノを作ったときに重宝してます。　小さすぎず、大きすぎず丼モノにちょうど良いのよね!

駅前のバスターミナルも7年前と変わりありません。

窓口や待合スペースなども、昭和の雰囲気をそのまま残しています。

帰りの高速バスは鳥取駅ではなく、米子駅前から乗車するのですが、予約済みのきっぷの発券は鳥取駅のバスターミナルでも出来るので、早めに支払って発券しておきました(座席も選べて良かった!)。

鳥取駅バスターミナル 乗り物

鳥取に着いて最初のお食事は、事前に調べてきた鳥取駅から徒歩10分ほどの場所にあるお蕎麦屋さんです。　昔ながらの商店街に突如、オシャレに改装された店舗が出現!　

平日でしたが、私が入店した時は満席で、15分ほど待ちました。　

5組+カウンター数席しかない、こじんまりとした店舗で、メニューもシンプルに、ざる蕎麦の白(殻抜き)と黒(外殻付き)に、天ぷら付きなどの、数種類のみ。　このほかに、温かいお蕎麦も同じ種類がありました。

私は、ざる蕎麦(黒)の、車海老天ぷら付きをオーダー。　海老天ぷらが思いの外小さかったけれど、車海老なので、こんなもんかな。　

お蕎麦はこだわりを感じました。　旅先で美味しいお蕎麦に出会えると幸せな気分になりますね。　ごちそうさまでした!

そば 川口 グルメ・レストラン

午後は事前に予約済みのタイムズカーシェアでお出かけ。　

お蕎麦屋さんを出たのが予定よりちょっと遅くなってしまったので、カーシェアの予約スタート時間を15分遅らせました。　レンタカーと違い、1分前まで予約時間の変更やキャンセルが出来るのはやっぱり便利で良いですね。　車は今回もSwiftを選びました。

最初にやってきたのは、Ritotto Marche。　

ネットでは結構前の情報を調べていたようで、当初、蕎麦屋でランチした後に寄ろうと思っていたすぐ近くにあるはずのパン屋さんは、このRitotto Marcheに移転していました。　鳥取も車社会なので、地元民は大して困らないかもしれませんが、駅周辺のお店しか行く予定のナイ旅行者にとっては、駅から離れた場所への移転は厳しいですね…(私は偶然カーシェアで寄ることが出来ましたけど)。

リトット マルシェ グルメ・レストラン

オシャレなパンがまだまだたくさん売ってました!　夕食に頂こうと思います。

ル コション ドール グルメ・レストラン

しばらく車を走らせて次にやってきたのは、道の駅 神話の里 白うさぎ。

神話の「因幡の白兎」に関しては詳しくなかったので、今回旅行を計画するにあたり、調べました。

せっかくここまでやってきたので、道の駅だけでなく白兎神社のお参りもしましょう。

夜はライトがつくのかな?　等間隔に置かれた、白うさぎの像がのったこのポール(のような石)、どれも上に白くてツルツルした石が積み上げられていました。

さすが砂丘の街、鳥取!　砂で作られた白うさぎの神話が砂像で表現されていました。　水と砂しか使われてない砂像なので、雨風から守るためか、屋根付きの小屋に置かれていました。

手水舎には、白うさぎの像が!

なかなか立派な本殿。

白兎神社 寺・神社・教会

交通安全のお守りを買いました。　マイカーのフロントガラスに吸盤で付けられるタイプなので、運転するたびにかわいい白うさぎさんが安全を見守ってくれてる感じで気に入っています。

白兎神社を後にし、道の駅へ行く途中にこんなピンクでcuteな郵便ポストを発見!

調べてみると、「すごい! 鳥取市」キャンペーンが行われているようで、このピンクのポストもその一環で設置されたとか?!　目立つピンク色のポストには、「SUGO! USAGI」のキャッチコピーで因幡の白兎が描かれています。　まぁ、白いうさぎではなかったけど…。

なかなか立派な道の駅ですね。

道の駅 神話の里 白うさぎ 道の駅

道の駅では、うさぎさんを飼っているようでした。　耳が黒いので、白うさぎとは言えないような気もするけれど…。　めっちゃおとなしくて、鼻をヒクヒクさせる以外は全く動かなくて、撮影も簡単に出来ちゃいました。　音の出ないカメラアプリ入ってて良かった!

この道の駅は日本海沿いに建てられていて、歩道橋を使って白兎海岸まで簡単に、安全に行く事が出来ます。　風が強くて結構寒かったけれど、晴れていたので青くてとってもキレイな海を見ることが出来ました!

白兎海岸 自然・景勝地

淤岐ノ島(おきのしま)。　ウサギが寝そべっているような形に見えるなー…って思ったのは私だけ?　因幡の白兎の神話と繋げてそういう風にみんな言ってるのかと思ってたのですが、そのような事を書いてるネットのページ見つけられなかったので…。

道の駅を後にして、続いてやってきたのは倉吉市内にある、鳥取二十世紀梨記念館です。　倉吉市を訪れるのはこの日が初めてです。　

鳥取と言えば梨が有名なので、梨に関しての博物館があるという事で、"なしっこ館"にやって来ました!　梨に特化した博物館なんて聞いた事ナイので結構楽しみ!

「梨と世界の人々」のコーナーでは、世界の梨に関する資料が展示されています。世界中で食べられている、70種類の梨の品種模型は本物そっくりだそうです。　

梨、凄く好きな果物の1つではありますけど最近高いなーって思ってあんまり買ってません。　でも、このレプリカを見たら、美味しい梨が異様に食べたくなっちゃいました!

この資料館を見学して、意外だと思ったことは、日本と同じような形の梨が海外にもあった事です!　こういう形の梨が流通してるのは日本だけで、海外で食べられているのはみんなひょうたん型の洋梨ばかりだと勝手に思っていたので…。　

1年中、3種類の梨を食べくらべ出来るコーナーにやって来ました。　何気に1番楽しみにしてた場所(笑)。　なしっこ館でも1番人気のコーナーだそう。

本日、食べくらべ出来る品種が並べられています。　

鳥取二十世紀梨記念館なしっこ館 美術館・博物館

まずは、有名で私も食べた事がある"二十世紀"という品種の梨。　文句ない美味しさ!!

次は、"あきづき"。　初めて聞いた品種でした。　
(新高×豊水)と幸水の交配種だそうです。　みずみずしくて美味しかったです!

3つ目は、これまた初めて聞いた品種、"新甘泉"(しんかんせん)。

新しい甘い泉!?だなんて、いかにも甘そう(笑)。　実際に、3種類食べ比べして、ダントツに甘くて美味しかった!　このお皿に盛られたの全部食べたいくらい(笑)、ずっと食べ続けられる美味しさでした。　

普段は3種類の食べくらべのようですが、ゲスト品種という事で、"甘太"(かんた)も試食しましたが、先ほど食べた新甘泉が甘すぎて、そこまで印象に残らなかったなー。

どれが1番美味しかったかを投票するコーナー。　やっぱり3番目の新甘泉が1番美味しかったと評価する人が多かったようです。　

梨のアートギャラリーのコーナーでは、梨が関わる文化が紹介されています。　今までに、梨の柄のふるさと切手が発売されたことがあるのですね!　昔、記念切手を集めていましたけど、これは知らなかった!

世界で発売された、梨を中心とする果物の切手も展示されていて、興味深く見学しました。

二十世紀梨の栽培プロセスが写真パネルで紹介されているのを見て、農家の方々の努力があって私たちは美味しい梨を食べることが出来ているんだなーと納得。

1年を通じて大切に育てられる二十世紀梨が食卓に届けられるまでのプロセスがジオラマを使って表現されています。
このジオラマは鳥取県湯梨浜町山田谷をモデルに作成されたものだそうです。

昔の梨農家の方々の出荷の様子がマネキンで表現されていました。

梨の出荷時に使われたラベラーやゴム印など。

この旅行記の表紙写真にもした、昔の梨の木箱のレッテルが、なかなかオシャレだなーと思いました。

この記念館で1番のスケールの大きな展示は、何と言ってもこのシンボルツリー、"二十世紀梨の巨木"ですね!

巨木の直径は20mあり、天井を覆うように広がっている、国内最大級の二十世紀梨の木です。　ガラスケースに入った、地下5mまで伸びた根も一緒に展示されていました。　まさに、鳥取県の梨づくり100年の技術が注ぎ込まれたモデル樹だそうです。　貴重な木を見られたんだなー。

なしっこ館に入るのが結構遅い時間だったこともあり、絶対に最後に来たかった博物館隣接のフルーツパーラーはラストオーダーギリギリの時間に滑り込みセーフ状態!　

やっぱりここは、梨のソフトクリームで決まりでしょう♪　なかなか美味しかったです!

私が本当に最後のお客さんだったようで、その後すぐに閉店。　

短い時間でしたが、鳥取二十世紀梨記念館、なかなか楽しく見学できました。

運転中は写真撮れなかったので、ネットから拝借させていただきました。

次に向かったのは、ハワイ?!　いえいえ、はわい温泉がある湯梨浜町です。　結構昔、ケータイのソフトバンクのCMで注目された、日本にあるハワイです。　

はわいICでおりたのですが、もう辺りは暗くなってしまって、肝心の街中は写真は1枚も撮らず…。　でも、街中には"ハワイ"や"アロハ"という名前の店舗や薬局、クリニックなどで溢れていました。

最後に道の駅はわいに立ち寄りました。　道の駅自体も改修工事中の部分があり、お客さんも殆どいなくて暗い感じ…。　

端っこでポツンと営業していたアロハ・カフェに入りました。　

アロハカフェ グルメ・レストラン

鳥取ふるふるジェラートがオススメという事で、頂きましょう!

ハワイコナコーヒーとメロンのジェラート、なかなか美味しかったです!

カーシェアの車を返却する時間も迫っているので、鳥取市内に戻る事にしましょう!

1時間弱で鳥取市内に無事に車を返却!　返却しようとしたら、タイムズのカーシェアリング専用の駐車スペースに、普通の車が駐車されていて最初焦りました!　
車内にドライバーがいたので(ケータイでゲームやってた…)移動してもらう事が出来て良かったけれど、最初、車外から声をかけようとしたらかなり怪訝な顔をされて窓も開けてくれませんでした。　いやいや、間違ってるのはあなただから!!

もし私が返却予定時間ギリギリで、そんな事が理由で所定の場所への返却が遅れたとしても私が延滞金を支払わないとならなかったら納得できないなー…って思ったので、最近減って来ている、カーシェアのポールを立てて置くことってまだまだ必要なんじゃないかなーと思った次第です…。

スミマセン、この写真とは全然カンケーないです。

ホテルの近くにあった唐揚げ専門店で夕食のおかずの唐揚げを買ったのですが、お店の写真を撮るのを忘れて、閉店後に再び立ち寄って撮影だけしました。　鳥取に来たけど、江戸前唐揚げ♪

江戸前からあげ まる金 鳥取駅前店 グルメ・レストラン

明日は朝には鳥取駅を出発してしまうので、今夜のうちにお土産ショッピングと、夕食のデザートを買いに、鳥取駅隣接の駅ビル・シャミネに行きます。　7年前に鳥取を訪れた時も来ましたが、改装されてなかなかスタイリッシュになっていました。

シャミネ鳥取 ショッピングモール

7年前に鳥取を訪れた時にはまだなかった、鳥取と言えば!で有名な"すなば珈琲"。　平井鳥取県知事が色々なメディアに出演して「鳥取にはスタバはないけど、日本一のスナバはある」と発言して話題になりましたよね(マツコの番組で私も見ました!)。

唯一、鳥取県にだけなかったスタバも現在はオープンしましたが、すなば珈琲はさすがに鳥取県内(殆どが鳥取市内)にしか展開していません。　色々なお菓子メーカーとコラボした、すなば珈琲のお菓子も販売していて、鳥取土産にもちょうど良さそうです。　カフェショコラクランチをお土産に買いました!

すなば珈琲のスイーツコーナーはこの場所以外は見なかったなー。

さて、本日の宿泊ホテルです。　
2019年の12月末で失効してしまうアジア・マイルが、特典航空券と交換するには足りないけれど、ホテル1泊分のポイントはあり、しかも鳥取市内のホテルも選べたので、当初は違うホテルを予約していたのですが、そちらをキャンセルしてアジア・マイルを利用して予約し直し。　当たり前ですが、予約確認書は全て英語で出たのでちょっと心配しましたけど、チェックイン時はエクスペディア経由の予約扱いでスムーズに手続き出来ました。

この日宿泊したのは、9月にオープンしたばかりのグリーンリッチホテル鳥取駅前。　新しいホテルという事で水回りも絶対にキレイだろうし(7年前に宿泊した鳥取駅近くのビジネスホテルは、バスルームで下水の臭いがしてかなりキツかった…)、とっても楽しみ!　ちなみに、カーシェアの駐車場はこのホテルの目の前でした。

まだオープンして1か月ちょっとしか経ってないので、ロビーには胡蝶蘭の花も飾られています。

枕レンタルのコーナー。　私はここで、低反発の枕をget!

館内の壁もなかなかオシャレですねー。

部屋(シングルルーム)の広さはそれなりですが、やっぱり新しくてキレイな部屋はそれだけで嬉しい♪　このホテルにして良かったー!

グリーンリッチホテル鳥取駅前 宿・ホテル

バスルームもとってもキレイ!

部屋のお風呂は利用せず、大浴場に行きました。　気持ち良かったです。

夕食タイム。　旅行中なので鳥取らしいグルメを…なんてちょっとは考えましたけど、昼間に結構たくさんパンを買ったので、そちらをホテルの部屋で食べることに決めて、そのためにおかずになる唐揚げとか、コンビニのカフェラテなども買ってきました。　一人旅となると、私の食事は自由なもんです(笑)。　

この梨ジュースもかなり美味しかったなー。　でも高かった!!!

駅ビルのシャミネのすなば珈琲のスイーツコーナーで買ったタルトもデザートに頂きました。　

ちなみにこの日、鳥取市内では観光らしい観光を何一つしていないのに何故鳥取市内に宿泊したか?は、次の旅行記で判明しますヨ。