2019/09/14 - 2019/09/23
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かぴたんさん
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海外渡航回数20回以上、渡航20ヶ国を越えるもののなぜか行ったことのなかった南半球。2019年9月についに赤道を超え、オセアニアにやって来ました。
9月14日 NH789羽田発22:30 機中泊
9月15日 シドニー着08:55 ホテルチェックイン後
マンリービーチへ シドニー泊
9月16日 シドニー泊
9月17日 シドニー発 カタジュタ・エアーズロック1泊2日ツアー
★今ココです
9月18日 エアーズロックからシドニーへ シドニー泊
9月19日 VA555シドニー発09:35 パース着12:45 パース3泊
9月20日 日帰りでロットネスト島へ
9月21日 午後~夜ピナクルズツアー
9月22日 日帰りでフリーマントルへ NH882 パース発21:45 機中泊
9月23日 成田着08:25
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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朝食付きプランなので今朝もホテルでビュッフェ朝食。ハムエッグを作ってもらいました。エアーズロック・ツアーを申し込んだJTBオーストラリアから、到着前に各自昼食を済ませるよう案内がありましたが、時間的に機内で食べるしかない。LCCのジェットスターで機内食を買うのも持ったいないので、ビュッフェのパンとチーズでこっそりサンドイッチを作っていると、隣席の英国人年配夫婦4人組が、アメコミに出てくるような巨大なサンドイッチを堂々と作り、持参したナプキンに包んでいる。コーヒーメーカーの脇にテイクアウト用カップが用意されていたので、サーヴィスの方に訊いたらパンもお持ち帰り全然OKでした。部屋で朝食という主旨かもしれないので、マナー違反にならない程度に、あくまで自己責任でね。
リッジズ シドニー ハーバー ホテル
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ツアーで用意されたフライトはJET STAR。LCC初搭乗です。現地ツアーを考えている方のために以下文章で解説。今回はエアーズロック1泊2日ツアーを申し込んだJTBオーストラリアからメールでEチケットを受け取りました。シドニー出発時は添乗員やガイドはいないので、搭乗手続きはすべて自分でしなければなりません。時間を節約するため自主的にJET STARのホームページから登録し、事前にe-チェックインをしましたが、私のASUS格安タブレットのQRコードを空港の機械が読み取ってくれない。もたもたしていたら、中国語を話す年配の男性数人に囲まれ怖くなり、お先にどうぞ~と手ぶりして逃げました。どうやら操作の仕方が分からず他人のを見て真似しようとしてたらしい。とはいえパスポート情報を見られてしまうので、逃げて正解だったかと。QRコードは結局読み込み出来ませんでしたが、予約番号とパスポートNo.等の入力で無事、チェックインを済ませることが出来ました。(写真は機内から)
シドニー国際空港 (SYD) 空港
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機内から。ひたすら砂漠。ここは本当に地球?火星と言われても信じそう。
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砂漠の一本道。眩しいので見続けるのはつらい。
この辺りで再びエアーズ・ロックの現地ツアーを検討されている方へ、その仕組みを解説(知っている方は読み飛ばしてください)。日本の多くの旅行会社が様々なツアーを販売していますが、そのほぼどれもがエアーズロック現地の大手ランドオペレーターAATKingsの旅パーツを組み合わせて販売しています。私が申し込んだのは「ウルル・カタジュタ1泊2日」でしたが、JTBが直接手配したのはシドニーからの往復の飛行機のみ。以下エアーズロック空港⇔ホテル送迎、カタジュタ散策&エアーズロック・サンセット、ホテル、2日目の朝食弁当、エアーズロック・サンライズ&ウルル散策、といったAATKingsのバラバラのパーツをJTBオーストラリアが組み合わせて、自社商品として販売しているもの。なのでツアー全体を統括する添乗員はいないし、それぞれのパーツ毎でガイドさんが変わったりします。価格的にはどの旅行代理店も大差ないので、ご自身が溜めているポイントが付くとか、付帯条件で選ぶと良いかと。 -
塩湖がいくつも見えましたが、さすがに飽きてきました。でも寝てしまうと空からのエアーズロックを見過ごしてしまうかも、と必死で起きています。
さて現地ツアー解説の続き。私が今回失敗したかなーと思ったのは航空券が含まれたツアーにしてしまったこと。ツアー料金は手配時のLCCの運賃に左右されるので、ツアーの空席確認から申し込み確定まで毎日料金が上がっていきました。当然航空会社は選べず。他社製品を見るとエアーズロック空港の送迎から始まるツアーもあったので、フライトはインターネットの航空会社サイトから自分で予約しても良かったかな。そのぶん手間はかかりますけどね。今回は泊まろうとしたアウトバック・パイオニアが一般向けサイトでは満室となっていたので、部屋が確保されているツアーにしましたが、空いていれば自分で予約しても。実際、現地ではそうした方々にお会いしました。 -
いい加減に目が疲れてきたとき、遠方にエアーズロックが!やっぱりすごい!!迫力~。JET STARのWEBサイトで追加料金を払い座席選択したかいがありました。そう、LCCは座席選択も有料(苦笑)。
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砂漠の中に突如現れる巨大な1枚岩。まさに神宿る場所といった荘厳な雰囲気を漂わせています。当地のアボリジニ、アヌング族にとって聖地であり、翌月には登山が禁止されるのも、この時何となく納得できました。
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今度はカタジュタが見えました。やっぱり座席指定してよかったー。
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乗っている飛行機の影が砂漠にくっきり写っています。
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ふぅ~。やっと着きました。長かった…。LCCなのでタラップからターミナルまで歩きます。肌寒い雨のシドニーから一転、暑い~!!
エアーズロック空港 (AYQ) 空港
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エアーズロック空港は日本人でごった返していました。AATKingsの日本人ガイドさんが何人もいます。申し込み窓口となった日本の旅行代理店毎に担当が分けられているようです。日本人が少ない観光地ならすぐに自分の客を見つけられますが、これだけ日本人だらけだとそれもままならず。ガイドさん、ご苦労様です...。
JTBの表示を見つけてガイドさんに到着を告げ、水1リットル持参の確認、お手洗いを済ませ全員集合、いざ出発! いったん各自のホテルに大きな荷物を置き、カタジュタ&エアーズロックサンセットツアーのバスをロビーで待ちます。この写真はいつのだったか。皆さんお疲れ模様。 -
カタジュタツアーのAATKingsのガイドさん、たまたま私の空港送迎のガイドさんと同じ男性でした。ガイドを始めて3年と仰ってたかな。明るく話も分かり易い。
カタジュタが近づいてきました。 -
バスはカタジュタのウォルパ渓谷散策路スタート地点に到着。最初にガイドさんが大まかな道筋を説明してくれた後、各自のペースで歩きます。迷った時のために念のため地図を写メしましたが、大勢で同じ方向に歩いていくので迷うはずもない(笑)
オルガ岩群 (カタ・ジュタ) 山・渓谷
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砂漠に咲く花にはいつも感動します。
オルガ岩群 (カタ・ジュタ) 山・渓谷
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前方に見える岩山と岩山の間を歩いていきます。
オルガ岩群 (カタ・ジュタ) 山・渓谷
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砂漠とはいっても、結構植物が生えているのは意外でした。ガイドさんが理由を説明してくれたと思いますが失念。
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これだけ人がいれば迷うはずもなく...(以下略)
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カタジュタは礫岩で出来ている岩山です。礫岩というのは礫が固まって出来た岩石のこと。なので崩れた岩があちらこちらに。一方、ウルル(エアーズロック)は砂岩という砂が堆積して固まった岩山だそうです。
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岩が落ちた跡の岩壁の穴。笑っている顔に見える。
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水の流れた跡。雨が降るとまた流れるそうです。
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砂漠のワイルドフラワー。乾燥地の植物はどれも葉が固そう。
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薄紫色の可愛らしいワイルドフラワー。やはり葉が厚い。水分を逃がさないためでしょう。普段は花にそれ程興味はありませんが、荒野に咲く野生の花には惹かれます。
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20分近く歩き、ウォルパ渓谷散策の終点、風の谷に到着。「風の谷」とくればやはり宮崎駿の「風の谷のナウシカ」を思い出します。風の谷のモデルはカタジュタ説が流布していますが、スタジオ・ジブリはきっちり否定しているのだとか。
風の谷 自然・景勝地
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風の谷の手前には展望台があり、上の写真はここから撮ったもの。ちなみにカタジュタには、ウォルパ渓谷とは別に「風の谷渓谷」という7キロのトレッキング・コースもあるそうです。一方ウォルパとは現地の言葉で「風」を意味するそうで、結局はウォルパ渓谷も風の渓谷。ややこしい、、、
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今来た道を戻ります。太陽が正面になり眩しい。そしてハエが顔の回りをぶんぶん飛び回る。ガイドさん曰く、春なのでこれでも少ない方だそう。自分を励ますために「これだけ乾燥した土地だから、東京の生ゴミにたかってるハエと違い不潔ではないですよね」と言ったら、そうですよ、全然危険じゃないですよ、と返されました。とはいえ水を求めて寄って来るハエは口、鼻、目をめがけて飛んでくるので、やっぱりうっとうしい。
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暑い。眩しい。気温は30度超えていたかな。湿度がないので東京の夏よりはラクですが。
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ウルル・カタジュタ国立公園の名所や植物の標識は、アボリジニ・アヌンガ族の言葉と英語の通称とで記されていました。
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砂漠の行軍状態。
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スタート地点に戻ってきたら、ガイドさんとドライバーさんが、レモンユーカリと思われる良い香りのする冷たいおしぼりと麦茶を用意してくれていました。道中親しくなった同じくおひとりさまの女性とお互いの写真を撮っていると、突然写真に割り込んできた国立公園レンジャー隊員。公務員のお茶目が許されるお土地柄。
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バスに乗りこみ、カタジュタの4つの岩の全景が見える場所に移動します。ついでにトイレ休憩。私は観ていないのですが大ヒット映画「世界の中心で愛を叫ぶ」で主人公が上るのはエアーズロックという設定ながらカタジュタだったそうです。今は登山禁止になっています。私が訪れた約1か月後にはエアーズロックも登山禁止に。
オルガ岩群 (カタ・ジュタ) 山・渓谷
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カタジュタを後にし、エアーズロック・サンセット鑑賞ポイントにやって来ました。駐車場には何台ものAATKingsのバスが。自分のバスが分からなくならないよう、ナンバープレートや特徴をカメラに収めておきます。会場にはワインやジュース、野菜スティックやタコスチップス、ディップが用意されていました。ガイドさんが教えてくれた逆さエアーズロックの撮影に皆、夢中。なかなか上手くいきません。この旅行記の表紙にしたのが一番マシな写真。
エアーズロック サンセット 山・渓谷
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エアーズロックの色がどんどん変わります。岩肌の影がくっきり。
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かなり日が暮れました。そろそろバスの集合時間です。
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サンセット鑑賞を終え、BBQ&星空観賞のOPツアーに参加する人たちとはいったんお別れ。バスでホテルに戻ります。ところがここでトラブル発生。なんとバスのエンジンが故障し動かない!実はカタジュタからここへ来る途中も時々エンジントラブル起こしていました。代替車両となるBBQのバスが客を降ろして戻ってくるのを皆で待ちます。が、これが楽しかった! 日が暮れると空には満点の星。この場所はOPツアー星空観賞の場所だったのです。代替車両を待っている間にガイドさんが星座の説明をしてくれて、南十字星やさそり座を見つけて皆大はしゃぎ。災い転じて福となす。一方ガイドさんは内心ずっと冷や汗ものだったようで、帰路、バスが止まったのがカタジュタからの道中でなく九死に一生、助かった~と。確かに。ホントお疲れさまでした。。。
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今夜の宿はアウトバック・パイオニアホテルの20人部屋ドミトリー。明日は早朝起床で数時間眠るだけなので、ホテル代の高いエアーズロック・リゾートでは節約です。フロントの手違いで既にチェックインされているベッドをあてがわれるなど細々としたトラブルはありましたが、皆で情報交換したり、これから行くパースでワーキングホリデー滞在していた方にお話を伺えて、ドミトリーならではの楽しさを味わいました。さて、この宿には展望台があります。真っ暗な道を携帯の明かりを頼りに進むと、頭上に天の川!(写真で分からない場合は、PCやスマホの画面を適当に傾けると上半分に写っているのが分かるかと)。
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言葉を失う程の美しい星空。三脚がない中、なんとかカメラに収めようと必死。手前に映りこんでいる柵にカメラを押し付けてなるべく動かないようにして何枚も撮ったうちの1枚。アップしていない10枚ぐらいはボケボケの写真です。撮影しいるときは気づかないものですが、翌日腕が筋肉痛になっていました。
エアーズロック1日目はここまで。⑤エアーズロック2日目は、エアーズロック登頂なるか?!編です(笑)
補足。アウトバック・パイオニアのドミトリーに泊まるのなら、ビーチサンダル必須ですよ。シャワー行くときにビーサン貸してくれた方、とても助かりました。感謝!アウトバック パイオニア ホテル ホテル
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この旅行記へのコメント (2)
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- ひでさん 2019/10/20 19:19:21
- こんばんは
- エアーズロックの星空いいですね!!
雲ひとつない空なので満点の星空だったんでしょうね。
エアーズロックのホテルは高いですよねー。
アウトバックパイオニアにしようか悩みました。。
やっとフィルムの現像&データ化が終わって、写真見ながら1ヶ月前の懐かしんでいます。
- かぴたんさん からの返信 2019/10/26 14:42:25
- RE: こんばんは
- こんにちは。晴れたのは本当にラッキーでした。
事前に見た月齢では満月に近かったので天の川は諦めていたのですが、月が昇る前はばっちり見ることができました。
実際の壮大さは写真では到底表せず...ぜひ再チャレンジしてください。
私もまた行きたいなあ。
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