【１九州編】日本縦断の自転車旅行

2019/10/07 - 2019/11/10

【１九州編】
今現在は四国－関西を走行中です。【２四国編】【３関西編】を追加しますので、この九州編を購読後は、上にある「旅行記グループ　日本縦断の自転車旅行」をクリックください。
肥後の人。２０１９年１０月８日に九州最南端の佐多岬から電動アシスト自転車で出発し、なるべく北へ向かいます。同行の二男は普通のシティサイクルです。
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【表紙は佐田岬】

エリア 熊本市(熊本)

佐田岬発の北へ行く旅【０日目】１０月７日(月)午前１１時レンタカーに電動アシスト自転車と二男の自転車を積み込み指宿へ向かいます。

桜島ＳＡで、お弁当をいただきました。
指宿の温泉は塩味でサラサラの大変けっこうなお湯でした。
０日目の主な支出。レンタカー熊本から鹿児島市12，600円〔乗り捨て料、ガソリン代込み〕、指宿市お宿シングル2部屋10，000円、夕食コンビニ弁当他2，300円。

【第1日目】１０月８日〔火〕指宿のお宿を7時に出発し、山川港から東側対岸の根占港を目指します。
なんきゅうフェリーは大きくありませんが、揺れが少なく、客室も快適でした。

根占港から佐田岬への途中で「ふれあいパーク佐多」に寄りました。

パーク佐多からは優雅な開聞岳が見えます。

道端にキレイな花がありました。自転車くらい低速ですと、このようなことにも気づけます。

史跡「台場跡」薩摩英国戦争にそなえ砲台が数十構築された中で、当時の台場として原型をとどめているのはここだけ。と説明文がありました。

台風による北強風と、アップダウンが激しい道路のため、左膝関節を痛めました。
鹿屋市の宿にたどり着くまでの残り４０キロメートルは痛くて半ベソでした。そのため明日の行程は都城市までとします。本日、走行103ｋｍ。フェリー２組合計2,600円。飲物食費4,300円。ビタミン剤等2,100円。シングル2部屋10，000円。

【第2日目】9日〔水〕今朝は９時１０分に鹿屋市のホテルを出発し、都城市を目指します。途中の道路の回りはすべて平野で、遠くに霧島連山が見えます。

道はアップダウンがきつく、急な登り坂では二男は自転車を押します。私は電動アシストのおかげでクリアできます。なにか申し訳ないような気持ちです。

途中で交通安全の看板があり「テゲテゲ運転は事故のもと」だそうです？？後ほど都城市のホテルのフロントさんに聞きましたらテゲテゲは「適当にしておけばいい」とのことです。鹿児島県や宮崎県とはお隣さんですが、熊本〔市〕では聞いたことがなかったです。

今夜のお宿は都城市のホテルです。広いとは言えませんが、快適です。今日も左膝関節が痛かったため、明日も４０ｋｍ東の宮崎市までを目的地とします。

霧島酒造株式会社越しに見える夕日。
本日５８ｋｍ走行。支出=飲物食品2,200円、昼食ファミレス1，200円、シングル2部屋10,600円。

【第3日目】１０日〔木〕午前９時３０分に都城市のホテルを出発し宮崎市を目指します。都城市の回りはお茶畑等の広い平野ですが、遠くには山々が連なっています。それを越えないと宮崎市には行けません。

長い登り坂ですが、途中の道路脇には透き通った水の小川や古い橋があり、ホッとします。

峠道が終わったあたりに食事どころがあり、二男はチキン南蛮私は魚他フライ定食でお昼ご飯です。サクサクで美味しくいただきました。右上は、茶碗に入った白菜中心の漬け物です。

宮崎市を流れる大淀川に到着しました。大きい！ゆったりと流れています。「あなたは同じ川に二度入ることはできない。」と言ったのはギリシャの哲学者ですか。同じように見えても、中の水は違うもの、時の流れを想うということでしょうか。

宮崎神宮です。平日の午後、静かです。
この旅は、再任用勤務を終了した後、やって見たいことの一番目でした。〔いつの日か二番目のことができればいいですが。〕同勤した隣の机の人に「電動アシスト自転車を使うのはズルでしょう。」と突っ込まれながらも、遂に出発しました。

宮崎市のお宿です。二部屋ですが、それぞれ大きなベッドで、部屋も広いです。何よりリーズナブル！本日42km走行。昼食1,800円、飲物食品1,600円、2部屋合計7,600円。

【４日目】１０月１１日〔金〕今日の目的地は９０km北の延岡市です。８時にホテルを出発します。
１時間半走り、宮崎市の北、西都市を流れる一ッ瀬川を渡ります。遠くに九州中央山地が見えます。

都農町の食事処で昼食にします。左が私のチキン南蛮、右が二男のチキン南蛮+生姜焼き定食です。後で女将さんが「創業４０年、県の人気投票１位にもなりました。」と話されましたが、美味しかったです。チキン南蛮の看板が多いですが、宮崎県の名物でしょうか。

日向市に入り、やっと太平洋を見れました。
台風の影響で波が高く、一面真っ白です。
自転車も向かい風で、前進するのも一苦労です。しかし、走れるだけ幸運なのですね。

緩やかな登り下りが続く道をずーっと走り、やっと延岡市に入りました。すでに五ヶ瀬川からは夕日が見えます。

今夜のビジネスホテルです。適当な広さで、何より昨日以上にリーズナブルです。本日９２km走行。
昼食2,400円、湿布薬１,000円、飲物食品2,200円、宿泊費5,400円。

【５日目】１０月１２日〔土〕今日の目的地は佐伯〔さいき〕市です。昨日距離検索をして３８kmだったので、ゆっくり１０時にホテルを出発しました。ところがこれが間違いで、二男の指摘でわかりましたが、正しくは６２kmでした。間違いを謝って、先を急ぎます。

台風１９号のためときどき強風が吹きつけ、自転車と共に押し倒されそうになりながら、山々の間の道路を進み、県境に来ました。
鹿児島県、宮崎県を過ぎ、３県目となる大分県に入ります。

厳しいアップダウンの道路であり、時々木陰で身体を休めます。国道１０号線ですが、車両の通行が少なく、山々の中でもあり、レストラン等がありません。残念ながら今日は昼食無しです。

午後５時にやっとホテルに到着しました。明日はたまたま「ツール・ド・佐伯」という自転車のイベントがあり、参加者がたくさんで、ちょっと宿泊費が高めのところしか予約できませんでした。フロントさんに自転車置き場をたずねたら、「自転車はお部屋へどうぞ」でした。イベント参加者と同じ取り扱いなのですね。

夕食はファミレスで私はハンバーグ他のミックスグリル、二男はプレミアムプライム〔？〕他です。
ボリュームがあり、美味しかったです。
明日は九州から離れる予定です。
本日62km走行。飲物・布テープ他1,100円、夕食2,700円、宿泊費16,000円。

【６日目】１０月１３日〔日〕今日の行程は佐伯市→30km臼杵港→2時間半フェリー→愛媛県八幡浜港→30km内子町泊です。長い行程ですので、7時にホテルを出発します。海岸沿いの道もあれば、一気に山道にもなります。

本日の1番怖かった所です。トンネルですが、歩道が車道から約３０cm高くなってます。その歩道の幅が狭いです。
横を大型車が疾走する中、綱渡り状態です。二男は自転車に乗ったまま、無事に通過しましたが、私はずっと自転車を押して行きました。
これからも安全第一を心がけます。

臼杵港に到着ししばらくすると九四オレンジフェリーが近づいてきました。１１時３５分発で、１３時５５分に四国の愛媛県八幡浜港に着きます。

このような形でフェリーの壁に固定してもらえます。
いよいよ、九州から離れます。
これ以降は【２四国編】に続きますので、最上部の旅行記グループをクリックしてください。
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