2018/12/25 - 2019/01/15
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タヌキを連れた布袋(ほてい)さん
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「‥‥日本人と結婚したミャンマー人が,料理によくきなこを使うので,不思議に思っていた。ところがミャンマーに行ってみると,ヒヨコマメのきなこが市場で普通に売られていたのである。その後在日ミャンマー大使館の方のお宅にうかがった時も,ミャンマーを代表する麺料理,モヒンガーのたれ作りを見せていただいたら,タマネギ,ニンニク,ショウガ,トウガラシをつぶして炒めたところにくずした鯖の水煮と水を加えて煮,魚醤で味を整えてから最後にきなこを水溶きして加え,香ばしさととろみをつけていた。
またミャンマーで早朝ヤンゴン(ラングーン)を出てタウンジに向かった時,途中で有名な麺料理であるマンダレー・モンティを食べたが,でき上がった麺にのせるトッピングに,ベサンの衣をつけて揚げた野菜とともに,きざんだハーブや野菜ときなこの皿がついてきた。ミャンマーでは麺の汁にとろみとこくをつけるのに,ヒヨコマメのきなこが欠かせないらしい。
タウンジでは早起きしてヒヨコマメ豆腐作りを見学したが,水に漬けた豆をすりつぶし,ターメリックを加えて鍋で煮て,バットに流し固める。冷やして小さく切り,たれをかけて食べる。この時,薬味としてニンニク,タマネギ,トウガラシなどといっしょに,やはりヒヨコマメのきなこをかけて食べるのだ。
日本ではヒヨコマメのきなこは手に入らない。そこでミャンマーの人たちはダイズのきなこで間に合わせていたのだった。感想を聞くと,やはりヒヨコマメのほうが軽くておいしいという。日本のきなこつまりダイズのきなこは,重くて消化が悪いといっていた。」
吉田よし子著「マメな豆の話 世界の豆食文化をたずねて」(角川ソフィア文庫)より
マンダレー逍遥~その1:街歩き
https://4travel.jp/travelogue/11551231
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- タイ・エアアジア
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
マンダレーに着いたら,ゼージョー(市場)へ行くのが楽しみだ。
久しぶりのマンダレーである。 -
ゼージョーはとにかく広く,活気がある。
市場好きには堪らない場所だ。 -
砕いた干海老。
-
ビルマ(シャン)納豆。
つぶしてから煎餅状に成型して乾燥させた板納豆ペーボッ(左)と,日本のものほど糸をひかない粒納豆ペーガピ(右)。 -
整然と並べられたキンマの葉。
-
これは何だろう?と思ってしげしげと眺めていたら,華人の老板が出てきて試食させてくれた。浅いシロップ漬けだった。
形は梅か杏の実のようだが,色が赤いので違う。棗(なつめ)だろうか。
市場に生食用のインドナツメはたくさん出ているが,その実は黄緑色をしている。 -
もやしの漬物。
漬け汁に米のとぎ汁を使うので,白濁しているのが分かる。 -
バナナの茎。ポピュラーな食材。
-
これは食べ物ではなく,ビルマシャンプー。
シカカイの果実などの植物を煎じて作るらしい。 -
500MMK紙幣を差し出したら,店のおばさんはひょいひょいと三袋を取って渡してくれた。かなり安い。(1000MMK=約75円)
宿に戻ってから使ってみたが,泡立つわけでもなく,いまいち洗った気がしない。
使い方(洗い方)を間違えたのかもしれない。 -
さて,市場の一角に,十数人のおばさんがしゃがみこんでいる場所があった。
全員おばさんである。みんな風呂椅子に腰かけ,黙々と碗に顔を突っ込んでいる。 -
マンダレー・モンティの屋台だった。
マンダレー・モンティはマンダレー名物の和え麺である。「モンティ」というのは小吃(軽食)というほどの意味のようだ。
客が好みの麺を指定すると,それにキャベツの繊切りや茹でもやし,薬味,揚げ玉,ひよこ豆のきな粉をのせ,独特のオレンジ色をしたヒン(味つけ油)を底に入れる。
そして客に「混ぜるか?」と尋ね,希望すれば全体を手指で混ぜ合わせてくれる。
混ぜてもらうと見た目は悪くなるが↑,自分で箸で混ぜるより味はよい。
好みで柑橘を絞ったり,生の小タマネギを入れる。 -
(↑食べ汚しの写真で恐縮だが,)この屋台では食べ終わった後に鉢を差し出すと,熱いスープを注ぎ,そこへ砕いた揚げ春雨(チャーザンジョ)をパラパラと落としてくれるサービスがあった。
食卓のある店なら,モンティには別碗でスープが付いてくる。
ところがこの店には食卓が無いので,別碗のスープを出すことができない(もし出したら,客は両手がふさがって立ち往生する)。
そこで,食後の麺鉢にスープを注ぐことにしたのだろう。
無料のスープでも省略したりはしない心意気。
モンティは一杯500MMK。(1000MMK=約75円)
安くてサービスよし。地元のおばさんたちが群がっているのも頷ける。 -
こちらはマンダレー・モンティの有名店のひとつ「Soe Soe Mont T(ソーソーモンティ)」。
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すでに30年以上やっている老舗だが,店舗は新装していてとてもきれい。
ヤンゴンにも支店を出しているようだ。 -
メニューはマンダレー・モンティのみ。潔い。
一番上に載っているのは,ナンヂー・トウッ。
「ナンヂー」は極太の米麺のことで,日本のうどんよりずっと太い。マンダレー・モンティの麺のバラエティの中では代表格だ。「トウッ」は和え麺ということで,この店のマンダレー・モンティの仕立てはトウッのみである。
ナンヂー以下は,ナンラッ(米・中太麺),ナンピャー(米・平麺),ナンティー(米・細麺),カウッスエピャー(小麦・平麺),カウッスエロー(小麦・細麺)と並んでいる。
具材は鶏肉と魚団子(ルークチン)から選べるが,何も言わないとミックスを出してくれる。 -
メニューはビルマ語のみだが,麺のサンプルを作ってくれているので(麺は本物),指さしで注文をすることができる。
-
屋台と違って,盛りつけは上品。
↑ナンピャー・トウッ(左)とカウッスエピャー・トウッ(右)。
これで一人前各2500MMK。(1000MMK=約75円)
屋台の5倍の価格と言えばそうだが,そこまで割高感はない。シャン料理店の皿飯でも欲張ればそのくらい取られることはある。逆に,屋台のモンティが安すぎるのだと思う。 -
これは,厨房でトウッしてもらったナンヂー・トウッ。
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サイドディッシュのかまぼこや揚げたてのワダも卓上に並ぶ。
これらは食べた分だけ課金される方式。 -
かまぼこはあっさり上品できめ細かく,オタオタなんかよりずっと日本のかまぼこに近い食感だった。
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店は,表通りから路地を入った先にある中庭のような場所に面して建っているので,やや分かりにくい。
下記の座標がほぼ正確で,店のある場所から西向きと北向きに路地がある。午前中のみの営業で,日曜休み。
「Soe Soe Mont T(ソーソーモンティ)」(Google座標:21.975235,96.076056) -
マンダレーの82nd×28th付近にはモスクがいくつもある。
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近くにはムスリム御用達の大きなラペイエサン(茶屋)が店を構えている。
また,周辺の路上にはたくさんの青果露店や屋台が店を開いていて,飲食が賑やかなエリアになっている。 -
その中にも,マンダレー・モンティの屋台があった。
-
ここは4種類の麺を置いている。
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この店のナンヂーは,他の店のものよりずいぶん細い。見かけは,断面が丸い大阪うどんのような感じだ。
しかし,この麺には普通の極太のナンヂーよりさらに弾力があり,箸で引っ張ったくらいでは切れず,しっかりした歯応えがあった。
麺ひとつとってみても,店ごとに色々と工夫をして特色を出しているようだ。 -
この店には,麺ではなく米飯で作るマンダレー・モンティもある。
米飯自体が色をつけて炊いてあるため,麺のモンティより鮮やかなオレンジ色をしている。
しかし米飯だと表面積が増えるからか,ヒン(味つけ油)がくどく感じられて,やや食べにくいというのが正直なところだ。好みの問題かも知れないが。 -
結局,マンダレー・モンティで一番に気に入ったのは,
-
前述の「ソーソーモンティ」からそんなに離れていないところにある,この店だった。
(85~86th)×(31~32nd)のブロックにある。
道沿いにあるので「ソーソー」ほど場所は判りにくくない。 -
調理台には「麺盛り」係(兼金庫番)のおばさん,「調味+和える」係のおばさんが並んでいて,てきぱきと注文を捌いていく。
調理台のど真ん中にバラの花を飾っているのが眼を惹いた。 -
これはまだトウッしていない小麦の細麺。店ではこの麺のことを「カウッスエスィッ」と呼んでいた。
具材はキャベツの繊切り,茹でもやし,割いた鶏胸肉,コリアンダー,とごく標準的である。
揚げ玉は,ナンピャー(平麺)とナンティー(細麺)を揚げたもの二種類が使用されている。
たっぷりかかっているひよこ豆のきな粉は,日本のきな粉よりずっときめが細かくて白い。 -
こちらは和えてもらったナンラッ(中太麺)。
(私の耳に「ラッ」は「レッ」と混ざったような音に聞こえ,発音が難しい。)
この店は,何と言っても麺に和える香ばしくて旨味たっぷりのヒンが素晴らしい。これがきな粉とあいまって,とても”クリーミー”な味わいになる。
また,それ以外の具合の鮮度,それは薬味の小タマネギや柑橘の鮮度に至るまでひとつひとつ申し分なく,行き届いていた。
もちろん調理台やテーブルはきれいに掃除されている。
こういう店が不味かろうはずがない。 -
付いてきたスープも,お替りがほしくなるほど濃厚な旨味がした。
モンティ各種,一人前1500MMKである。
「ソーソーモンティ」(2500MMK)と屋台(500MMK)のちょうど中間に値段を設定しているところがニクい。
「ソーソー」もいい店なのだが,値段を考慮すると,ためらいつつもこちらに軍配を上げてしまう。 -
店の名は「DAW THOUNG SEIN」(Googleマップでは「Daw Thaung Sein Montti」として登録,座標:21.974871,96.074435)。
午前中のみ営業,たぶん11時頃には閉店する。
現在のところ,私の中でマンダレー・モンティのナンバーワンはここである。
マンダレー逍遥~その1:街歩き
https://4travel.jp/travelogue/11551231
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