2018/12/25 - 2019/01/04
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タヌキを連れた布袋(ほてい)さん
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マンダレーから西へ伸びるミャンマー国鉄のラーショー線。かつての援蒋ルートである。
2018年12月にマンダレーからシーポーまで乗った。その時の記録である。マンダレー駅の切符販売は乗車日の前日からで,当日判ったことだが,客車は普通車(Ordinary Class)のみの編成だった。運賃1700MMK。(1000MMK=約75円)
ゴッティ鉄橋(「ゴッティ」と表記するのはやや違和感があるかもしれないが,ネット上で大多数がそう表記していると思うのでそれに倣う。)は人気が高かった。危険だと言われているのにこれだけの観光客が来るというのは,やはり魅力のほうが大きいということか。
寒い季節の乗る場合は,防寒対策をしっかりと。今回ほど魔法瓶と熱い湯茶が恋しいことはなかった。可能なら持っていくべし。
シーポー逍遥~その1:市場とシャン・カオスエ
https://4travel.jp/travelogue/11494929
シーポー逍遥~その2:街歩き&リトル・バガン
https://4travel.jp/travelogue/11494952
シーポー逍遥~その3:伝統シャン料理
https://4travel.jp/travelogue/11494969
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- タイ・スマイル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
04:00にマンダレー駅を出る汽車に乗るため,朝3時すぎに宿をチェックアウトしてまだ暗い街を歩く。
駅に着いたとき,ラーショー行きのその汽車は,すでに4番ホームに入線していた。 -
ホームで汽車を待つビルマ人は,パンパンに着ぶくれして,毛糸の帽子や毛布まで用意した完全装備である。
ビルマの人たちは椅子に長時間坐ることを好まない。長くなると,ゴザを敷いて坐る。
それは汽車内でも同じで,座席はあるのにわざわざ床にゴザを敷いて坐ったり横臥したりする。 -
汽車は,機関車が三両の客車と二両の荷物車を牽く編成である。
-
三両の客車はすべて普通車(Ordinary Class)だった。
ミャンマー国鉄の客車は三等級あり,上から,
Upper Class(特等車)
First Class(一等車)
Ordinary Class(普通車)
となっている。 -
汽車は,定刻を20分ほど過ぎてマンダレー駅を発車した。ほぼ満席である。
窓の多くが開いたままなので,外の冷気がビュービューと吹き込んでくる。
なぜ窓が開いたままなのかというと,理由がふたつある。
ひとつは,古い客車の車体にゆがみが出ているせいか,開いたままびくとも動かない壊れた窓がたくさんあるからだ。もうひとつは,それを見越して完全装備をしているビルマ人は身体がポカポカで,窓が開いていても気にならず,あえて閉めようとしないからだ。
こちらも寒さ対策にダウンジャケットやズボン下を装着しているが,ビルマ人よりはるかに軽装である。気温が上がる前の時間帯は,特に寒さが身に応える。 -
未明の暗闇の中,マンダレー近郊の小さな駅に停車しながら進む。
これらの駅でも乗客が乗り込んできて,完全に満席となる。ただし,この汽車は全席指定のようで,立っている乗客はいない。
やがて汽車は頻繁に停止を繰り返すようになる。スイッチバックをしながら,シャン高原へ向かって登っているのだ。
車窓はまだ暗い。寒いから早く明けてほしい。 -
高原への斜面を登りきった頃,夜が明けた。
-
マンダレー駅を出て,このZIBINGYI駅(Googleマップ上では”ZeeBinGyi Train Station”)で初めての小停車がある。
-
それまで暗くてよく見えなかった機関車や,
-
客車の全貌が見えるようになった。
ここまでの行程,汽車の揺れは思ったほどひどくない。 -
汽車は朝8時半頃,ピンウーリン駅に到着した。
-
ピンウーリン駅のプラットホームは,観光客であふれ返っていた。
まさかこの人たち,乗ってくるのか? こんな人数,どうやって? -
どうやらここで,客車を増結するようだ。
荷物車をいったん切り離し,機関車が操車場へ引っ張っていった。 -
一気に観光ムードになる。皆,楽しそう。
-
そして,三両の普通車が増結された。
増結作業は,いまだ前世紀の鉄道の雰囲気を遺している↓(動画2分18秒)
https://youtu.be/BzersoRBTw8 -
押せや押せやで乗り込む乗客。
しかし,増結車両もすべて指定席のようだった。 -
ちゃんと切符どおりに坐れているかを確認して回る車掌。
-
ピンウーリン駅には外国人用の手洗いがある。無料。他の駅は有料だ。
-
ピンウーリンを出発。
車窓にはシャンの田園風景が広がる。 -
この辺りは花卉の産地のようで,短い停車時間中に花売りから買い求めるビルマ人乗客がたくさんいた。
-
11時前くらいに,NAUNG HKIO(ナウンショー)駅に到着。
もうゴッティ鉄橋が近いはずだ。 -
まぜそば売りのおばさん。そばは冷たい。
温かい汁麺,いや,そんな贅沢は言わない,ただの熱いビルマ茶でいいから売ってほしいと心底から思う。
しかし,温かいものはどこにも売っていない。 -
こちらはヒン(味つけ油)を飯にかけた弁当。
ヒンも米飯も冷めている。 -
物売りは車内にも乗り込んでくるが,あまり買う人はいない。
-
ナウンショー駅を出てしばらくすると,大きな渓谷の両岸をつなぐトレッスル橋が小さく姿を現す。
ゴッティ鉄橋だ。 -
鉄橋が見え始めてからも,汽車はゆっくりと蛇行しながらゴッティ渓谷のほうへ標高を下げてゆく。
-
鉄橋を渡る手前に,ゴッティ(GOK TEIK)駅がある。
ここで学生の団体が下車し,座席にやや余裕ができる。
ゴッティ駅には11:30頃到着し,約5分間だけ停車。記念写真を撮る乗客がたくさんいる。 -
ゴッティ駅を出ると,すぐに鉄橋にさしかかる。
汽車は,ゆっくりゆっくり橋を渡る。別に乗客サービスをしているわけではなく,危険だからだ。 -
上から見た橋脚。
こんな写真が撮れてしまうくらい,ゆっくり渡る。
真下を向くと吸い込まれそうな気分になるほどの高さがある。 -
下の方に見えているのは,建設から70年以上(当時)が経過し老朽化したゴッティ鉄橋が,壊れて不通になったときに備えて造られたという迂回線。
その迂回線も建設から40年以上が経過し,一度も利用されることなく放置されているようだ。
造られてまもなく120年になるゴッティ鉄橋。その重要性は,この区間を車で走ってみると分かる。
実は,鉄橋のすぐ北側には国道が走っている。国道はゴッティ渓谷を底まで下りて,また上がってくる。そのため,つづら折りの険しい道路になっている。
この国道はゴッティ渓谷を渡る唯一の自動車道である。すなわち,すべての自動車やトラックがここに集中する。もちろん大渋滞が生じ,カーブというカーブに警察官を立たせて交通整理をしなければ,すぐに麻痺してしまう。
イギリスがこんな大がかりな鉄橋を通したのは,相応の理由があったわけだ。 -
ゴッティ鉄橋を越えると,汽車はNAUNG PENG駅に停まる。
-
この駅で降りて,待機するバスやヴァンに乗って帰っていくツアー客の姿が目立つ。
-
ここでは貨物の積み下ろしのため,しばらく停車。
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昼どきなので弁当屋が繁盛している。
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このまぜそば売りは,一緒に缶ビールも売っていた。
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その次の小停車はKYAUKME(チャウメ)駅。約15分停車。
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この駅にも物売りが多くいて,
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今日停車した駅の中でもっとも立派な食堂があった。
-
チャウメを出ると,次の大きな駅は,下車するシーポーだ。
この辺りになると,風景はますますシャンの色を増してくる。
どことなく,日本の田舎を思わせるようになる。 -
美しいススキの原,豊かな水をたたえる小川。
小鮒釣りし彼(か)の川~♪ -
シーポーの街が近づいたところで,おや,火事?
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踏切員の男。街が近くなると踏切も増える。
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そして15時すぎ,シーポー駅で汽車を下りる。ほぼ定刻の到着だった。
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駅前には,こんな感じのバスカーが客待ちをしていた。
一人1000MMKというので乗る。(1000MMK=約75円) -
シーポーの駅は市街地からそんなに離れていないので,バスカーを断って,歩いて宿へ向かう旅行者も多い。
シーポー逍遥~その1:市場とシャン・カオスエ
https://4travel.jp/travelogue/11494929
シーポー逍遥~その2:街歩き&リトル・バガン
https://4travel.jp/travelogue/11494952
シーポー逍遥~その3:伝統シャン料理
https://4travel.jp/travelogue/11494969
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