2019/09/20 - 2019/09/24
13位(同エリア1012件中)
Mugieさん
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この旅行記のスケジュール
2019/09/29
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この旅行記スケジュールを元に
今回はドイツ出張のついでにポーランドを観光してきました。
ハノーヴァーでのインターナショナルミーティングの知らせをもらったとき、カレンダーを見てまたもやにんまり。なんと9月の3連休の後!これならミーティングの前にたくさん観光できます。
前回の出張でハノーヴァー周辺は見たので、今回は飛行機の経由地観光をねらいます。
ハノーヴァーまで1回経由で行くとなると、だいたい候補に挙がるエアラインはフィンエアー、KLM、トルコ航空、ルフトハンザ、そしてポーランド航空です。
くじを引くような気持ちで、総務から出てきた選択肢を見ると、今回一番安かったのはポーランド航空。ということでポーランド観光に決定!
首都のワルシャワは第二次大戦時に徹底的に破壊されましたが、戦後市民の熱意で、旧市街は忠実に復元されたそうです。観光の見所はむしろクラクフにあり、中世からの町並みが残っています。また、クラクフからは日帰りで世界遺産であるアウシュビッツ強制収容所とヴィエリチカ岩塩坑に行くことができます。
予定を組む中で、アウシュビッツは行っても悲しくなるだけだから、行くかどうか非常に迷いました。でも、結果的には、日本語ガイドの中谷さんの話を聞いて、歴史や宗教、人間の本質について深く考えることができて、とても印象深い旅となりました。
<旅程>
9/20(金) 成田からワルシャワ、列車でクラクフへ移動
9/21(土) 午前 クラクフ観光、午後 アウシュビッツ観光
9/22(日) 終日 クラクフ観光
9/23(月・祝) 午前 ヴィエリチカ観光、午後 ワルシャワへ移動
9/24(火) 午前 ワルシャワ観光 午後ハノーヴァーへ移動
9/25(水) 終日仕事
9/26(木) 仕事終了後、夕方からツェレ観光
9/27(金) 仕事終了後、夕方からハノーヴァー観光
9/28(土) ハノーヴァーからワルシャワ経由で成田へ
9/29(日) 成田着
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- LOTポーランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
9/20 1日目
成田からワルシャワに移動です。
LOTポーランド航空は第一ターミナルなので、プライオリティパスのラウンジが使えます。
日本語のエンターテイメントは少なく、邦画が4本、日本語字幕の洋画も少ないです。
そのため、タブレットに動画を保存して乗りました。
USDのプラグがあるので、充電はできます。
食事はまあまあでした。
遅延が多いという口コミ通り、見事に行きも帰りも全便遅れたので、乗継がある場合は注意が必要です。 -
ワルシャワ・フレデリック・ショパン空港に到着しました。
スーツケースが出てくるのを待ってる間、simカードを入れ替えて、ATMでキャッシングしてポーランドの通貨、200ズウォティ、約5,400円を引き出しました。
プリペイドsimは5ギガ、10日間ヨーロッパ35か国で使えるカードで2,480円でした。
最近はAPN設定の必要がなく、入れるだけで使えるカードをAmazonで買っていくようにしています。
空港からまず市の中心地に移動し、クラクフ行きの列車に乗ります。
空港から中心地までは4.40ズウォティ/119円、約20分でつきます。
S2とS3の2路線あり、S2はシルトミエシチェ駅、S3は中央駅に着きます。
シルトミエシチェ駅と中央駅は歩いて数分です。
私はシルトミエシチェ駅に着いたので、ランドマークタワーの文化宮殿を右手に見ながらクラクフ行きの列車が出る中央駅に移動しました。ワルシャワの駅はエスカレータやエレベータがなく重いスーツケースを持っての移動はちょっと大変でした。 -
列車が予定よりも遅れ、ワルシャワから約3時間でクラクフにつきました。
2等車のチケットを買ったら、席の指定がなく、どこに座ったらいいのか迷っていたら、若い男の子が助けてくれ、一緒のコンパートメントに座りました。スーツケースを荷物棚に上げてくれたり、クラクフ駅に着いたときにはスーツケースをプラットホームまで運んでくれて、とても親切でした。一人旅で心細い中、親切な人に会うと、緊張がほぐれます。
ポーランドでよかったのは、みんな英語で話しかけてくれるし、標識もポーランド語の隣に必ずといっていいほど、英語で書いてあるのです。夏休みのメキシコでスペイン語でまくしたてられた日々が、ちょっとトラウマになりそうだったので、英語が通じて居心地がよかったです。
ホテルはクラクフ駅近くのヴィエナハウス・アンデルス・クラクフに3泊しました。
クラクフ駅にはギャレリアという大きなショッピングモールがあり、その隣にあるホテルです。
アウシュビッツやヴィエリチカへ行くことを考えて駅近のホテルにしましたが、旧市街の入口も歩いて5分もかからないくらいで便利でした。
お水が毎日2本、無料でつきます。バスタブとシャワーブースが独立してあり、部屋もゆったりしていてよかったです。駅近のきれいなホテル by Mugieさんウィーン ハウス バイ ウィンダム アンデルス クラクフ ホテル
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9/21 2日目
朝食はまずまずの品揃えで、おいしかったです。
特にニシンのマリネがおいしくて、毎朝たくさん食べました。
コーヒーマシンがあったので、カプチーノを入れたら、泡がハートになりました。
この日は午後2時からアウシュビッツの日本語ツアーに参加する予定だったので、午前中は軽く旧市街を回ります。 -
9時ごろホテルを出発し、旧市街に向かいます。
旧市街の入口にはバルバカンという馬蹄形の砦があります。
ヨーロッパに現存するバルバカンは3つしかなく、このクラクフのものがもっとも大きく、15世紀に作られたそうです。他の2つはワルシャワとフランスのカルカッソンヌにあるそうです。
ワルシャワのはこのあと見たので、バルバカンを制覇すべくカルカッソンヌに行きたいです。
中に入ることができますが、まだ開いてないので、町の中に進みます。バルバカン 建造物
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1300年頃作られたというフロリアンスカ門から中に入ります。
火事から町を守る聖フロリアヌスという聖人の名前から来ているそうで、戴冠式やパレードもこの門を起点に行われたそうです。フロリアンスカ門 (聖フロリアン門) 建造物
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街の中に入った瞬間、ドブロブニクでピレ門から旧市街に入った時の記憶がよみがえってきました。
門から続く大通りと、右側の噴水がすごく似てるなあと思いました。
歴史ある建物にはマックやスタバ、カルフールなど有名チェーンのお店が入ってます。
クラクフは11世紀から600年ほどの間、ポーランドの首都として大変栄えていたそうで、日本の京都によくたとえられます。
そしてクラクフ旧市街は近くのヴィエリチカ岩塩坑と合わせて世界遺産第一号に選ばれています。フロリアンスカ通り 散歩・街歩き
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ここがヨーロッパ最大と言われる中央広場です。
右手が聖マリア教会、左手が織物会館です。中央広場 広場・公園
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ヨーロッパの観光地ではよく馬車を見かけますが、馬の飾りといい、まるでシンデレラが乗っていそうな白いカゴといい、このクラクフのものが一番きれいだと思いました。
広場では花やおみやげ屋のマーケットが店開きの準備をしています。
広場の中心にはポーランドのロマン派の詩人アダム・ミツキエヴィッチの像が立っています。
右下の写真は旧市庁舎の塔で、現在は塔の部分だけ残っています。中央広場 広場・公園
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旧市街の奥にある聖ペテロ聖パウロ教会をめざして散歩を続けます。
朝早くてまだお店はあまり開いてませんが、建物の装飾や看板がきれいでテンションが上がります。 -
聖ペテロ聖パウロ教会に到着しました。
ここは朝7時から開いてるので、中に入ることができました。
時間がたっぷりあるので、地下やお庭までくまなく見て回りました。
この教会はクラシックコンサートを開催しているそうで、入口にチケットの案内が出ていました。聖ペテロ聖パウロ教会 寺院・教会
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「空飛ぶ教皇」と言われたヨハネ・パウロ2世の像がありました。
日本に来たこともあるし、世界平和のために精力的に活動した教皇というイメージはありましたが、ポーランドの出身で、史上初のスラブ系の教皇だそうです。
クラクフ近郊で生まれ、ナチスドイツのポーランド侵攻を経験し、第二次大戦後はソ連による共産化の中で、神学校が閉鎖されなど、苦難の人生を歩んでいたことを初めて知りました。
1980年以降の東欧の民主化では精神的な支柱となったそうです。
そんな方を前に、手を支える支柱が頭から角が生えてるみたいで面白いと思って写真を撮った自分が恥ずかしいです。聖ペテロ聖パウロ教会 寺院・教会
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10時近くなり、そろそろ織物会館が開く時間なので、中央広場に戻ろうと歩いていたら、きれいな教会を見つけました。
ガイドブックにもGoogle mapにも名前がなかったのですが、小さいものの非常に豪華な装飾の教会でした。 -
中央広場に戻ってきました。
織物会館の中はみやげ物屋さんが並んでいます。
ポーランドは琥珀が取れるそうで、琥珀のアクセサリーショップがたくさんありました。
あとはクリスマスツリーのオーナメント、もこもこの綿の入ったスリッパ、民芸品、ポーランド陶器などが売っていました。織物会館 (織物取引所) 市場
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10時半になるとバルバカンが開きます。
フロリアンスカ門との共通券が12ズウォティ/324円でした。
バルバカンはフロリアンスカ門を守るために作られ、1498年に完成したそうです。
外敵を射るために全方位に小窓が作られています。
ヨーロッパの城壁は本当に堅牢ですね。バルバカン 建造物
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フロリアンスカ門では、城壁に沿って絵画が売られており、まるでアートギャラリーのようです。
共通チケットで城壁の中を見て歩いたり、塔の上に登れました。
アウシュビッツのツアーがあるので、一度ホテルに戻ります。フロリアンスカ門 (聖フロリアン門) 建造物
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クラクフ駅東口のバスターミナルから12時発のオシフィエンチム行きのバスに乗ります。
アウシュビッツとはオシフィエンチムのドイツ語読みです。
バスで約1時間半くらいです。
バスターミナルには中谷さんのツアーに参加する日本人がたくさんいたので、乗り間違えるはずがないという感じでした。
アウシュビッツは夏は入場するのに長蛇の列でチケットを買うのが大変ということだったので、安易な気持ちで並ばずにすむ日本語ツアーに参加しました。
申し込みは、メールで直接中谷さんに連絡します。
1ヶ月ほど前に申し込み、9/22が第一希望でしたが、空きがないのか予定がないのかわかりませんが、9/21午後2時からになりました。
予約の確認をすると、オシフィエンチムまでの行き方や入場の注意などが送られてきました。
料金は80ズウォティまたは20ユーロでした。
私はズウォティで払ったので、約2,160円です。
約3時間半ほどのガイドで、入場料込みなので、とても安いと思います。
時間がない人は途中で離脱も可能でした。 -
アウシュヴィッツはナチスドイツによるホロコースト(大量虐殺)の舞台として知られていますが、ユダヤ人以外にもポーランド人の政治犯やソ連軍捕虜、ロマ人(ジプシー)、身体障害者、同性愛者、エホバの証人など、最大で2万8000人が収容されていたそうです。
いわゆる社会的弱者、マイノリティが捕囚の対象になっていたのは驚きました。
電流が流れる有刺鉄線に囲まれた敷地の入口には「ARBEIT MACHT FREI(働けば自由になる)」という文字が刻まれていますが、実際には過酷な労働の先には死が待つだけでした。オシフィエンチム (アウシュヴィッツ第一強制収容所) / アウシュヴィッツ博物館 建造物
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まずは収容者の遺品や当時の写真を見て行きます。
行く前にも予習して、心の準備はしていましたが、子供の写真や残された小さな靴などを見ると、やはり涙がこらえきれません。
ギュウギュウ詰めの光も入らない貨車で強制収容所に連れてこられ、ついた途端に命の選別を受け、労働力にならない子供はそのままガス室に行く列に並ばされたそうです。
中谷さんによると、子供は親に心の余裕がないときは駄々をこねて泣いたりしないそうです。
写真の子供たちはどんな思いで並んでいたのでしょうか。オシフィエンチム (アウシュヴィッツ第一強制収容所) / アウシュヴィッツ博物館 建造物
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右上の写真は死の壁と言われ、政治犯の銃殺が行われたそうです。
政治犯とは、すなわちナチスドイツに抵抗した人々であり、現在のポーランドでは英雄とされているそうです。
下の写真は焼却炉・ガス室です。穴の開いた天井からチクロンBを投げ入れ、大量虐殺をおこないました。左上がそのチクロンBの缶です。
人体実験、拷問、銃殺、ガスによる大量虐殺と、それだけでも恐ろしいのですが、収容所内では、ソ連兵や政治犯、ユダヤ人などがそれぞれ色の違う三角の識表を付けられ、被収容者の連帯感が生まれないようにしていたそうです。
また、ユダヤ人の監視や遺体の焼却を同胞のユダヤ人にやらせ、ユダヤ人同士を結束させないなど、マインドコントロールが見事すぎて恐ろしいです。オシフィエンチム (アウシュヴィッツ第一強制収容所) / アウシュヴィッツ博物館 建造物
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アウシュビッツ収容所を見た後、休憩をはさんでそこから3キロほど離れたビルケナウ第2収容所にバスで移動しました。
死の門から延びる鉄道の引き込み線は有名ですが、実はビルケナウの方にあります。
アウシュビッツが手狭になり、東京ドーム約37個分もの広大な敷地に300以上の収容棟が作られました。
「アンネの日記」で有名なアンネ・フランクや、囚人の身代わりになって亡くなった長崎のコルベ神父もこちらに収容されていました。
多いときには9万人が収容され、誘致されたドイツの民間企業の工場で働かされていだそうです。
日韓の徴用工問題に通じるものがあります。ビルケナウ (アウシュヴィッツ第二強制収容所) 史跡・遺跡
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収容棟は木造だったため、今では広大な敷地にれんが造りの暖炉だけが残っている状態です。
ガス室跡のそばには、犠牲者の追悼のための記念碑が建てられていました。
ガイドの中谷さんによると、今年の記念式典にドイツのメルケル首相は参列し、未だに過去の謝罪を行ったそうです。誤り続けられるとポーランド人はドイツ人を許すことはできないけれども、感情的に文句を言うこともできなくなるそうです。
日本の戦争責任の取り方についても考えさせられました。
また、現代でも人種や宗教、LGBTなど、自分と異質なものに対する差別意識は消えませんが、排除ではなく、共存の道を探る姿勢が大切だと改めて思いました。ビルケナウ (アウシュヴィッツ第二強制収容所) 史跡・遺跡
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6時ごろオシフィエンチムからバスに乗り、日本語ツアーで一緒だった女性とおしゃべりしながら帰ってきました。
アウシュビッツに行くのは気が重いとか、チケット買うのに1時間も並ぶのはめんどくさいとか思っていた私とは大違いで、中谷さんのガイドを聞きたいという明確な意思を持って参加したそうです。
夕飯は彼女に勧められたヤレマというバルバカンのそばのレストランにしました。
某地球の歩き方にも載っているため、店内を見回したら日本人だらけで、メニューも日本語がありました。
音楽の生演奏があり、落ち着いた店内ですが、1人でも敷居は高くないです。
ポーランド風ロールキャベツと言われるゴウォンプキとグラスの赤ワインで61ズウォティ/1,647円でした。
ポーランドでは高級レストランではチップが必要だそうです。
ここが高級かどうか迷いましたが、チップ10%加算してと言ったら、ウェイトレスの女の子がとってもかわいい笑顔になりました。スマイル160円です。
ロールキャベツはキノコソース(クリーム)かトマトソースが選べます。
具にお米が入っており、日本で食べるロールキャベツとはちょっと違いますが、おししかったです。
https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g274772-d1008997-Reviews-Restauracja_Jarema-Krakow_Lesser_Poland_Province_Southern_Poland.htmlヤレマ 地元の料理
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9/22 3日目
この日はヴァヴェル城を見に行きます。
旧市街のはずれにあるので、トラムかバスで行きたいと思いましたが、Google先生によるとホテルから徒歩25分と出てきます。
昨日とはちょっと道を変えながら、旧市街の中を歩きました。 -
旧市街では、街の至る所にオブヴァジャネックというリング状のパンが屋台で売っています。
どこも1つ、2ズウォティ/54円みたいです。
あとはジェラート屋さんがたくさんあるのが目につきました。
クラクフは朝晩は冬物のコートが必要なくらいの寒さですが、日中は半袖でもいいくらい暑くなり、この時期でもジェラートを食べている観光客がたくさんいました。 -
やっと、ヴァヴェル城のふもとに来ました。
ただ、どっちに行っていいのかわからず、とりあえず左側の道路が見える方に行きました。
帰りに気が付きましたが、右側に行くと歩行者用の坂道があり、大聖堂の前に出ます。ヴァヴェル城 城・宮殿
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入口が見えてきました。
門をくぐって右側の階段を上るとチケット売り場に出ます。ヴァヴェル城 城・宮殿
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ここヴァヴェル城はポーランド人が一生に一度は訪れたいと思う場所だそうです。
チケット売り場は長蛇の列で、人数制限があるため、朝早く行かないとチケットが売り切れることもあるというので、事前に予約していきました。
ちょっとめんどくさいですが、下記のHPでワードの予約申請フォームをダウンロードして見学したいところにチェックを入れ、メールで送ると後日確認書が送られてきます。
通常のチケット売り場とは別に予約者用のカウンターがありますが、これがまたわかりにくくて、レストランの奥のクリーム色の扉の向こうにあります。
ここで予約確認書を見せると地図と各施設の入場時間が指定されたチケットが渡されます。
支払もここで行います。
https://wawel.krakow.pl/enヴァヴェル城 城・宮殿
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イチオシ
チケットによると、10時からヴァヴェル城遺構(Lost Wawel)、10時55分から王宮展示(State Rooms)、11時55分から王の私室(Royal Private Apartments)、特別展示の陶器展を見て13時から宝物・武具博物館(Crown Treasury and Armoury)との指定です。
チケット代は全部で94ズウォティ/2,538円でした。ヴァヴェル城 城・宮殿
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王宮の中庭で入場時間を待ちます。
時間がすべて指定されていて、自由に見れないのは非常に不便です。
この日は午後からヴィエリチカ岩塩坑に行こうと思ってましたが、ヴァヴェル城の見学で5時間もつぶれてしまいました。
3階の壁が右側は絵が描かれているのに、左側は白いのが中途半端だなぁと思っていたら、あとで聞いたガイドツアーの説明によると昔火事で焼けてしまい、白いほうは補修したそうです。ヴァヴェル城 城・宮殿
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王宮展示(State Room)です。
ヴァヴェル城内は撮影禁止なので、ネットで見つけた写真です。
古い建物なので、色が落ちた絨毯や壁画、荒彫りの天井の装飾など、洗練された豪華絢爛な宮殿とは程遠いですが、中世からルネサンス期の雰囲気が出ています。ヴァヴェル城 城・宮殿
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王の私室(Royal Private Apartments)。
王宮展示が公務に使用された部屋なのに対し、こちらは居住スペースなので、展示物も家具が多かったです。
王の私室ではガイドの説明を聞きながら周りましたが、ポーランドなのにフランスやスウェーデンから王様が来たという話で、歴史的背景がわからず、説明を聞いてもピンと来ません。
思い返すと、高校の世界史で習ったポーランドの歴史って、ポーランド分割、ポーランド侵攻、ワルシャワ蜂起と抑圧された話ばかりです。
ポーランド王の名前は一人も浮かびません。ヴァヴェル城 城・宮殿
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大聖堂です。
こちらは礼拝堂だけなら無料ですが、ジグムントの塔などに登るには12ズウォティ/324円かかりました。ヴァヴェル大聖堂 寺院・教会
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大聖堂の中です。
ここは14-18世紀まで王の戴冠式が行われたそうです。
中央にある棺はポーランドの守護聖人である聖スタニスワフの聖遺物で、周囲を歴代の国王の墓が取り囲んでいるそうです。ヴァヴェル大聖堂 寺院・教会
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ジグムントの塔に登ったところからの眺めです。
遠くに中央広場の市庁舎の塔(左)と聖マリア教会の尖塔(右)が見えます。 -
ドラゴンの伝説が残る竜の洞窟です。
入口の券売機でチケットを買って入ります。
確か5ズウォティ/135円です。
階段をずっと降りてくるとなんかいると思ったら、竜の着ぐるみです…
出口の外にはもうちょっと勇ましい竜のオブジェがあります。
みやげもの屋さんでいっぱい売ってた変なキャラクターのぬいぐるみはこの竜なんだと気が付きました。
ちなみにドラゴン伝説とは、「凶悪な竜がいて、王は竜を倒せた者には誰でも王の美しい娘と結婚することを許すと約束したところ、戦士達が失敗する中、貧しい靴職人の見習は子羊に硫黄を詰め込むと、竜の洞窟の上にそれを置き、竜が子羊を食べると喉の渇きに襲われ、ヴィスワ川の水を飲み過ぎて破裂。靴職人は約束通り王の娘と結婚し、2人はその後ずっと幸せに暮らしましたとさ。」というよくありがちな話です。竜の洞窟 洞穴・鍾乳洞
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旧市街に戻ったところで素敵なオープンレストランを見つけたので、ここで遅い昼食です。
ポーランド料理のひとつ、ピエロギを食べてみました。
餃子のような皮に、濃厚なチーズとハーブが入っていました。
パンもついて25ズウォティ/675円。
のどが渇いていたので炭酸が飲みたくて、最初スパークリングワインを頼もうとしたら、1杯、2,000円もします。疲れていて計算を間違えたかと思いましたが、もう一度よく見直しても1本じゃなくて、1杯2,000でした。
そういえば、昨日のヤレマもワインが高かったです。
仕方なくビール500mil、15ズウォティ/405円にしました。
レシートを見て調べたら、POD NOSEMというお店でした。
室内もなかなかゴージャスでいい雰囲気のお店です。
https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g274772-d6956143-Reviews-Pod_Nosem-Krakow_Lesser_Poland_Province_Southern_Poland.html -
旧市街を歩いていたら、サンデーマーケットに出くわしました。
日用品、みやげもの、食べ物まで幅広く売っています。 -
イチオシ
聖マリア教会に来ました。
オープン時間が意外と短く、昨日は見れませんでしたが、今日はチケットを買って入ります。
教会に向かって右側にチケット売り場があります。
10ズウォティ/270円です。
信者は無料で入れますが、入口が観光客用と違い、祭壇の方まではいけません。
いかにも観光客風の日本人が信者用の席で写真を撮りまくっていたので、いかがなものかと思いました。聖マリア教会 寺院・教会
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残念ながら一部修復中でしたが、高く伸びるステンドグラスが荘厳な雰囲気を醸し出していました。
青い壁も落ち着きがあってきれいでした。聖マリア教会 寺院・教会
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ヴィエリチカは明日行くことにし、旧市街をぶらぶらしてから一度ホテルに帰ります。
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ホテルで休んでから、夕飯+夜景を見に、旧市街に戻ってきました。
ライトアップされた中央広場もきれいです。中央広場 広場・公園
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聖マリア教会。
夜景を見ながら中央広場で夕飯を食べようかと思いましたが、けっこう寒かったのとカップルが多くて一人で踏み込む勇気が出ず、あきらめました。
一人旅は、観光している間は自分のペースで見れていいですが、食事のときはさみしいです。聖マリア教会 寺院・教会
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街をぶらぶらしていても、なかなかお店を決められず、Googleで調べて、オペラ座前のポーランド料理のカジュアルレストランに決めました。
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Szalone Widelceというお店です。
ここはワインが安かったので、デキャンタで頼んでしまいました。
35ズウォティ/945円でした。
お肉は39.9ズウォティ/1,077円でした。
味付けはまあまあでしたが、ビーフがパッサパサでがっかりしました。
やっぱり和牛はジューシーでおいしいですよね。
付け合せの丸いやつは、芋餅みたいに弾力がありました。 -
9/23 4日目
本当は朝一でワルシャワに移動する予定でしたが、世界遺産のヴィエリチカ岩塩鉱をみないのはもったいないと思い、ワルシャワの観光時間を減らしました。
ヴィエリチカに行くのは電車のほうが早いそうですが、あいにく工事で本数が減っているということで、バスで行きました。
クラクフ駅の西口から出ています。ギャレリア コラコウスカ ショッピングセンター
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行きは50分くらいでつきました。
ここはガイドツアーでしか入れません。
英語のツアーはだいたい30分おきです。
チケットを買うのに並ぶということでしたが、この日は月曜日の朝10時前でしたが、5分くらいで買えました。
チケット売り場と、ガイドツアー、さらにはオンラインで購入した人の引換の列が違うので、どこに並ぶか注意が必要ですが、標識や案内がきちんとあります。ヴィエリチカ岩塩坑 (ツーリストルート) 建造物
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ヴィエリチカ岩塩鉱のツアーが始まりました。
長い階段をずーっと降りて行きます。
岩塩鉱を支えるために木の柱が組まれ、長い年月を経て、塩が木を覆っていきます。
ポーランドに嫁いできたハンガリー王女キンガが婚約時に投げ捨てた指輪がみつかり、地中を掘り進めたらこの岩塩坑が見つかったという逸話、コペルニクスやカジミエシュ大王の像、すべてが塩で作られています。ヴィエリチカ岩塩坑 (ツーリストルート) 建造物
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岩塩鉱のハイライト、キンガ礼拝堂は、信仰心の厚い坑夫たちが70年もかけて塩を掘り抜いて作り上げた、壮大な空間です。
塩がやさしい光を放っています。
驚くのはシャンデリアまで塩で作られていることです。ヴィエリチカ岩塩坑 (ツーリストルート) 建造物
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礼拝堂全体も素敵ですが、細部にいたるまで細かな彫刻が施されています。
ヴィエリチカ岩塩坑 (ツーリストルート) 建造物
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ここは比較的新しい木組みです。
天井高くそびえる柱が美しく組まれ、とても壮観でした。
岩塩鉱の地下にはレストランやみやげもの屋もあります。
解散したら、エレベータに乗って地上に上がりますが、エレベータに着くまでもかなり歩きます。
10時半からのツアーで地上に出たのは12時40分くらいでした。
約2時間歩きっぱなしです。ヴィエリチカ岩塩坑 (ツーリストルート) 建造物
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ヴィエリチカの帰りは渋滞にはまってしまい、ホテルに戻ったのは2時過ぎでした。
スーツケースをピックアップして14:48クラクフ発の列車に乗りました。
3泊したヴィエナ・ハウス・アンデルムスともお別れです。
駅でパンを買って乗り込み、遅い昼御飯です。
ワルシャワとクラクフを結ぶ特急列車の中はドリンクサービスがあります。
コーヒーを頼むとお湯とインスタントコーヒーが渡され、紅茶を頼むとお湯とティーバッグが出てきます。 -
17時半ごろワルシャワのホテル、ハンプトン・バイ・ヒルトンにつきました。
中央駅から1ブロックです。
高層階を選んだら、ワルシャワの街が一望できました。
ここは部屋は広くありませんが、ライトが明るくてよかったです。
ムーディな薄暗い部屋は気が滅入って苦手です。コンパクトで快適 by Mugieさんハンプトン バイ ヒルトン ワルシャワ シティ センター ホテル
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観光するには半端な時間なので、ショッピングに費やしました。
ポーランドに来たらぜひ買いたいと思っていたのがポーリッシュ・ポタリー(陶器)です。
ポーリッシュ・ポタリーはスタンプをポンポンと押した柄がとてもかわいいです。
まだお店が開いているツェラミカ・ボレスヴィエツ・ワルシャワという中央駅から5分くらいのお店でクリスマスのオーナメントを買いました。
この波打ったガラスのドームは中央駅に隣接しているズウォテ・タラシーというショッピングモールです。ズウォテ タラシー ショッピングセンター
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スターリンからの贈り物として1952年から4年の歳月をかけて建築した文化科学宮殿です。
「ワルシャワの墓石」と呼ばれ市民の評判はよくないそうですが、ランドマークタワーとして方角確認に役立ちます。
普通のビルで、思ったほど共産チックな建物ではありませんでした。(笑)文化科学宮殿 建造物
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9/24 4日目
ホテルの朝食です。
ワッフルマシーンがあって自分で作ってみましたが、思ったほど均一に焼けず、味も今一つでした。コンパクトで快適 by Mugieさんハンプトン バイ ヒルトン ワルシャワ シティ センター ホテル
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朝食後は旧市街をめざし、トラムに乗りました。
トラムの中で切符が買えず、大騒ぎしている日本人のご夫婦がいたので手伝ってあげたら、こっちに住んでいる人かと思ったと言われました。
私も昨日ワルシャワに着いたばかりなんですけど(笑)
道がわからないというので、王宮広場まで一緒に来ましたが、王宮でうまく別れることに成功しました。
クラクフよりも日本人、そしてアジア人の観光客が多いです。旧王宮 (旧王宮博物館) 博物館・美術館・ギャラリー
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旧王宮の入場料は30ズウォティ/810円です。
14世紀に建造が始まり、スウェーデンとの北方戦争で破壊され、復興されたもののポーランド分割でコレクションがロシアへ渡り、その後独立で回復したものの、第二次大戦では空爆にあい、2009年に復元工事が完成したそうです。
宮殿自体は新しい分、とてもきれいでクラクフの王宮よりもゴージャスです。
ウィーンのシェーンブルン宮殿に似てるような気がしました。旧王宮 (旧王宮博物館) 博物館・美術館・ギャラリー
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大会議室と王冠の間です。
ポーランド語と英語だけですが、各広間に説明が書いてあります。
身分の高い人との謁見の間は豪華で、庶民の代表との謁見の間は質素でした。
身分差別が露骨です。旧王宮 (旧王宮博物館) 博物館・美術館・ギャラリー
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王宮観光を終えて、広場に戻ってきました。
ワルシャワの歴史地区は昔北のパリと称されたそうですが、第2次世界大戦中に破壊され、約8割が灰塵に帰したそうです。
しかし、人々がこの街並みを忠実に蘇らせたその熱意が評価され、世界遺産に登録されたという経緯があります。王宮広場 広場・公園
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Terraceという看板につられていくと、民間の施設で、建物の屋上に上がって景色が見えるところがありました。
確か7ズウォティ/189円だったと思います。
王宮広場はもとよりワルシャワの街が見渡せてきれいでした。王宮広場 広場・公園
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旧市街なのに、こんなに車が走ってるなんてめずらしいなぁ、と思いながら歩いてましたが、実際は反対方向のクラクフ郊外通りでした。
よく地図を見ないでふらふらときれいな建物につられて歩き、失敗しました。クラクフ郊外通り 散歩・街歩き
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気を取り直して王宮まで戻り、旧市街を観光します。
クラクフの旧市街よりもさらに道幅が狭い感じです。 -
途中の洗礼者ヨハネ大聖堂はクラシックコンサート中で中に入れず、旧市街広場に出ました。
旧市街広場 旧市街・古い町並み
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広場のシンボルの人魚の像が剣を振り上げています。
ヴィスワ川に人魚が出るという伝説から、ワルシャワの守り神としてシンボル化されたそうです。
川にも人魚がいるんですね~
周囲の建物もよくみると装飾がきれいなのでが、復元されたとは思えないほど劣化していて、ちょっとさみしい感じの広場でした。人魚像 (旧市街広場) モニュメント・記念碑
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バルバカンです。
写真ではわかりにくいですが、クラクフのバルバカンを見た後だったので「ちっちゃい…」というのが感想です。
でも歴史を紐解くと北方戦争でスウェーデン軍の侵攻をここで食い止めたそうです。バルバカン 史跡・遺跡
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ワルシャワの旧市街があっけないほど早く見終わり、ガイドブックを見ても興味をそそられるものがなく、時間が余ったので、もう1軒、中央駅そばのポーリッシュ・ポタリーのお店に行くことにしました。
旧市街を出た大通りからバスに乗って行きます。 -
バスに乗っていたら、小学中学年くらいの女の子が、カナギリ声をあげながらお母さんと乗ってきました。
お母さんが必死になだめているにも関わらず、叫び続けていたので、発達障害のある子なのかなぁと思ってみていました。
とうとう、同乗していたおばあさんが文句を言いだし、親子は私と一緒のバス停で降りましたが、降りてからも子供が暴れています。
お母さんが大変そうで、かわいそうになってしまいましたが、一方でマナーを守れないと公共機関に乗れないことを子供に教えなければなりません。
なんだか、複雑な気持ちになりました。
アウシュビッツでは社会的マイノリティも迫害の対象となっていました。
どう折り合いをつけて共存すればいいのか、正解は見えません。
もやもやしながらお店に入りましたが、買い物はしっかりしました。セラミックス ボレスワヴィエツ (陶器専門店) 専門店
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食器を買ってから歩いてホテルに戻ります。
ちょっと小腹がすいたものの、中央駅のあたりはマックやケンタなどグローバルなチェーン店ばかりです。
最後だからポーランドっぽいものが食べたいと思っていたら、ローカルっぽいスープ屋さんを見つけました。
Rassolnikというスープにしました。
11.9ズウォティ/321円でした。
酸味があり、香草が効いていて不思議な味で、すごくポーランドっぽい気がして大満足でしたが、調べてみたらロシア料理のようです。 -
ホテルでスーツケースをピックアップし、電車で空港に向かおうと5ズウォティほどコインを残しておきましたが、ホテルを出た所でタクシーをみたら、重いスーツケースを階段で運ぶのが嫌になり、タクシーに乗ってしまいました。
途中道が混んでいたものの、50ズウォティ/1,350円でした。
免税店で買い物をし、プライオリティパスで入れるPreludium Loungeに来ました。
ここから会議に出席するため、ハノーヴァーへ移動です。
会社のメールをチェックし、仕事モードに切り替えます。
楽しかったポーランド!このまま日本に帰りたいけど、仕事がんばります(涙)エグゼクティブ ラウンジ (ワルシャワ ショパン空港) 空港ラウンジ
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この旅行記へのコメント (12)
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- 鼻毛マンさん 2020/02/01 09:50:25
- 大国に挟まれたポーランド
- こんにちは、ムギーさん。
遅らばせながら、ポーランドの旅行記に来ています。
ポーランドは僕にとって未踏の地ですが、3つの印象を持っています。
1)どこまでも平らな地であること
2)ショパンの国であること
3)バルト3国縦断のスタート地点の国にしようとしていること
アウシュビッチは以前ピースボート乗船時に、若い女の子がたくさんツアーに乗って見てきて、船に戻ってから勉強会を開いていたことが印象に残っていますが、そのツアー料金は30万ほどと極めて高額でした。
30万出すなら日本から訪れた方がいいのになと感じ、同時に若い人達の金銭感覚について少しズレがあるののかもと思い立った一場面の一つでした。
ムギーさんは11月からウズベキスタンですね。
僕もウズベキスタンにはめっちゃくっちゃ興味があります。
きっと僕なら、パキスタン、アフガニスタン、トルクメニスタン、タジキスタン、ウズベキスタン、カザフスタン (ついでにキルギス)のスタン縦断ツアーを企画して、相変わらず慌ただしい旅行を計画しそうです。
ポーランドに行く場合は、ポーランド、ベラルーシ、リトアニア、ラトビア、エストニア、フィンランドと縦断する予定。
問題はそれらをいったいいつ実行することになるか見通しが全く立っていないことです。
僕もムギーさんみたいに、海外出張の多い職に転職しようかな..
鼻毛マン
- Mugieさん からの返信 2020/02/01 12:13:20
- RE: 大国に挟まれたポーランド
- 鼻毛マンさん、こんにちは!
> ポーランドは僕にとって未踏の地ですが、3つの印象を持っています。
> 1)どこまでも平らな地であること
> 2)ショパンの国であること
> 3)バルト3国縦断のスタート地点の国にしようとしていること
そういえば、ワルシャワ-クラクフ間の車窓からはなだらかな平原が続いてましたね。
> アウシュビッチは以前ピースボート乗船時に、若い女の子がたくさんツアーに乗って見てきて、船に戻ってから勉強会を開いていたことが印象に残っていますが、そのツアー料金は30万ほどと極めて高額でした。
> 30万出すなら日本から訪れた方がいいのになと感じ、同時に若い人達の金銭感覚について少しズレがあるののかもと思い立った一場面の一つでした。
アウシュビッツではガイドさんが若い人たちにどんどん来てほしいと言ってました。
価値観や先入観が固まる前の、柔軟な頭で考えてほしいそうです。
勉強会を開くなんて偉いですね。
でも、30万は高いな(笑)
> ムギーさんは11月からウズベキスタンですね。
> 僕もウズベキスタンにはめっちゃくっちゃ興味があります。
> きっと僕なら、パキスタン、アフガニスタン、トルクメニスタン、タジキスタン、ウズベキスタン、カザフスタン (ついでにキルギス)のスタン縦断ツアーを企画して、相変わらず慌ただしい旅行を計画しそうです。
一応11月に予定してますが、10月になるかもしれません。
ウズベキスタンではサマルカンド、ヒヴァ、ブハラに行きたいのですが、日数が限られてるので全部回れるかどうか…
部下にパキスタン系の男性がいるのですが、パキスタンのおススメの観光地を聞いたら、「ない」って言われましたよ(笑)
> ポーランドに行く場合は、ポーランド、ベラルーシ、リトアニア、ラトビア、エストニア、フィンランドと縦断する予定。
> 問題はそれらをいったいいつ実行することになるか見通しが全く立っていないことです。
>
> 僕もムギーさんみたいに、海外出張の多い職に転職しようかな..
次の出張ではフィンエアーを使って、ヘルシンキからタリンとサンクトペテルブルクに行きたいです。
1年後か、2年後か…早く出張に行きたい〜
ムギー
-
- ねもさん 2019/10/21 19:46:10
- あいぼんさんに便乗して
- ムギーさん
私も数年前に教え子の結婚披露宴のついでに大雪山歩いたら、山友達から「どっちが『ついで』?」という厳しい突込みが(たしかに披露宴のために北海道まで!?と考えたとき、「そうだ、久しぶりに大雪山!」とは思いましたが、笑)
おふざけはこれくらいにして…… 前のほうに戦争責任に関する言及がありました↓。昨今の嫌韓ムードのなかで、結構勇気がいるご発言ではなかったかと推測します。
「日本の戦争責任の取り方についても考えさせられました。
また、現代でも人種や宗教、LGBTなど、自分と異質なものに対する差別意識は消えませんが、排除ではなく、共存の道を探る姿勢が大切だと改めて思いました」
昨日私に情けをかけてくれたユーモア溢れる金賢貞四段は韓国人です。碁を教えてもらっていた静岡のお爺さんから「『賢貞』は何て読むの?」に「ヒョンジョンだけど、きんちゃんて呼んで」と答えていました。
実際に会って他愛ない話をするのは何より大事だと感じました。静岡の碁好きたちは、世の中に漂う嫌韓ムードに追従することはないと信じます。
近いうちにポーランドを歩いてみたいなと思いました。
- Mugieさん からの返信 2019/10/22 11:04:09
- RE: あいぼんさんに便乗して
- ねもさん、こんにちは!
> 私も数年前に教え子の結婚披露宴のついでに大雪山歩いたら、山友達から「どっちが『ついで』?」という厳しい突込みが(たしかに披露宴のために北海道まで!?と考えたとき、「そうだ、久しぶりに大雪山!」とは思いましたが、笑)
教え子の結婚式とは、ねもさんはもしかして先生なんですか?
そちらの方が気になってしまいました。
> おふざけはこれくらいにして…… 前のほうに戦争責任に関する言及がありました↓。昨今の嫌韓ムードのなかで、結構勇気がいるご発言ではなかったかと推測します。
アウシュビッツの日本人ガイドの中谷さんは、説明をするだけでなく、そのあと人間の本質を問うような質問を提起するので、まるで歴史や哲学の授業を受けているような感じでした。
実は、ドイツ人の方はどう思っているのか気になり、同僚の一人にアウシュビッツに行ってきたと切り出してみました。
あの瞬間が一番勇気がいりました。
> 昨日私に情けをかけてくれたユーモア溢れる金賢貞四段は韓国人です。碁を教えてもらっていた静岡のお爺さんから「『賢貞』は何て読むの?」に「ヒョンジョンだけど、きんちゃんて呼んで」と答えていました。
> 実際に会って他愛ない話をするのは何より大事だと感じました。静岡の碁好きたちは、世の中に漂う嫌韓ムードに追従することはないと信じます。
>
> 近いうちにポーランドを歩いてみたいなと思いました。
私も親しく付き合っている韓国人の元同僚がいるので、よくわかります。
社会を変えることはできませんが、せめて自分の周りでは偏見に縛られることなく交流を続けたいですね。
ムギー
- ねもさん からの返信 2019/10/22 21:05:58
- ご返信ありがとうございます
- ムギーさん
そのドイツの方はどんな反応だったのか、興味津々です。
そうですね、私も大学院時代の仲良い同期が在日韓国人です。ああいう変な空気になるたびに、声高に悪口を言ってる人に心中「あんたら、それは自分の体験なのかい!?」と思いますが、言えない私(苦笑)
代わりに書いてくれてありがとうございます。ムギーさんを旅行好きの素敵なお母さんと思っていましたが、これからは尊敬の眼差しも加えます。
大学で憲法を教えています。
- Mugieさん からの返信 2019/10/23 08:34:50
- RE: ご返信ありがとうございます
- ねもさん、おはようございます。
> そのドイツの方はどんな反応だったのか、興味津々です。
昔、東南アジアを旅行した時に、現地の人に日本兵が自分の村に来たことがあると言われ、何も答えられなかったことがあります。
軽い世間話的な感じで話されたのですが、ちゃんとした知識もなく、オロオロしてしまいました。
ドイツ人の同僚はきちんと答えてくれましたが、何だか急に申し訳なくなり、自分の感想をまくしたててしまいました。
> 大学で憲法を教えています。
大学で憲法を教えているなんて、随分お堅いお仕事ですね(笑)
普段接することのない職業の方とコミュニケーション取れるのもフォートラのいい所ですね!
ムギー
-
- あいぼんさん 2019/10/21 18:28:27
- 出張よりも観光がメイン?
- ムギーさん
お久しぶりです。
出張ついでにポーランド?出張と観光どっちがメインなんだ?と思えるぐらい、がっつり観光できてたのしそうですねー。
15年前ぐらいかなー。
チェコスロバキアポーランドをぐるっと回ったときに、アウシュビッツと、岩塩鉱に行った気がします。
一生懸命記憶を呼び覚ましながら写真を凝視していました。
アウシュビッツの地下室は覚えています。入っただけで寒気がしたので。
そしてアウシュビッツは負の遺産だけれど、遠くから見るととてもきれいだったように覚えています。
ポーランドってあまり料理がおいしくないイメージでしたが、ムギーさんが食べたものはどれも美味しそう!
楽しい旅行でしたね。
あいぼん
- Mugieさん からの返信 2019/10/22 10:41:18
- RE: 出張よりも観光がメイン?
- あいぼんさん、こんにちは!
> お久しぶりです。
> 出張ついでにポーランド?出張と観光どっちがメインなんだ?と思えるぐらい、がっつり観光できてたのしそうですねー。
>
仕事が忙しかったみたいで大変でしたね。
出張と観光、もちろん観光がメインですよ!
飛行機を手配してもらう時から、あれこれプランを練ってましたから(笑)
> 15年前ぐらいかなー。
> チェコスロバキアポーランドをぐるっと回ったときに、アウシュビッツと、岩塩鉱に行った気がします。
> 一生懸命記憶を呼び覚ましながら写真を凝視していました。
> アウシュビッツの地下室は覚えています。入っただけで寒気がしたので。
> そしてアウシュビッツは負の遺産だけれど、遠くから見るととてもきれいだったように覚えています。
ポーランドだけを観光してる人がけっこういて驚きましたが、他の東欧諸国と合わせて行くのが王道でしょうね。
アウシュビッツはのどかな田園地帯で、あの地であんな残虐なことが行われていたなんて不思議な感じでしたね。
> ポーランドってあまり料理がおいしくないイメージでしたが、ムギーさんが食べたものはどれも美味しそう!
> 楽しい旅行でしたね。
>
ポーランドは物価が安かったので、現地では高級な部類のレストランに入っていたと思います。
おかげでおいしいポーランド料理がいただけました。
ムギー
-
- 働きマンさん 2019/10/13 15:28:01
- いいないいなーーーー!!
- ムギーさん♪
こんにちわー!!
知らない間にポーランドに出張ですか!?
いいないいなーー!!
出張先がヨーロッパっていうのがいい!!
羨ましい!!!
うちの会社なんて。。。
違う部署の後輩がフィンランドに行って喜んでましたが、同じ部署の同僚はカンボジアですよ!カンボジア!!
しかも・・・自分は来週青森だしね。。
あーー!!仕事で海外行ったことないので、いける方が羨ましい!!です!!
しかも、出張なのに結構観光できる時間をもたせてもらえているのがいいですよねー!!
こんなに長い間滞在させてくれるなんて、なんていい会社なんでしょう♪
(まあ、日々のお仕事は大変かと思いますが。。。)
英語ができるムギーさんならではの出張ですね!
私も仕事でポーランド行ってみたーーーイ!!!(絶対無理だと思いますが・・・(笑)
ところで昨夜は大変な台風でしたね?
我が家は全くを持って大丈夫でしたがムギーさんのおうちも大丈夫?でしたか?
働きマン
- Mugieさん からの返信 2019/10/13 20:26:47
- RE: いいないいなーーーー!!
- 働きマンさん、こんにちは。
> 出張先がヨーロッパっていうのがいい!!
> 羨ましい!!!
今の会社に転職した理由は2週間の夏休みと、ヨーロッパ出張なので、満喫させていただきました(笑)
入るときは年に1回あると聞いてたのに、7年いてまだ2回ですよ…
> しかも・・・自分は来週青森だしね。。
青森ですか?
食べ物はおいしそうですね〜
新幹線に乗って本読んだりするのもけっこう楽しくないですか?
帰りはもちろん、仕事の後のビールですよね(笑)
> ところで昨夜は大変な台風でしたね?
> 我が家は全くを持って大丈夫でしたがムギーさんのおうちも大丈夫?でしたか?
うちも大丈夫でした!
停電もなく、本当によかったです。
金曜日の夜、会社のあと大型スーパーに行ったら、棚は商品がないし、レジは30分待ちで東日本大震災を思い出しました。
ムギー
-
- さとこさん 2019/10/11 12:04:39
- ポーランド
- Mugieさんこんにちは
出張なのに贅沢すぎる観光つきじゃないですかー!!!
うらやましい><
お子さんはどのようにご自宅で過ごしていたのですか?
もう母がしばらくいなくてもダイジョブなのですね!
LOTポーランド航空ですが、我が家も来年のイタリア旅行に使おうか迷いました。
ストップオーバーで観光もできますしね。
しかし、機内エンターテイメントが微妙とのことで選択せずに正解か?
と言っても結局アエロフロートにしたんですけどね・・・(笑)
ポーランドメインの旅行は多分行くことがなさそうなので、私もうまくトランジット利用していきたいです。
- Mugieさん からの返信 2019/10/11 17:51:11
- RE: ポーランド
- さとこさん、こんにちは!
> 出張なのに贅沢すぎる観光つきじゃないですかー!!!
> うらやましい><
もう私の中ではポーランド観光がメインイベントで出張がおまけみたいなもんです(笑)
フィンエアーで、ヘルシンキ→タリン→サンクトペテルブルクと回るのが第一希望だったんですけどね。
> お子さんはどのようにご自宅で過ごしていたのですか?
> もう母がしばらくいなくてもダイジョブなのですね!
一応、うちの母に来てもらいましたが、私が居なくても寂しくなさそうでした(涙)
> LOTポーランド航空ですが、我が家も来年のイタリア旅行に使おうか迷いました。
> ストップオーバーで観光もできますしね。
> しかし、機内エンターテイメントが微妙とのことで選択せずに正解か?
> と言っても結局アエロフロートにしたんですけどね・・・(笑)
> ポーランドメインの旅行は多分行くことがなさそうなので、私もうまくトランジット利用していきたいです。
エンターテイメントは残念な感じですが、シートはカーブが入っていて、リクライニングなしでも、座り心地がよかったです。
ただ、遅延はちょっとうんざりしました。乗り継ぎに問題なかったのでよかったですが。
次のローマ、バルセロナは中国系エアラインなので、タブレットが大活躍しそうです。
まあ、確かにポーランドだけとなると観光資源が乏しいのは否めないですね。
でも、メキシコの後に行ったせいか、観光しやすくてよかったです。
ムギー
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旅行記グループ ポーラン&ドイツ 2019出張
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