2019/09/07 - 2019/09/15
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polodaddyさん
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2日目の朝から大アリクイをじっくり観察出来た後も、続々と珍しい野鳥に出会います。
「生きる宝石」と云われるスミレコンゴウインコも幾ペアも見られました。それも森の中だけでなくホテルのプールサイドにまでやって来てくれるので十分堪能出来ました。この地域での総数が5千羽程度の絶滅危惧種と云われるのにこんなに頻繁に見る事が出来るとは思ってもいませんでした。さすが!
ルリコンゴウインコもロッジの中庭の水道栓のところから漏れている水を飲みにきていましたので、正に「生きた宝石箱」やー!
この後Great Horned Owl(アメリカワシミミズク)の親子やマーモセットにも出会いました。
余り期待していなかったジャガーにも会えるかな?と思いましたが、やはり向うも人間を警戒していますので、余程の出会いがしらの運に恵まれないとだめらしいです。でも足跡は4頭分見つけましたのでやはりこのロッジの敷地内の動物層の厚さは侮れません。やはり「最後の楽園」と云っても良いと思いますね!
2020年9月現在、パンタナールは森林火災で大変な被害に遭っています。
特にこのスミレコンゴウインコは自然環境での全個体数が7500羽程度、パンタナールだけだと5000羽程度という貴重な鳥だそうです。現地で出会った人、動物、鳥たちの無事を願ってやみませんが、生息数が減るのは避けられないようです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 航空会社
- アエロメヒコ航空 ゴル航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今朝見た大アリクイの興奮が未だ冷めていないのでオマケです。
蟻塚と大アリクイの組み合わせがナイス!です。アリクイにとってもこんな蟻塚だらけの場所は「食い倒れ」の楽園なんでしょうね。
一つ前の旅行記にはケッタイナ生き物、大アリクイが沢山掲載されていますので、そちらもどうぞ! -
朝食の後、今日はこの左手奥の森に馬に乗って入る予定です。
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これ何だと思います?カシューナッツの幼果です。
カシューナッツってあの形の殻が果実(カシューアップルって言います)の下から外に顔を出している状態で樹に生っているって知っていましたか?
普通種は果実の中心にありますが、カシューナッツは何故か果実の外にはみ出しています。ウルシに近い仲間なのでかぶれやすい人は触ってはダメです。
現地ではカシューアップル(果実の部分)はジュースにするそうです。 -
さて本日午前のアクティビティは乗馬です。
馬に乗って敷地内の散策に出発します。 -
馬に乗って敷地内を散歩しながら動物や野鳥を観察します。
鞍は前と同じようにアルゼンチンのガウチョスタイルの平鞍です。
我々夫婦は普段から毎週馬に乗っているのでお手のものです。 -
おっ!居ました!
カプチーノモンキー、通称Captinがゴソゴソ何かしています。 -
林の中で枯れた大木に巣を作るスミレコンゴウインコ(Hyacinth Macaw)
馬に乗っていると馬が予想外に動くのでやはり写真は撮り難いです。 -
乗馬ツアーから帰ってきたらプールサイドの枯れ木にもつがいのスミレコンゴウインコが来ていました。
これ野生のものは保護されていますが、人口繁殖したものはワシントン条約の管理下で今でも取引されているらしいです。そのお値段は何と1羽1千万円近く!
この写真のつがいで2千万円!という事になります! -
随分と長い間この木に止まっていましたので、皆カメラを持って集まってきますが、ぜんぜん気にしていないようです。さすが2千万円のセレブ鳥!(笑)落ち着いたものです。
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此れはルリコンゴウインコ。
此れもスミレコンゴウインコ同様に生きる宝石の様です。
水道の水を飲みに来ていました。 -
先のプールサイドのスミレコンゴウインコが飛び立った直後に直ぐそばの中庭にやって来ました。
このロッジは正に「コンゴウインコの宝石箱!」です。 -
ビュッフェの昼食です。
ご覧の通り、野菜タップリにして食べています。
別に家内に言われている訳ではありません。普段からバランスを気にしているのと、随分乾燥しているので水分補給でもあります。 -
デザートですが全体に甘いです。
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昼食後は少しお休みして3時半頃からオプションでお願いしていたホテルガイドさんと歩いて広い敷地内の探索を始めます。
水場にはコウノトリやIbisの仲間たちが大群で佇んでいました。壮観です! -
Red-crested Cardinalです。
Cardinal(枢機卿)という名前はその上半身が赤い色で枢機卿の服装に似ているところからきています。 -
林の中にはスミレコンゴウインコのひょっこりはんが居ました。
「ひょっこりはん」ってこう云うのを言うんですよね? -
Jabiru Storkはコウノトリの仲間としては最大級で身長130㎝以上、翼幅2.5m程もありますので凄く大きいです。
此れ程の大群を見ることが出来るとは思いませんでした。 -
カワイイVermillion Flycatcherが鉄条網に留まっていました。
大きい鳥と小さい鳥のコントラストは素晴らしいのですが、カメラのピン合わせが大変です。 -
これくらいの距離を空けないと刺激して飛んで行ってしまうので気を付けて撮影しています。
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少し先に行くとマーモセット(Black tailed Marmoset)が樹上に居ました。
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こっちに気が付いて逃げ出しました。
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ガイドの人がGreat Horned Owlが居る場所に連れて行ってくれました。
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近くの別の樹にヒナも2羽いました。
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別の樹にもう一羽の成鳥が止まっていましたので夫婦とヒナ2羽の家族なんだと思います。
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Orange-backed Troupialがこちにお尻を向けています。
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少し近寄って下からアップで。貫禄ですね。
尾羽が無ければトトロの様です。 -
Great Horned Owlを双眼鏡で見ようとしている家内。
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Ferruginous Pygmy Owl、通称ピグミーオウル。先ほどのとは違って小っちゃいです。
和名はアメリカスズメフクロウと云うそうです。 -
Captinが前を横切っていきました。
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繁みの中でコアティ(South American Coati)を見つけました。
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ガサゴソ音がするので見つけるのは容易ですが逃げ足も速いです。
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現在は乾季なので草地になっていますが、雨期には冠水するので足元にはカニの死骸や貝殻が沢山散らばっています。
雨期の鳥たちの大切な食糧です。 -
SpoonbillとWood Stork。右奥はBlack Vultureかな?
Spoonbillのピンク色が美しいですね。 -
大きな蟻塚の前に立つJabiru Stork
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Campo Flickerです。
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木の枝に鳥が鈴なりです。
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Jabiru Storkもこんなに沢山の群れで見られるとは思いませんでした。
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Great Egretの群れが飛び立ちます。
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Egret, Jabiru Stork, Wood Stork、Spoonbillなどが群れていて、正に鳥の楽園!
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Storkとは日本語でコウノトリですが、こんなに沢山居ると有難味がありません。
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水面に映る鳥、鳥、鳥。
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飛び立つWood Stork
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この辺りから頭の中で「パッパラパーンー!」というトランペットの響きが聞こえてきます♪
ペットの後にティンパニや弦が続き、「アーアー♪アーアー♪アーアー♪アーアーアアアアアアー♪」と続いて・・。
https://www.youtube.com/watch?v=1zu9JHiYKvE -
ウーン♪突然ですが頭の中で子供の頃に見たテレビアニメの「ジャングル大帝」のオープニングテーマが鳴り響きます♪年齢バレちゃいますかネ?
次はやはりアフリカで動物観察が夢ですね♪
因みにディズニーの「ライオンキング」は手塚の「ジャングル大帝」のパクリと云われています。ジャングル大帝の原作漫画が1950年、アニメが1965年、ライオンキングは1994年です。盗作騒動がありましたが虫プロ側の大人の対応で沈静化しました。 -
夕暮れ時の景色。
キリンやマンドリルは何処だ?手塚治虫はどうした?ケツァールや火の鳥は?
私にとってはジャングル大帝が動物好きの原点ですが、家内にとっては「野生のエルザ」の「ボーンフリー」が原点だそうです。 -
子供のカイマン・ワニ
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Tiger Heronの幼鳥はロッジの裏手の貯水池に居ました。
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夕方になるとカピバラの群れがロッジの近くにやって来ます。
此処からではよく見えませんが群れの向うに小さな池があります。 -
オスたちは群れの先頭で警戒態勢です。
顔がオッサンぽいです。カピバラの顔はバカボンのパパに似ていませんか? -
夕日をバックに・・・
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2日目の夕食。今日はレストラン前にカピバラはやって来ませんでした。
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翌朝、Piubar Lodge滞在最終日、午前中に最後の動物観察ツアーに車で出かけました。
今日はかなり奥まで入る予定です。 -
さて車で出かけると脇の繁みにまたCaptinが居ました
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尻尾で逆さまの体を支えて何か食べ物を漁っている様です。
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Agutiも居ました。
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Black-fronted Numbird
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緑が綺麗なRufous-tailed Jacamarなんですが、残念ながらピンが合っていません。
周りの枝にピンが合ってしまっていて、後から気が付いたら焦点設定がスポットではなくセンターになっていました。 -
また別のCaptinです。
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Sunbittern
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暫く走るとガイドが車を停める様に指示してユックリ降りて見ろというので下を見てみると・・・此れは小柄な若いジャガーの足跡です。
多分1時間以内ぐらい前に通って行ったようです。 -
樹上にホエザルを見つけました
早朝に遠くから聞こえていた吼え声はこいつに違いありません。 -
今度はかなり大きい成獣、雄のジャガーの足跡も見つけましたが、多分此れは昨日ぐらいのものとのこと。
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又別のジャガーの足跡、新鮮な足跡で未だそれ程遠くには行っていない筈です。
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Potooが居ました。ガイドさんに教えて貰わないと何処に居るのか判りません。ヨタカの仲間ですが、夜ロッジで聞こえたヨタカの鳴き声の主とは違う種類だそうです。
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近くの樹にはピグミーオウル(アメリカスズメフクロウ)も止まっていました。
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此れも別の場所にいたホエザル
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Jabiru Storkの夫婦が巣作りしています。
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この枯れ木はコンドミニアムみたいで、上にはJabiru、そして下には・・・。
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同じ樹の下ではBalucharが巣作りしています。
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ロッジから東へ3㎞程奥に入るとこの様な川が大きく広がった池の様な場所に着きます。地図で見ると乾季でも随分広い面積があります。
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スミレコンゴウインコが目の前の樹の直ぐ上にいました。
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大きな目でどこを見ているのでしょうか?インコは視線がどこを向いているのか判り難いです。
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ご夫婦のようですね。巣穴から顔を出しているのは♀か?
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この水場の傍の樹上にはJabiruの親子もいました。
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Squirrel Cuckoo、リスカッコウ
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この水場があるので多くの動物野鳥が住むことが出来るのですね。
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川が広がった水場から戻る途中で見つけた新鮮なジャガーの足跡。
さっき通った時の我々の車のタイヤ跡の上に重なっている所を見ると多分30分以内に此処を通ったと思われます。思ったよりも随分とジャガーが居るらしい。
でも見る事が出来なくて残念!
ガイドによればこのロッジの敷地内には8頭のジャガーが確認されているとの事。
他にピューマも1頭いるらしい。 -
ロッジへの帰りに見かけたCoati
名残惜しいですが、これでPiubar Lodgeでのスケジュールと6泊7日間のパンタナール滞在はおしまいです。
充実したワイルドライフでした。
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