2019/09/07 - 2019/09/15
6位(同エリア32件中)
polodaddyさん
- polodaddyさんTOP
- 旅行記327冊
- クチコミ65件
- Q&A回答265件
- 544,772アクセス
- フォロワー60人
野生の王国!北パンタナール3カ所目のPiuval Lodgeは此れまで宿泊した中で一番施設が整っているだけでなく、数十平方キロに及ぶ広大な敷地内はまさに野鳥、動物天国でした!さすが「最後の楽園」!
尤も宿泊料金も前の2箇所とは段違いの様でしたが・・・。
此処も前の2か所のロッジと同様2泊しましたが、もし日程に余裕がなければこのロッジで3泊のみでもかなり充実したワイルドライフを楽しめそうです。
宿泊料にはサファリやボートライドのアクティビティが含まれていますが、追加オプションで個人ガイドをお願いしたのでより沢山の動物や野鳥に出会えました。
早朝に敷地内をゲートに向かっている途中に大アリクイを発見!随分長い間観察出来ましたが、ジャガーはやはり向うも警戒しているので見れたのは「新鮮な足跡」だけ、残念!
コウノトリ類やIbis類も群棲していて壮観!野鳥天国!としか云いようがありませんでした。
2020年9月現在、パンタナールは森林火災で大変な被害に遭っています。現地で出会った人や動物、鳥たちが無事でいる事を願ってやみません。
写真が多いので2部に分けて掲載します。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 航空会社
- アエロメヒコ航空 ゴル航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
3カ所目のロッジはトランスパンタネイラを奥地側からポコネの方に戻る途中にあるので、写真の様な蟻塚のある景色を又見ながら車で移動します。
最初は蟻塚が続く景色が異様な感じでしたが、慣れてしまえば普通の景色に見えてきます。シーズンによってはこの蟻塚が夜ぼーっと光るという事は福山雅治さんが出ていたNHKの「ホットスポット最後の楽園」でも紹介されていましたが、今回は時期が合わないので光りませんでした。 -
トランスパンタネイラ沿いにこんな看板が出ていました。漸く到着した様です。
-
そしてこのゲートを入って3㎞!入った処がロッジ。敷地は広大です!
-
ゲートを入ると広い灌木交じりの草原が続きますが、入って直ぐの所でシカを見つけました。
Pampas Deerの♀ -
ゲートから既にロッジの敷地になっていて地図を見ると敷地のロッジの背後に大きな川?湖?があり、そこまでだけが敷地だとしても、少なくとも36平方キロ!はある敷地の真ん中にロッジが建っているようです。当然の様に蟻塚も彼方此方に沢山見られます。
-
カピバラもお出迎えしてくれました!
背後に柵が見えますが、これは飼われている訳ではなく、勝手に出入りしています。 -
暫く連絡道路を走ってロッジに到着しました。
https://www.pousadapiuval.com.br/pt-br/ -
先ずはチェックイン。
見るからにワイルドな環境下でも此れまでのロッジとは違う雰囲気。
欧米セレブ御用達らしいです。
ポルトガル語の他スペイン語や英語も通じるスタッフが居て、クレジットカードも使えます。 -
ロッジの中庭、綺麗です。
-
ロッジの前方には広大な草地。以前は牧場だったとの事ですが、雨期にはここが一面水に覆われて鏡の様になるらしい。ウユニ塩湖の景色と同様な景色が此処でも見れるという事。まああの景色は物理的な状況さえ調整すれば何処でも見られるという事に、文系の人達はいい加減気付いてくれるかなー?気づけよ!
ロッジやそこまでの道路は少し高くなっていて冠水しないようになっている。 -
これは旧館で我々の部屋は前方左側でした
-
客室の中。エアコンが普通の壁掛け分離型で騒音が少ないのでホッとしました。
うるさいとよく眠れないんですよねー。
それでも小さくウォーン!という騒音があるのは致し方なし。日本製ではないし・・多分中国製。 -
此処のロッジも3食、アクティビティ付きです。
酒類だけは別料金の「セミ・オールインクルーシブ」 -
中庭の奥にプール、右手に卓球台やビリヤード台などがあるオープンバーがありました。
-
昼食後、少し酷暑が和らぐ頃まではシエスタです。
今日も気温は40度近くまで上がり、とっても暑いです。 -
これは敷地奥左手にあった新館の建物。部屋も広そうですが、今回は予約がいっぱいで部屋は取れませんでした。
米国人らしい高齢(多分少なくとも70歳以上)バードウォッチャーの団体が宿泊していました。皆さん凄く元気そうでした。 -
全てのロッジで共通ですが、3食付き(朝昼晩)で通常はアクティビティが含まれています。カンクン辺りのビーチリゾートでのオールインクルーシブとの違いはアルコール類は別勘定という事です。
此れは到着後初めてのブッフェの昼食。 -
サラダとデザート、スイカが多いね!
スイカ食べて体冷やさなきゃ。 -
ボリュームたっぷりです。味は前のロッジの方が素朴な味わいで美味しかったように思いますが、料理の選択肢は此処が一番でした。
毎日酷暑の中を歩き回るので、しっかりカロリーを取らないとバテてしまいます。
此れの後にデザートとフルーツを食べていますのでかなり「ガッツリ!」です。 -
昼食後にロッジのサファリカーでボートライドに出かけます。
-
途中でカピバラの親子に出会いました!
-
水たまりにはSunbitternが居ました。
-
生きる宝石と云われるスミレコンゴウインコ(Hyacinth Macaw)を見つけました!
-
さて、船着き場に到着。
今日のボートはエンジン付きなのでパドルで漕ぐ必要はありません。楽ちん! -
アルミ製の小さなモーターボート。迷彩柄のライフジャケット着用。
-
Cocoi Heronが居ました
-
飛び立つCocoi Heron
-
Mscovy duck
-
Great Black Hawkにしては小型に見えますのでSnail Kiteだと思います。
-
イチオシ
Black Collared Hawkが鳴いていました。
可愛い様な怖いような顔しています。 -
Ringed Kingfisher こいつはカワセミの中でもかなり大きい種類です。
-
これもCocoi Heronだと思います。
後姿の佇まいが「孤高、、ヘロン」です。
まるで日本画の様な構図です。 -
Anhinga アメリカ・ヘビウが羽を広げて乾かしていました。
-
Ruescent Tiger Heron
-
ボートを降りるとCrab eating Foxが少し離れた処でじっと我々を眺めていました。
-
ボートライドからの帰り、地元でパンタニェロと呼ばれる牧童がのんびりと馬に乗って歩いていました。のどかなものです。
-
夕食もビュッフェです。それにしても毎食かなりの量を食べたように思いますが、帰ってから体重を計っても全然変わっていませんでした。
それだけ運動量も多く暑かったのもあり消耗したのだと思います。この後お代わしました。 -
夕食のレストランの前には夕方になるとカピバラ達が新鮮な芝生を食べにやって来ます。毎日ではありませんが乾季の間は週に半分ほどの日にはやって来るそうです。
今の時期、此処だけには緑の草が生えているからだそうです。 -
この距離でもカピバラは逃げません。
窓の外の野生のカピバラを眺めながらの夕食は何ともシュールでした。 -
夜のロッジの中庭は妙にカラフルにライトアップされていました。
-
此れは翌朝。黎明頃に目が覚めたので外に出てみたら、レストランの前で芝生を食べてたカピバラ一族にまた出会いました。基本的に野生動物にエサをやってはいけない筈ですので餌付けしたのでは無く、このロッジの敷地が通り道なのかも知れません。
今の乾季の時期には他所の場所では新緑にありつきにくいのでロッジの庭の緑の芝生を求めてやってくるようです。 -
早朝に出会った大アリクイ(Giant Anteater)
朝食前にガイドと入り口ゲートに向かって出かけてみたら偶然出会いました。
ラッキー!早起きは三文の得でした。
始め左の方(奥のロッジの方向)に歩いていましたが、その後踵を返して右の方向(敷地入り口ゲートの方向)に戻っていく様でした。 -
イチオシ
暫くの間右手に向かってのしのし歩いて行くのを眺めていることが出来ました。
思っていたよりも足が速いです。
処で、こいつも絶滅危惧種らしいです。フランスの通信社によれば現在の残存生息数は南米各地合計で5000頭ぐらいらしい。パンダが2000頭前後なのでそれよりマシ程度。人工繁殖に力が入っていないようなので今後に期待です。でも生態等細かい事はパンダ以上に不明との事。 -
それにしてもバランスの悪い体形の動物です。短い胴体に長くてフサフサした尻尾と尖って前に伸びた口。
-
何度見ても「変な動物」ですね。
体長は1mから1.2mと云われますが後ろのフサフサした尻尾まで入れると1.7mくらいありそうです。 -
暫くその姿を追う事にします。
-
思ったよりも足が速いです。
モフモフ、のっしのっし・・・。 -
蟻塚と大アリクイの組み合わせは絵になります。
-
随分長い距離を横切って行きましたが、こちらもそろそろ朝食の時間なので、最後まではお付き合い出来ません。
退散して朝食に向います。
ありがとう大アリクイ!
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
-
前の旅行記
ブラジル・パンタナールで野鳥、動物観察!2番目のロッジEstancia Vitoriaでは乗馬で散歩も
2019/09/07~
北パンタナール
-
次の旅行記
北パンタナール3カ所目のPiuval Lodgeは広大な敷地で動物、野鳥天国! ジャガーは?Vol.2
2019/09/07~
北パンタナール
-
念願だったブラジル・パンタナールで野鳥と動物探査!まずはサンパウロから山火事のアマゾンを飛び越えクイアバ経由...
2019/09/07~
北パンタナール
-
ブラジルの大湿原パンタナールで野鳥、動物観察!最初のロッジPouso Alegre周辺は野鳥の宝庫!
2019/09/07~
北パンタナール
-
ブラジル・パンタナールで野鳥、動物観察!2番目のロッジEstancia Vitoriaでは乗馬で散歩も
2019/09/07~
北パンタナール
-
北パンタナール3カ所目のPiuval Lodgeは広大な敷地で動物、野鳥天国! 大アリクイ発見!Vol.1
2019/09/07~
北パンタナール
-
北パンタナール3カ所目のPiuval Lodgeは広大な敷地で動物、野鳥天国! ジャガーは?Vol.2
2019/09/07~
北パンタナール
-
いよいよパンタナールとお別れです。帰国編
2019/09/07~
北パンタナール
旅行記グループをもっと見る
この旅行記へのコメント (2)
-
- East of Edenさん 2019/10/06 09:33:57
- Black Collared Hawk
- Polodaddyさん
Black Collared Hawkかわいいですね。
写真上手いですね。
- polodaddyさん からの返信 2019/10/06 09:58:31
- Re: Black Collared Hawk
- 写真余りうまくありません。デジカメになってファインダーではなく小さいスクリーンを見る様になってから、スクリーンよりも裸眼で見た現実の生き物の動きが気になってハッと慌ててピンを合わせようとするのでよくピンボケになります。
このBlack Collared Hawkも何枚も撮った中の1枚です。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ グレートネイチャー・最後の楽園!ブラジル・パンタナールは野鳥、動物天国!大アリクイ、ジャガーは?
2
49