その他の都市旅行記(ブログ) 一覧に戻る
【2018年12月11日NNA ASIA】ミャンマー国鉄(MR)は12月29日から、第2の都市マンダレーと北部カチン州のミッチーナ間で急行列車の運行を始める。国営紙グローバル・ニュー・ライト・オブ・ミャンマーが10日伝えた。<br />急行の初列車は29日午後1時にマンダレー駅を出発する。普通車10両と上級車1両で、ヤンゴン―マンダレー間の急行と同レベルの快適さと安全性を備えるという。停車駅は5駅。運賃は普通が1万チャット(約724円)、上級は2万チャット。<br />新列車はマンダレー管区ミンゲーのMR工場で生産された。<br /><br />https://www.nna.jp/news/show/1846477(2019年8月16日閲覧)<br /><br /><br />ミッチーナー逍遥~その1:中央市場周辺<br />https://4travel.jp/travelogue/11548599<br /><br />ミッチーナー逍遥~その2:ミイトキーナの戦い「招魂之碑」<br />https://4travel.jp/travelogue/11548616<br /><br />ミッチーナー逍遥~その3:ミッチーナーのマナウ祭<br />https://4travel.jp/travelogue/11548637<br /><br />ミッチーナー逍遥~その4:カチン料理探訪<br />https://4travel.jp/travelogue/11548659

マンダレー=ミッチーナー夜行急行の旅(2019年1月ミャンマー)

15いいね!

2019/01/05 - 2019/01/15

158位(同エリア473件中)

0

39

タヌキを連れた布袋(ほてい)

タヌキを連れた布袋(ほてい)さん

【2018年12月11日NNA ASIA】ミャンマー国鉄(MR)は12月29日から、第2の都市マンダレーと北部カチン州のミッチーナ間で急行列車の運行を始める。国営紙グローバル・ニュー・ライト・オブ・ミャンマーが10日伝えた。
急行の初列車は29日午後1時にマンダレー駅を出発する。普通車10両と上級車1両で、ヤンゴン―マンダレー間の急行と同レベルの快適さと安全性を備えるという。停車駅は5駅。運賃は普通が1万チャット(約724円)、上級は2万チャット。
新列車はマンダレー管区ミンゲーのMR工場で生産された。

https://www.nna.jp/news/show/1846477(2019年8月16日閲覧)


ミッチーナー逍遥~その1:中央市場周辺
https://4travel.jp/travelogue/11548599

ミッチーナー逍遥~その2:ミイトキーナの戦い「招魂之碑」
https://4travel.jp/travelogue/11548616

ミッチーナー逍遥~その3:ミッチーナーのマナウ祭
https://4travel.jp/travelogue/11548637

ミッチーナー逍遥~その4:カチン料理探訪
https://4travel.jp/travelogue/11548659

旅行の満足度
3.5
観光
3.0
ホテル
2.0
グルメ
3.5
ショッピング
3.5
交通
3.5
同行者
その他
一人あたり費用
25万円 - 30万円
交通手段
鉄道 高速・路線バス 徒歩
航空会社
タイ・スマイル
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • ラーショーからマンダレーへ戻り,次はミャンマー国鉄の北端ミッチーナーを目指す。<br /><br />ミッチーナーは,長らく「バスで行くことができない街」であった。鉄路か空路しか選択肢がなかった。<br />そのうち空路は,国内線にもかかわらず空港に「パスポートコントロールがあるらしい」という噂が流れていた。現在はエアカンボーザなど複数のフライトがあるが,片道で1万円前後という前時代的価格が維持されている。<br />安価な移動手段である鉄路(ミャンマー国鉄ミッチーナー線)のほうは,つい最近の2018年5月15日にも地雷が爆発してしばらく寸断されてしまうような有様である。いつ復旧したのかニュースすら入らない。<br /><br />かように秘境感の強いミッチーナーであるが,ミッチーナー線はビルマ人にとって北部と行き来する重要路線であり,需要は大きい。<br />マンダレー~ミッチーナー間は一日6本の長距離列車が運行しており,それ以外にも途中駅で折り返す中距離列車が数本あるようだ。<br /><br />冒頭の新聞記事のとおり,2018年12月29日からマンダレー~ミッチーナー間に新型車両の編成の夜行急行が投入された。マンダレーを13:00に発車して翌朝06:00にミッチーナーに到着する(ミッチーナー発は12:45,マンダレー05:45着)。<br /><br />今回はこの夜行急行の”Upper Class(特等車)”に乗ってみる。

    ラーショーからマンダレーへ戻り,次はミャンマー国鉄の北端ミッチーナーを目指す。

    ミッチーナーは,長らく「バスで行くことができない街」であった。鉄路か空路しか選択肢がなかった。
    そのうち空路は,国内線にもかかわらず空港に「パスポートコントロールがあるらしい」という噂が流れていた。現在はエアカンボーザなど複数のフライトがあるが,片道で1万円前後という前時代的価格が維持されている。
    安価な移動手段である鉄路(ミャンマー国鉄ミッチーナー線)のほうは,つい最近の2018年5月15日にも地雷が爆発してしばらく寸断されてしまうような有様である。いつ復旧したのかニュースすら入らない。

    かように秘境感の強いミッチーナーであるが,ミッチーナー線はビルマ人にとって北部と行き来する重要路線であり,需要は大きい。
    マンダレー~ミッチーナー間は一日6本の長距離列車が運行しており,それ以外にも途中駅で折り返す中距離列車が数本あるようだ。

    冒頭の新聞記事のとおり,2018年12月29日からマンダレー~ミッチーナー間に新型車両の編成の夜行急行が投入された。マンダレーを13:00に発車して翌朝06:00にミッチーナーに到着する(ミッチーナー発は12:45,マンダレー05:45着)。

    今回はこの夜行急行の”Upper Class(特等車)”に乗ってみる。

  • マンダレー駅の切符発売は前日からということなので,前日の朝早くに窓口へ行って切符を購入する。<br /><br />今回乗車する新型夜行急行は,特等(Upper)と普通(Ordinary)の2クラスで,寝台車はない。<br />発券作業はすべて手作業である。係員の手元の表を見ていると座席の埋まり具合が判る。朝8時の時点で,特等の座席はすでに半分以上が売れていた。<br /><br />ミッチーナーまで特等車の運賃は18kMMKだった。(1kMMK=約75円)

    マンダレー駅の切符発売は前日からということなので,前日の朝早くに窓口へ行って切符を購入する。

    今回乗車する新型夜行急行は,特等(Upper)と普通(Ordinary)の2クラスで,寝台車はない。
    発券作業はすべて手作業である。係員の手元の表を見ていると座席の埋まり具合が判る。朝8時の時点で,特等の座席はすでに半分以上が売れていた。

    ミッチーナーまで特等車の運賃は18kMMKだった。(1kMMK=約75円)

  • 翌日,発車1時間前の正午頃にマンダレー駅へ。<br /><br />列車はすでに1番ホームに入線していた。<br /><br />機関車を先頭に普通席の1~4号車,その後ろに特等の1・2号車,さらにその後ろに普通の5~8号車,最後尾に車掌車という11両編成である。<br /><br />残念ながら食堂車はなかった。

    翌日,発車1時間前の正午頃にマンダレー駅へ。

    列車はすでに1番ホームに入線していた。

    機関車を先頭に普通席の1~4号車,その後ろに特等の1・2号車,さらにその後ろに普通の5~8号車,最後尾に車掌車という11両編成である。

    残念ながら食堂車はなかった。

  • これは普通車。<br /><br />デッキのステップのところに製造銘板が見えているが,「MR Myitnge」(ミャンマー国鉄Myitnge工場)と並んで「CRRC Sifang」(中国中車四方)の名が見える。<br /><br />中国製客車をミャンマー国鉄の工場で組み立てたということだろうか。製造年は2018年である。

    これは普通車。

    デッキのステップのところに製造銘板が見えているが,「MR Myitnge」(ミャンマー国鉄Myitnge工場)と並んで「CRRC Sifang」(中国中車四方)の名が見える。

    中国製客車をミャンマー国鉄の工場で組み立てたということだろうか。製造年は2018年である。

  • 普通車は2-2のボックスシート。写真のとおり樹脂製の固定式座席である。<br /><br />空調はなく,回転式扇風機が天井についている。

    普通車は2-2のボックスシート。写真のとおり樹脂製の固定式座席である。

    空調はなく,回転式扇風機が天井についている。

  • こちらは特等車。<br /><br />車両の外観は普通車と変わりない。

    こちらは特等車。

    車両の外観は普通車と変わりない。

  • 座席は1-2のリクライニングシート。<br /><br />写真からはやや判りにくいが,シートピッチ(前後の座席の間隔)が無駄なほど広い。ここまで拡げなくてもいいんでないの?と思ってしまうほどだ。<br /><br />大きなレッグレストがついているので,リクライニングと併用すれば気分はレイフラットである。サイドテーブルもある。<br /><br />ミャンマー国鉄の新型特等席がこんなに快適なものだとは予想していなかった。<br /><br />普通車同様に空調はなく,回転式扇風機が天井についている。

    座席は1-2のリクライニングシート。

    写真からはやや判りにくいが,シートピッチ(前後の座席の間隔)が無駄なほど広い。ここまで拡げなくてもいいんでないの?と思ってしまうほどだ。

    大きなレッグレストがついているので,リクライニングと併用すれば気分はレイフラットである。サイドテーブルもある。

    ミャンマー国鉄の新型特等席がこんなに快適なものだとは予想していなかった。

    普通車同様に空調はなく,回転式扇風機が天井についている。

  • 特等車の座席はすべて回転式である。

    特等車の座席はすべて回転式である。

  • 車内の注意書き。<br /><br />見てのとおり車内禁煙なのだが,これを「デッキならOK」と解釈する男たちが結構喫煙していて,特等車でも時折煙たい。<br /><br />一方「禁酒」のサインはないのだが,酒を飲んでいる乗客はまったく見なかった。途中駅の売店でも,車内販売でも,酒類は売っていない。

    車内の注意書き。

    見てのとおり車内禁煙なのだが,これを「デッキならOK」と解釈する男たちが結構喫煙していて,特等車でも時折煙たい。

    一方「禁酒」のサインはないのだが,酒を飲んでいる乗客はまったく見なかった。途中駅の売店でも,車内販売でも,酒類は売っていない。

  • 洗面所はまだピカピカ。<br />

    洗面所はまだピカピカ。

  • 尾籠ながら,トイレもピカピカである。<br /><br />アジア式と西洋式が交互に配置されている。

    尾籠ながら,トイレもピカピカである。

    アジア式と西洋式が交互に配置されている。

  • やがて発車時刻が近づいてきた。

    やがて発車時刻が近づいてきた。

  • この汽車は,終着ミッチーナーまでの間に5駅しか停車しない。<br /><br />ミャンマー国鉄の英語表記に基づきこの列車を「夜行急行」と表記しているが,日本の感覚では「特急」になるだろう。<br />

    この汽車は,終着ミッチーナーまでの間に5駅しか停車しない。

    ミャンマー国鉄の英語表記に基づきこの列車を「夜行急行」と表記しているが,日本の感覚では「特急」になるだろう。

  • 座席に戻っていると,ペットボトルの飲用水とタイ製冷凍おしぼりが配布された。<br /><br />特等車は満席。普通車にはある程度空席があるように見えるが,おそらく途中駅への割当分か何かだろう。<br /><br />機関車が汽笛を上げ,13:00定刻きっかりにマンダレー駅を発車した。

    座席に戻っていると,ペットボトルの飲用水とタイ製冷凍おしぼりが配布された。

    特等車は満席。普通車にはある程度空席があるように見えるが,おそらく途中駅への割当分か何かだろう。

    機関車が汽笛を上げ,13:00定刻きっかりにマンダレー駅を発車した。

  • マンダレー駅を出て20分ほどでアマラプラを過ぎ,その辺りから車窓は田園風景に変わる。<br /><br />やがてエーヤワディー河に架かる大きな新橋(ヤダナボン橋)が現れ,それを横目に汽車は川沿いを進む。

    マンダレー駅を出て20分ほどでアマラプラを過ぎ,その辺りから車窓は田園風景に変わる。

    やがてエーヤワディー河に架かる大きな新橋(ヤダナボン橋)が現れ,それを横目に汽車は川沿いを進む。

  • 鉄道が渡河するのは,戦前にイギリスが建設したインワ鉄橋(アヴァ橋)のほうである。<br /><br />長い間,これがエーヤワディー河に架かる唯一の橋であった。

    鉄道が渡河するのは,戦前にイギリスが建設したインワ鉄橋(アヴァ橋)のほうである。

    長い間,これがエーヤワディー河に架かる唯一の橋であった。

  • インワ鉄橋から望む新橋。<br /><br />鉄橋を渡るとサガインである。

    インワ鉄橋から望む新橋。

    鉄橋を渡るとサガインである。

  • この頃から,車内販売が通りかかるようになる。<br /><br />見ていると彼らは二部隊いて,ひとつは缶ジュースとスナック菓子を売り,もう一隊はワゴンに魔法瓶の湯を持っていてカップ麺や3in1の粉末コーヒーを売っているようだ。

    この頃から,車内販売が通りかかるようになる。

    見ていると彼らは二部隊いて,ひとつは缶ジュースとスナック菓子を売り,もう一隊はワゴンに魔法瓶の湯を持っていてカップ麺や3in1の粉末コーヒーを売っているようだ。

  • とりあえず粉末コーヒーに湯を注いでもらった。一杯300MMK。<br /><br />ぼったくり価格ではなかったのでひとまず安心。(1000MMK=約75円)

    とりあえず粉末コーヒーに湯を注いでもらった。一杯300MMK。

    ぼったくり価格ではなかったのでひとまず安心。(1000MMK=約75円)

  • シュエボーが近づくと,稲田が広がってきた。<br /><br />シュエボーは,シャン高原と並ぶ上ビルマの米どころである。

    シュエボーが近づくと,稲田が広がってきた。

    シュエボーは,シャン高原と並ぶ上ビルマの米どころである。

  • シュエボー産の「ポーサンムエ(Paw San Hmwe,米の品種名)」は,日本で言えば「魚沼産コシヒカリ」のような高級ブランドとして知られている。

    シュエボー産の「ポーサンムエ(Paw San Hmwe,米の品種名)」は,日本で言えば「魚沼産コシヒカリ」のような高級ブランドとして知られている。

  • 15:35シュエボー着。最初の停車駅だ。<br /><br />2時間半もぶっ続けで走ってきたのに,約2~3分の停車であわただしく発車していく。<br /><br />ビルマ人の乗客ですら目に付いた弁当を買い込むのが精一杯で,あれこれ品定めする余裕は無いようだった。<br /><br />定時運行が徹底されているようだ。

    15:35シュエボー着。最初の停車駅だ。

    2時間半もぶっ続けで走ってきたのに,約2~3分の停車であわただしく発車していく。

    ビルマ人の乗客ですら目に付いた弁当を買い込むのが精一杯で,あれこれ品定めする余裕は無いようだった。

    定時運行が徹底されているようだ。

  • シュエボーを出てからも,黄金の稲穂は続く。<br /><br />停車時間こそ短いものの,この汽車はちゃんと「窓が開く」ので,車窓を存分に楽しむことができる。

    シュエボーを出てからも,黄金の稲穂は続く。

    停車時間こそ短いものの,この汽車はちゃんと「窓が開く」ので,車窓を存分に楽しむことができる。

  • 沿線の何でもない商店。

    沿線の何でもない商店。

  • 牛飼い。

    牛飼い。

  • 汽車というものは,「窓が開かなくなる」ことで一気に旅情を失ってしまうような気がする。外の空気を顔面いっぱいに受けてこそ,汽車旅ではないか。<br /><br />つい先日,ミャンマー国鉄ラーショー線の「窓が閉まらない」客車で寒風地獄を体験したばかりだというのに,性懲りもなくそんなことを考えてしまう。<br /><br />しかし,ボロくて窓が閉まらないのは「喜劇」で済むが,鉄道の発達(空調の整備,高速化)に伴って,そもそも開けることができない構造の車輛ばかりが増えてしまうのはかなり残念なことだと思う。

    汽車というものは,「窓が開かなくなる」ことで一気に旅情を失ってしまうような気がする。外の空気を顔面いっぱいに受けてこそ,汽車旅ではないか。

    つい先日,ミャンマー国鉄ラーショー線の「窓が閉まらない」客車で寒風地獄を体験したばかりだというのに,性懲りもなくそんなことを考えてしまう。

    しかし,ボロくて窓が閉まらないのは「喜劇」で済むが,鉄道の発達(空調の整備,高速化)に伴って,そもそも開けることができない構造の車輛ばかりが増えてしまうのはかなり残念なことだと思う。

  • 汽車の徐行中(停車中ではない)に乗客へ寄付を求める人々。<br /><br />もし寄付をする気があるにしても,実行するにはいささか難易度が高すぎるように思えるのだが,ミャンマーではしばしば見かける光景である。<br /><br />募金をしている人たちは,アルミ製の大きな鉢を振り,中のコインをカチャカチャ鳴らしながら節をつけて口上を述べ(あるいは唄を歌い),寄付を募っていることが多い。<br /><br />しかし考えてみたら,ミャンマーの通貨チャットは紙幣でしか見たことがない。<br /><br />とすると,鉢の中で音を鳴らしていたのはいったい何だったのだろう。

    汽車の徐行中(停車中ではない)に乗客へ寄付を求める人々。

    もし寄付をする気があるにしても,実行するにはいささか難易度が高すぎるように思えるのだが,ミャンマーではしばしば見かける光景である。

    募金をしている人たちは,アルミ製の大きな鉢を振り,中のコインをカチャカチャ鳴らしながら節をつけて口上を述べ(あるいは唄を歌い),寄付を募っていることが多い。

    しかし考えてみたら,ミャンマーの通貨チャットは紙幣でしか見たことがない。

    とすると,鉢の中で音を鳴らしていたのはいったい何だったのだろう。

  • やがて日が暮れた。<br /><br />19:25,ふたつ目の停車駅Kaw Linに到着する。<br /><br />この駅では12分ほど停車したが,売店や弁当屋はごく少なかった。

    やがて日が暮れた。

    19:25,ふたつ目の停車駅Kaw Linに到着する。

    この駅では12分ほど停車したが,売店や弁当屋はごく少なかった。

  • 夕食が手に入らなかったので,車内販売のカップ麺(タイのママーのビルマ製)で済ませる。<br /><br />湯を入れてくれて,ひとつ700MMK。(1000MMK=約75円)<br /><br />夜になると全開の窓から羽虫などが入ってくる。座席では別に気になるほどではなかったが,空気の流れのせいかデッキのところが羽虫だらけになってしまい,やや気味が悪い。

    夕食が手に入らなかったので,車内販売のカップ麺(タイのママーのビルマ製)で済ませる。

    湯を入れてくれて,ひとつ700MMK。(1000MMK=約75円)

    夜になると全開の窓から羽虫などが入ってくる。座席では別に気になるほどではなかったが,空気の流れのせいかデッキのところが羽虫だらけになってしまい,やや気味が悪い。

  • これは車内販売の魚せんべい。<br /><br />夕食どきを過ぎたら車内販売は終了するようだった。

    これは車内販売の魚せんべい。

    夕食どきを過ぎたら車内販売は終了するようだった。

  • 22:55,Naba駅到着。<br /><br />ひとつ前のKaw Lin駅とは打って変わって,ここでは広いホーム上に食堂がたくさん営業している。<br /><br />NabaからはKathaというエーヤワディー河畔の街まで支線が伸びている。ここはマンダレーからミッチーナーへのちょうど中間点にあたるジャンクション駅なので,食堂が多いのかもしれない。

    22:55,Naba駅到着。

    ひとつ前のKaw Lin駅とは打って変わって,ここでは広いホーム上に食堂がたくさん営業している。

    NabaからはKathaというエーヤワディー河畔の街まで支線が伸びている。ここはマンダレーからミッチーナーへのちょうど中間点にあたるジャンクション駅なので,食堂が多いのかもしれない。

  • もう深夜に近いので,食事をしている客や弁当を買う客は全然いない。<br /><br />店の屋号に記載されている「786」は「慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において」(ビスミッラーヒッラフマーニッラーヒム)を数字で表したものである。つまりここはムスリム食堂。<br /><br />夜食にペータミンの弁当を買おうか迷っているうちに汽笛が鳴り,あわてて乗車する。<br /><br />汽車は発車してすぐに信号駅のようなところで20分ほど停車した。ここではデッキの扉がロックされて,乗客は外に出られなかった。

    もう深夜に近いので,食事をしている客や弁当を買う客は全然いない。

    店の屋号に記載されている「786」は「慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において」(ビスミッラーヒッラフマーニッラーヒム)を数字で表したものである。つまりここはムスリム食堂。

    夜食にペータミンの弁当を買おうか迷っているうちに汽笛が鳴り,あわてて乗車する。

    汽車は発車してすぐに信号駅のようなところで20分ほど停車した。ここではデッキの扉がロックされて,乗客は外に出られなかった。

  • 日が変わって02:00,Mo Hnyin駅到着。5分停車。<br /><br />こんな時刻にも下車していく乗客が結構たくさんいる。<br /><br />満席だった車内に空席が目立ち始めた。

    日が変わって02:00,Mo Hnyin駅到着。5分停車。

    こんな時刻にも下車していく乗客が結構たくさんいる。

    満席だった車内に空席が目立ち始めた。

  • 04:32,最後の途中停車駅Mo Gaungに到着。2分停車。<br /><br />モガウンは,ビルマ戦における「死の谷フーコン」の入口にあたる街だ。<br /><br />深夜以降,車内は結構寒い。窓を開けたまま(あるいはよろい戸だけを閉めて)熟睡に入る乗客がいるため,どこからか外気が吹き込んでくる。<br /><br />途中で堪えられなくなってズボン下を履いた。熱い茶が飲みたい‥‥。<br />

    04:32,最後の途中停車駅Mo Gaungに到着。2分停車。

    モガウンは,ビルマ戦における「死の谷フーコン」の入口にあたる街だ。

    深夜以降,車内は結構寒い。窓を開けたまま(あるいはよろい戸だけを閉めて)熟睡に入る乗客がいるため,どこからか外気が吹き込んでくる。

    途中で堪えられなくなってズボン下を履いた。熱い茶が飲みたい‥‥。

  • そして06:15,ミッチーナー駅へ到着した。<br /><br />わずか15分の遅れである。定時運行と言ってよいのではないか。

    そして06:15,ミッチーナー駅へ到着した。

    わずか15分の遅れである。定時運行と言ってよいのではないか。

  • 駅前にはたくさんのバスカー(トンベインカー,乗合トラック)が客待ちをしている。

    駅前にはたくさんのバスカー(トンベインカー,乗合トラック)が客待ちをしている。

  • ミッチーナー駅構内の掲示されていた最新(2019年1月現在)の時刻表。

    ミッチーナー駅構内の掲示されていた最新(2019年1月現在)の時刻表。

  • ミッチーナーに着いて食べた温かいモヒンガーは,しみじみと美味しかった。<br />

    ミッチーナーに着いて食べた温かいモヒンガーは,しみじみと美味しかった。

  • 当初,マンダレーへの復路は夜行バスに乗ろうと思っていたのだが,この夜行急行の特等席のコスパがあまりにも良かったので,復路でもまた乗ってしまった。<br /><br />ミッチーナー駅の切符発売のルールはよく判らずじまい。結局,復路の切符は乗車の二日前に購入した。<br /><br />本文に書いたとおり,この新型夜行急行は停車駅が少ないうえ停車時間が短いので,食糧確保の点だけは注意が必要である。<br /><br />あと,冬は防寒対策を万全に。<br /><br /><br />ミッチーナー逍遥~その1:中央市場周辺<br />https://4travel.jp/travelogue/11548599<br /><br />ミッチーナー逍遥~その2:ミイトキーナの戦い「招魂之碑」<br />https://4travel.jp/travelogue/11548616<br /><br />ミッチーナー逍遥~その3:ミッチーナーのマナウ祭<br />https://4travel.jp/travelogue/11548637<br /><br />ミッチーナー逍遥~その4:カチン料理探訪<br />https://4travel.jp/travelogue/11548659

    当初,マンダレーへの復路は夜行バスに乗ろうと思っていたのだが,この夜行急行の特等席のコスパがあまりにも良かったので,復路でもまた乗ってしまった。

    ミッチーナー駅の切符発売のルールはよく判らずじまい。結局,復路の切符は乗車の二日前に購入した。

    本文に書いたとおり,この新型夜行急行は停車駅が少ないうえ停車時間が短いので,食糧確保の点だけは注意が必要である。

    あと,冬は防寒対策を万全に。


    ミッチーナー逍遥~その1:中央市場周辺
    https://4travel.jp/travelogue/11548599

    ミッチーナー逍遥~その2:ミイトキーナの戦い「招魂之碑」
    https://4travel.jp/travelogue/11548616

    ミッチーナー逍遥~その3:ミッチーナーのマナウ祭
    https://4travel.jp/travelogue/11548637

    ミッチーナー逍遥~その4:カチン料理探訪
    https://4travel.jp/travelogue/11548659

15いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

タヌキを連れた布袋(ほてい)さんの関連旅行記

タヌキを連れた布袋(ほてい)さんの旅行記一覧

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

ミャンマーで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ミャンマー最安 686円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

ミャンマーの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP

ピックアップ特集