2019/09/29 - 2019/10/01
101位(同エリア1362件中)
- #夏旅2019
- #ティーウェイ(T'way)航空
- #市外バスターミナル
- #済州道民俗自然史博物館
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日韓関係が穏やかだった頃は、年に数回韓国に出張していました。
お客様を招待するイベントも毎年のように実施していました。
お陰様でハングルを読めるようになったので、家族旅行も数回しました。
そんな長年にわたって渡韓していた中で、最大の汚点が済州島の城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)に登頂できなかったことです。標高180mほどの山ですから子供でも登れますが、前夜にチャミスルを飲み過ぎた私は半分ほど登ったところで断念、今でも仲間内で笑いのネタにされています。
いつかはリベンジしたいと思っていましたが、ムン大統領と玉ねぎ男氏の登場で渡韓そのものが危険な状況になってきました。もしも渡航禁止となれば、私は汚名を雪ぐことができないまま死んでいくことになります。
急がなければ思い、ネットで航空券を探すとティーウェイ航空のチケットが往復1万4千円(諸税込み)まで下がっており、市外バスターミナルから徒歩圏内にあるオーレ ツーリスト ホテルが2泊(朝食付き)で7千円でした。現地ではバスを使えばとても安く移動できるので、自己責任で城山日出峰に行くことにしました。
1日目
自宅→成田国際空港12:55→ティーウェイ(T'way)航空 TW242/2時間10分→15:05チェジュ国際空港→市外バスターミナル→ホテル
2日目
ホテル→市外バスターミナル→城山日出峰→約1,000段を登頂→市外バスターミナル→ホテル
3日目
ホテル→済州道民俗自然史博物館→チェジュ国際空港14:25(15:00)→T'way航空 TW241/2時間15分→16:40(17:00)成田国際空港→都内泊(翌朝、都内で仕事のため)
台風18号が接近する中でしたが無事にミッション完了しました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ティーウェイ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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成田空港第2ターミナル。ティーウェイ(T'way)航空のチェックインカウンターは「F」、まじめに出口の外にあるのかと思いました。
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Fカウンターは出入口の横に入り口があります。元々は売店か何かのスペースだったような感じの場所でした。一人一人の手続き時間が長いので「なんで時間がかかるの」という疑問を抱いていたら、台風接近のために島から出られないリスクを説明してました。納得です。
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2時間以上あるけど、早々と出国。86番搭乗口へ向かいます。TW242は、2時間以上前から駐機してました。
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ちょっと早すぎました。
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お昼ご飯は、京樽のちらし寿司。
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非常口座席のすぐ後ろでした。7~8割の搭乗でした。
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LCCですからピッチは狭いです。2時間ちょっとなので我慢します。
機内ではお水が一杯だけ提供されました。 -
済州空港。入国審査は簡単でしかも早い。ここではパスポートにスタンプが押されました。バスに乗るため、国際線側から国内線側に移動中。
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済州島は、自称「韓国のハワイ」だそうで、椰子の木がありました。
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ゲート2を出て、目の前にある1番バス停から市外バスターミナルへ行くバスに乗ります。
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赤バスは急行バスです。初乗り運賃は2,000ウォン。市外バスターミナルまでは1停なので、もったいないのですが。
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市外バスターミナル。翌日、道路の反対側からの写真です。右が空港方面、左が東の方向です。
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市外バスターミナル。バス停車の目印が複数ありますが、バスはどこに停まるか分かりません(基本的には前の方に詰めて停まります)。
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建物の入り口にある母子像。日本でも、私が子供の頃は風呂敷包みを背負ったおばさんがいっぱいいました。
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市外バスターミナルの内部。切符を買うこともできますが、バスの入り口で支払うこともできます。Tmoneyというプリペイドカードがあるとsuicaと同じように使えて便利です。
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翌日、城山日出峰へ向かうためのバスを確認します。バスは赤バス(急行)の他に青バスや緑バスもあります。
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事前に調べたところ、111か112の路線バスが速いということで、8:05発の2号車に乗れば、9時過ぎには城山日出峰へ着きそうです。
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市外バスターミナルの裏側。青バスのバス停でした。
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因みに青バスでも211か212のバスで城山日出峰に行けます。青バスは、料金は安いですが、2時間ぐらいかかるようです。
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徒歩でホテルへ移動。2日間宿泊するホテルが見えてきました。思ってたよりも高いビルでした。
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オーレ ツーリスト ホテル。翌日に撮影。隣にコンビニ(CU)があります。
安くて清潔で便利なホテル by FUKUJIROさんオーレ ツーリスト ホテル ホテル
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コンビニの前ではおじさん、おばさんたちが四方山話。
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11階の部屋。お値段以上の広さ、清潔な部屋でした。
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洗面所。シャワーは熱いお湯がしっかりと出ます。唯一の問題はバスタオルがないこと、普通のタオルが4枚でした。
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部屋からの眺め。東向きの部屋でした。ホテルは、済州島を一周している1132号線に面していました。
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2日目、夜明け前。いろいろな思いが交錯してあまり眠れませんでした。
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ホテルの地下1階が朝食会場です。地元の人が普通に食べてるような感じのメニューでした。
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ホテルの無料朝食。サラダ、もやしナムル、甘辛い豆腐、わかめスープ。
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徒歩10分で市外バスターミナルに来ました。バス停にはこのような表示板があり、予定していた112号の赤バスは9分後に到着することを表わしています。
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バスに乗ったら熟睡でした。終点の城山埠頭まで来てしまいました。3,000ウォン。
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バス停を一つ分歩いて戻ることにしました。前方を歩いているのは中国人のご一行様。みんなで寝過ごした?
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城山日出峰の全景が見えました。
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韓国人の約3割がキリスト教徒らしい。
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細道をとぼとぼ歩きます。本当はこういうのが好きなんです。
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城山日出峰の駐車場に着きました。
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トルハルバン。
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世界遺産の表示。皆さんが記念写真を撮るので、しばし待ちました。
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入山料は5,000ウォンに値上がりしていました。日本語ボタンを押して、クレジットカードで購入しました。
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ここでも皆さんが記念撮影。
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ここで撮影している人は少ないです。
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ここで、左が登山道、右が下山道の分岐です。
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トゥンキョンドル。済州島の伝説が残る岩です。雲が取れたら急に暑くなりました。ものすごく蒸し暑い。雨季のバンコクみたいな感じ。
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まだまだ登っています。途中に冷たい飲み物などを売っている売店がありました。
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残り距離140m、高度115m。この看板を解釈すると、ここから先が急な階段になるようです。
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すごく急な階段です。しかも一段が高いので、短足な私には辛い。
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城山日出峰は、約5,000年前に海底火山が噴火し、その後波に削られた島の岩石が砂州となって陸続きになりました。
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さらに、急な階段が続いています。麓から頂上まで約1,000段。
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階段が終わって、平らな場所に出ました!
景色よりも、平らであることがうれしかった。 -
頂上付近の展望台。すごく蒸し暑いけれど、風が気持ちいい。
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城山日出峰の頂上、標高182m。立入禁止です。
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城山日出峰の火口。ノペッとした感じで、火口の印象が少ないですね。
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世界遺産「済州の火山島と溶岩洞窟群」の構成資産の一つです。
直径約600m、火口の深さは約100m。 -
城山日出峰の西側(陸側)の景色。
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下りの階段。高さだけでなく、急な階段を見てるだけで目眩を起こします。
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まだまだ下りの階段が続いています。
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下りにもいろいろな奇岩がありました。
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海岸に下りると、獲れたての海産物が食べられるようです。モーターボートも出ていました。足が痛くて、階段はこれ以上歩きたくないです。
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牛島(ウド)。赤バスの終点だった城山埠頭からフェリーで15分、自然がいっぱいの島だそうです。
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駐車場が見える場所まで下りてきました。ここでは左側が登山道、右側が下山道です。昨年登った山形県の立石寺(1,000余段)よりも相当きつかったです。
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城山日出峰をバックに何やら石のオブジェが立っていました。
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誰も写真を撮っていませんでしたが、よく見たら紛れもなく『旭日旗』と同じ意匠です。世界遺産の入り口に『旭日旗』があるなんて!
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ここにも『旭日旗』の意匠がずらっと並んでいます。ケンチャナヨ!
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城山日出峰に登頂したので、帰りの時刻を確認してからお昼ご飯を食べようと思っていたのですが、ほとんど待ち時間なしで112の赤バスが来ました。
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赤バスの内部。バスの前方にモニターが付いています。
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バス停が近づくと、モニターに表示されます。画面の左側がこの後停車するバス停の名前、右側にはその次のバス停が表示されます。このモニターが見える位置に座っていれば安心です。
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112の赤バスはかなりな山の中を通過しました。ここは、風力発電地帯。
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この近くには白樺林もありました。
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市外バスターミナルに戻りました。ちょうどシティツアーバスが停まっていました。このバスは済州市の観光名所を2時間で一周しています。
足がガクガクです。早く戻ってセルフマッサージをすることにしました。 -
3日目。激しい雨の音で目が覚めました。夜半から雨の予報が出ていました。無事に帰国できるのか心配です。
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前日からメニューが変わりました。彩りはいまいちですが、美味しいです。野菜いっぱいの味噌汁がうれしい。
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雨が止んでいるうちに移動します。目指すのは済州道民俗自然史博物館。
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途中にあったタイル画。やっぱり火口に水があると見栄えがしますね。
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KALホテル。この日もすごく蒸し暑いです。
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三姓穴の入り口です。済州島の伝説がいっぱい詰まっている場所です。
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前回観光してるので通過します。
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トルハルバンかな。
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済州道民俗自然史博物館の入り口。正面のゲートで入場券を購入します。2,000ウォン。
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雨が止んでいるうちに野外展示を見ておきます。
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水を運ぶ女性像。水利が悪かった済州島では最も大切な仕事でした。
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海女の像。かつては済州島の経済を支えていた仕事でした。
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浸食された玄武岩。
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オルレの小路。路の左右に石垣を積み上げて風除けとしています。オルレは、ホテルの名前に使われていました。石垣島にも同じような様式がありますね。
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トットンシ。豚を飼うための囲いのこと。
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豚の石像。
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老婆(ハルマン)堂。女性を堂神と見做して、祈りを捧げた場所。
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イタリア人ラゾーラさんの「石の魂」。
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博物館の建物全景。受付でチケットを見せて、リュックを預かってもらいました。
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リュウグウノツカイ。顔のアップは気持ち悪いので自主規制しました。
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前日に登った城山日出峰の模型。登山道がすごい急階段だった様子がよく分かりました。
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オジロワシの剥製。
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遠足に来ていた子供たち。
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済州島の婚礼の儀式。
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風船(帆船)。島民の多くが漁労に就いていました。
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テウ(筏)。島の周辺は暖流と寒流が交わる絶好の漁場です。
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藁葺き屋根の民家。風が強い済州島では屋根が飛ばないよう縄で押さえていました。
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かまど。
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漢拏(ハルラ)山での狩猟。防寒服は犬皮で作られていました。
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たき火で暖まる海女。
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中庭にある小屋。
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馬が挽く石臼(モルバンエ)が展示してありました。
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溶岩樹形石。木の幹を溶岩が包み込み、内部が消失した石。
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博物館の見学を終えて、ドンガンヤン(東光陽)のバス停まで歩きました。バス停はこのように屋根付きです。雨がポツポツと降る中、雨と汗でびっしょりです。
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赤バスがやってきました。この距離だと番号は見えませんね。
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101のバスでした。このバスで済州空港へ移動しました。
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済州空港です。国際線ターミナルに着きました。
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椰子の木も見納めです。
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ティーウェイ航空のカウンターが開いていなかったので、混雑する前に昼食にしました。
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9,000ウォンのスンドゥップチゲと4,000ウォンのビール。定食にもビールにも同じ副菜が付いていました。できれば違うものを付けてくれると、うれしいのですが。まあ、韓国人も中国人も昼食でビールを頼まないから、仕方ない。
お味はとても美味しかったです。今回の旅で唯一の贅沢でした。 -
お昼ご飯を食べたので、さっさと出国審査を受け(スタンプなし)、免税店には目もくれずに18番ゲートにやってきました。
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窓の外は大雨になっていました。天気予報どおりです。
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危惧していたとおり遅延です。20分ですめばよいけど。
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外を見たら、やっと折り返しのTW241が到着していました。
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雨雲の真ん中にいるようです。この後搭乗開始となり、結局、15時過ぎに離陸しました。
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17時、成田空港に着陸しました。台風18号に煽られながらも無事に帰国しました。夕方の成田空港はずいぶんと涼しく感じました。
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成田空港から東京駅まで、初めてTHEアクセス成田というバスに乗りました。スカイツリーが見えたから、もうすぐ東京です。
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東京駅に到着しました。バスは1,000円で乗れて、しかもちょうど1時間でした。城山日出峰に登り、積年の悔しさも晴れて、ホッとしました。
翌日(10月2日)は、午前10時以降の済州空港発着便が全て欠航となりました。今回は無事に帰国できたものの、無理は禁物と自戒しました。
最後までお読みいただきましてどうもありがとうございました。
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