雨季のカトマンズを脱出し、仁川でトランジット泊した旅

2019/07/13 - 2019/07/14

忍耐力を強化するため、雨季のカトマンズに行ってきました（負け惜しみ）の最終章です。
今回、阪急交通社のトラピックスツアー【燃油サーチャージ込！】感動のネパールとエベレスト遊覧飛行５日間に参加しました。
ネパールの国際空港はカトマンズのトリブバン空港だけで、しかも事故が多い空港です。多数の死傷者を出す大事故も起きていました。過去には1週間以上空港が閉鎖されたこともありました。
出発前に、3泊5日だけどすんなり帰れないこともあるからと言い残しておいたので、5泊6日で帰宅しても「やっぱり」と妙に納得されてしまいました。
3連休の初日に帰国する日程だったので、1日遅れても仕事には支障がなく、次の休暇にも影響はなさそうです。
1日目：成田空港→仁川空港経由→トリブバン空港
2日目：パタン観光とショッピング
3日目：バクタプル観光と霧の中のチャンドラギリの丘を観光。
初日から3日目の午前までの旅行記です。
https://4travel.jp/travelogue/11516995
4日目：カトマンズ観光、トリブバン空港閉鎖のため延泊
5日目：トリブバン空港から帰国の途に。
（のはずだった旅行記）
https://4travel.jp/travelogue/11517028
6日目：仁川に延泊、仁川空港→成田空港
幾多の試練を乗り越えて、本来の予定時刻から19時間余り遅れて仁川空港に到着しました。帰国したのは丸々24時間遅れとなりました。
ツアーの皆さんとは仲良く旅することができ、また、試練を経て絆が深まったように思います。連絡先など交換しておりませんが、どこかの街で出会えるような気がします。ありがとうございました。
本編では6日目の記録をまとめています。

エリア 仁川(韓国)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 飛行機
• 航空会社: 大韓航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

やっと発券されたチケット。
仁川空港から先は不明でした。

トリブバン国際空港。見納めです。

仁川空港に着陸したのは23:57でした。
大韓航空をはじめスカイチームは昨年開業した第2ターミナルを使用します。
KE696便から下りた乗客は、途中の通路で成田行き、名古屋行き、大阪行きの3グループに集められました。
私たちは、仁川空港10:10発のKE703の搭乗券を受け取り、２Fで入国手続き後に１F中央（ゲート3と4のあたり）の大韓航空カウンターに集合するよう指示を受けました。
カウンターでトランジットホテルの説明を受け、全員そろってバスで移動しました。

ホテルに着いたのは深夜1時過ぎ、精神的な疲れもあり、そのまま寝てしまいました。

翌朝、シャワーを浴びてからネットで検索。仁川空港で集合待ちしているときに、トリブバン空港の閉鎖は事故があったからという話を小耳に挟んだからでした。
日本語のページでは見つかりませんでしたが、英語のページで探したら、記事がありました。写真は、インディアトゥデイの記事から。

新華網によると、イエティ航空機が大雨で滑って滑走路を外れたということでした。乗客乗員66名は全員無事とありました。深夜にはイエティ航空機をどかして空港再開したようです。写真は、新華網の記事から。
空港が閉鎖された原因が分かって、少しモヤモヤが解消されました。

解消したモヤモヤが、テレビを点けたらモヤモヤに。

日本産製品を売らないという横断幕。だったら、規制3品目だけ欲しがっちゃダメです。日本が押し売りしてる訳じゃありません！

高級リゾート、パラダイスシティの東端。

韓国が自慢している仁川空港磁気浮上鉄道、パラダイスシティ駅。

奥が空港方向。たぶん現在も無料運航中。

私たちが泊まったベストウェスタン プレミア インチョン エアポート ホテル。

ホテルの朝食。今回の旅行で一番美味しかった。
無料で、泊まって、食べて、大韓航空にカムサムニダ。

7:30にホテルを出発。出国手続きは3Fです。

出国後の広いスペース。

こんな公園みたいな場所もあります。

無料で入れるラウンジです。チケットのチェックとかはありません。

飲食は有料ですが、休むだけなら無料。

シャワーも無料で使えます。

カトマンズ行きは261番ゲートでしたが、成田行きは258番ゲートでした。どちらもターミナルの最奥にあります。

キッズコーナー。

入ってみたら、モニターに映りました。顔は自動で隠れます。

端っこまで来ました。トランスファーラウンジでゆっくりしていたので、ここでの待ち時間は約5分。

機内食。今回の旅行で一番美味しくなかった。コチジャンをつけてもダメでした。朝食が美味しかっただけに、これは残しました。

定刻の12:30に成田空港に到着しました。
本来の機材はB777-300のところ、B747-8ICに変更していました。座席数を増やしてくれたお陰でオーバーブッキングにならなかった訳です。座席は65列目、大好きな最後列でした。満席だったので、B777-300じゃ乗れなかったですね。これまた大韓航空にカムサムニダ。
B747-8ICは国内では就航していないので、貴重な体験ができました。
ブッダエアーが引き返してしまった「エベレスト遊覧飛行」ですが、阪急交通社から返金のお知らせが届きました。良識ある会社でしたね。
トラブルを体験して、旅人のスキルが一つ上がったように感じています。
それも含めてずいぶんと思い出深い旅になりました。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。