武漢肺炎の流行で自粛の日々が続いております。最近は、昔の旅行記事を見かけることが増えましたね。ということで、今回は2014年12月の韓国出張記を上げて参ります。どうぞよろしくお願いいたします。<br /><br />ソウルの名刹・奉恩寺（ポンウンサ）の弥勒大仏を見てきました。<br />奉恩寺は、大韓民国ソウル特別市江南区にある曹渓宗の寺院です。<br />794年に新羅の高僧が見性寺（キョンソンサ）という名前で創建しました。1498年に見性寺を改築するとともに奉恩寺に改名し、その当時、周辺は野山ばかりで修道山と呼ばれていましたが、李氏朝鮮時代の1551年から日本統治時代の1936年まで、奉恩寺は禅宗の総本山でした。<br />李氏朝鮮時代は世宗大王以降に仏教弾圧が進み、禅宗の奉恩寺と教宗の奉先寺だけが認められていました。

ソウルの名刹・奉恩寺の弥勒大仏

32いいね！

2014/12/14 - 2014/12/14

3587位(同エリア25682件中)

エリア

ソウル(韓国)

旅行の満足度: 4.0

観光: 4.0

グルメ: 4.0

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 1万円未満

交通手段: 鉄道徒歩

航空会社: 大韓航空

地下鉄2号線の三成駅から地上に出ると、そこはCOEXです。
奉恩寺に一番近い駅は、9号線の奉恩寺駅ですが、路線の都合で2号線を利用しました。
道路（47号線）を北へ進むと、COEXモールの前にはいろいろなモニュメントが建っていました。
COEXモール前のモニュメント。
COEXモール前のモニュメント。
COEX。
COEXモール前のモニュメント。
COEXモール前のモニュメント。
COEXモール前のモニュメント。
COEXモール前のモニュメント。
COEXモール前のモニュメント。
COEXモール前のモニュメント。
奉恩寺に来ました。狛犬ではなく、狛象。
狛犬ではなく、狛象。
正面の建物が寺の入り口にあたる真如門（チニョムン）です。
奉恩寺の駐車場。中央に弥勒大仏が見えています。
奉恩寺の境内図。1939年の大火災で大部分の建物が焼失し、1941年から1942年にかけて再建しました。
真如門の内には、向かって左側に持国天と増長天。
右側に、広目天と多聞天。いずれの像も朝鮮時代後期の木像です。
亀趺。
亀趺。
真如門と本殿である大雄殿の間にある法王楼は工事中でした。
法王楼に掲げられていた仏画。
大雄殿（テウンジョン）。大雄とはお釈迦様のことです。
内部は撮影禁止でした。中央に釈迦牟尼仏、左右に阿弥陀如来仏と薬師如来仏を奉安しています。
霊山殿。釈迦牟尼仏を主仏とし、羅漢仏を奉安しています。
内部では多くの信者たちが熱心に祈祷していました。
弥勒大仏の後ろ姿です。
弥勒大仏の横顔。
板殿。華厳経81巻や金剛経・維摩経・寒山詩・初発心自警文・仏足印等15種の経典や詩文など3,438枚の木板本と毘盧遮那仏等を保管しています。奉恩寺で最も古い建物ですが、非公開。
弥勒大仏（ミルッテブル）。信者10万人の寄付により、1996年に高さ23mの韓国最大の弥勒大仏を建立しました。
弥勒大仏の霊験を得るために、信者が祈っています。
因みに韓国で最大の仏像は、奉恩寺から5kmほど南方の能仁禅院にある薬師如来大仏座像で、高さ38mです。
台座にも仏様が彫られています。
弥勒大仏。弥勒菩薩は未来仏といわれ、現在仏である釈迦牟尼仏の次にブッダとなることが約束されている修行者です。
弥勒殿。
駐車場の脇に置かれた僧侶の像ですが、説明書きがなく、誰なのか分かりませんでした。
COEXに戻って昼食にします。sushiと書かれているこのお店に入りました。
サラダsushi。酢飯の上に生野菜と海鮮が乗っていて、味付けはコチュジャンです。見た目は微妙ですが、けっこうイケました。寿司は美味しいけれど野菜不足だと感じていたら、ご家庭でお試しください。
午後は現地の出版社から取材を受ける予定が入っていたので、写真は仕事が終わった夜の明洞です。
夜の明洞、日本人もいっぱいいました。
ロッテホテルの庭もクリスマスの飾り付けがされていました。
ロッテホテルの庭。
市庁舎前の広場に立つクリスマスツリー。
当時の韓国は朴槿恵政権の2年目、いろいろと問題はありましたが、今よりはマシだったかな。懐かしい思い出でした。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。