海外まで行って鉄道廃線　アルゼンチン・チリ トランスアンデス鉄道廃線の旅　Day2（後編）

2018/08/11 - 2018/08/11

旅の目的はスキー！　国内だろと海外だろうとスキーだ！

しかし、冬でもスキー場に雪が無い事がある。　そう言った時にふと横を見ると鉄路が走っている事がある。しかも廃止された鉄道でノスタルジックな雰囲気がなんとも言えない！！

もうこっちにしよう！

そう、どこかのブログで皮肉を書かれた「海外まで行ってわざわざ鉄道廃線を見に行っている人がいる」と、自分でもそう思う！　もはや変態だ。

当初はアンデス山脈のロス・ペニテンテスキー場へ行く予定でしたが、雪が無くゲレンデがクローズしていました。ですので、その傍らを走っていたアルゼンチン・チリ間の国際鉄道の廃線跡を辿ってきました。

この路線は便宜上の起点がアルゼンチンのメンドーサで、アンデス名峰アコンカグア 6,962mの南脇を抜けて隣国チリのロス・アンデスまで接続していました。遺構を見る限り電化だったようです。総延長は270kmもあります。

途中で人造湖に水没していたり、路盤流出等で復活は無いような状態です。部分区間で観光鉄道にするにはクルマのドライブと景色などで差別化ができないので、やはり復活は無理のようです。

Day２（後編） はポルバレダス(Polvaredas)からアルゼンチン側終点のラスクエバス（Las Cuevas）の44kmをトレースします。

他の海外廃線のページがあります。
よかったら見に来てください。
http://soleil1969.com/ruinstop/ruinstop.html

エリア メンドーサ(アルゼンチン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 2.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: ラタム航空 JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ホテルズドットコム

ポルバレダス(Polvaredas)からアルゼンチン側終点のラスクエバス（Las Cuevas）側をみた図です。ループが良いですねー！

トラス橋がちょいちょいありましたが、アクセスできる所があっても時間が・・・

廃線と並走しています。ん？　あれは・・・

こちらは白い鉄橋が！

右側に廃路が！

行きは日陰だったので戻りに撮っています。なので写真の順番は終点側ですが、撮影の方角は起点のメンドーサ側です。

終点側を見ています。いい感じだなぁ～

２つ前の写真の路線から！

途中で廃線敷と車道が分かれていきます。あの雪山の向こうはチリです。

またトラス橋が！

プンタ・デ バカス駅（Punta de Vacas）跡にきました。
給水塔ですね。

駅舎は地元の方の家になっていました。
子供たちがサッカーをしていて、手を振ってくれていましたねー！

左の山の崩れ方がスゴイ・・・

プンタ・デ バカス 駅構内跡です。

起点のメンドーサ側を見ています。

レールが良い雰囲気です。

アップ！

右のはホーム跡？

駅構内の西端です。レールのヨレヨレがたまらんっ！！

しばらく並走します。

ムンド・ペルディド（Mundo Perdido）駅構内へやってきました。

アップ！メンドーサ側です。　ルールと草の感じがいいですねー！

左が駅舎跡なのだろうか？

３、４軒しか家がないので貨物駅だった？？

給水塔がありますねー！

ちょっと遠景から！

次は温泉リゾートがあったプエンテ デル・インカ （Puente del Inca）へ向かいましょう。しかしいい眺め！

しばらく右手を並走します。メンドーサ側

その反対側

山景が格好いい！

山景の景色がいいなぁ～

廃線跡は右側です。

プエンテ デル・インカ 手前の鉄橋です。メンドーサ側をみています。

ちょっと橋の中央まで行こうか？と思いましたが思ったより高くビビって途中まで！

終点側を見ています。

横から！なんだか勿体ないなぁ～

別アングルで終点側を望む！

レールにしゃがんで見てみた！

プエンテ デル・インカ駅構内へきました。
赤い建物の所が旅客ホームだった所です。

旅客ホーム近くのヤードの様子

車庫！

ちょっと遠景から！廃線レールが分岐していく感じってたまらない！！

駅の西側のヤード景

駅の西端です。

アップ！レールがいい感じ～！うひょー！！

温泉リゾートの遺構だけしかない村ですがお土産屋がそろっています。

これが温泉リゾートだったらしい！

プエンテデルインカ 滝・河川・湖

アップ！！硫黄の匂いとかはしなかったねぇ～

次にまた立派な鉄橋が出てきました。こちらはクルマで近くまで行けたので楽チン！！

メンドーサ側！

サン・アタ～ック！！

上から

しばらく終点側へ歩き振り返る！

終点側です。ん？奥に何かある・・・

おぉ～シェドが出てきた！！

上の写真を返りにクルマから見たっ！

長っ！

ポータル構造物が将棋倒し～

この辺りはシェドがちょいちょいありました。

並走中！

さらに並走中！

ドライブしていると・・・あれ？鉄道用ピラーのような・・・旧線？未成線？？気になる～

デスヴィオ・ラス・レニャスへ来ました。メンドーサ側を見ています。

終点側！

ほんとアルゼンチンの田舎って犬が多いなぁ～！案内してくれっ！！

終点側！！

給水塔がいいデザインだなぁ～

腕木式信号機が残っています。

写真では伝わらないこの時の絶景！！

給水管付ですね！でも塗装してあるなぁ・・・観光列車でも走らせているのかな？？

起点側！なんとなく枕木もレールもしっかりしているし、隣の赤い屋根は鉄道博物館だし・・・観光トロッコでもやっているかもっ！

さぁ次いきましょう！

国道7号線にぶった切られたレール！メンドーサ側を見ています。

終点側！

アップ！こういうのっていいショットだなぁ～！！　まぁ変態さんにしかわからないだろうけど・・・

谷筋に沿って廃線敷と車道が走っています。

前後にクルマがいると撮りにくい

シェドです。昔は豪雪？強風？？

結構崩落しています。

またシェド！

もう吹っ飛びすぎて骨しかないシェド！

崩壊中のシェド！

雪山っていいなぁ～

終点ラス・クエバス手前のシェド群が見えてきました。

いい感じです。

クルマを停めてゆっくり見るところがないんですよねー！このエリア・・・クルマも速度が速いので変な所にも止められないし・・・

日本だったら落ちてくるから撤去されてしまうでしょうね！

ガレてる！

カフェにあった昔の写真だとスゴイ長いのがあった！

アーチ状のシェドと四角いシェドが交互で出てきます。

四角い人

ガーダー橋が・・・

終点ラスクエバス（Las Cuevas）に来ました。

駅は車庫兼だったようです。

たしか・・・メンドーサ側

ポイント！レバーは曲げた？？

左へ平面クロスしている路線はターンテーブルへ行きます。

反対側から

ターンテーブルは車庫外でした。

割と小型なヤツでしたね！

旅客駅跡の様子です。廃墟ですね！

もう1回車庫を！！

ここでも監視人が・・・

車庫の手前には2連シェドが！これは珍しい！！

2連シェドの中です。こちらは１つなんだ・・・

テラスみたい

これはこれでなかなか！！

車庫の外観！思ったよりも小さく感じますね！

駅の西側を見ています。あれ架線がある・・・この区間蒸気機関車やディーゼル車だったハズ・・・どうして？？　　チリ側の越境列車が電化？？？

もう一丁！

振り返ると駅舎跡が！

給水塔と車庫！！　このラスクエバス駅でアルゼンチン側とチリ側の乗り換えがあったようです。

光り輝く給水塔！

鉄橋が流されたのか？

どこだったかにあったシェド！

また国際道路にぶった切られた廃線！　架線柱あるなぁ～　やっぱりチリ側は電化だたのか・・・

ラスクエバス側をみています。廃線の前にあるクルマはわが旅の友！！

この山景にはトンネルがあり、それを抜けるとチリに入ります。

チリ入国マチのクルマ！！　この先はチリのロス・アンデスまで続いていますが、冬は雪で埋もれているので、行くなら春かなっ！　って行かない・・・行けないなぁ～さすがに南米に何回もとは・・・

チリとの境の山です。

これでトランスアンデス鉄道廃線をめぐる旅はお終いです！！

見てくれてありがとうー！！