旅物語南米ツアー４日目　イグアスの滝ボートツアー　

2019/09/13 - 2019/09/13

2019年9月10日（火）～19日（木）JTB旅物語「神秘の国ペルーと世界遺産イグアスの滝10日間」に参加しました。世界3大名瀑の2つは見たので、最後の3つ目、一番巨大なイグアスの滝を見たいこと、マチュピチュやナスカの地上絵を見たいこと、そしてブラジルビザが不要になったことが決め手です。念願が果たせ、大満足の旅となりました。
　主な日程は下記の通りです。
１日目 10日（火） 自宅～羽田　JL006ニューヨーク乗り継ぎ
　　　　　　　　　 JJ8181サンパウロへ
２日目 11日（水） サンパウロ LA3807リオデジャネイロへ　
市内観光◎マラカナンスタジアム◎サンバドーム
○コパカバーナ海岸◎カテドラル◎コルコバードの丘　
ミラドールリオ泊
３日目 12日（木） LA4697イグアスへ　◎イグアスの滝ブラジル側観光　
OPヘリコプターツアー　コルマホテル泊
４日目 13日（金） ◎イグアスアルゼンチン側観光・ボートツアー
　 ◎三か国国境展望台の滝LA2442リマヘ　
エンバハドーレス泊
５日目 14日（土） LA2027クスコへ　市街観光◎１２角の石
　　　　　　　　　 ◎アルマス広場◎カテドラル 　オリャンタイタンボへ　　　
　　　　　　　　　 高原列車にてマチュピチュへ
　　　　　　　　　 ハトゥンインティクラシック連泊
６日目 15日（日） マチュピチュ遺跡観光　OPマッサージ
７日目 16日（月） 高原列車にてオリャンタイタンボへ　クスコへ　
LA2122リマへ　リマ歴史地区観光〇大統領府
◎アルマス広場◎サンフランシスコ教会　
エンバハドーレス泊
８日目 17日（火） バスにてイカヘ　セスナにてナスカの地上絵観光　
　　　　　　　　　 リマへ
９日目 18日（水） LA530ニューヨークへ　JL005羽田へ
10日目 19日（木） 羽田着　

エリア イグアスの滝周辺(アルゼンチン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 鉄道 観光バス 船 飛行機
• 航空会社: ラタム航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: JTB

　2019年9月13日（金）旅行4日目　モーニングコール5:30　ホテル出発７時
　連日朝５時台のモーニングコール。早起きは得意ですが、夜が遅いため、寝不足が続いています。TDに「旅物語はいつもこんなタイトスケジュールなのですか？」「そうです。ヨーロッパならドライバーの勤務時間が12時間なので、11時間58分働いてもらいます」とのお答え。一人参加の男性に「12日の行程を10日で回るので、2日分の宿泊費が浮いて、安く上がってますね」と慰めの？お言葉を頂きました。確かに阪急トラピックスやクラブツーリズムと比べて少し安かったです。
彼らとはあちこちでご一緒になりました。もちろんおばちゃん同士も情報交換。旅好きの同士達、次の旅情報を交換し、ゲットさせて頂きます。

　本日はイグアスの滝アルゼンチン側の観光とボートツアーです。アルゼンチンのイミグレは速かったです。

こうやって歩いて行きます。

8:30発のトロッコ列車の切符

　Ａ号車に乗車。3人掛けの向かい合わせの座席ですが、車掌が見まわって、混み具合によって、日本人は華奢なため4人掛けさせられました。お向かいの外国人男性、推定体重180kgの方とお連れは重なり合うように3人掛けして座っていました。

列車はのんびり走ります。鳥の巣があります。

駅に着くと歩いて行きます。なまずがいます。

これだけ見ると、ブラジル側より穏やかな感じ。

イグアスの滝 (アルゼンチン) 国立公園

「悪魔の喉笛」一番の見どころです。垂直に落ちていきます。

悪魔の喉笛 滝・河川・湖

川幅も広い。

迫力がある！

水煙も上がる。

見飽きません。

数えてはいませんが、確かに滝の数が多い。

こんなのを見てしまうと、「白糸の滝」を見に行こうとは、思わなくなるし、見ても感動がなく、つまらなく思いますね。

昔の橋

青い眉毛の鳥。沢山いました。

蝶がいます。羽の模様は「88」に見えます。

　ハナクマも駅にたくさんいました。リュックを置いておくと、鼻を突っ込んで美味しいものを探します。

帰りもトロッコ列車に乗ります。

黄色い花も咲いています。

　現地ガイドのポロシャツ。「5か国語が喋れます」とアピール。お父さんがドイツ人、お母さんが日本人だから、この2か国語は分かるとしても凄いです。他のツアー客情報によると、37歳独身、日本人のお嫁さん募集とか。こんな情報をゲットする方もすごいです。おばちゃんの情報収集能力はかなりの物です。

蒼眉毛鳥が沢山います。

ジャングルクルーズツアーチケット

　トラックに乗ってジャングルの中を進みます。英語でも解説してくれますが、単語が幾つか分かる程度・・・いつも旅には語学力と体力が必要よね、と思って何もせずに次の旅に出る私。
　朝から下に水着、上にＴシャツを着ています。寒いので100均のレインズボンも履いています。ビーチサンダル。旅の恥は掻き捨てのスタイルです。

　いよいよボートツアーのはじまり。トラックを降りて階段を下って行き、分厚いテーブルクロスのような、濡れないような袋を貰い、手荷物を全部入れ、救命胴衣をつけて貰いました。事前情報で、ボートの左側の方が濡れると聞いたので、ずぶ濡れになるために、左端に座りました。

船着き場を離れ、進みます。

岩場もあります。

　滝が見えてきました。スマホは百均でスマホ用防水ビニル袋を買って、それに入れて、首からぶら下げていますが、記念写真撮影タイムの後は防水袋の中にしまいました。防水ではないし、どなたかの突っ込む写真を拝見しましたが、はっきり言って、何が何だかよく分からない水のようなものが映っているだけだったので。ボートはゆっくりだったのに、ここからスピードをあげて突っ込みます。正確に言うと左側から滝の淵を通る感じ。滝の奥まで突っ込んでいくわけではありません。

　でも、十分濡れました。レインズボンの中の水着まで、濡れました。滝の水を浴びた瞬間、ものすごい水圧で、目は開けられず、耳の中まで水が入って来た感じ。浴びるために来たのですが、「お代官様、お許しください」と思ってしまいました。全身ずぶ濡れ。何度か繰り返してくれました。

　二度と来ることはないでしょう。人生最初で最後の貴重な体験ができました。
予想外だったのは、帰り道、風が吹いて、体が冷えて冷えて寒かったこと。濡れることまでしか考えていませんでした。晴れてはいても、寒い。早く何か着たい。
　港に戻り、救命胴衣を脱ぎ、防水袋から荷物を取りだし、階段を登ります。自分の濡れた体がこんなに重いとは思いませんでした。口も聞けず、とぼとぼと進みます。とにかく水着は脱ぎたかったので、トイレの行列に並びます。個室が2個しかないなんて聞いてません！水着でなければ休憩所で脱ぐだけでも良かったですが。事前に知らせて欲しかったです。ベテランTDですが言葉が足りません！戻ってきてから「最低限度の着替えにし、後はレストランで」と言われてもね。事前に言われればそれなりの覚悟、準備で臨むのに・・・

ランチはレストランで。Fortin.

フォルティン ステーキ・グリル

　大勢のお客で混んでいます。団体なので指定席。荷物を置き、飲み物をオーダーし、すぐ着替えの続きにトイレへ。

　ブッフェです。お肉は焼いている所で指さして切り分けて貰いました。
TDから「お肉が美味しいです」という情報を事前に得ています。皆に対して言ってくれると良いのだけれど。

　温かいマテ茶にしました。3ドル。連れていかれるお店レストランはすべて、米ドルが使えるので、両替はしていません。というか、事故渋滞で、集合時刻に大幅に遅刻したので、羽田でできなかったし。以前の残りでまかないました。スーパーでもカード払いだし。

フルーツもたくさん。

　イチジクがなっていました。食べられないそうです。固そうで、落ちてきたら痛そうでした。

　帰りもトラックに乗って帰ります。3つの滝の比較など、英語で話してくれていましたが、行きと同じく、単語がいくつかわかるだけ。いつも旅行に来ると、体力と語学力が必要よね、と思って戻ります。そして、何もしないまま、次の旅に出ます。進歩がありません。体力はむしろ後退しつつあります。

　これくらいの滝はかわいいとさえ思います。

お行儀よく並んでいます。

晴れているので、虹が見えました。

遠くがブラジル側の滝、手前がアルゼンチン側の滝。

滝壺が見えます。

緑が多いです。

虹が素敵。

　滝が後退しているという掲示板。数千年後にはどうなっていることやら。その頃には生きていないので、確かめようもありませんが。

ここにも虹が。

滝しぶきと虹

イグアス川

　次は3か国国境展望台へ。あちら側がブラジル。イグアス川が流れて行って、ラプラタ川になるそうです。

手前がアルゼンチン、左手がパラグアイ、その向かいがブラジル

表示塔

3国の国旗が描かれています。

　ここの売店でマテ茶をお買い上げ。1箱３ドル　330円。ブラジルのスーパーでは
150円でしたから、2倍強。観光地お値段でしょうか？アルゼンチンでの買い物はこれだけ。

　そしてイグアスの空港へ戻ります。前日にお弁当15ドルを頼んであります。
1650円は高いですが、口に合わない軽食を売店で買うよりはと思って。5個以上だと買えるそうで、4個分は注文されたのでそれに乗っかりました。鮭弁当は美味しかったので、同じお店ならと思ってからあげ弁当を。そこそこおいしかったです。海外でいただく日本食としては満足です。酢の物は全く日本のと遜色ないです。海外での食事は口に合わないことが多いのですが、こちらのは、予想外に口に合って美味しいです。日本からの移民の多い国は、食事は口に合うことを学びました。

19:45 ＬＡ2442に搭乗し、リマに向かいます。

フォス ド イグアス国際空港 (IGU) 空港

辺りは夜です。

　アルゼンチンでの「中秋の名月」真ん丸お月様です。南半球でも月は丸いです。なんてバカなことを考えながら、海外でお月見するとは思いませんでした。忘れてました。

　機内ではハムチーズパンとフルーツが出ました。中身だけ頂きました。
パイナップルは、芯の部分？？？やたらと甘いピーチジュース。

紅茶とミルク。こちらのほうが有難いです。

　トイレは普通。
22:10 リマ着

　ホテルインは日付が変わってから。
　それから洗濯をし、2泊分のマチュピチュ行きの荷造りをし、キャリーに入れて置いていくものと分け、シャワーを浴び、休んだのは2時過ぎ。1日が長い。モーニングコールは5：15。朝シャンするから起床は4：45・・・JTB旅物語のハードさを日々実感しています。

シャワーとトイレ。

ロッカー

アメニティーはこれだけ。部屋にティッシュやごみ箱はありませんでした。

エンバハドール ホテル ホテル

　クスコやマチュピチュは高地なので、高山病にならないか心配です。阪急の旅行説明会で、これを販売していたので、購入し（770円）、事前に毎日10粒ずつ飲んで、備えています。グレープフルーツ味の三角形のタブレットで、飲みやすいです。

ホテル外観

朝食ブッフェ
野菜たっぷり