ぶらぶら熱帯都市クアラルンプール　No.9（最終）　国立モスク・帰国編

2019/08/31 - 2019/09/04

暑い夏は会社に居るのが一番なのだが、ほぼ強制的に夏休みというものを取らせられる。過ごしやすい春休み、秋休みというのがあればいいのだが。
そういう暑い季節にもかかわらず３泊５日で熱帯の東南アジアの国、マレーシアに行ってきた。
初日は２３時過ぎ日本出発、最終日は１４時現地出発なので、現地実質滞在は３日半。現地観光事情を知らないままに３日間もあれば十分だろうと思って、とりあえず航空便を押さえたのだが、あと１日多ければ余裕ある旅になったかも。
ブキッビンタン、ＫＬＣＣ、レイクガーデン、バトゥ洞窟、マラッカをブラブラしてきた。
暑かったー。でも東京よりはマシかも。

エリア クアラルンプール(マレーシア)

クアラルンプール４日目の朝。
今日は帰国日。最後の朝食。

麺料理を食べてみた。
あまり旨くない。

妻はカヤトースト

１４時過ぎの帰国便なので、午前中もう少し観光できる。
２日目、時間が合わず行けなかった国立モスクへＧｒａｂで向かう。
バタフライパークへ行ったときは８ＲＭだったのに、それより近い国立モスクへは１７ＲＭ（４５０円）となぜか高い。需給の関係でそうなるのかなー。

着いた。国立モスク前。

９時オープンに１０分ほど早い。

観光客は９時からだけど、信者は６時半から可能だそうだ。

１２～１５時は観光客は不可。一昨日はこの１２時に間に合わず行けなかった。午後はバトゥ洞窟へ行ったので。

モスク開館を待つ間、その隣にあるマレーシア鉄道公社の建物を見る。外観だけ。

イギリス統治時代の1910年に建てられたムーア様式（イベリア半島におけるイスラム建築の様式）の建物。

国立モスクの正面受付。
入場無料だが、氏名記入。
帰国のため持っていたスーツケースなどはここで預かってくれた。

カウンター後ろになぜか猫。

観光客でも女性は、ヘジャブというヘッドスカーフを着けないといけない。
受付のおばさんが被せてくれる。
暑いのでカーディガンを脱ごうとしたら、ダメと言われたそうだ。腕も出しちゃいけない。

ここで靴を脱いで入る。

なんか可愛い。

広いし、よく整備されている。

池と噴水に囲まれている。

広い。よく磨かれた床。

朝一番で入ったので、まだ誰もいない。

この格子と、そこから差し込む光と影が美しい。

この柱も非常に規則的な幾何学性を持っている。
キリスト教建築と比べると、イスラムというのは非常に現代的というか、数学的、ＳＦ的というか。

礼拝ホール前には飲み物の売店がある。

各国語のパンフが用意されいる。
日本語パンフをもらって読んでみたけど、書いてあることが難しい。家に帰ってからじっくり読もう。

ここが礼拝堂。１５０００人収容だという。
ここはさすがに観光客は入れない。左奥に礼拝中の人が２人います。

腕、脚が出ているような服装だと、こういう物も着せられる。
私は半袖ポロシャツだったが、何も言われなかったな。男の腕出しは大丈夫なようだ。

トイレに行きたくなったので、聞いたら階下のこっちだという。
礼拝前に身体を清める浴室があった。

シャワールームも。
シャーっていう音が聞こえる。誰か使っているようだった。
ずっと靴を脱いで見学していたのだが、さすがにこの階は靴下のままというわけにはいかず、用意されていたサンダルを履いてトイレに入った。しかし、そのサンダルも濡れていて、靴下が湿ってしまった。

４０分くらいで見学終了。
モスクを出たら、向かいはアルジャジーラのビル。中東の報道テレビ局だね。そのクアラルンプール支局だろうか。

国立モスク前から空港へＧｒａｂで移動。
数分で迎えに来た。料金は72.8RM（2000円弱）。
時間的に余裕があるので、KLセントラルまで行ってバスという手もあるけど、荷物もあるし、二人で数百円安くなるだけだし。

50分くらいで空港到着。
出発ロビー前に着いたのでやはりGrabはやっぱり楽。
女性ドライバーだった。車はマレーシア製の国民車プロトン。日本車と遜色はなく、乗り心地も良かった。
１４時過ぎの便なのに１１時前に着いてしまった。昨年、上海から帰るときはかなりギリギリに空港到着して焦ったが、今回はかなり余裕。

出発ロビー。
北朝鮮の金正男がここでVXガスを顔に塗られて暗殺されたのは2年ほど前。

帰りは預け荷物無しなので、ＡＮＡのモバイル搭乗券を持ってそのまま出国審査へ。審査官にパスポートとスマホ画面を見せる。
手荷物検査は搭乗ロビー前と搭乗ゲート前の２回ある。１回目はラフに、２回目は念入りに。

出国審査後、サテライトターミナルに来たら就航する航空会社の模型がずらりと展示。

メインターミナルとサテライトターミナルのいずれにも免税店とレストランがある。

ちょうど１２時ころなので昼食。
昼時だけど何処も空いている。あまりピンとするところがないけど、ここグランママで。

フィッシュボールヌードル。

卵入りチャ―クイティオ。焼きビーフンだね。

飲み物、サービス料、サービス税をいれて57.2ＲＭ（１５００円）

現地通貨の消化のため、このお土産屋でチョコレート購入。
残金2.9ＲＭ（７７円）で、まあまあうまく着地。

搭乗開始まで１時間ある。
搭乗ゲート前で待っていたら、ガラス越しに喫煙所の案内板が見える。
荷物検査後なのでもう手遅れ、残念。

戦国武将のような印象深い後ろ姿の人。

定時出発。
１６時半（現地時間）にもう夕食が来た。
ビーフラザニアを選択。

妻は和風ハンバーグ。
食べなかった。

２１時近く（日本時間）になって、軽食のチキンサンドイッチ。
妻は持ち帰って、翌朝の朝食として自宅で食す。

到着までもう少し。

ほぼ定刻２２：１５到着。
京急に乗って、帰宅は２３時半頃。

帰国をもう１日延ばした方がよかったなーと思っていたけれど、この翌日、この時から約１２時間後、京急が踏切事故のため横浜方面終日全面運休。危ないところだった。