2019夏_憧れのドロミティをドライブ＆トレッキング(4)サッソ・ルンゴ周遊

2019/08/12 - 2019/08/21

ドロミティ トレッキングの最終日。サッソルンゴを周遊してからベルガモに向かいます。ベルガモ空港でレンタカーにはさよならする予定。

さて、ポルドイ峠の宿をチェックアウトして車で25分ほど、セッラ峠を目指します。朝一でヘアピンカーブに旦那さん集中。でも景色も最高！！
ライダーは気持ちよさそう。自転車のみなさま、朝からの苦行お疲れ様です！
でも、この聖地を走りきる満足感はハンパないですよね。

エリア イタリア

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回のドライブのお供は、Fiat500X。道中でも沢山見かけました。ヘアピンカーブやセンターラインのない山道も沢山走ったので、程よい大きさで取り回しがし易かったです。
トランクは大1つしか入らなかったので、１つは後部座席へ。

パッソ・セッラに移動して広ーい有料パーキングへ（事後精算）。敷地内から今回初のリフトに乗りました。事前に情報を得ていた立ち乗り（定員２名）ゴンドラ。おじさんのサポートがあっても、確かにちょっと緊張しますね。あの岩の間に吸い込まれて終点でした。

リフト利用はこの日1回のみだったので、お得なGardena Cardは購入はせず。https://www.valgardena.it/en/summer-holidays-dolomites/mobility/gardena-card/

なんだか斜めってる。やっぱり小さいなー。風が強い日はちょっとスリル増しかも。

到着して、まずは南側を眺めます。あ、左が写真切れてる。

さっきまでいたポルドイ峠方面。中央にマルモラーダ（一番高いのがPunta Penia3342m)、その奥に黒っぽいのがチヴェッタ(3220m)、左にはセッラ山塊がよく見えました。

さて、今日のトレッキングルートは、サッソルンゴ１周、4時間弱。
T.Demetz小屋(2681m)を出発して525をVicenza小屋(2253m)まで降り、526をアルペ・ディ・シウジを眺めながら歩き、分岐で山側ルート526AでComici小屋を周り、526でパッソ・セッラの駐車場まで戻ります。
あ、リフト片道でよかったじゃん。ちゃんと確認してなかった、、、

さて、歩き始めます。サッソルンゴの岩肌に囲まれた先には緑の綺麗な風景が見えますが、

足元にはまだ雪が残っています。年毎に違うのでしょうが、8月中旬でこれだったから、６・7月はもっと残ってたはず。
寒いのでウインドブレーカーの上にレインウェアと手袋をしてます。ダウンきてる人もいます。

そして、ガレガレの急坂。立ち止まる度に景色を眺め、歩き始めたら足元に集中。
目の前にスニーカーのおじさんがいて、滑りまくっています。しまいにはお尻をつけて滑るように降りてる。靴大事！

見上げれば、

異空間。

随分降りてきて、花を撮る余裕が出たようです。

Vicenza小屋が見えてきました。小休止します。外のテラスで暖かな日差しを浴びて、沢山の人が休んでます。右はサッソ・ピアットです。

526でコミチ小屋を目指します。

小さくなったVicenza小屋の後ろにチンクエ・トーリ（5つの頂）。カッコいいです。

そして、進行方向は一転、この眺め。

アルペ・ディ・シウジ方面のなだらかな緑。
次回は、オルティセイあたりに宿を取って、この辺りゆったりハイキングしたいな。

分岐にやってきました。

さよならシウジ。
角度と雲でさっきは見えなかった台形の右に２つの頂が見えました。

526は緑の中を通る様子。我々は山側の526Aを歩きます。

足元が華やか。

再びサッソルンゴを見ながら歩きます。

小さなアップダウンを繰り返し、

ガレ道の花に癒されて、

時折下道が見えます。最後の方は牧草地を歩くようです。

風が冷たいと思ったら、残雪がありました。

雪解け水で湿った岩肌は黒く光っていました。
時折すれ違う人たちと挨拶・道を譲り合いながら歩きます。

転ばないよう、足元に集中して歩いているようです。

賑やかなコミチ小屋に到着。
パッソ・セッラの駐車場からベビー・カーでアクセスできる道もあるのでテラスも大にぎわい。
free wifiもバッチリで、母とLINEトークしました。

セッラ山塊を眺めながら、定番のサンドイッチをいただきまーす。

駐車場までの40分は、放牧地を抜けて最後はちょっとしたアップダウン。
岩場はクライミングの初心者用練習にもってこいだったようで、老若男女がチャレンジしていました。

休憩も入れて4時間半ほど。これからミラノ方面ベルガモに最後のドライブなので、ちょうどいいトレッキングでした。