7日間のバルセロナ、のうち1日はモンセラットにリムジンで、絶景ハイキングを

2019/08/18 - 2019/08/18

どうしても早朝のマリア様にお会いしたいのに現地ホテルにはエアコンがない！
下調べの際、モンセラット 39度という最高気温を見た私は、冷房と網戸のない現地ホテル、アバト シスネロス モントセラト泊を諦めた。
かわりに、早朝のバルセロナを一路リムジンでモンセラットへ。
絶景のしめじ岩（笑）たちとサンジョアンまでのハイキングを楽しみました！

エリア モンセラット(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

午前7時に、タクシーを予約しました。
8時からマリア様におまいりできるので8時到着を目指して、7時に予約しました。

予約は、予約サイトから。
https://www.booktaxibcn.com/
出発前に予約するつもりが、前日に。
ホテルに予約をお願いしようとしましたがちょっといやな感じになり、自分たちで手配。

私たちがホテルの外に出る前にすでに待機。
電話もかかってきて、ちゃんと配車はできているか確認されました。

Suites Avenue ホテル

そして、大当たり！
タクシーだと思っていたら、タイを締めた運転手のリムジンでした。

途中朝焼けや、雲海から見下ろす街並みなど、この移動自体に見どころがありまくり。

ドライバーは、モンセラットにいってエナジー補給をするという青年でした。
年に4回以上は行くというだけあって、経路はGoogleの検索結果と違う道を通っていましたよ！

到着時に写真を撮ってもらいました。
が、工事中の仮囲いなどで美しくないので、割愛します。
降車したあたりの写真は、興奮しすぎて、旦那のタビーと写真をお互い撮りまくりでちょうど良い写真なかったです。。

モンセラット 山・渓谷

あわよくば雲海を、と思っていましたが、さすがに厳しかった。
モンセラット修道院周辺はすでに青空。
上を見上げると、まだ雲があります。
夏は泊まらないと雲海は難しいと思います。

左手の坂に沿った現代建築は、美術館です。
いよいよ修道院が見えてきました。

まずやはり、マリア様にお会いしなければ！
バシリカに入り、回廊にまわります。

カメラ禁止箇所と、フラッシュ禁止箇所があって、黒いマリアさまに向かう回廊のところは、フラッシュ禁止です。
写真は撮れますが、区別の仕方忘れました。
ルール要確認箇所です。
まだ、並んでいるというほどではありません。

モンセラット修道院 (教会堂) 寺院・教会

突然金ぴかです。
マリア様がいらっしゃるということがこの内装でよくわかり、気持ちが盛り上がります。

黒いマリア像 文化・芸術・歴史

後で、私がお参りしているところを動画で撮っていることがわかりました。
タビーのことは写真撮りました。

お参りを撮影している人は多くて、一人の方は、撮影を頼んだりしていました。
みんなゆっくり対面したいので、せかす雰囲気はありません。
落ち着いていてよかった。

黒いマリア像 文化・芸術・歴史

念願のお参りを終え大満足。
周りの方も、晴れ晴れして、足取りが軽いです。

聖水盤。
初めてのヨーロッパで、教会建築をたくさんみました。
その中でもなぜか気になる存在です。
ついどこの教会でも探してしまうように。。。
コロニア・グエル教会のガウディの聖水盤が素敵だったからかな？

こちらも、素敵に写真を撮っている方がたくさんいる場所ですね。

これは、中庭のパワースポット、と良く紹介されいる箇所に設置された、アートです。
このままずっと展示されるのかしら。。。

人気もなく、ゆったり写真を撮りました。

聖人の間のアーチ部分がベンチ状で座れるんですが、飲食はさすがに禁止かな？（未確認）
飲食可なら、お弁当食べたら最高って場所でした。

こんなかんじなので、休憩したらとてもほっとします。
（朝は石が冷たくてお尻冷えました）

鳩ではない鳥さん。

この岩の辺りは、少し離れた場所から撮った写真が現地ツアーの宣伝によく使われてますけど、さらに近くで見ると奇岩のすごさを感じます。

荷物を持っている宿泊者以外の人がちらほら。
登山鉄道の一番電車が、Montserrat Monestir駅へ8：48に到着します。
こちらは、 Monistrol Vila駅始発なので、車で来た人がほとんどでしょう。

旦那のタビーがレンタカーはちょっと、というので車ではこれませんでしたが、レンタカー+一番列車も良い気がします。

まだ、黒いマリア様にゆっくりお会いできる時間です。

そろそろ9時となり、インフォメーションが開くので、モンセラット修道院全体の地図を入手するため、立ち寄ります。
今日は、ガウディのMISTERI DE MONTSERRAT、第一の栄光の秘跡があるサンタコバへのfunicular de la Santa Covaは、修理中で運行していません。
残念です。
体力的に往復歩くのは無理そうなので、次回の楽しみに。

Funicular de Sant Joanは動いているので、サンジョアン方面を行けるところまでハイキングする予定です。
往復は無理なので、往路を徒歩で登ります。

そして、エスコラニア合唱団は、夏休み中です。。
残念。
（写真に観光案内所はありません。）

観光案内所 (モンセラット) 散歩・街歩き

思った以上に奇岩と反対側の景色が良いので、振り返っては見入ってしまいます。

朝の雲

そろそろスペイン広場からカタルーニャ鉄道7：36発に乗り、Monistrol de Montserratで乗り換えた登山列車が到着します。
この列車の利用者と被りたくないのも大きな理由で、タクシーにしました。

ちょうど、修道院と黒いマリア像の参拝の時間分、早く到着できたようです。
ここまで計画通り。

せっかく早朝に来たら、スペイン広場からの到着の一番列車の人たちが来る前に教会エリアを抜けましょう！
観光案内所を出て、のぼってゆきます。
サンジュアン行きのフニクラ駅の裏側へ抜けると整備された道が現れます。

観光案内所 (モンセラット) 散歩・街歩き

登り始めから、景色が良いです。

景色を楽しみながらゆっくり歩いていたら、しっかりしたハイヒールサンダルの女子が後ろからやってきます。
サンミゲル展望台だけ見に行くのかな？

この写真、二人映っていますねよね。
二人がいるあたりに柵があり、一瞬通れない感じになっています。
左側の人がいるあたり、人ひとり通れるくらい通れるようになっているので、問題ありません。

雄大な景色。

ゆっくり登って40分。
Creu de Sant Miquelに到着です。

ここまで来て、下りていく人が多いです。
10時がサンジョアン行の始発なので、その前にサンミゲル展望台だけ見に来たのかな？

サンミゲル展望台 自然･景勝地

サンミゲル展望台からは、修道院と駅、登山鉄道の線路、岩などモンセラットの全容を見ることができます。

サンミゲル展望台 自然･景勝地

あ、次の列車が。
毎時上下各1本だけなので、慌てて写真を撮りました。

充分堪能したら、結構込み合っているので、先に進みます。

モンセラット登山鉄道 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

この階段を上るとErmita de Sant Miquelです。

ここから35分でサンジョアンのフニクラ駅だそうです。

サンミゲル祈祷庵。
ここは、フニクラを利用する人はほとんど来ないところではないでしょうか？

とても静かです。
蚊がいたので早々に退散しましたが、気持ちが良い場所でした。

それでは続きを。
この道は、トレイルランの人たち御用達らしく、幾人もの人に追い抜かれました。
季節柄か、いつもなのか、サンミゲル展望台を過ぎると観光客がいません。
すごく物珍しそうに見られます。
はっきり言って私たち以外、この時はみんなトレイルランのいでたちでしたからね。。

高地ではないけど、この辺り特有の鳥なのかな？
水場がこの柵の向こうにあり、水目当てだと思われます。

鳴き声はたくさん聞きましたが、意外に鳥の姿みませんでした。

途中案内板がいくつもあって、一大トレッキングエリアだということが良くわかります。

この景色で何度気力が戻ったことか

あとどのくらいかな？

傾斜が緩くなってきました。

登っていて一番絶景だと思ったポイントはここ。

サンミゲル祈祷庵から40分でフニクラ駅が見えてきました。あと少し！

ピクニックシートで昼食をとるのにおすすめの場所、として写真とりましたが位置情報入ってない！！
ちょっと説明できず。。無念。

フニクラ駅到着後、駅構内のトイレで手を洗い、持参した食料でランチを。
食事らしいものはこの駅で売っていないので、ベンチで休憩している人たちの羨望のまなざしを感じました！

前日17日、Maria Cristina駅のエルコンテイングレスで食料の買い足しをしてからスイーツアベニューに帰ったのですが、その際素敵なランチボックスを見つけました。
サンドイッチ二人分がパッキングされた賞味期限が18日までのものでした。
12時前後までハイキングの予定だったので、お昼をどうするか悩んでいたのですが、これを見つけた瞬間、途中でお弁当に決まりました。
他に飲み物を購入して、日本から持参した保冷剤で保冷して持っていくことに！

ランチ持参、お勧めですよー。

20分ほどのランチタイムですが、気力体力大分回復しました。
それでは、サンジュアン祈祷庵目指して出発です。

実はもうこのころ、相当疲れて見えたらしく、タビーが荷物を全部持つよと言ってくれたのでお願いしてしまいました。
スリ対策で、この旅行にはリュックを持ってこなかったのですが、ハイキング予定ならあったほうが良いです。
ボディバランスが斜め掛けは崩れ、体力を消耗します。
スペインの夏はやっぱり暑い！

とうとう見えてきました、サンジュアン祈祷庵です。
サンジュアンのフニクラ駅から15分ほどで到着。

サン・ジュアン 建造物

この入り口には写真を撮りたくて、ずーっと座っている女子がいました。
私たちも5分弱休んでいましたが、帰りがけにご家族がきて交代で4人、一人ずつのショットを撮っていました。
韓国語を話していなかったので中華系だと思いますが、写真を撮るのが熱心すぎます・・どの観光地でも。
（東京豊洲の病院で観光地でもないのに、15分くらいお互いを取り合っている母娘には、さすがにあきれましたが。。。）

サン・ジュアン 建造物

これより上に登るのは体力的に難しそうです。
フニクラを使わずサンジェロニ祈祷庵を目指すのは、少なくとも夏は体力がある人向きだと思います。
涼しいと行けるかしら？

あとはフニクラ駅を目指して戻ります。

駅舎の2階の奥に展望台があります。
そこからの眺め。

上がってきたこの列車で帰ります。
11：48発

ケーブルカー 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

フニクラの車内は、10時台に乗って上がった人の帰りのピークのようで、肩が触れ合う混雑ぶり。
写真はちょっと難しかったです。

フニクラを下りました。
下りだけ、乗る人は、到着後、片道分支払います。
上りのフニクラのチケットを求める人でものすごい混雑。
その中、駅員の先導で、先頭に入れてもらい料金を支払いました。
あんまり、下りだけ乗る人はいないみたいです。。
この列車では私たちだけでした。

サクラダファミリアの裏側、受難と同じ作家さん。
Josep Maria Subirachs 作の像です。

暑くて、だるだるの状態で、冷房完備の美術館へ。
体が休息を求めています。

そして、タビーは椅子を。
そう、彼は、美術品を見に来たのではありません（笑）
私が見ている間、涼んで寝て待つそうです。。。
暗くて落ち着く空間が多いので、そうやって利用するのも良いかもしれません。

マリア様に関する絵画、地元の画家、現代美術が多く展示されていました。
シャガール、モネにこんなに近づける美術館は少ないのでは？
エルグレコ、ゴヤもありますね。
あとエジプト、考古学関連の展示品など。

ともかく夏のモンセラットに一日弱いるなら、一番暑いシエスタの時間あたりに訪問すると良いと思います。

モンセラット美術館 博物館・美術館・ギャラリー

ロープウェイ（アエリ）、魅力的ですが。待つのは嫌です。。
また、カタルーニャ鉄道の乗り換えも、帰りは登山鉄道の乗り換えが先なので、座れないのはつらい。
そんなわけで、消去法で登山鉄道です。

実は、いつか泊まるときのために、スーツケース持参で乗れるか確認したかったのもあります。
結果、十分持ち込めることが分かりました。
傾斜があったり特殊な座席だと無理かな、と思っていました。
確かに傾斜があるので、ストッパー付きならとても安心できますが、ついてなくてもなんとかなりそうです。
次回は、バルセロナ空港到着後、直接来ることをもくろんでいます（笑）

モンセラット登山鉄道 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

13：15発で帰ります。

列車のシートはこんな感じ。
2列対面式が多かったです。

登山鉄道、初経験なのでテンション上がります。
復路利用なら、進行方向右側が、絶景です。

カーブもきついです。
雪で止まってしまうことがあるのも理解できる路線です。

のこぎりたちよ、さようなら。
また逢う日まで。

Monistrol de Montserrat駅で下車しました。

地下通路を通って、カタルーニャ鉄道へ乗り換え

13：41発のスペイン広場行きを待ちます。

遠くにのこぎり山が見えます。

田舎の駅で、のんびりの極みでした。

今日はこの後、ホテルに戻り休憩後、お買い物の予定です。

カタルーニャ鉄道もスーツケース用の荷物棚ありましたよー。

モンセラットのタイムテーブル

6：55　スイーツアベニューをリムジンで出発
7：50　Montserrat Buffet付近のランダバウトの辺りで下車
8：02　観光案内所のわきの階段を上がって、 Josep Maria Subirachs作のSant Jordi像の前を通る
8：05　バシリカへ入り、回廊へ
8：12　黒いマリア像を参拝
8：18　中庭へ
8：20　バシリカを出て、景色を眺めたり、写真をとったり
8：55　トイレ
9：00　観光案内所
9：05　Sant Joanへのハイキング開始
（移動40分）
9：45　サンミゲル展望台
（移動6分）
9：57　サンミゲル祈祷庵
（移動43分）
10：44　Sant Joan Superior（フニクラの駅）、お昼休憩
11：05　Sant Joan Superior出発
（移動15分）
11：20　サンジョアン祈祷庵
（移動18分）
11：40　Sant Joan Superior到着、駅の展望台から景色を見る
11：48　Sant Joan Superior発　フニクラに乗る
11：53　Sant Joan Funicular Lower Station到着
12：05~13：00　モンセラット美術館
13：15　Montserrat発　登山鉄道
14：40　Monistrol de Montserrat発　Ｒ5
14：45　Pl. Espanya着、地下鉄Ｌ3に乗り換え
15：11　Diagonal着、コンビニで買い物
15：30　スイーツアベニュー到着

料金（記憶がちょっと薄れ、円表記もあり、120円/ＥＵＲ程度）
概算合計　20793円
リムジン（ディアゴナル付近→モンセラット）　113ユーロ（13640円）
フニクラ（サンジョアンから片道）　9ユーロ程度×2（現金）
モンセラット美術館　1980円（二人分クレジットカード決済）
登山鉄道+カタルーニャ鉄道（モンセラット→スペイン広場二人分）　3013円

日本語ツアーと同じかちょっと安い、、ってところですね。
リムジン+ハイキング、お勧めします！