ユトリベルグ山までの一日券でチューリッヒ6時間、トランジットの旅

2019/08/14 - 2019/08/15

デイパスを買って、チューリッヒの山と湖のトランジット！
空港発10時半～16時半空港着で観光を楽しみました。
(実際には一泊二日、約21時間の滞在)

エリア チューリッヒ(スイス)

スイスの生活費は、大体3倍とされますが、それはお家でご飯をたべるから。
外食の高さは、聞いたことがあるので、行ってみたいのに、行きたくない国でした…。
でも、ラウンジ利用と機内食があるトランジットならば、上手いこと食費が節約できて良いね、というわけでチューリッヒで21時間トランジットしました。

宿泊は、
・ラディソンブルホテル チューリッヒ エアポート

目的地は、
・チューリッヒ動物園
・ユトリベルグ山
・リマト川クルーズ
・可能なら街歩き、 です。

降機が始まりました。

1時間20分のフライトですが、機内食が出て、本当にびっくりしました。
いえ、出ることは知っていたのですが、フライトアテンダントの手際、と言うかサービスの勢いにびっくりしたのです！
必要なことは聞いてくるが、必要未満のことは見ない、というか見ないようにする。
仕事内容でそんな風に訓練されてしまっている気がしました。

black tea with milkといったら、茶葉の開いていない紅茶に冷たいミルクぶっ込んで持ってきました。
器の温度がとても低いので分かりました。
まあ、紅茶だし、ミルク入ってるから、お願いした通りです。
でも幾ら何でもこの温度じゃあ紅茶抽出されないよーん。

まあ良いのです。
1時間20分だけど、離陸が10分遅れたのに定刻よりちょびっと早く着陸したんだもの。
その間に満席のビジネスクラス24人にほぼ一人でサービスしてましたし。
面白いショーを見せてもらいました。

20時過ぎにこの明るさ。
ヨーロッパの夏はコレなのですね。

チューリッヒ国際空港 (ZRH) 空港

空港とホテルを結ぶ地下通路。

ちょっと地下何階になるか、わからなかったです。

こちらタビーさん。
登場希望がありましたので。

ロビーにそびえるワインタワー。

バスタブは、レビューの写真にはよく写ってますが、公式だと全部にあるとは書いていないので、リクエストしました。
チェックイン時に、リコンファーム時にお願いしたバスタブありを再度お伝えして、念を押します。
バスタブが使えるはずなのに使えない、というのは私の中であってはならないことなのデス！

クチコミ
https://4travel.jp/os_hotel_tips_each-13744199.html

ラディソン ブル ホテル チューリッヒ エアポート ホテル

朝食を食べた後、日本からの移動の疲れが取れていないことに気づき、予定を変更しました。
ウィーンのトランジットは予定満載でしたが、チューリッヒはもともと調整ありきの予定でしたので、残念ですが、朝一のチューリッヒ動物園は断念します。
ゆっくりして、支度が済み次第、出発することに。
で、写真のような時間のS24線に乗り、チューリッヒ市街へ入った次第です。

しかし、前日のウィーンのザッハトルテ2＋シュニッツェル、胃袋に衝撃を与えました。
今日はもう、機内食まで食べなくていいね、とタビーと話しました。

次の搭乗も、スイスインターナショナルエアラインズなので、24時間前からチェックインできます。
ホテルをチェックアウトしたその足で、LX1956便のチェックインを行いました。
身軽になって、地下のチューリッヒ空港駅へ。

デイパスを購入するのですが、webではチューリッヒ110ゾーンまでのデイパスの買い方しか見ていません。
ユトリベルグ駅までは、隣接で数えると、3ゾーンとなり、チューリッヒ中心部の110ゾーンを2ゾーン分、と数えるので、4ゾーン分のデイパスを購入する予定です。

どうにも110ゾーン以外のデイパスを券売機で見つけられません。
もうかれこれ10分ほど奮闘していますが、諦めて窓口に並ぶには列が長過ぎます。
10人程度で一列、つづら折並びで5列目に入っています。
これに対して、窓口2つくらいしか空いてません…

券売機付きの案内係の人に、聞くことにしました。
この方は、英語はペラペラなのですが、なんと読めないみたいなのです、英語が…。
ちょっとびっくりです。
話すのは英語なのに、券売機の画面が英語だとダメみたいで、ドイツ語にして操作してくれました。
が、これが私たちに困難を与える事に。

じゃああとは、支払いをしてくださいねー、って感じで隣の人の発券を手伝い始めちゃったのです、彼。
私たちも、途中から画面は英語に変えられるとばっかり思っていたので、さあ英語に変えて支払っておでかけしましょ、って気分でした。

決済できません！
英語に変えられないのですー（涙）
隣の券売機で案内しているお嬢さんもなかなか面倒な注文らしく、案内係に声をかけるスキがありません。
画面が初期に戻ってしまい、the end。
うー、思い出してもやな感じ。

「もう一度やってもらって、もう現金で払っちゃおうね」
タビーには話せますが、お嬢さんの決済が終わらないので、案内係に話せませーん。
どうやら残り1枚しかない50CHF札が、券売機で受け付けないようなのです。
時間が過ぎて行きます。。。
11時にはチューリッヒ駅にいると思っていたのに、、、、

意を決して声をかけ、お嬢さんを放置してもらい、こちらをやってもらいます。
知らず冷や汗が出ていました。
決済画面になり、お嬢さんが声をかけてきました。
そこで私。
「キャーッシュ！！」とお札とともに、声をあげ、最後まで無理矢理やってもらいます。

そしてこのチケットが購入できました。
やっとだよー、そしてゾーン数は、5ゾーン分だった！！

私は知りませんでした。
ゾーンの数え方は、隣接している数で数えるのではないのです。
行きたい駅停留所までに経由するゾーン全部を数えるのです。
ユトリベルグ駅があるS10線は、到着までにもう一つ、154ゾーンを経由するのです。
もし自分で買って、検札されていたら罰金ものでした…。
券売機でデイパスを見つけられなくてよかったです～。

やっと電車に乗れまーす！

チューリッヒ空港駅 駅

チューリッヒ駅を出ると、ホテル シュバイツァーホフ チューリッヒが見えました。
そしてトラムの停留所Bahnhofplatz/HBも目の前に。

雨がぱらついているので、タビーに
「どうする、山より動物園に変更する？」と聞くと
「山だからこそ行こうよ。まあちゃんが一緒だし、着いたら晴れるでしょ」
と、私の『雨降らない女』に絶大な信頼です…
そう、私は歩いている時雨降らない女。
決して晴れ女ではありません。

また、傘持ってない時雨降らない女、としても有名なのです。
でも、今日は傘持ってるよー！！！

ここから、3番か14番でStauffacherまで移動します。
その後川を渡り、Zürich Selnau駅を目指します。

チューリッヒ駅 駅

Zürich Selnau駅です。

帰国してから、「S10はチューリッヒ駅から乗れたような？」と思い、調べてみると、このZürich Selnau駅まで工事中でした。
2ヶ月ほどの工事不通期間に、ちょうどやって来た訳です。

途中は土砂降りで、このような様子。

ちょっと晴れてきましたね。

座席はこんな感じです。

ユトリベルグ駅に到着です。

三角屋根の高い部分の向かって左がわの平屋部分にトイレが男女別にあります。

この駅舎の左がわ、きれたところに階段があり、そこがユトリベルグ山を登ってゆく道になります。

雲が切れかかっています。

ここまでの概要

10時ごろ 客室を出て、チェックアウト、その後フライトチェックイン。
11時ごろ チューリッヒ空港駅ホームへ
12時15分ごろ ユトリベルグ駅

階段が終わると、この様な道が始まります。
黄色は、Sonne (Planetenweg)。
太陽系がユトリベルグの中に置かれている…とかだったはず。

そして黄色を越えて、進むと

ちょっと見晴らしが良くてベンチがあったりします。

そこを超えると、ゆっくりで10分くらいで、こんな景色の見晴台にでます。

これを撮った私の後ろには、デーブルとベンチが2台ほどありました。

チューリッヒ湖と街並みです。

ここは、ホテル ウト クルムの前あたり。
直前にこちらの空室がリーズナブルでちょっと予約しそうになりました。
が、地元の方が高いというお値段のレストランは、事前に入らないことに決めてました。

青空になりました。

チューリッヒ湖がかなり細長い湖だとここに登ってわかりました。
この後、湖に行き、そこからの眺めが楽しみです。

田園風景も。
この写真をとったあたりは、ベンチもあり、眺めも良く、お手洗いもあるので、持参品でランチにしている人がいっぱいいました。

集っている人の格好のバリエーションが多くて面白かった。
トレイルラン、サイクリスト、登山、ハイキング、サンドレス、ジャケット・タイトスカートにつば広の大きな帽子に結構なハイヒール、ギャルな格好の女の子。

そんなの格好のひとが、いっしょにこんな景色を眺めているところでした。

かえりましょ

キリンのランプ？

と、タビー3連発

帰りの電車はツートンカラー。
前の電車の発車が見えるタイミングで駅に到着したので、写真撮りまくりでした。

すごーく元気だったら、ユトリベルグ山の尾根伝いに90分のハイキングコースを行ってみたかったのですが。
このテーブルに地図がありました。

それは、また今度。

13時34分発の電車で帰ります。

リマト川クルーズは、110ゾーンの期限内のチケットを持っていると乗れます。
私たちのデイパスも110ゾーンが含まれますので、もちろん乗れます。

この画像の川と湖の中に、線があるのがコースで、一周60分のコースです。

とりあえずチケットを持っていると乗れるとはどういうことかわからなかったので、
Zürich Bürkliplatzという、フェリーターミナルを目指します。

ギリギリですが14時15分か19分の船に乗れるとちょうど良いのです。

結局、フェリーターミナルはチューリッヒ湖の遊覧船のチケットを扱っていて、リマト川クルーズに関しては、チケットを持っているならそのまま船着場から乗れば良いそうです。
また、乗船時にチケットを見せる必要もないので、乗船時は安全のためにもなるべく両手フリーにしていてくださいね。
乗船後船が動き出してから、検札がありますので、その時に見せてください。

リマト クルーズ (リマト川～チューリッヒ湖) 体験・アクティビティ

リマト川クルーズの乗り場です。
6番の船着場が、リマト川クルーズです。

案内を見つけづらかったので、こちらの位置情報で、かなり正確に指定してみましたよ。
地図をご覧ください。
（iPhoneでご覧になっていると、表示されないです。。。）

私達が乗った船は、運転手が女性でアテンドが男性のコンビでした。
船長かっこよかったです！

こんな感じ。
東京深川の川下りもこんな船使ってました。

また雨が降ってきました。

中央付近、雲の中に、ユトリベルグ山のテレビタワーが見えます。
1時間前くらいまで、あそこにいたわけですね。


1時間で両方の景観を見れるなんて贅沢体験です。
なかなかこんな立地と設備ないのでは？と思いました。

風がすごいので、波がありました

これは、どうやらオフィスビルのようなのです。
プライベートバンクとか、法律事務所が入っているみたいです。
立派すぎてGoogleMapで調べてしまいました。。。

チューリッヒ湖の時間はそろそろ終わり。
リマト川に近づいてきました。

クヴァイ橋の下です

聖ペーター教会の時計？

右奥のとんがりがフラウミュンスター

フラウミュンスター

結局リマト川からの街並みをみているうちに、街歩きがしたくなり、予定の3分の2くらいの所で、下船することになりました。
聖ペーター教会の東側のあたりです。

Zürich Storchenというターミナル。
ホテルのcafeに船着場があるので、とっても良い雰囲気でした。

ホテルは、Storchen Zürich。
cafeは、Barchetta Bar Lounge Piazza。

Storchen Zurich ホテル

船は、これに乗りました。

さあ、今度は、街歩きです。
国旗があっても、デザインの一種ですよね、スイスは。

15時です。
フラウミュンスターを目指して歩きます。

うーん綺麗。

フラウミュンスターが見えてきました。
トイレにそろそろ行きたいなあ。

お腹も空いてない、喉も渇いてないので、カフェはもったいない。
せっかくここにいるし、フラウミュンスター入って、トイレ借りよう！！
となり、5CHF @を払って、入場しました。

シャガールの窓と、ジャコメッティの窓をじっくり拝見してましたが。

トイレはないそうで、やっぱりカフェに入ることにします。

フラウミュンスター聖母聖堂 寺院・教会

こんな角度で、フラウミュンスターを拝めるカフェに入りました。

ViCAFE Rösterei & Espresso Bar Münsterhof カフェ

というか、内側の席は10席ちょっとで、ほぼコーヒースタンド＋オープンエアの席です。
チェーンのお店みたいです。

トイレは奥に男女兼用で1つだけありました。

タビーと1杯ずつ飲みました。

そろそろ帰らないといけません。
飛行機の時間があります。

ペーター教会の脇を通って、リンデンホフの丘を見て、チューリッヒ駅に向かいます。

ここを登ればリンデンホフの丘です。

なかなかの勾配ですが、キャスターバッグを持って上がっていく方がいました。

リンデンホフの丘にたどり着いて、振り返った風景

子供が噴水で水遊び。
良い陽気です、雨が降っていたのが嘘みたいです。

リンデンホフの丘 散歩・街歩き

たどり着けなかったグロスミュンスター。
リマト川

見晴らしが良くて気持ちが良くて、ちょっと時間をかけてしまいました。

ここを下ってちょっとしたところに公衆トイレがありました。
長蛇の列でした。
10人以上は並んでたと思います。

この坂も古い感じですが、良い雰囲気で。
リンデンホーフ通り。

リンデンホーフ通り沿いに進み、ウラニア通りと交差した北西の建物の中を素通りして、ウラニア通りに入りました。
多分市庁舎です。

バーンホフ通りにやっとつきました。
16時02分の電車にはちょっと間に合わないかも。
後は直進すれば駅に着きます。

が、しかーし。
チューリッヒ駅、難しすぎます！
地下から上がって、やっと地上ホームにたどり着いたと思ったのに。

電光掲示板の車線表示記載と、列車の中の列車番号表示が一致しないのです！
なにーっ？！間違ったー！！！！っ、というパターンで3本見逃してしまい、
これはなんか理解を間違えている、と思って職員に直接
「この列車は、チューリッヒ空港駅に行くか？」と聞いて、乗ったところ、、、
あれ？これ最後に調べてたやつじゃない？ってことになりました。
つまり、何を間違えたかというと、列車内の列車表示の仕組みのようです。

ほぼ出発する時にならないと、これから向かう行き先の列車表示に変わらないのです、たぶん。
私たちは、日本と同じで、列車は到着したら、適宜、次の行き先表示・列車表示になると思っていたので、乗る列車乗る列車、間違えたー！！と大騒ぎしていたようです。
確認していないし、調べていませんので悪しからず。
未確認情報です。

バーンホフ通り 散歩・街歩き

チューリッヒ鉄道大作戦を終了し、チューリッヒ空港駅に戻ってきました。

CHFがたくさん残っているので、時間はないが、免税店でチョコレートを購入する事にしました。
が、レジが遠すぎるー。
免税店の入り口はAターミナルなのに、Bターミナルにレジがあるのです。
会計後、Aターミナルの端にあるスイスのラウンジに向かいます。
しかも、すこーしだけキャッシュ足りなくて0.6CHFだけカード決済しましたよ。
レジがザワついていました（笑笑）

だけど遠すぎて、、、5分位ロスしました。

チューリッヒ国際空港 (ZRH) 空港

ラウンジは、入り口でビジネスとセネターラウンジに分かれていました。
ちょっと疲れていたので、さっと入れるビジネスを選びましたが失敗でした。
混みすぎてます。

セネターラウンジが見える場所があって、そちらが空いているのが見えました。
時間がないので、移動するわけにもいかなくて。
まあタイミングにもよるのでしょうけど…。

おなかぺこぺこでなくてよかったです。
10分で食べて立ちあがりました。
2時間ほどの飛行時間があるので、機内食でお腹もちょうどいいでしょう。

このLX1956便で無事往路終了です。

それではバルセロナへgo！

タイムライン

14日
20:20 チューリッヒ空港
20:38 ラディソンブルホテル チューリッヒエアポート
15日
7:15 ホテルで朝食
10:27 チェックアウト、フライトチェックイン
10:40 チューリッヒ空港駅到着
11:04 S24で出発
11:16 チューリッヒ中央駅到着
11:19 Bahnhofplatz/HBからStauffacherまで路面電車
11:30 Zürich Selnau駅着
11:50 Zürich SelnauからUetlibergまでS10線
12:24 Uetliberg駅出発
12:38 ユトリベルグ山頂上
13:15 Uetliberg駅到着
13:34-13:58 UetlibergからZürich SelnauまでS10線
14:03 Sihlstrasseに到着
14:05 SihlstrasseからBürkliplatzまで2番か9番の路面電車
14:09 BürkliplatzからLimmat-Schifffahrtまで徒歩
14:19 リマト川クルーズに乗る
14:55 Zürich Storchen
15:03 フラウミュンスター
15:30 ViCAFE Rösterei & Espresso Bar Münsterhofでお茶とトイレ
15:41 ペーター教会
15:44 リンデンホフの丘
16:03 チューリッヒ中央駅到着
16:09 チューリッヒ中央駅からチューリッヒ空港駅
16:28 チューリッヒ空港到着
16:48 ラウンジ到着
17:10 LX1956に搭乗
17:40頃 チューリッヒ空港を離陸

使った金額2人分（お土産除く）60.7 CHF＋27990円
day pass 2×21.6CHF
フラウミュンスター入場 2×5CHF
ViCAFE Rösterei & Espresso Bar Münsterhof 7.5CHF
ラディソンブルホテル チューリッヒエアポート（朝食込、税込）27990円