2019/07/16 - 2019/07/16
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koumeさん
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欧米での禅ブームが言われて久しいですが、キリスト教をバックグラウンドとするその地の方々には、今も禅の魅力は引き継がれているようです。
春光院は妙心寺の塔頭で、欧米の方を対象に宿坊、座禅の体験を行なっておられるお寺ですが、夏の特別拝観が行われるということで出かけてきました。
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春光院に到着。妙心寺の法堂、大方丈などの本山の施設が集まる一画のすぐ北にあります。
1590年に、のちに初代松江藩主となる堀尾吉晴公により創建され、堀尾家断絶後は縁戚関係の伊勢亀山藩の石川家が引き継がれたということです。 -
座禅、茶道、書道のスケジュール案内板。
お寺のHPもほとんどが英語です。
https://shunkoin.com/ -
庫裏の玄関。
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織田信長が建立を認めたキリスト教会堂(南蛮寺)にあった銅鐘。
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方丈の手前にあった部屋。
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方丈西の間襖絵『花鳥図』
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方丈正面の襖絵。(西側)
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こちらは東側の襖絵。
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方丈前のお庭。
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雲行きが怪しいと思ったらいきなりの豪雨。
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こちらは方丈東の間。襖絵は『中国文人図』
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豪雨が続きます。
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東の間。
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豪雨はまだまだ続きます。
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お寺では「宛名のない手紙」という企画が行われていました。
宛名がない…要するに自分宛の手紙ということでしょうか。
今まで胸に秘めて(自分自身にも)いた過去を手紙にしたためて、今向き合ってみる…
そのための机が用意されていました。 -
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中庭も雨。
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ようやく雨が上がり、庫裏を出ます。
玄関には宿泊の方でしょうか、小さなお子さんを連れた家族連れと若いカップルの2組がいらっしゃいました。 -
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雨上がりで上機嫌の蓮をカメラに収めて、お寺を後にしました。
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この旅行記へのコメント (5)
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- RON3さん 2022/08/21 13:13:06
- 「宛名のない手紙」に惹かれました
- koumeさん、こんにちは
先日は旅行記への訪問と、たくさんの投票をありがとうございました m(_ _)m
日に30件という「投票権」をたまたま使い果たしてしまい、遅くなりました。
今まで京都は修学旅行と、あと1、2回くらいしか訪れたことはありませんでした。
京都にお住まいのkoumeさんは、修学旅行で行くようなよく知られた場所だけでなく、私が知らない場所、しかも単なる観光で訪れるのとは違った角度で紹介してくださっているので、とても興味深く、同じ旅行記を何度もじっくりと読ませていただいております。
妙心寺の春光院も全く知りませんでした。しかもタイトルの中の『ZEn』が出てきて、禅宗といえば曹洞宗と勝手に結びつけるような知識しか知りませんから、何度も読んで、時々ネットで調べたりしました。
「宛名のない手紙」で特に興味を持ちました。
宛名がないということは、現在の自分宛、過去の自分宛、未来の自分宛でも良いだろうし。昔迷惑をかけた亡き母親宛、昔お世話になった旅先の人たち…とか、誰でも良いわけでしょうね。
要するに、koumeさんのおっしゃるように、「今まで胸に秘めていた過去や、自分自身気づかなかったことを手紙にしたためて、今向き合ってみる…」ということをさせてくれるんでしょうね。
昔、心理学を勉強していた時に知ったことですが、浄土真宗の『身調べ』という修行法から発達した『内観法』というのがあって、その自己理解の方法を思い出しました。
すみませんね。コメントとというよりも、ややこしい話をしてしまって。
koumeさんの意図とは違うかもしれませんが、これからもkoumeさんの旅行記を読ませていただきながら、頭の中ではいろいろ『脱線』しながら、京都について少しずつ興味を深めていこうと思います。
RON3
- koumeさん からの返信 2022/08/31 05:03:22
- RE: 「宛名のない手紙」に惹かれました
- RON3さん おはようございます。
こちらこそいつもありがとうございます。
コメントを頂戴していることに気づかずにおりましたことをお許しください。
春光院は旅行記にも書いてあるとおり、当時はホームページもほぼ英語で表示されており、外国からお越しの方を迎える寺院でした。それが今は日本語になっていますが。ただ日本の方が訪れることはあまりないようにも思います。
話が逸れてしまいますが、国家の存在理由は《戦争をするため》という考え方が、社会学にはあるようです。
たしかに太古、人類の祖先は、獲物の豊富な森を、自分たちが開墾した農地を他者から守るために、領土という概念を創った、すなわち国家できあがったという考えのようです。それが面々と今に続いているというのです。
そして重要なことは、戦争が起こらないと国家内部に分断が起こる(起こって当然)ということです。
たしかに人は、それぞれ違った考えを持つのですから、それが同じ国の人間だからといって一括りに束ねることなんて(戦争でも起こらない限り)できないという論理ですね。
国内の分断が起こるというのは、一面で言えば幸せなことなのかもしれませんが、双方が自らの主張を貫くだけで、論争ともいえない罵り合い(得てして声の大きいものが勝ったりして?)に終始していていいのかななんて考えたりします。
それぞれが他者を相手にではなく、自分に向けて対話するという能力を身に着けることも大事かなとふと思いました。
話がすっかり脱線したことをお許しください。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
Koume
- RON3さん からの返信 2022/08/31 09:06:35
- Re: 「宛名のない手紙」に惹かれました
- koumeさん、おはようございます
コメントに対するご丁寧な返信をありがとうございました m(_ _)m
「国家の存在理由は《戦争をするため》という社会学の考え方」は、とても興味深いですね。
確かにちょっと前のアメリカ大統領は、何かと戦争したがっていましたね。それは、国内経済が沈滞すると軍需産業を潤すために戦争を仕掛けているのかもと思ったりしたことがありました。
今年のロシアによるウクライナ侵攻は、まさにkoumeさんがおっしゃることをそのまま実行していますね。
日本は平和で安心だよなとずっと思い込んでいましたが、多少の違いはあるにせよ、「国家の存在理由は《戦争をするため》という社会学」が当てはまる部分は、あるような気がしてきました。
これからも訪問させていただきます。
RON3
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- Weiwojingさん 2019/12/28 17:20:31
- 妙心院塔頭の春光院は正に外国人好みのお寺ですね。
- koume さん、 久しぶりにいくつかの旅行記を拝見しました。春光院は私も好きなお寺の範疇に入りそうです。と言うのは、照明が気に入りました。日本の多くのお寺は蛍光灯がむき出しにのままだったりして、あまり照明に気を使ってないような気がします。
しかし、この春光院は真っ暗な部屋にほのかな明かりがともり、襖や部屋の造作を微かに映し出し、幻想的な雰囲気を守紙出しています。
私もいつか行ってみたいですね。
Tamegai
- koumeさん からの返信 2019/12/29 03:56:28
- RE: 妙心院塔頭の春光院は正に外国人好みのお寺ですね。
- Tamegaiさん おはようございます。
ご無沙汰しております。
春光院は通常拝観は行われておらず、外国の方を対象に座禅体験等を開催されているようですが、今年は夏に特別拝観が行われているのを知り出かけてみました。
この日出会った拝観者は、日本の方と思われる30代くらいの男性と外国人のご夫妻(宿坊を利用される方でしょうか)だけでした。
お寺を出るときには、宿泊されると思われる二組の外国の方々(カップルとお子さん連れのご家族)と出会いました。
思いのほか外国の方には知られたお寺のようです。
koume
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