2019/08/04 - 2019/08/11
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過去最長となった(?)2019ゴールデンウィークは、いろいろあって自宅でおとなしくしていたので、年末年始以来の旅行になります。
# ちなみに、年末年始はLongon NYE fireworksを見に行っていたので、
# そちらの旅行記もよろしければご覧ください。
# 花火の写真で第4回フォトコンテストの花火部門で受賞いたしました!
# https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11439962/
行き過ぎとか、しょっちゅう行っていいね、とか言われることもあるけれど、こういう息抜きをマイルストンに日々生きているんだから、そもそも周りがおかしい。みんな何を楽しみに日々仕事しているんだか。
今回、直前まで不毛な仕事に追われてしまっていたので、現地到着しても正直気持ちが盛り上がらないところがありましたが、初日からまさかのオーロラに遭遇し、申し込みリジェクトを食らっていたWinery tour in central otagoには急遽一人で参加でき(many thanks to Natalie!)、MartinboroughではあこがれのAta Rangiでtastingを楽しみ、おそらくなかなか手に入らないAta Rangi Pinot Noir 2009をゲット、最後のWellingtonではevery Staturday onlyのWellington underground marketで素敵な絵に出会え、AucklandまでA320neoに乗ることができ、大変充実した旅となりました。
結局、帰国までに合計12本のワインを購入することになり、重い撮影機材と合わせて荷物が大変なことになりましたが、なんとか行ってくることができました。大体感覚で23Kg/luggage行っているかどうかがかなりの精度でわかるようになってきました。そろそろワインインポート用のスーツケースが必要なのかもしれません(笑)
今回の旅は、日本でも現地でも多くの方々に大変お世話(これは社交辞令ではなく、本当にコミュニケーションをとらせていただいて、大変貴重な機会をいただいたという意味)になりました。これまでも一人旅でやってきていますが、今回は多くの「本物」に出会え、さらに充実した旅にできたと思います。おかげさまで星空もカメラもワインもさらに沼に浸かっていきそうですが・・・
◆主な旅程(★はこの旅行記に対応する部分)
・8/4(日) Tokyo/Narita→ NZ90
・8/5(月) → Auckland → NZ617 → Queenstown
・8/6(火) Queenstown(Milford Soundには行けず、街歩き)
★8/7(水) Queenstown(Wineries in central otago)
・8/8(木) Queenstown → NZ602 → Wellington → WRL → Featherston → Bus route 200 → Martinborough
・8/9(金) Martinborough(Visit to Ata Rangi Winery)
・8/10(土) Martinborough → Bus route 200 → Featherston → WRL → Wellington
・8/11(日) Wellington → NZ412 → Auckland → NZ95 → Tokyo/Narita
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 自転車 徒歩
- 航空会社
- ニュージーランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今日は、前日に突如決まったワイナリーツアーに出かけることになりました。昨日はミルフォードサウンドのツアーを逃してしまいましたが、今日は一日セントラルオタゴに行くとなると、街歩きはできなくなってしまうので、これでよかったのかもしれません。ツアーのお金はもちろん帰ってこないのですけれど。。。
すばらしい朝日です。レイクビュー最高です。 -
この日の朝は風向きの関係か、クイーンズタウン空港へのアプローチは西側からのようでした。そのため部屋の窓から着陸機のファイナルアプローチがよく見えます。これでA340だったら最高ですが、あの滑走路に着陸できるわけがありませんね。。
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山と絡めて撮るとなかなか良い感じです。今回標準ズームを持ってこなかったので、ちょうどよいレンジのレンズがなく、目の前を通り過ぎていく着陸機を前に、レンズ交換をあたふたしながら忙しい朝です。
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山を105mm単でばっちりと。4トラの低解像度写真ではつぶれてしまっていますが、そこそこ絞ったのですばらしい写りです。
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引いて朝の湖と合わせて撮ってもいいですね。
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たまに朝日が山々を赤色に照らします。望遠で切り取るとヨセミテ国立公園のEl Capitanでしたっけ、あれみたいです。行ったことはないですが。
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今日も雲の動きは早いです。曇っているかと思えば、
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青空が顔を出すこともありますね。
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よく考えると、明日早朝にはウェリントンに向けて出発してしまうので、ワイナリーツアーに行く前に、湖岸へ降りてみました。素晴らしい朝です。
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奥にある山がいい味出しているんですかね。
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湖岸まで降りたのはいいんですが、ホテルまですごい坂です。ピラトゥス鉄道の480パーミルくらいあるんじゃ。これも乗ったことはないんですけど。
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さて、予定通り、Natalieさんが迎えに来てくれました。予想はしていましたが、やはり今日は私しか参加者がいないそうです。プライベートツアーになりました。バンにNatalieさんと私のみで、ゆったりできます。まあ一日中英会話のお勉強なのですが。クイーンズタウンを出て、東のクロムウェルのほうへ車を走らせます。すぐに周囲は葡萄畑が広がり始めました。
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クロムウェルに向かう途中はGibbston Valleyという渓谷が続きます。これの両側がそれなりに標高のある山脈で、この渓谷以外はクロムウェルとクイーンズタウンの間は山になっていて、気候が分断されているそうです。渓谷の向こうのクロムウェルは開けていて、山に囲まれた盆地のようなところです。恐らく、その地理条件により、雨量が少なく、寒暖の差があって、ワイン生産に適した土地なのでしょう。セントラルオタゴという産地、およびそのPinot Noirは大変有名ですが、この便利な世の中でも、現地がどういうところなのか、行ってみないとわからないものですね。
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1件目は、Wooing Tree Vineyardでした。プライベートツアーなので、緊張しますね。5種類ほど試させてもらって、WOOING TREE ? BLONDIE ? 2019(Pinot Noirで作ったロゼというか白ワイン扱いのもの)を買いました。これはなかなかユニークです。
2件目は前日もThe wineryでテイスティングした、Misha's vinyardを訪問。写真はそのテイスティングワインリストです。裏面もあります。前日にThe wineryでVerisomo Pinot Noir 2009を飲んでおいしかったよ、と伝えたら、Verismo 2011も追加で飲ませてくれて、通常はtasting onlyだが特別に販売もするよと言ってくれました。リースリング(ニュージーランド航空ビジネスクラス採用、ラウンジにも置いてありました)とセットで購入。 -
3件目は昼食も兼ねて、Scott Baseを訪問しました。写真は昼食のチーズとパン盛り合わせです。Natalieさんと二人で食べましたが、かなり量があるので、4人くらいでちょうどよさそうです。チーズもパンも癖が無くてどれもおいしいです。このワイナリーはold vintageのPinot Noirがおいしいらしいのですが、出してくれたのはどれも若すぎるものが多くて、ちょっとwildだしfreshすぎる感じがしました。生産者さんは非常に品の良い方で、一人は以前名古屋にも在住されていたんだとか。帰るときは「きをつけて」と言ってくれましたよ。
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4件目はバノックバーンにあるRemarkable Winesというところを訪問。畑自体はGibbston valleyにもあるみたいです。こちらはちょっと変わっているそうで、オーナーがすべて一人でやっていて、ビジネスというよりもなかば本人の趣味でやっているようなところだ、とのことです。非常に小規模なワイナリーなので、こういうツアーでないとほぼ行くことは不可能だそう。ワインじゃなくてワイン批評家の「生産」で有名なイギリスはロンドンのワインコンテストでも金メダルを取ったことがあるらしい。こういったお話からは少々付き合いにくい頑固おやじが出てくるのかと思っていましたが、とてもフランクなおじさんでした。まさかのオーストリアワインで定番のGruner Veltlinerも作っていて、おいしかったです。ちょうど7/1のオーストリア大使館主催の試飲会に行ってきたので、当然Gruner Veltlinerも知ってますよ、というと、おじさんもかなり嬉しそうでした。ここに来る人でGruner Veltlinerを知っている人はほとんどあったことがないとのこと。ガイドさんはUmamiがあって、SushiとかOctopus ballにもあうよ、と言っていました。Octopus ballってなんだろう、と聞くと写真を見せてくれて理解。たこ焼きのことでした。Natalieさん日本が大好きの模様。
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奥はAkaruaの畑です。あそこは大規模メーカーだからあまり好きじゃない、と言っていました。Villa Mariaみたいなもんだよ、とも言っていました。確かにわざわざセントラルオタゴに来て注目するようなワインではないのでしょう。安くてうまいとは思いますが。
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最後の5件目は「あの」Felton Roadを登って、「あの有名な」Felton Road Winesの向かいにあるTerra Sanctaを訪問。こちらは、この地域では最古のワイナリーのようです。出迎えてくれたのは、明るく元気な(そして結構かわいい)女性でした。というか意外にも(?)Remarkable wines以外は生産者はすべて女性でしたね。
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ワイナリーのホームページから畑のマップを引用させていただいています。このように畑の中を細かく区分けしていて、同じブドウ品種でも複数の畑で作り分けています。それぞれブランディングされているので、ワイナリと品種だけでなく、どのブロックか、というところまで個性の違いがあるわけですね。向かいのFelton Roadはニュージーランド三大Pinot Noir(残りはWanakaのRipponとMartinboroughのAta Rangi)と言われたり、ニュージーランド最高のワイナリーと言われたりしますよね。このブロック製法(?)はFelton Roadでは有名ですが、ここもそのFelton Roadという道路を挟んだ向かいで、同じような作り方・売り方ということでしょうかね。意外にも(?)Pinot NoirよりもChardonneyが気に入ったので、そちらを購入。
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畑の一部です。バノックバーンはクロムウェルと同じく盆地の中にありますが、和歌を挟んでなおかつ急な坂を上ったところにあって少し標高があります。おそらく土の水はけなんかも違ってくるのでしょうから、これほど狭い地域でもテロワールの違いがありそうです。この細かさと奥の深さがニュージーランドワインの醍醐味じゃないですかね。
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ちなみに、日本のワインインポーターであるヴィレッジセラーズさんは、Central OtagoのFelton RoadとMartinboroughのAta Rangi(さらに、Palliser Estateも)をおさえているからすごいですよね。
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本日の戦利品。NZ$220くらいですかね。若干買いすぎた感もありますが、おそらく日本じゃインポーター介してはなかなか買えないものが多いと思うので、もう一度渡航することを考えると高くはないはず。それよりも翌日の国内線、鉄道での移動、最終日の国内線+国際線を乗り切るためのスーツケースへの詰込みのほうが大変でした。業務用のプチプチをロールで買って持ってきてはいるものの、2つのスーツケースの重量バランスとか圧力が偏らないようにだとか大変でした。
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山が夕日に照らされて赤くなってきています。暗くなってくるので、夕食を買いに街に行きます。
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きちんと食事してもいいのですが、今日は結構散財してしまったし、そこそこお酒も飲んでいるので、マクドナルドで簡単に済ませることにしました。
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このショッピングモール、なんだか昭和な感じ(平成生まれですが)がしますね。天井が低くてタイル張りな床がその味を醸し出しているのかもしれません。
そして、先ほどの窓からの写真でもそうでしたが、本日は昨日に比べてさらに雲が厚くなり、結局3日間のクイーンズタウン滞在中、赤道儀での星空撮影は叶いませんでした。サザンクロス☆スターウォッチングツアーの米戸さんとも毎日連絡を取り合っていましたが、直前まで粘って、今回は断念ということにさせてもらいました。これまで多くのお客さんを相手にされてきておられる中、赤道儀での追尾撮影が滞在期間中でできなかったのは私が二人目だそうで、それくらいクイーンズタウンの晴天率は高いそうです。ちょっとこれはまたリベンジせねばなりませんね。ということで、明日は7:30のフライトでウェリントンに向かいますので、早めに就寝。クイーンズタウンはオーロラとワインがお土産になりました。
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