2019/08/05 - 2019/08/06
36位(同エリア320件中)
itaruさん
- itaruさんTOP
- 旅行記367冊
- クチコミ25件
- Q&A回答21件
- 311,722アクセス
- フォロワー51人
深夜便で5日未明に到着したカザフスタンのアルマティ。ここでは空港ホテルに2泊して、街歩き&美しい渓谷で有名なメデウを訪ねます。真夏の中央アジアとはいえ、標高が高いこともあって夜には気温も下がり思いの外過ごしやすい。また、アルマティはロシア人の比率が高いこともあって、かつて訪ねたウズベキスタン、トルクメニスタンとは異なり、よりロシアの地方都市に近い雰囲気が漂う街でした
日程は以下の通り
8月4日 S7 5772 成田8時40分→ノヴォシビルスク
8月4日 S7 5503 ノヴォシビリスク23時30分→アルマティ
8月5日 アルマティ泊
8月6日 B2 768 アルマティ5時10分→ミンスク
8月7日 B2 839 ミンスク13時30分→キエフ
8月7日 QR298 キエフ23時40分→ドーハ
8月8日 QR812 ドーハ6時45分→羽田
チケット代は
S7 成田→ノヴォシビルスク→アルマティ 103540円(楽天トラベル)
B2 アルマティ→ミンスク→キエフ 42910円(エクスペディア)
QR キエフ→ドーハ→羽田 51350円(エクスペディア)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 2.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ベラヴィア航空 カタール航空 S7航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
アルマティまで深夜のフライトの機内食はチキンかチーズのサンドイッチ。味は……、成田からの極東便のエコノミーを想像してもらえれば。でも、ラウンジ閉鎖?で小腹がすいていたので完食しましたが。アルマティには若干早めに到着。イミグレはスムーズだったけれど、機内では入国カードが配られなかったので、審査前のカウンターで書類を手に入れて記入する必要がありました。到着ロビーでは若干、うざい「タクシー」攻撃を避けつつ、余っていたルーブルをカザフスタンの通貨テンゲに両替。この時のレートは500ルーブルが2700テンゲ
格安の空港ホテルが隣接しています by itaruさんアルマトイ国際空港 (ALA) 空港
-
アルマティには深夜到着で丸1日観光したら翌早朝出発の弾丸日程。ということで空港隣接のホテルに宿泊です。出発ターミナルを出て左側にAksunkar HotelをBooking.com経由で予約。バス・トイレ共同のエコノミーツインは2泊で14000テンゲ(4000円弱)とリーズナブル。ただしwifiは使えるものの、最低限の設備しかありません。まあ、寝るだけと思えば問題ありませんけどね
-
一応、各部屋にバルコニーもあります。朝のバルコニーからの眺め。この通り沿いには雑貨屋もあり、ソフトドリンクやビール、スナックなども購入可能。ドリンク類はホテルのフロントでも購入可能で、コーラなどの炭酸飲料は300テンゲ
-
さすがに深夜到着だったので朝は遅めの9時から行動開始。まずは空港で朝ご飯をいただいてからバスで街中に向かいましょう
-
街に出る前に空港の国際線到着ロビーのセルフのカフェテリアで腹ごしらえ。サンドイッチとミネラルウォーターで900テンゲ(約250円)也
-
市内へは待機していた92番のバス。料金は150テンゲでドライバーから購入します。この時にチケットをもらうのを忘れないように。途中で検札が乗り込んできたので困りました。で、街歩きに便利なスマホのアプリ2GISを見ながら適当なところでバスを降り
-
旧ソ連圏らしく、区画整理された街の一画の公園へ。ここにあるのが
-
美しい木造のゼンコフ正教会。1904年創建というから日露戦争の時か。朝の時間帯は正面からだと逆光になるので斜めから
ゼンコフ正教会 寺院・教会
-
旧ソ連時代は博物館として利用されていたものの
-
今では金色に輝くイコンで彩られた祭壇が美しい正教会。観光客らしき人もいる一方で、熱心なロシア系と思しき方が祈りを捧げている。統計によると、カザフの独立時には6割程度がロシア人でカザフ人は2割強しかいなかった。それが昨年の統計だとカザフ人が6割に増え、ロシア人は3割以下にまで減っている。ただ、街歩きをしていると、半分くらいはロシア人のような気がするんだけど
-
煌びやかな教会内部を堪能したら、教会の周囲をぐるり
-
教会は花や木々に囲まれ、こちら側では親子が記念写真を撮っていた
-
ゼンコフ正教会の西側には永遠の火が絶えることない無名戦士の墓など大祖国戦争(第二次世界大戦)関連のモニュメント。ここは第二次世界大戦のモスクワ防衛に際し、カザフから参戦して戦死したパンフィロフ将軍と配下の28人の兵士を記念したもの
28人のパンフィロフ戦士公園 広場・公園
-
無名戦士の墓の左の記念碑には1917~1920と、ロシア革命からの赤軍・白軍の内戦を示す期間、右の記念碑には1941~45と独ソ戦を示す期間が示されている。そして中央奥には、まさにソ連という感じの銅像。歴史を感じさせるものが集まっている
-
で、記念碑の隣にはカザフ民族楽器博物館。歩き方には月曜休館との文字があったものの入口でおばちゃんが掃除している。もしかして開館している?と思って近づいたものの、別のおじちゃんがロシア語の営業時間を示しつつ「きょうは休み(と多分言っていたと思う」。まあ、仕方なし。博物館前のスーベニアーショップも休みだし
カザフ民族楽器博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
せっかくなので緑の多い公園を少し散策。公園南の銅像はパンフィロフ将軍?かな
-
公園の散策を終えたら
-
中央バザールへ。が、こちらも月曜日は休みなので閑散としています。バザール内は撮影禁止だけど、入り口の賑わいくらい写真に撮りたいところですが……。まあ、これだけ駆け足の日程だと「もう一度」ってのができないのが悔しいところ
中央バザール (緑バザール) 市場
-
バザール近くにあった両替所。レートを見てみると1ドル=386テンゲに1ユーロ=428テンゲかあ。で、1ルーブルが5.9テンゲ。前日の空港で500ルーブルが2700テンゲだったから、ここで両替すればあと250テンゲもらえたわけですね。まあ、空港の両替はこんなもんかな
-
途中、アルマティ市内ではまだポピュラーなトロリーバスを眺めつつ
-
気温もだいぶ高いのでショッピングモールで少し涼んで
-
ジベックジョル大通りから
-
地下鉄のジベック・ジョーリィ駅へ
ジュベク・ジョリ駅 駅
-
地下鉄は旧ソ連圏によくあるジェトン(80テンゲ)を購入するタイプ。売り場は手荷物検査場の先なんだけど、最初どこにあるのかまごついてしまった。そして地中深いのも良くあるタイプ
-
地下鉄の構内はかなり近代的
-
地下鉄をアバイ駅で降りて地上に出たら
-
なぜかエッフェル塔がお出迎え
-
遠く天山山脈を眺めながら歩道を歩き
-
何車線あるのってほどの道幅の広いサトバエフ通りを抜けたら
-
青い屋根が目立つ国立中央博物館へ。歩き方には500テンゲとあったチケット代は何故か450テンゲ。ちょうど課外授業で子供たちを引率している先生たちと重なり、なかなか入場できなかったのはご愛嬌
国立中央博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
館内にはカザフスタンの伝統的な生活に関するものや、マンモスの化石やモンゴル軍のカザフ征服の様子を再現したもの、現在のカザフの様子などが幅広く展示されている。で、後で歩き方を見ると館内の撮影はホールのみとなっている。いやあ、課外授業の人たちほかが撮っていたし、特に何も言われかったので。まずかったのかな
-
で、博物館の目玉が黄金人間。アルマトイ近郊のイッシク古墳から出土したもので、紀元前4~前3世紀に遡るんだとか。左は展示室にあったミニチュアで右がホールにあるレプリカ。本物は国立銀行だったかの、大金庫に厳重に保管されているそうです
-
一階に展示ホールには黄金人間だけでなく、カザフスタンの地図と共に遺跡から発掘さえた装束が復元されている
-
ってことで、博物館の見学を逢えたらカザフスタンホテルまで移動し、12番のバスに乗ってメデウスケートリンクへ。室内リンクが各地に造られるまで、スピードスケートの世界記録のほとんどはここで造られた
かつての世界最高速リンク by itaruさんメデウ スケートリンク スタジアム・スポーツ観戦
-
さてリンク横を流れる小川沿いの道を辿りますか
-
途中にある貯水池を横目に見ながら
-
メデウは1520mから1750mに位置する渓谷
-
途中から延々と続く長い階段が……。スケートリンクを振り返りつつ、足を進めていく。実はこの時、飲み物がなくて。湿度が低いから、汗だくって程には汗はかなないけれど、標高は高いといっても日差しは強いし気温は30度くらいはあるし。頂上には売店があるかな、と期待しながら。途中、階段が修復中の箇所もあって車道も歩きながら
-
何とか頂上に到着。スケートリンクがあんなに小さい
-
この先のシンブラクのスキー場に向かうロープウエイが頭上を通過していく
-
そういえば「スケートリンクの裏はダム」って歩き方に書いてあったからダム湖でもあるのかな、と思っていたけれどどこにも水がないなあ。う~ん、どういう構造のダムなんだろう? しかし、頂上には売店なんて何もない。のどがカラカラ。スケートリンクに戻って、どこかで水売ってないか、探そう
-
ってことで階段を下りて
-
ようやくスケートリンクが見えてきた
-
リンクの入口では移動販売車がアイスコーヒーなどを売っている。いや、それより普通に水が飲みたい。リンクに入っていくと「I ? Медеу」。どこにでもあるねえ、さすがに氷は張ってないけど。子どもたちがゴーカートのような車で遊んでいる姿も。で、売店が空いてた。確か150テンゲでミネラルウォーターをゲット。生き返った
-
まだまだ時間があるのでスキー場にも行ってみよう。ロープウェーのほかに所撮るバスも走っていて、発着場所はスケートリンクの前。チケットはこのKACCAで購入(500テンゲ)。何台のシャトルバスが往復しているのか分からないけど、チケットを買ったらすぐにミニバスがやってきた。出発は集まり次第という感じだったけれど、すぐに人がやってくるのでほとんどまたずに出発した
-
途中の景色を眺めながら……、と思っていたのだけれど、想像以上に階段で消耗していたようで心地よいバスの揺れにうつら、うつらの夢見心地。ほとんど景色を楽しむことなく、気がつけばスキー場に到着していた。スキー場には日本語も含め、韓国の言葉で歓迎してくれる
-
スキー場のベースは標高2260m。でも、さらに2860mまで上っていくロープウェーがあるじゃん。これは是非とも頂上まで……、と思ったんだけど営業は午後5時まで。今は午後5時15分。しまったあ、階段登らずに先にスキー場まで来ればよかった
スイスのような中央アジアのリゾート by itaruさんシムブラクスキー場 アクティビティ・乗り物体験
-
せっかく来たんだから少しハイキングしてみよう。日差しはまだまだ強いけれど、さすがに標高2000mを超えているので空気は街中やスケートリンク辺りとは違う。空気もどこか爽やかな感じがする
-
冬には一面雪で覆われる斜面を上がり
-
目の前には紫がかった高山植物(花の名前は分かりません)
-
ロープウェーがあって輸送力は十分だろうし、コース幅が広く、長い距離を滑走できそう。天気が良ければ快適なウインタースポーツを楽しめそう。いいスキー場みたい
-
これだけ高い場所にあるスキー場なんだから雪質は良さそう
-
冬に来て1回滑ってみたい
-
ゲレンデベースにはプール付のバーやレストランも揃っている。そりゃあ、欧米の一流のリゾートとは比べられないけれど、想像以上にレベルが高い。ビキニ姿の女性を見ると、ここ中央アジアだっけ、と不思議な気持ちになってしまう。ロシア人の比率も高いので、よけいにそう感じるのかも
-
リフトの先にはごつごつとした岩山がそびえている
-
いやあ、暑いアルマティからロープウェーを使えば1時間もかからず涼しい高原にやってこれる。ホント、リゾート地だわ。びっくりです
-
スキー場横に広げる景色も絶景。ここって北京と2022年冬季五輪の開催場所を争ったんだよね。確かに経済的な要素で比較したら北京だろうけど、ウィンタースポーツをやる環境で行ったら、アルマティの完勝のような気がする
-
ゲレンデ近くには民家のような建物もけっこうある。これってペンションとかかなあ、それとも富裕層の別荘とかだったりして
-
さて復路は絶景を楽しむべくロープウェー。往復なら3000テンゲだけど片道だと2000テンゲとちょっと割高。まあ円に換算すれば550円くらいのものなんで、安いくらいだけど、カザフの物価を考えればかなりいいお値段だよね
-
ヨーロッパのスキーリゾートのよう
-
スイスの田舎町って言ったら信じる?
-
ちょっと残念だったのがロープウェーはガラスが汚れていて。しかも、前後の窓は開かない構造でサイドの上部がちょっとだけ開けられるタイプ。なので写真を撮るのが難しくて
-
だいぶ傾いてしまった
-
とはいえ、絶景を楽しみながらの空中散歩を終えて麓へ
-
ロープウェーの発着場所はスケートリンクの一つ手前のバス停。月曜だけど、バスを待つ人が多くてアルマティまで立ちっぱなし
-
戻りの12番のバスはカザフスタンホテル前は通らないので共和国宮殿前で下車。宮殿前の銅像はカザフ人の哲学者で詩人のアバイ
-
山と違って麓のアルマティはまだまだ暑い。子どもたちは噴水で水浴び。気持ちよさそう
-
旧ソ連の都市計画だからか、歩道が広いドスティク大通りを北へ
-
途中、建設中?らしき公園にはカザフの偉人の銅像が
-
で、夕暮れのゼンコフ教会へさて
-
朝にカフェでサンドイッチを食べただけ。お腹がすいた。せっかくだからカザフの伝統料理を食べようと、歩き方に載っていた「ジェティ・カズナ」にやってきたのだけれども、閉店? もしくは改装中らしく営業していない。う~ん、手持ちのテンゲはバス代+αの小銭くらい。クレジットカードの使えるレストランで、地元の料理を食べたいのだけれども、歩き方にはカザフの料理の店はあまり載ってないし
-
結局、入ったのが歩行者天国のジベック・ジョリ大通りに面した「チロル」という店。テラス席に座って店名と同じ地元カザフスタンの地ビール「チロル」で喉を潤したら、中央アジアらしい羊の焼肉をいただきます。ビール2杯に羊、カプチーノに10%の税?サービス料込で6435テンゲ(約1750円)
-
お腹もいっぱいなったので夜のジベック・ジョル大通りの夜景を楽しみながら
-
2GISのアプリで空港行きを調べてバス停へ。バス停では女の人が一人でバスを待っている。全体的にそこそこ治安はいいみたい
ジベック ジョル通りの歩行者天国 散歩・街歩き
-
空港に戻ってきたのは午後10時
-
近くの雑貨屋でビールを購入し
-
3時間程度仮眠をとったら、ホテルをチェックアウトして
-
ベラルーシの航空会社べラヴィアにチェックイン
-
今回はノン・アライアンスのべラヴィアなのでラウンジはなし。で、待合室はそれほど広くないこともあるけれど、深夜便の時間帯にもかかわらず多くの人がいる。残ったテンゲでコーヒーを飲んで時間をつぶしたら
-
べラヴィアはバスで移動しタラップで搭乗。さて約5時間のフライトでミンスクへ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
シベリアから中央アジアを経由してベラルーシ、ウクライナへ
-
前の旅行記
シベリアから中央アジアを廻ってミンスク、キエフへ=2019年8月①(シベリアの首都)
2019/08/04~
ノヴォシビルスク
-
次の旅行記
シベリアから中央アジアを廻ってミンスク、キエフへ=2019年8月③(旧ソ連の街並みとミール城)
2019/08/06~
その他の都市
-
シベリアから中央アジアを廻ってミンスク、キエフへ=2019年8月①(シベリアの首都)
2019/08/04~
ノヴォシビルスク
-
シベリアから中央アジアを廻ってミンスク、キエフへ=2019年8月②(カザフの避暑地)
2019/08/05~
アルマトイ
-
シベリアから中央アジアを廻ってミンスク、キエフへ=2019年8月③(旧ソ連の街並みとミール城)
2019/08/06~
その他の都市
-
シベリアから中央アジアを廻ってミンスク、キエフへ=2019年8月④(ミンスク街歩きと旧ソ連航空機)
2019/08/06~
ミンスク
-
シベリアから中央アジアを廻ってミンスク、キエフへ=2019年8月⑤(20年ぶりのキエフ)
2019/08/07~
キーウ (キエフ)
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
アルマトイ(カザフスタン) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
アルマトイ(カザフスタン) の人気ホテル
カザフスタンで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
カザフスタン最安
766円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
旅行記グループ シベリアから中央アジアを経由してベラルーシ、ウクライナへ
0
80