2019/07/26 - 2019/07/26
397位(同エリア404件中)
あまみやさん
この旅行記スケジュールを元に
標津線とは,釧網本線・標茶駅から中標津を経由し標津町を結ぶ本線と,花咲線(根室本線)・厚床駅から中標津を結ぶ支線からなる鉄道路線で,平成元年に廃止・バス転換されました.
そして幸いなことに,転換バスは度重なる減便を経つつも今もなお全廃には至っていません.
そんな標津線をバスでなぞりつつも,知られざる交通のディープスポットである野付半島をトドワラ号を利用してを見てこよう,という釧路を起終点とした日帰り旅です.
第一章は支線の分岐点・厚床駅へ列車で移動するまでです.
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル
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2019年7月26日(金)午前5時20分・釧路駅
ここから標津線とトドワラ号をめぐる旅に出ます.
日帰り旅ですので,本日中にここ釧路駅へと戻ってくる予定です.釧路駅 駅
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5:35発・快速はなさき根室行き に乗車します.
釧路駅 駅
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車両はキハ54-500番台.
乗車率はおもったより高かったものの,海側のラスト1列の席を確保.釧路駅 駅
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釧路駅を発って間もなく釧路川を渡ります.
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武佐―別保間.
4か月前に開通したばかりの釧路外環状道路(釧路東―釧路別保)の看板が見える……と当時は思ったのですが,地図で確認すると,どうやら釧路別保ICを予告する国道44号上の看板のようです. -
上尾幌駅.
乗っている列車は快速のため,通過です.上尾幌駅 駅
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尾幌駅通過.
ここは貨車改造の駅,いわゆるダルマ駅なのですが,その姿を写真に収めることはできませんでした.尾幌駅 駅
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門静駅付近.
このあたりには昆布干し場と思われる整った砂利場が時折みられます. -
そして門静駅を過ぎると太平洋が姿を見せます.
ただ,この日は曇天に加えて霧も出ていたため,地平線すらよく見えない状況でした. -
厚岸駅ではすでに区間便の釧路行きが待機していました.
ルパン三世ラッピング車両が使用されていたのはともかく,2両編成なのがすこし意外でした.
ダイヤの関係上,釧路市街方面へ通学する場合はほぼこの便を利用することになるため,意外と需要は高いのかもしれませんね.厚岸駅 駅
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厚岸駅を過ぎると再び海……ではなく,汽水湖である厚岸湖の湖岸に出ます(些細な違いですが).
このあたりでイヤホンを忘れたことに気が付きます.
というのも,花咲線沿線ではスマートフォンアプリによる音声ガイドが用意されており,ここがサービス開始当初からガイドが用意されているエリアであったからです.
という情報は以前から把握していたのですが,現在ではさらに多数の音声ガイドが花咲線全体を通してで提供されているようです. -
まもなく車窓のほうは花咲線のハイライトともいえる別寒辺牛湿原に差し掛かっていきます.
空は厚い雲に覆われ,霧まで出ている状況は往々にして「天候に恵まれなかった」とされがちですが,このシーンにおいては「これはこれで良いなぁ」という気持ちになりました. -
茶内駅.
ここは花咲線区間のほぼ中間に位置する駅で,上りと下りの列車が待ち合わせを行う駅です.
この時間帯は,乗車している下り快速はなさきが先着し,上り列車を待機することになるようです.
そのため,こうして開放中のドア越しに写真撮影なんかも余裕をもってできます.
また,浜中町域の駅でもあるため,いらっしゃいますね.茶内駅 駅
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対向の上り普通がやってきました.
茶内駅 駅
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お隣の浜中駅も,浜中町役場への最寄り駅ということで快速停車駅となっています.
とはいえ,浜中町の役場というと霧多布地区にあり,ここから路線バスで15分ほどの場所になります.
(平日の日中は釧路方面の列車に合わせて霧多布温泉への路線バスが運行されています.)
もちろんこちらにも,いらっしゃいますね.浜中駅 駅
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厚床駅までの運賃.
この旅ではそれほど列車に乗る予定はありませんでしたが,ぎりぎり元を取れる程度には乗車があることや,いずれ使う予定であったことから,釧路駅で購入した青春18きっぷで乗車しています. -
姉別駅を通過し,厚床駅にて下車.下車人数は自分を含めて2名でした.
ちなみにここから根室管内,ひいては根室市域に入るため,根室市街への交通の便を図るべく,快速はなさきは各駅停車となります.厚床駅 駅
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厚床駅 列車時刻表.
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こちらは厚床駅 バス時刻・運賃表.
標津線の厚床支線に相当するバスは中標津線と中標津空港線になります.
中標津空港線はいわゆる空港連絡バスながら,運賃表に途中停留所への運賃が記載されていることからもわかるとおりに,空港以外の停留所で下車可能なバスとなっています.
標津線の代替交通として見ると,平糸と協和での乗降が設定されていないことから,さしずめ快速便といったところでしょうか.
今回は時間の都合上,中標津空港線に乗車します. -
根室交通の定期バス運行系統図.
いつ頃のものでしょうか,納沙布線が納沙布岬を越えて温根元まで伸びています.
(現在は納沙布岬―温根元間は廃止されているようです.)
各地のシンボルが随所に散りばめられていますが,あやめヶ原はなかなか渋いセレクトではないでしょうか. -
駅ノートに軽くメッセージを添えて,外に出ます.
霧が濃いですね.
こちらは厚床駅前バス停のうち,駅前ロータリーに設置されたもの.
中標津方面行の運行系統図が記されています.
空港行きの経由地が1つ消されていますが,根室ターミナル(根室駅)が入るべきスペースと思われます(消えている理由は不明). -
厚床駅舎全景.
この建物に建て替えられたのは標津線廃止後なんだそう. -
厚床駅前バス停.
都市間バスの降車用のもので,右手の道路向かいに乗車用のバス停もあります.
右端に見える交差点を右に入ると,駅舎に突き当たる位置関係にあります. -
今回の主要コンテンツである標津線ですが,厚床駅近辺では線路跡地がフットパスとして整備されているようです.
その入り口がこちらです.駅舎に向かって左手,根室側にあります.
写真中央の草むらの切れ目を左奥方向に進入する形になります. -
駅舎を背に国道側を臨む.
と,ここでまさに都市間バスが登場.
(非常に見づらいですが中央やや左にバス停も映っています.)
このバス,どうやら私が釧路駅を発った5分後に釧路駅を発った根室行きらしいです.
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旅行記グループ 標津線とトドワラ号 2019
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