2019/06/12 - 2019/06/14
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fromatozさん
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成田から韓国の務安へチェジュ航空が激安で飛んでいるとのことで(委託手荷物なしで往復10000円強)、韓国を50回以上訪問している先輩に誘われ、務安を起点にトレッキングを企画。当初、務安から光州へ行って、全羅北道の山を歩く予定が、直前の天気予報で全羅南道の方が天気が良さそうだったので、そちらへ変更。先輩は都合で6月10日に帰国するが、私は時間があるので、旅を続行。務安-ウラジオストク往復チケットが委託手荷物なしで10000円弱で買えたので、これを機会にウラジオストクにも行くことにした。また、務安に戻った後も、韓国(全羅南道)後半戦として、月出山、莞島、青山島に行くことにした。
1日目:成田-務安-長興
2日目:長興-天冠山-大徳-長興-海南
3日目:頭輪山-海南-木浦
4日目:木浦-務安-
5日目:-ウラジオストク-ウスリースク
6日目:ウスリースク-ウラジオストク
7日目:ウラジオストク
8日目:ウラジオストク
9日目:ウラジオストク-務安-木浦-月出山-霊岩-莞島
10日目:莞島-青山島-莞島
11日目:莞島-木浦
12日目:木浦-務安-成田
本旅行記は、6日目(6月12日)~8日目(6月14日)のウラジオストク観光の記録。
ウラジオストクは、治安も悪くなく、街並みや食事ではロシア文化を感じられ、日本からも近く(私は韓国経由で行ったが)、韓国より物価が安く、ビザ取得も容易なので、2、3泊で異文化体験できるお手軽な観光地といえそうだ。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- チェジュ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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6日目(6月12日)、今日はウスリースクから近郊列車(エレクトリーチカ)でウラジオストクへ移動し(前日に駅で乗車券購入済み)、ウラジオストク観光。
写真は、ウスリースクで泊まった宿の朝食。たったこれだけ。朝食付きだからといって、安宿(1泊1100ルーブル)なので期待してはいけない。 -
宿をチェックアウトし、のんびり歩いてウスリースク駅へ向かう。駅の近くにあったスタローヴァヤ(カフェテリア方式の大衆食堂)で、宿の朝食で満たされなかった腹を満たす。
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この内容で210ルーブル(約360円)。日本の大学の学生食堂よりも安いし、味もいい。
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ウスリースク駅のプラットホーム。乗車券確認はない(乗車券がなくてもプラットホームに入れる)。
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席は自由席。乗車券確認は車内で行われる。
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時刻表通りの12:21にウラジオストク駅に到着。
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ウラジオストク駅前の空港行きバス乗場は、駅前ロータリーの駅舎(奥に見える)に向かって左側にあった(写真の車は空港行きバスではない)。
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ウラジオストク駅前のバス乗場にあった時刻表。空港行きは2段目の107番バス(私は空港までは列車で移動した)。
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ウラジオストク駅の東側、橋(下は線路)を渡った先が客船ターミナル。ターミナルの建物に入った先でマトリョーシカがお出迎え。このマトリョーシカの裏側は...また後ほど。
客船ターミナル 船系
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ターミナル建物の外から港の景色が一望できる。
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客船ターミナルから。橋の左端の丘の上辺りが、定番観光地の鷹の巣展望台。
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マトリョーシカの裏側は、お土産用のマトリョーシカがびっしり。
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近郊列車(エレクトリーチカ)のウラジオストク駅。先に紹介した空港行きバス乗場があるウラジオストク駅からは道路を挟んで北側にある。空港行き近郊列車に乗る場合は、右側の建物入口入ってすぐにあるチケット売り場で乗車券を買える。
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駅前の大通り、アレウーツカヤ通りを北(中心街)へ歩く。当たり前だが、ウスリースクに比べ人も車も多いし、建物に歴史を感じさせる。
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噴水公園の一角でイベントが行われていた。今日、6月12日は「ロシアの日」という祝日で、それに関連したイベントのようだ。
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踊りや歌(演歌風の歌からポップス調の歌まで)が次々と披露され、腕前はプロ級までとはいかないが、なかなか見応えがある。
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踊りは民族衣装風の衣装を着た、ロシアの文化を感じるものが多い。
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結局、終演まで約3時間も観てしまった。
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その後、近くの予約済みの宿、Guest House Gallery & Moreでチェックイン。ドミトリールーム2泊で1078ルーブル。各ベッドにカーテン、ライト、コンセントがある。
ゲスト ハウス ギャラリー&モア ホテル
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宿でチェックイン後、早めの夕食を食べて、徒歩で鷹の巣展望台へ。
日の入り(20:50頃)の約1時間前に着いた。夜景を見るため、しばらくここで休憩。風が吹くと肌寒く、上着を着て日の入りを待つ。ただ、曇り空のため夕焼け空にはならなかった。鷲の巣展望台 建造物
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ウラジオストクの治安は悪くないようだが、真っ暗になってから帰るのは不安があるので、これくらいの夜景を見て帰った。
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翌朝(6月13日)、ピロシキを買い、通りのベンチで朝食。
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ウラジオストク中心街を散策。
こちらは旧日本総領事館(現沿海地方裁判所)の建物。 -
こちらは1917年に創刊された浦潮日報という日本語新聞の編集部が入っていたといわれる建物。
ちなみに、この横断歩道は信号があるので、歩行者用信号が青になってから渡るのだが、信号がない横断歩道では、かなり高い確率で車は歩行者が横断できるように停まってくれる。 -
中心街北部にあるポクロフスキー教会。中に入るとミサが行われていた。
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ミサの後、教会の鐘が鳴り響く。様々な音色の鐘が不規則に(もしかしたら規則的なのかもしれないが私には不規則に聞こえた)、少なくとも5分は鳴っていた。
そして、その鐘は2人の女性が鐘に繋がった複数の紐を巧みに引っ張って鳴らしていた。 -
中心街に戻り、「地球の歩き方」に掲載されているウフ・トゥイ・ブリンで昼食。この店はブリニー(ブリヌイ)というクレープのような食べ物が有名。ここには英語メニューや日本語メニュー、韓国語メニューが置いてある。
イクラ入りブリニー(450ルーブル)を注文。イクラはもちろんしょっぱい味付けだが、これはこれでいける。 -
イクラ入りブリニーだけじゃ足りなかったので、コンデンスミルクとバナナのブリニー(115ルーブル)も追加した。
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昼食後、散策再開。こちらはニコライ2世凱旋門。公園の中にひっそりとある感じ。
ニコライ2世凱旋門 建造物
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ニコライ2世凱旋門から海側に少し下った場所にある潜水艦C-56博物館。
潜水艦C-56博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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興味があったので100ルーブル出して入ってみた。序盤は展示コーナー、中盤以降で生々しい潜水艦の設備等が見られる。
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小雨が降ったりやんだりする中、東部のキタイスキー市場まで寄り道しながら2時間弱かけて歩く。
写真はキタイスキー市場近くを通る路面電車。 -
キタイスキー市場はもっと活気があるものと思っていたが、天気が悪いこともあってか、閑散としていて、また、長時間歩いて疲れていたことも影響してか、最後までテンションがあがることなく見学終了。
キタイスキー市場 市場
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マリインスキー劇場で19:00開演のバレエのチケットを日本出国前に購入してある。キタイスキー市場に長居する気はなく、17:00前と時間が早いが、キタイスキー市場近くのバス停からバスでマリインスキー劇場へ向かう。
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マリインスキー劇場の周辺を散策するが、特に惹かれる場所はなし。17:00に劇場の建物に入るが、17:30までエントランスから先には入場できなかった。17:30になり、荷物チェックを受けてエントランスの先に入り、その辺にいた係の人にチケットを見せて(予約した指定席が記載)、どこに行けばいいか指示を仰ぐ。3階だったか4階だったかに行くよう言われ、そのフロアにいた人にチケットを見せると2階だったか下層階に行って、係の人に聞くよう言われる(色々説明されたがロシア語のため理解できず)。そして、指示された下層階の係の人に聞くと、劇場の中に入る(自分の席に座る)のは、開演の15分前(18:45)だと言われ、ベンチで時間をつぶす。そして時間になり、係の人がいない劇場のドアを開けて中を覗くと、当然ながら私が予約していた3階席か4階席ではなかったので、再び上の階に行って中に入ろうとすると、係の人から、下の階へ行くよう言われる。なんか納得いかないが、言われたとおり2階だったか下の階の係の人にチケットを見せると席まで案内してくれた。しかし、その席は1階の前方部の席で、明らかに私が予約した席ではなかったので、チケットの席番号を指さして、私の席はここじゃないことをアピールすると、一緒のタイミングで案内された日本人から、どうやら客が少ないため、空いている席に誘導しているみたいなことを説明され、これまでの経緯も含め全て納得した。
マリインスキー沿海州劇場 劇場・ホール・ショー
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実は、私が見た公演は地元ロシアのバレエ団のクラシックバレエでなく、中国のバレエ団のモダンバレエだったため人気がなかったのかもしれない。私も旅行日程が決まって、観光内容を精査していく中でサンクトペテルブルクのマリインスキー劇場という由緒ある劇場系列の、ここウラジオストクの劇場で「白鳥の湖」や「くるみ割り人形」といった有名なクラシックバレエ見てみようと思い(私は今までバレエを見たことはない)、滞在日程の公演内容を調べたが、中国のモダンバレエだったため、見るかどうか躊躇した。躊躇している数日の間に150ルーブルの最安値の席が売り切れてしまったが、300ルーブルの席が余っており、一生のうちでバレエを見る機会もそうそうないだろうし、これくらいの料金で見られるのだったら、一回見てみようと思いチケットを購入したのだった。
公演を見た感想は、正直、ストーリーの流れが分かりづらかったが、指先まで意識された表現力、安定感のあるジャンプや回転は、前日噴水広場で見た踊りとは違い明らかに完成度が高く、高度な技でもいとも簡単にやってのけているようにも思えた。 -
マリインスキー劇場の観客席。公演終了後、大方観客が退出した後に撮ったのでガラガラだが、1階席が5~6割埋まる程度の観客だった印象。
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8日目(6月14日)、今日はルースキー島の極東連邦大学に行こうと計画してあったが、あいにく雨のため行く気を失う。宿でのんびりして、9時開店のニ・ルィダイで朝食。プロフ(ピラフ)100ルーブル、ロシア風カツレツ70ルーブル、サラダ65ルーブル、そしてチーズケーキ150ルーブル。料理が陳列されているディスプレイに各料理の金額が表示されてあるのだが、チーズケーキが思いの外、高かった。
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こちらがチーズケーキのディスプレイ(左側)。写真を拡大して確認してみると、35の数字が見え、一番下の何もないディスプレイに100の数字が。150の数字はない。35はその表示の向こうにあるエクレアの金額で、100はオクローシカという冷製スープの金額であることが分かった。
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観光スポットになっているグム百貨店の裏側にある通称グム裏。
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遠足なのか、教員らしき大人に引率されている小学生らしき集団が。カメラを向けるとポーズをとってくれた。
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地図に魚市場と表示されている場所に行ってみるが、想像していた魚が水揚げされている場所とは大違いで、魚介類のレストラン街だった。しかも、ほとんど人がおらず閑散としている。
魚市場 その他の店舗
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時間が余ってしまったので、アルセー二エフ記念沿海地方博物館に行ってみる。入場料は200ルーブルとの事前情報があったが、倍に値上げされ400ルーブル。
アルセーニエフ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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博物館内。写真は自由に撮れる。
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映像コーナーもある。
でも、200ルーブルのつもりで入館したのもあって、400ルーブルは高いかなという印象だった。 -
博物館の中で個人的に一番印象に残ったのは1階にあるトイレの壁。これ、本棚になっており、実物の古書なんかが置いてある。
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ウラジオストク最後の食事は、「地球の歩き方」で紹介されていたローシキ・プローシキで。アルセ-二エフ記念沿海地方博物館と同じスヴェトランスカヤ通り沿いにあるが、地下にあり入口が少し分かりづらい。写真では「ロシア料理」と日本語表記があるが、これは電光掲示板で、英語にもなったり表記言語が時間経過とともに変わる。
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残り現金が少なくなっていたので、念のため私の持っているクレジットカード(マスターカード)が使えるか確認。使えるとのことで、心置きなく食べられる。日本語メニューあり。「毛皮のコートを着たニシン」サラダなるものに興味を惹かれ注文してみる。
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これが「毛皮のコートを着たニシン」サラダ(180ルーブル)。テーブルに出された時には中の赤い部分(赤カブとニシンかな)が見えず、黄色い玉子=毛皮で隠されていた。
食べはじめはおいしかったが、一人で食べるには量が多く、後述の料理と代わる代わる食べるも、お腹いっぱいになったことも影響したか、最後には飽きてしまった。 -
牛肉入りボルシチ(190ルーブル)。サラダと赤カブ料理が被ってしまった。牛肉はほとんど入ってなかったが、味は文句なし。
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おばあちゃんのペリメニ(290ルーブル)。ロシア風水餃子。これまた一人で食べるには量が多すぎ。残すのはもったいないので全部食べたが、3品でお腹パンパンになった。
すぐ近くの食料品店で、この後に乗る空港行きの近郊列車の料金(250ルーブル)が残るよう、150ルーブルのチョコレートを購入。ちなみに同じチョコレートが空港では210ルーブルで売っていた。ただ、この店は観光地区にあったので、観光地区から離れた場所ではもっと安かったかもしれない。 -
18:00発(最終便)の近郊列車(エレクトリーチカ)で空港へ。19:00前に空港に到着したが、私の搭乗する韓国の務安行きのチェジュ航空便は翌早朝3:40発なので、空港内のベンチで仮眠して時間を潰した。
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