2019/06/07 - 2019/06/10
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fromatozさん
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成田から韓国の務安へチェジュ航空が激安で飛んでいるとのことで(委託手荷物なしで往復10000円強)、韓国を50回以上訪問している先輩に誘われ、務安を起点にトレッキングを企画。当初、務安から光州へ行って、全羅北道の山を歩く予定が、直前の天気予報で全羅南道の方が天気が良さそうだったので、そちらへ変更。先輩は都合で6月10日に帰国するが、私は時間があるので、旅を続行。務安-ウラジオストク往復チケットが委託手荷物なしで10000円弱で買えたので、これを機会にウラジオストクにも行くことにした。また、務安に戻った後も、韓国(全羅南道)後半戦として、月出山、莞島、青山島に行くことにした。
韓国の地図はMAPS.ME(あらかじめ対象地域の地図をダウンロードしておけばネットに繋がらなくても見られる)とNAVERマップを併用。ネットに接続できればNAVERマップの方が圧倒的に情報量が多いので利用価値大。
1日目:成田-務安-長興
2日目:長興-天冠山-大徳-長興-海南
3日目:頭輪山-海南-木浦
4日目:木浦-務安-
5日目:-ウラジオストク-ウスリースク
6日目:ウスリースク-ウラジオストク
7日目:ウラジオストク
8日目:ウラジオストク
9日目:ウラジオストク-務安-木浦-月出山-霊岩-莞島
10日目:莞島-青山島-莞島
11日目:莞島-木浦
12日目:木浦-務安-成田
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー ヒッチハイク 徒歩
- 航空会社
- チェジュ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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務安空港の2階(到着口は1階)に両替店とATMがある。先輩は現金を両替。私はATMでキャッシングなのだが、私のMaster Cardでキャッシングができなかった(私の前にいた人もできていなかった)。両替店に他にATMはないのか聞くがないらしい。仕方なく、これから行く木浦のバスターミナルのATMでキャッシングすることにする。
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木浦バスターミナルまでのバスはリムジンバスと1000番路線バスの2種類あり、リムジンバスは4700W、1000番バスだと1800W(T-moneyカードで支払いの場合)。しかし、スケジュール的に直近で出発するリムジンバスに乗ることになった。リムジンバスのチケットは空港1階、出口に向かって一番右端の出口近くに自動販売機があり(日本語選択可)、クレジットカード決済で購入する(最後に画面上に指でサインが必要)。木浦方面行きのバス乗り場は一番右端の出口を出て右側にある。
写真は、別の日に撮った木浦方面行きバス乗り場に停まっている1000番バス(リムジンバスの写真は撮っていなかった)。 -
リムジンバスは務安バスターミナルに寄って、その後は停まることなく終点の木浦(モクポ)バスターミナルへ。所要時間は約40分。なお、1000番バスはリムジンバスとはルートが違い、木浦バスターミナルが終点ではなく、その先の木浦駅前経由でさらにその先の三鶴島(サムハクド)まで行くようだ=中心街のある木浦駅方面まで行きたい場合は1000番バスの方が乗り換えなしで安く行ける。1000番バスに乗って木浦バスターミナルで降りたい場合は、バスターミナル内には入らないので、近くの幹線道路沿いが最寄バス停。降りる場合は、降車ボタンを押す必要がある(他のバス停で降りる場合も)。事前に運転手に伝えておくか(ただし英語が通じるとは限らない)、GPS機能付きの地図アプリで現在地を確認しておき、バスターミナルが近付いたら降車ボタンを押す等、工夫が必要。韓国語の車内アナウンスがあるので、韓国語が聞き取れる人は、問題ないと思われる。
また、リムジンバスのチケットは空港内の自動販売機で購入したが、おそらく(私は空港から木浦方面の1000番バスは乗っておらず、木浦駅前から空港行きに乗った時の経験から言うと)、1000番バスは、乗車時に料金を支払うことになると思う。T-moneyカードを持っていれば、日本のICカード同様、運転手の近くにあるセンサーにかざすだけ。また、一律料金なので、降りる時にカードをかざす必要はない(地域によっては、乗り継ぎ割引を使う場合はかざす必要あり)。T-moneyカードを持っていない場合は、はっきりとした料金は知らないが、T-moneyカード利用の場合より若干高くなるはず。
木浦バスターミナルに到着し、今日の最終目的地の長興(ジャンフン)までのチケットを買う。先輩が日常会話レベルの韓国語を話せるので、おまかせでチケットを購入。
なお、今回訪問したバスターミナルの時刻表は全て写真の通りハングル表記だったのでハングルが読めなければ理解不可能(私は時間をかければ8割くらい読めるレベル)。バスターミナルのチケット売り場の担当者も英語できない率が高い。最低限、目的地の韓国語読みができないとチケットを買うことが非常に困難(木浦を「キウラ」と言ったら通じない)。
木浦バスターミナル内にATMを複数見つけ、キャッシングを試みるも全てできず。バスの出発時間まで時間があったので、銀行併設のATMを探し、10分近く歩いた場所に発見するも、やはり無理。さらにもう1行も。そして、バスターミナル近くのコンビニ2軒も。バスの発車時刻が近付いてきたので、キャッシングは諦めるざるを得なかった。今回は、先輩が数万円分の韓国ウォンを持っており、クレジットカード払いができる場所ではカード払いすることに切り替える。
結局、キャッシングができたのは、3日目の海南(ヘナム)バスターミナルから5分ほど歩いた場所にある光州銀行併設のATMだった。 -
木浦バスターミナルから長興バスターミナルまでは1時間弱で到着(8500W)。バスターミナル近くに安宿(モクリョン荘)を見付ける(NAVERマップに記載)。写真の部屋(トイレ・シャワー付き)で30000W。
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宿近くの焼き肉屋で夕食。もちろんメニューもハングル表記のみ。
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テジカルビ(豚のあばら骨周りの味付け肉)。他にサンチュ(葉野菜)、カクトゥギ(大根キムチ)、マカロニサラダ、ポンテギ(茹でて味付けした蚕のサナギ)等がセットで1人前(250g)12000W。
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2日目(6月8日)、長興から天冠山(チョングァンサン)登山口最寄りバス停の傍村(バンチョン)へ。
バスターミナルのチケット売り場で先輩が韓国語で聞いてチケット購入。どこ行きのバスだったかは確認しなかったが、おそらく大徳(テドク)行き(帰りのバスが大徳から乗って、傍村経由の長興行きだったので)。 -
長興バスターミナルから傍村バス停までは所要約30分(2750W)。バス停の周りには集落もない田舎。向こうに見える山が天冠山。
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バス停から約15分西へ歩くと駐車場のある登山口。登山口には地図があり、3本のコースがあるようだ。我々は遠回りにはなるが展望の良さそうな③のコースを選択(①を登りきった場所が天冠山頂上)。なお、登山口近くには水量豊富な水場があり、名水なのかポリタンクに給水している人もいた。
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樹林帯の登山道を休憩も入れて1時間位歩くと展望が開ける。写真は登ってきた方角の景色。
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やがて岩峰が見えてくる。
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韓国の山には、こういった巨大な岩が露出した山が多く、天冠山もその一つ。
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樹林帯と展望の開けた登山道が交互に現れ、高度をかせいでいく。おそらく、画面中央部から右上に登っている稜線(尾根)が②のコースで、さらに向こうに見える稜線が①のコース。
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傍村のバス停から約3時間で天冠山への稜線に出る。
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さらに約30分で天冠山の頂上到着。
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頂上からは南の大徳方面へ下山。しばらくはなだらかで展望の開けた稜線を下る。
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樹林帯に入り20分くらい下ると再び展望が開けた場所がある。
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天冠山頂上から1時間強でタプサンサという寺のある登山口(下山口)に到着。ここから大徳のバスターミナルまで約5kmあるのだが、15分くらい歩いた所で車が通り、その車を停めて、先輩が交渉した結果、バスターミナルまで乗せてもらえることになった。
大徳バスターミナルに着き、次の目的地の海南(ヘナム)へのバスを確認するが、どうやら海南への直通バスはないらしく、長興へ戻り、そこから海南へのバスに乗り継ぐことになるらしい。ちょうど、長興行きのバスが出発するらしく、窓口でチケットを買い、慌ててバスに乗り込んだ。
大徳から長興までは、前述の通り、我々の登山口となった傍村経由で40分強、料金は4100W。 -
長興から海南へは約40分で料金は4900W。海南で宿泊してもいいのだが、明日登る頭輪山(トゥリュンサン)の麓には宿や食堂街もあるので、今日中に麓まで行くことにし、17:35発のバスで行った。麓(バスの終点)までは20分弱、料金はバスターミナルの窓口購入で1300W。実は、このバスはT-moneyカードにも対応しており、復路でT-moneyカードで乗車したときは割引がきいて1250Wだった。
写真は海南から頭輪山麓までのバスの表示。ハングルで「テフンサ→ヘナム」となっているが、「ヘナム→テフンサ」が正しい表記(この後、正しい表記に変えていたかもしれない)。テフンサ=大興寺とはバスの終点から約3km頭輪山側にある寺の名前で、実際にはバスは大興寺まで行かない。 -
バスの終点周辺は10軒以上の食堂街やこれまた10軒以上の宿泊施設がある。宿は3軒確認した結果、一番安かったユニークモーテルに決定(1部屋40000W)。なお、モーテルとはいわゆるラブホテルではなく、韓国では一般的な駐車場もある安宿。
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宿でお薦めしてもらった食堂(全州食堂)で夕食。ナクチビビンバブ(タコのビビンバ)12000W。
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3日目(6月9日)、頭輪山に登る際に不要な荷物を宿に預かってもらうつもりでいたが、チェックアウトする時間(9:00前)に受付に誰もおらず、鍵だけ置いておく。昨晩、夕食を食べた全州食堂(ジョンジュシクタン)の夫婦は人が好さそうだったので、荷物を預かってくれることを期待して、朝食も全州食堂(ジョンジュシクタン)で。朝から営業しているか分からなかったが、幸い開いており、荷物も預かってもらえることに。
この地域ではキノコが特産とのことで、看板料理のピョゴジョンゴル(海鮮、肉、キノコの入った鍋)を注文。1人前で12000W。写真は2人前。ご飯は別料金で500W(お代わり無料)。 -
頭輪山登山は楽をして、ロープウェイ(韓国ではケーブルカーというようだ)を使うことにし、全州食堂から約1kmのケーブルカー乗り場へ。
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チケット売り場で片道チケットを買おうとするが、片道チケットはなく往復チケットしかないとのこと。仕方なく往復チケットを買う(11000W)。ロープウェイに乗る人は軽装の人が多く、靴を見てもトレッキングする人は少なそうだった。後から考えると、ここで気付けばいいのに、この後の展開に気付かず・・・
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ロープウェイで一気に標高を稼ぎ、さらに数分階段を上って展望台へ。ここからこの後登る迦蓮峰(ガリョンボン)と頭輪峰(トゥリュンボン)が見える。
※頭輪山とは、迦蓮峰、頭輪峰、高髻峰、老僧峰等、この山域の総称のようだ(日本の八ヶ岳が赤岳、阿弥陀岳、横岳、権現岳等の総称であることと同じようなものと思われる)。 -
展望台からロープウェイ終点方面。この後、展望台のすぐ近くにある高髻峰(コギェボン)の山頂を通り、目指す迦蓮峰への登山道を探すが見つからない。なんとなく登山道ぽい踏み跡が続いている場所にはフェンスと看板があり通れない。どうやらここから先は通行禁止になっているようだ。やっと、ロープウェイに片道チケットがないこと、登山者らしき格好の人がいなかった理由が分かった。なお、先輩が10年以上前に韓国で購入した地図およびNAVERマップには登山道が記載されており、MAPS.MEには記載されていない。
仕方なく、ロープウェイで下山し、食堂街近くでタクシーを拾い、車が入れる大興寺まで行く。タクシーの料金はメーター制で4780Wだった。ちなみに食堂街の先に料金所があり、入場料として3000Wの支払いが必要。 -
大興寺の境内を通り登山道へ。
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しばらくこのような舗装された道を歩き、やがて樹林帯の山道に入る。
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大興寺から1時間強歩いて頭輪峰と迦蓮峰との鞍部(山と山の間の凹んだ場所)に出ると展望が開ける。写真は頭輪峰。
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鞍部から迦蓮峰。
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鞍部からまずは頭輪峰へ向かう。直登するのでなく、徐々に高度を上げながらほぼ反対側へ大回りして、急な階段で一気に上がる。写真は頭輪峰頂上から迦蓮峰。左奥に見える山がロープウェイで登った高髻峰。
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頭輪峰から鞍部に戻り、迦蓮峰へ。頭輪峰同様、途中から急な階段を上ることになる。
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迦蓮峰頂上の手前からの展望。右半分の巨大な岩の塊が迦蓮峰。
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迦蓮峰頂上到着。正面に見える岩山が老僧峰(ノスンボン)、さらにその向こうに高髻峰。
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迦蓮峰から10分程度で老僧峰へ。正面に高髻峰が見える。この後、老僧峰と高髻峰との鞍部(画面中央部の黄緑色の場所)まで下る。
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老僧峰から迦蓮峰と頭輪峰(右端)。
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老僧峰からの急坂を下り、高髻峰との鞍部へ。ここから大興寺方面(画面左)へ下る。
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鞍部から10分くらい下ると磨崖如来座像のある北弥勒庵(ブクミルクアン)。
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北弥勒庵から高速ペースで下り25分程度で大興寺に到着。
大興寺の境内から。迦蓮峰と老僧峰が向こうに見える。
大興寺から車道を数分下った場所にある店でタクシーを呼んでもらい、荷物を預かってもらっている全州食堂へ。タクシー代はメーターでは4000Wちょっとだったが、迎車代も請求され、5000Wを支払う。
麓のバス停から海南バスターミナルへはバスで移動。 -
海南バスターミナルから木浦バスターミナルへ。所要1時間弱で運賃は7100W。
木浦バスターミナルの南側は宿泊施設が多く、その中でも安そうなシンボムン荘(1部屋30000W)で宿泊。 -
4日目(6月10日)、先輩は帰国、私は木浦を散策。観光案内パンフレットにも載っている笠岩(カッパウィ)という海に面した奇岩に行ってみるが、わざわざ行く必要のない、がっかりスポットだった。
カッパウィ 自然・景勝地
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続いて木浦駅周辺の中心街へ。そこそこ栄えているが活気ある街とは言いがたい。
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ここは魚市場だが、時間帯が悪いのか(13時過ぎ)人が少ない。
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魚市場近くの港に隣接した遊歩道には魚が干してあった。
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旧日本領事館(現木浦近代歴史館1館)。このすぐ近くには慰安婦像があり興ざめ。
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旧日本領事館(現木浦近代歴史館1館)の南側には、日本式家屋も少ないが残っている。
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木浦一の展望地の儒達山(ユダルサン)へ。東側にあるメインの登山口から登る。写真は登山口から登りはじめて振り返って撮ったもの。
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儒達山一帯の歩道は整備されており、歩けるコースも複数あり、地元の人の散歩コースにもなっている。山頂までの道のりも途中で何ヶ所も展望地があり、飽きさせない。
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登山口から約30分で頂上へ。東の木浦駅方面。
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頂上から西方面。
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頂上の先も道は続いているが、戻るのが大変になるので引き返すことにする。頂上手前の岩峰。やはりこの山も岩の露出した山だ。
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木浦駅前から1000番バスで務安空港へ。所要1時間弱、T-moneyカード支払いで1800W(距離に関係なく一律料金)。
この後、21:00発のチェジュ航空でウラジオストクへ行く。
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韓国(全羅南道)・ウラジオストク【個人旅行】
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