弾丸ロシア1909　「初めてのウラジオストクからシベリア鉄道に乗車しました。」　　　～ウラジオストク～

2019/09/02 - 2019/09/03

夏期休暇を利用して「ロシア」「ノルウェー」「スヴァールバル諸島」「デンマーク」「フェロー諸島」「カタール」を訪れました。乗り継ぎで立ち寄った「ラトヴィア」を加えると10日で7つの国と地域を訪れたいういつも通りの弾丸の旅です。

各国の歴史・宗教・世界観について、深く語ってはおりません。
いつものお気楽な「なんちゃって旅行記」をご紹介します。

≪全行程≫
１日目：午後、成田→ウラジオストク　　[オーロラ航空]
https://4travel.jp/travelogue/11602881
２日目：終日、ウラジオストク市内散策。
　　　　≪★今回のお話はココです≫
https://4travel.jp/travelogue/11605504
　　　　夜、ロシア号でハバロフスクへ。
３日目：朝、ハバロフスク着。
　　　　午前、ハバロフスク市内散策。
https://4travel.jp/travelogue/11606860
４日目：午後、ハバロフスク→モスクワ　　[ロシア航空]
　　　　夜、モスクワ→リガ　[エアバルティック]
５日目：朝、リガ→オスロ　　[エアバルティック]
　　　　午前、オスロ→ロングイエールビーン　[スカンジナビア航空]
　　　　着後、スヴァールバル諸島散策。
https://4travel.jp/travelogue/11608320
６日目：深夜、ロングイエールビーン→オスロ　[スカンジナビア航空]
　　　　朝、オスロ市内散策。
https://4travel.jp/travelogue/11608836
　　　　午前、オスロ→コペンハーゲン　[スカンジナビア航空]
　　　　午後、コペンハーゲン→フェロー諸島[スカンジナビア航空]
７日目：午後、トースハウンへ。着後市内散策。
８日目：終日、フェロー諸島散策。
https://4travel.jp/travelogue/11610061
　　　　夜、フェロー諸島→コペンハーゲン　[ｱﾄﾗﾝﾃｨｯｸ･ｴｱｳｪｲｽﾞ]
９日目：朝、コペンハーゲン→ドーハ　　[カタール航空]
　　　　夕方、ドーハ市内散策。
https://4travel.jp/travelogue/11610173
10日目：深夜、ドーハ→成田　　[カタール航空]

エリア ウラジオストック(ロシア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: オーロラ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

成田よりオーロラ航空を利用して、
https://4travel.jp/travelogue/11602881
ウラジオストク国際空港に到着です。

ビザも取得していたのでさくさくっと入国手続きをすませ、

初めてのウラジオストク、初めてのウラジオストク空港です。

ロシア出国はモスクワからなので、いろいろ見学しておきます。

ロシアといえばマトリョーシカですね。

市内へは鉄道を利用します。空港ビルと駅の連絡通路を進み、

チケットを購入します。250ルーブル（400円）。

空港鉄道（アエロエクスプレス）は5往復しかありませんが、一応乗り鉄でもあるのでタイミングよく乗車することができ嬉しいです。

やってきました。

車両テツではないのでよくはわかりませんが、

なかなか重厚な感じがします。

レール幅が広いのか横に6列シートです。

17:40に出発し、

しばらく走ると右手には湾が見えます。

水が冷たそうですがビーチに佇む人たちが見えます。

いくつかに駅に停車し、

街並みが見えてくると、

ウラジオストク駅に到着です。

約50分の道程でした。

シベリア鉄道のモスクワ側から見ると終着点となる駅です。

古代ロシアの宮殿を模した駅舎など様々な見どころがあるのですが、

すでに18時半をまわっているので、

予約していたホステルに向かいます。

VladStar INN（ウラドスター イン）。Booking.comで予約しました。1泊1,944ルーブル（3,150円）。

こちらが共用スペースです。

こじんまりとしながらもキレイで落ち着けました。

旅装を解いて街に出ます。

スーパーマーケットで食料を購入します。

様々なマトリョーシカもいます。

夕食と翌日の朝食です。

翌朝となりました。

お昼前にチェックアウトし街歩きを開始します。

日本から最も近いヨーロッパなどと言われますが、

だだっ広い広場やストリートはやはりロシアのそれです。

中央広場というそうです。

中国人向けの土産店でしょうか。

昨日からですが、全体的に中国人旅行者が多いようです。

東へぽくぽく歩いてゆくと、

公園の中に建つのがニコライ2世凱旋門です。

そばにはアンドレイ教会が。

意外とコンパクトなロシア正教会です。

海岸に出てみました。

C56潜水艦です。

ロシアではCはエスと読むそうです。

周辺はメモリアル公園のような装いです。

武器なども展示されており、ウラジオストクが軍港だということを教えてくれる場所です。

再び東へ歩いてゆきます。

バーガーキングのそばを通り、

黄金橋をくぐり、

左折すると、

ケーブルカーの駅です。

直接ホームに出て、

乗車するとすぐに出発。

中間点でもうひとつの車両とすれ違い、

駅につきました。

坂を上ってゆくと、

展望台に着きました。

鷹巣展望台です。

黄金橋とウラジオストクの街並みが一望できます。

景色を見ながらしばらく佇んでいましたが、

危険ですので手すりに座ってはいけません。

再びケーブルカーに乗車し、

来た道を戻ります。

運賃は14ルーブル（22円）でした。

お腹が空いたのでスーパーのイートインで軽い食事をとり、

噴水のある通りに出ました。

アドミラーラ・フォーキナ通りです。

歩行者天国で別名噴水通りともいいます。そのまんまですが。

通りには日本製商品のお店もあります。

海岸沿いの公園にやってきました。

市民や観光客が思い思いに佇んでいました。

日が陰ると少々肌寒い感じがします。

そろそろ時間となり、

最後にもう一度中央広場に立ち寄ります。

そしてウラジオストク駅へ。

でっかいクルーズ船が碇泊しています。

人口60万人のウラジオストクですが、

楽しい街歩きでした。

クルーズ船と列車の共演がシブいです。

駅舎を遠目に見てから、

中に入ります。

大勢の乗客が列車を待っています。

ウラジオストクからハバロフスクまでの短い区間ですが、初のシベリア鉄道に乗車できるとあってわくわくします。

ハバロフスク行きの列車もたくさん走っているのですが、ここは列車番号001のモスクワ行き「ロシア号」に乗車したいと思います。

すでに列車はホームに入線していました。

駅ホームにもいろいろ見どころがあって、

引退となったSLが展示され、

その奥には標識のようなものが建っています。

ロシア連邦の国章をあしらったキロポストです。

9288と書かれた数字はモスクワまでの距離。遠く果てしないです。

思えば高校の地理の授業で先生が聞かせてくれた「シベリア鉄道」の話に魅せられ、

その影響から変態的な旅マニアとなってしまいました。

チケットは事前にWEBで購入しておきました。3等寝台で1,772ルーブル（2,870円）でした。

乗車時刻となりました。

続々と乗客が乗り込みます。

荷物は座席の下に入れます。

自分の席につき、

しばらくすると、

19:10出発です。

シーツは係員がいて敷いてくれるのですが、

せっかちな人は自分でベッドメイキングします。

この後はハバロフスクの様子をご紹介します。
https://4travel.jp/travelogue/11606860

この旅行記へのコメント （2）

• olive kenjiさん 2020/03/04 15:07:46

  ウラジオストク発モスクワ行き列車

  たぬき２号さん こんにちは
  
  変わったコースで欧州へ行かれていたのですね。
  ハバロスクへの列車移動を大変興味深く読まさせて頂きました。
  私は約４５年程前に、ハバロスクからシベリア鉄道でイルクーツクかな？経由、飛行機でモスクワへ行ったことがあります。（横浜ーヘルシンキ当時片道13万円）
  ですから懐かしくて見入ってしまいました。
  椅子の下が荷物置き場なんて当時と同じですね。フインランド入る直前に検閲のロシア兵士が、その椅子を開けて調べていた事を思い出します。
  
  ウラジオストク発モスクワ行きにお乗りになったそうですが、このままモスクワまで走って行ってくれるのですか。当時のような食堂車も付いているのでしょうか。
  今だったら運賃はお幾らなんでしょうか。また切符は日本で購入出来るのですか。
  別の特別寝台直行列車ってのもあるのでしょうか。
  もし分かる範囲でよろしければ教えて欲しと思います。
  
  スバールバル諸島の旅行記を、楽しみに待っています。
  また、出発前のオフ会って大勢で楽しそうですね。羨ましい限りです。
  　　　　　　　　　　　　　
  　　　　　　　　　　　　　　olive　kenji
  
  
  
  

  たぬき２号さん からの返信 2020/03/04 22:14:46

  RE: ウラジオストク発モスクワ行き列車

  olive　kenjiさん、こんばんは。
  
  ご無沙汰してます。
  
  シベリア鉄道は下記サイトを参考にして予約しました。
  https://dangan-traveler.com/howtoreservation-russiarailway/
  車両も1〜3等を選べますし食堂車もあったと思います。
  運賃検索もできますので、いろいろご覧いただくといいかと思います。
  
  たぶんそのあたりは昔のままなのかもしれません。
  古い旅行記を見ると、こわーいおばさま車掌のエピソードが記されていますが、
  今はかなりフレンドリーになっているんではないかと。
  おばさまに代わりはないですが(笑)
  
  それでは。また。
  
  たぬき2号
  
  
  
  
  
  > たぬき２号さん こんにちは
  >
  > 変わったコースで欧州へ行かれていたのですね。
  > ハバロスクへの列車移動を大変興味深く読まさせて頂きました。
  > 私は約４５年程前に、ハバロスクからシベリア鉄道でイルクーツクかな？経由、飛行機でモスクワへ行ったことがあります。（横浜ーヘルシンキ当時片道13万円）
  > ですから懐かしくて見入ってしまいました。
  > 椅子の下が荷物置き場なんて当時と同じですね。フインランド入る直前に検閲のロシア兵士が、その椅子を開けて調べていた事を思い出します。
  >
  > ウラジオストク発モスクワ行きにお乗りになったそうですが、このままモスクワまで走って行ってくれるのですか。当時のような食堂車も付いているのでしょうか。
  > 今だったら運賃はお幾らなんでしょうか。また切符は日本で購入出来るのですか。
  > 別の特別寝台直行列車ってのもあるのでしょうか。
  > もし分かる範囲でよろしければ教えて欲しと思います。
  >
  > スバールバル諸島の旅行記を、楽しみに待っています。
  > また、出発前のオフ会って大勢で楽しそうですね。羨ましい限りです。
  > 　　　　　　　　　　　　　
  > 　　　　　　　　　　　　　　olive　kenji
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