鶴岡八幡宮ぼんぼり祭

2019/08/07 - 2019/08/07

5年ぶりに鶴岡八幡宮のぼんぼり祭（81回目）に行ってきました。
立秋の前日から8月9日まで、鎌倉近在の名士たちによって揮毫された書画が雪洞に仕立てられ、境内に飾られます。
1938年（昭和13年）に祭りが始まった当時は、鎌倉在住の文士たちを中心に揮毫された書画は150点ほどだったそうですが、近年は400点ほどの書画が奉納されているそうです。
日没と同時に雪洞に灯が入れられるのですが、早めに退散した為、幻想的な雰囲気を味わうことはできませんでした。

ぼんぼり祭の期間中には、
7日の夏越祭（なごしさい）、8日の立秋祭（りっしゅうさい）、9日の実朝祭（さねともさい）の三つの祭典が行われるほか、奉納の音楽会・俳句会・短歌会・茶会・華会などが開催されます。

ぼんぼりに灯が入った様子は、5年前のぼんぼり祭をご覧ください。
https://4travel.jp/travelogue/10916149

エリア 鎌倉(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.0

鶴岡八幡宮　三の鳥居　15:35頃

猛暑が続く中、短時間ですがぼんぼり祭に出掛けました。

鶴岡八幡宮 寺・神社・教会

鶴岡八幡宮　参道に並ぶぼんぼり

暑さのためか、人が少ない気もします。
ぼんぼりの作品を見ながら進みます。

飾られているぼんぼりは一通り見て回りましたが、
400点ほどの作品がありるため、絵を中心に紹介します。

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）宮崎緑（ジャーナリスト、国際政治学者）「亥」
（右）酒井太郎「鎌倉バリアフリービーチ」
　最近テレビでも紹介されていましたが、七里ガ浜海岸では車椅子で波打ち際まで行けるようにしていて、障害のある人でもマリンスポーツが楽しめるようになっているそうです。

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）西岡文彦（版画家）
（右）豊田知加子（日本画家）

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）足立征一（日本画家）
（右）雨谷麻世（声楽家）

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）加瀬英明（外交評論家？）
（右）イシワタコウ

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）續素美代（女性登山家、冒険家）
（右）片岡華陽（日本画家）

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）白井貴子（シンガーソングライター）
（右）ふくい舞（シンガーソングライター）

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）中嶌虎威（日本画家）
（右）柳沼知恵子（画家）

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）清水有生（脚本家）
（右）内藤範子（画家）

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

河嶋淳司（日本画家）
日の丸ではなく、今年の干支「亥」のようです。

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）宮本ナル（日本刀を使った切り絵の刀絵作家のようです）
（右）蛭子能収（漫画家）

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）北村さゆり（画家）
（右）イシワタコウ

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）横山ふさ子（画家、漫画家横山隆一の三女だそうです）
（右）室端正一

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）小林千枝
（右）坂井恒之

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）川江美奈子
（右）朝倉隆文

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）miwa（歌手）
（右）大城章二

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）山本和子
（右）高橋ナツコ

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）富樫一水（手描き友禅作家）
（右）中尾誠

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）一龍斎春水（女性声優、ナレーター、講談師）
（右）前島秀章（彫刻家）

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）松村節子
（右）大竹正芳

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）間宮敏子
（右）佐伯英里子

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）阿見みどり（野の花画家）「令和」万葉集梅花の歌
（右）沢木順（俳優）

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）安野百葉子（漫画家）
（右）浅田弘幸（漫画家）

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）小笠原清忠
（右）庵野秀明（アニメーター、映画監督）EVANGELION

鶴岡八幡宮　鎌倉文華館鶴岡ミュージアム

特別展「雪洞 ぼんぼり祭の誕生」開催中（8月1日(木)～25日(日)）。
ぼんぼり祭の誕生から近年に至るまでの歴史を紹介しています。

鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム 美術館・博物館

鶴岡八幡宮　鎌倉文華館鶴岡ミュージアム

2019年6月8日にグランドオープン、八幡宮の所蔵品などを中心に展示を行う。
建物は、建築家ル・コルビュジエの愛弟子、坂倉準三氏による設計。

鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム 美術館・博物館

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）川上伯堂
（右）山田宏子

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）福井良宏
（右）狩野紘信

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）榊原尚子
（右）安藤尚子

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）辻口博啓（パティシエ）
（右）しりあがり寿（漫画家）

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）水木一郎（歌手、アニソン帝王）
（右）折原みと（少女漫画家、恋愛小説家）

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）二階堂正宏
（右）傳益瑶

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）桝田靖夫
（右）清水悦男

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）山本富士子（女優）、あの山本富士子さんのようです。
（右）わたせせいぞう（漫画家）「待ち人来る」

鶴岡八幡宮　茅の輪くぐり

参道に設けられた茅の輪
潜り方の解説を見て左・右・左と潜ります。
「何をやっているのだろう？」といった目で遠巻きに眺める外国人も見かけました。

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）駐日イギリス大使夫人　サラ・マデン
（右）駐カタール大使　北爪由紀夫

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

駐日イタリア大使夫人　マテルダ・スタラーチェ

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）ワダエミ（衣装デザイナー）
（右）宇佐美恵子（モデル）

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）中村獅童（歌舞伎役者）
（右）中村嘉葎雄（歌舞伎役者）

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）筒香嘉智（横浜DeNAベイスターズ野球選手）
（右）アレックスラミレス（横浜DeNAベイスターズ監督）

横浜ベイスターズ、今年は優勝も期待できそうですね。

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）竹中直人（俳優）、自画像でしょうか。
（右）湯山俊久（画家）

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）ささめやゆき（版画家、イラストレーター）
（右）星野知子（女優）

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）角野栄子（童話作家）「魔女の宅急便」の作者
（右）服部公一（作曲家）

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

浴衣姿の人も多く見かけました。

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

小島昇

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

滑川公一（版画家）
細かくてよく分かりませんが、拡大すると動物の顔で埋め尽くされています。

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）松浦安弘
（右）磯村正

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

坂井教人（友禅染織作家）
よく見ると、金魚を狙うネコが見えます。

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）奥西賀男
（右）久保田陽彦

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

大石段の下には人だまりが。
暑くて休んでいるのか？17時から始まる音楽隊の演奏を待っているのか？
大石段横にあった大銀杏が倒れたのは平成22年、9年が経ちヒコバエも大きくなってきました。

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）内藤忠行
（右）山井イク夫

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）佐藤隆良
（右）青山亘幹

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）黒岩祐治（ラグビーワールドカップも近づきましたね）
（右）鈴木英人（イラストレーター）

鶴岡八幡宮　大石段の左側に飾られたぼんぼり

（左）村田林蔵「江の島と富士」
（右）佐藤平八

こうしてみると富士山の絵が多いですね。

鶴岡八幡宮　大石段の左側に飾られたぼんぼり

（左）狹川普文
（右）藤田時彦

鶴岡八幡宮　大石段の左側に飾られたぼんぼり

（左）小杉小二郎
（右）石踊紘一

鶴岡八幡宮　大石段の左側に飾られたぼんぼり

中村吉右衛門（歌舞伎役者）

鶴岡八幡宮　本宮（上宮）

この前にもぼんぼりが飾られています。

鶴岡八幡宮　本宮前に飾られたぼんぼり祭

（左）奥谷博
（右）鈴木竹柏

鶴岡八幡宮　本宮（上宮）前に並ぶぼんぼり

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）養老孟司（医学博士）
（右）三塩清己（画家）

鶴岡八幡宮　大石段の右側に飾られたぼんぼり

（左）平松礼二（日本画家）
（右）伊藤髟耳（いとうほうじ：日本画家）

鶴岡八幡宮　大石段の右側に飾られたぼんぼり

（左）関出（せきいずる：元東京芸大教授）
（右）佐藤泰正

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

大石段の上から見下ろす舞殿
音楽隊のリハーサルが始まっています。

鶴岡八幡宮　大石段の右側に飾られたぼんぼり

（左）池田充男
（右）大竹五洋

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）宮田記朱
（右）中村鳳男

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）榎本孝明（俳優）
（右）繁田久美（日本画家）

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）白井洋子
（右）水越由喜

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭

（左）瀧川虹風
（右）齊藤さゆり

鶴岡八幡宮　白旗神社前に飾られたぼんぼり

鶴岡八幡宮　白旗神社前の参道に並ぶぼんぼり

数が多いので、ぼんぼり作品の紹介は省略します。

鶴岡八幡宮　馬場にならぶぼんぼり

鶴岡八幡宮　ぼんぼり祭　大石段前で開かれる「吹奏楽の夕」

海上自衛隊横須賀音楽隊による演奏が始まりました。17:00～18:00
この後、ぼんぼりに灯が入るまで1時間以上あるので、ちょっと待っている元気もなくて諦めて退散することにしました。

鶴岡八幡宮 寺・神社・教会

鶴岡八幡宮　参道に並ぶぼんぼり

ぼんぼり祭は、雪洞に灯が入る時間に合わせて出掛けてくる人が多いようです。
（当然ですよね）
私は、早々と退散しましたが、帰宅後、テレビのニュースでぼんぼりに灯が入った様子を見せてもらいました。

（おしまい）