〈海南航空往復直行便利用〉"中国のグランドサークル" を巡る！陝西省４絶景 ５日間 その４日目

2019/07/16 - 2019/07/16

早くも観光最終日です。
今日はアンテロープキャニオンそっくりと言われる甘泉雨岔大峡谷を訪れます。景区内には牡丹溝、龍巴溝、樺樹溝と3つの景区が在りますが、1つは途中の道が土砂崩れによる通行止めで、徒歩で9キロ歩かないとたどり着けないとの事で、もう1つのは雨が多かった為に水没状態だそうで、朝の状況以上に激しく雨が降り出したら、残された1つもヤバいとの説明を現地へ向かうバス車内で聞かされました。
PHOにとってこのツアーは此処がメインなので、1つも見られなかったら泣くに泣けません★
5月から水量が増えて滝の裏側への通路が閉鎖されていた壺口の龍洞にしても、出発前に判っていた事は知らせといて欲しかったですね。出発の約1週間前に送られて来た最終行程表には○○の場合、代替え観光となると書かれてはいましたが、既に決定していたなら、変に期待を持たせない方が良心的だと思いますが…。

で、中国版アンテロープキャニオンはどうだったか、って？
ワクワクで歩けましたよ。写真はい～っぱい撮りましたが、此処ではホンの一部だけ紹介しますｗ

エリア 中国

蒸洋芋擦擦、昨日は無かったメニューです

雨が降ったり止んだりの天気です。見られたとしても3つのうちの1つだけのせいか、券売所にお客さん居ません

通常は8時から周遊観光が始まるところ、10時30分からとの発表は天気のせいでしょう。しかも樺樹溝のみ。まぁ、メインは樺樹溝だそうなので良しとするしかないですね

牡丹溝、龍巴溝には行かれません。てか、此処から遠過ぎでしょ★18キロって東海道線で東京～川崎ですよ。混雑時にマイクロバスのピストン輸送って、どれだけ時間かかるのかと思ったらゾッとしませんか？

またもマイクロバスは運転手の横の先頭部に座りました。
何故今頃工事中？

山を上って行きましたが、ところどころ舗装済み。ですが赤土むき出し

どちらかと言うと地味な渓谷へと徒歩で下ります。傘は持ってますが、ささずに済みそうです

入口からいきなりこんな感じ☆
個人で来てる中国人の方が数名同時に入りましたが、他にお客さんは見当たりません。そもそもマイクロバスはウチらとすぐ前に出た1台のみで、長い列が屋根の下に並べるように造られた真新しい乗り場が空しいばかりでした

この曲線美♪
アンテロープキャニオンは茶色1色の乾いた世界でしたが、此処は苔や木々の緑のツートーンカラー

狭い所が多いです。足元に細い水の流れが在り、石もゴロゴロしていて歩き難いです(男物の長靴だし)。
ガイドの王さんが｢ゆっくり自分のペースで歩いて構いませんよ、1時間くらいかけても良いです｣ と言ってくれたので、お言葉に甘えて最後尾になっても焦る事無く写真を撮りつつ進みました

猫に木天蓼、PHOに岩の景色

似たような削れ方をした岩が続くところも

水が踊るように流れていく様が想像出来ますね

通路も写し込んでみました

割れ目は柱状節理？

人と岩との大きさ、イメージ通りでしたか？

此処へ足を運ぶ前に日本で写真を見ていた時は、正直なところ「苔が生えてるなんて何だかなぁ」と思っていたのです。が、実際に歩いてみると、緑とのコラボも悪くないと思えました

雨岔大峡谷満喫中

まだこの先も似たような景色が続きますので、飽きたらスルーしてくださいね

行き止まりのように見える所も

太陽の塔の一部、と思いました

雨岔大峡谷満喫中

自分のペースで歩いては居ますが、岩の名前を考えるほどの余裕は有りません

雨岔大峡谷満喫中

雨岔大峡谷満喫中

雨岔大峡谷満喫中

挟まれそうで迷路の中にいる感じ

雨岔大峡谷満喫中

岩が黒っぽいと、また雰囲気が変わります

これもウェーブじゃん♪

此処どうやって先へ進むの？
上ります

そうすると、真ん中やや下の小さい穴見えますか？其処へ出て来るのです

出口の外と言うか、もう此処で終わりです。アンテロープキャニオンと違って、一方通行なので、名残惜しくも戻れません

出口上のテントでは皆がPHOを待ってたようで、蒸かし芋やトウモロコシを食べてる方も。だもんで即出発。お待たせしてスミマセン(それでも40分ちょっとで歩き通して来たのですよ)。
こんな道、また帰るのです

やっぱり帰りもあちこち工事中

景区内はこのバスで

ツアーのバスはこちら

羽園客桟。
宿泊施設ですが、此処でお昼です。外(一応敷地内ですが)に面したドアを開けるといきなりベッドが見えて、奥にトイレが在りました。そのトイレを使わせてもらえました

長靴に履き替えたって口コミを見ては居ましたが、到着後にもそんな気配は無かったので、バスに置いておいたトレッキングシューズに履き替えました(サンダルで過ごしてましたから)。
駐車場から、マイクロバスに乗り換える場所に在るトイレに行った後で、また乗って来たバスに戻るように言われ、積んであった長靴が配られました。PHOはトレッキングシューズでしたから、実際はそれで十分だったのですが、中の様子が判らなかったので、念の為の履き替えでした。でも洗って返すのはちと面倒(;^_^A

だってねぇ、予想通り皆さん丁寧に手洗い。PHOはザックリ泥を落とせば良い程度に思っていたら、靴底の溝に入った泥まで手で掻き出して…。この辺りの几帳面さが日本人だなと思ったりもしました。あまりに時間がかかって、なかなか食事にならないので、ガイドの王さんが、其処までせずともって(笑)

殺虫剤のフレーバー(？)に味って文字が使われてるのはかなり違和感、無味無臭の無味なのでしょうが

メニュー。
一品料理もかなり安いです。何が食べられるかな♪

いきなり饅頭、しかもご飯も来ました

中が洋芋擦擦、右が酸菜細粉炒肉、左が豆角炒肉(ガイドの王さんに書いてもらったメニュー一覧が旅行記作成にと～っても役立ってます)

紫菜蛋花湯。
海苔のスープ。昔々、PHOが初めてロサンゼルスに行った時に自力で現地予約したクラークホテルの1階にチャイニーズレストランが在って、其処で初めて海苔のスープを食べました。海苔をスープにするなんて、40年近く前には考えも及ばなかった事ですが、美味しかった記憶は残ってます

家常豆腐。
どう考えてもこれしか選択肢は無いようです。トマトって名前が付いてるであろうとずっと思ってたのに、豆腐優先の命名でした。日本で食べてた家常豆腐とはイメージ全く違います

陝北油 食偏に莫 食偏に莫。
陝西省北部の名物らしく、前の日のお昼にも出て来ました。モチモチの版フレンチトーストって感じ、いや餅だから違うか。見た目は冴えませんが、モチモチ食感が好きなPHOは、また食べたいと思いました。

余談ですが、陝西省は南北方向に長く(約880km)、東西方向には狭い(160km～490km)、細長い形をした省です。北部の高原地帯と南部の秦嶺山脈によって、「陝北」地域(北部)、「関中」地域(中部)、「陝南」地域(南部)の、3つの地域に分けられます。
で、此処は陝北。その北部はオルドス砂漠、南部は黄土高原です

このツアー、お土産店的な所へ全く立ち寄らないし、観光地でもお土産売り場は全て素通りで、夜の空き時間にスーパーへ行くか、移動途中のサービスエリア的売店くらいしか買い物するチャンスが有りませんでした。
で、観光を終えて、西安に向かうバスの中で、ガイドさんによるお土産の販売が有りました。箱入りのお菓子類、1箱どれでも千円で、5箱買うともう1箱貰えるってパターンでした。
いやいや5千円もお土産に費やすお金は有りません。300円程度のお菓子で会社はお茶を濁そうと思ってるし、他に買ってく先も無いのです。
この為に何処の店にも寄らなかったのかなぁと思っちゃいましたね、PHOが欲しかったのはお菓子だけじゃなかったですし…

トイレ休憩はサービスエリアと呼べる場所

売店はかなり大きく、時間をかけて見たいところです。何しろこの後は空港直結のホテルへ向かってしまう為、買い物するとしたら、此処しか在りません

3種類ほどお菓子を買い、バスの中で飲むモカ珈琲もゲット。程良いチョコ風味で最近の中国のドリンク事情のバラエティーさを実感しました。地下鉄の駅に自販機も在るし、何と言っても冷たいのに甘くないお茶が売られるようになりましたから

またも火力発電所、多いですねぇ

ビジネス街じゃなく、住居なところが中国です

建設中なのか？むしろ廃墟と呼びたいような空っぽなビル群。
そしてホテルへ