2019/06/20 - 2019/06/23
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nekochanさん
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2019年6月のアルザスの旅行。アルザスの中でもドイツに近いLa Petite Pierre に泊まり、アルザスの北のほうを見て回ることにしました。
2日目は、ヴァンジャン・シュル・モデールという村にあるラリックミュージアムそこからリヒテンベーグ城、小さな町Bouxwiller ブクスヴィレールに行きました。
ブクスヴィレールは人口4062人。古い木組みの家がたくさん残っているとてもかわいい町でした。小さいところなので町の見どころは歩いてまわれます。
この旅行記は、2日目後半のブクスヴィレールの街歩きです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ブクスヴィレールの町に着いたのは既に午後4時近く。
町中に通行止めなどがあったので、車を停めようと思っていた駐車場には行けません。
とりあえずスペースを見つけたので、そこに車を停めて街歩き開始です。
ここは元シナゴーグで(1842年)、今はMusee Judeo- Alsacien アルザスユダヤミュージアムになっています。中をのぞいて見ましたが、係りの人はどこかで掃除機をかけていて聞こえないらしく、誰も来ませんでした。
中を見る予定はなかったのですけどね。
ガイドブックによると中には14世紀から20世紀にかけてのアルザスでのユダヤ人の生活を展示してあるそうです。 -
ここで、デジカメの電池切れ。
スマホで写真を撮ることにしました。
この町の近郊には18世紀にローマ時代の浴場跡が見つかっていたそうです。
(18世紀に見つかったローマ時代の遺跡だとおそらく残ってないですね。)
歴史に名前が出てくるのは、724年が最初だそうです。
14世紀の初めにはリヒテンベーク公の領地の中心地でした。
このすぐ前に行ったお城ですね。 -
ここは大通り、Grand 'rue グラン・リュです。
-
ここはRue du Canal リュー・ド・カナル。
この通りにもたくさん古いかわいい家があるようです。
この建物の3階にある張り出し窓がかわいいです。もともと1558年に建てられたものが何度も改装されたそうです。 -
この張り出し窓は、すごく凝っています。
-
小路の間から見えているのはEglise protestante (1614)。
中にSilbermannというオルガン製作者の作の1778年のオルガンがあるそうです。
その手前右側にある建物はMason Siegler といって、1670年に肉屋さんのHans Jacob Sieglerさんが建てたものです。 -
この張り出し窓が目立つ建物はMaison du receveur ecclesiastique。 教会税を集金する人の建物だったらしいです。住所は、rue du canal 18。
1598年の日付があるそうです。ルネッサンススタイル。 -
その斜め向かいに建っている木組みの家。
1階部分は通り抜けできるようになっています。 -
ひょっとして1576年の建物?
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この道がおもしろそうなので行ってみます。
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これは城壁のようです。上がってみます。
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この旧城壁は少し歩いていけるようでしたが、地図を持っていないので戻ることにしました。
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ツーリストインフォメーションのあるMusee du Pays de Hanauに来ました。
この建物は16世紀に穀物市場として使われていたものです。
こちら側はおしりの部分。
この博物館にはこの地方の昔の家具や日々の生活の品などが展示されているそうです。
ツーリストインフォメーションに行って地図をもらおうとしたら、インフォのお姉さんはきのうラ・プティ・ピエールのインフォにいた人でした。来年の東京オリンピックに行きたいといっていた人です。
そういえば、近郊の見所を聞いたときにこの町を勧めてくれて、自分もあすインフォに行くって言っていました。そういう意味だったのか!
この日、21日はこの町でミュージックフェスティバルがあって盛り上がるそうです。 -
かわいい手書き風のポスター。
ドイツっぽい書体ですが、書いてあるのはフランス語。
ここはアルザスです。 -
インフォのお姉さんに教えてもらったおもしろい家を探しに行きます。
-
rue des Seigneurs を進みます。
あった。曲がった家。 -
途中が膨らんで曲がってます。
この建物は後ろの建物にくっついてます。
後ろの建物の窓は半分しか開けられないようです。 -
中に入ってみた~い。部屋はどうなってるんだろう。
きれいに飾り付けして壁もきれいにしてあります。 -
反対側の家もかわいい。
-
修理中の木組みの家。
中はこういう風になっているのね。
いや、これはただ適当に木を打ちつけているだけなのかな。 -
Place du Marche aux Grains
ここはドイツ帝国時代Kornplatz と呼ばれていたところで、穀物市場がありました。フランスに帰属することになったとき一時Clemenceau という名前になりましたが、昔をしのんでPlace du Marche aux Grains という名前に決めたそうです。
前に見えている建物は1636年に建てられたもので、2階は穀物の倉庫として使われていたそうです。 -
ここもこの日のミュージックフェスティバルの会場です。
準備が進められています。
わたしたちは夕食はホテルなので残念ながら帰らないといけませんけど。 -
ここもかわいい家です。そしてきれいに飾り付けしています。
この町、本当に清潔できれいです。 -
1階部分が通り抜けになっているところがけっこうあります。
左側に見える建物は少し荒れています。
見つけたサイト。この町にはこんなにたくさん歴史的モニュメントがあります。最初に見ておけばよかった。
https://de.wikipedia.org/wiki/Liste_der_Monuments_historiques_in_Bouxwiller_(Bas-Rhin)
ちなみにブクスヴィレールのウィキペディアの日本語版もありました。
日本語版には失業率が他より高いという記述があります。 -
だいたい5時半にホテルに帰ってきました。
わたしはプールに行ってジャグジーを楽しみます。夫はまた外でビール。
7時半にホテルのレストランに来ました。
アミューズはきゅうりのヴィシソワーズ。夏らしいさっぱりとした味です。 -
わたしの前菜。
Nougat de volaille aux champignons de nos sous bois, coulis a l'ail des ours
長いです。
家禽のテリーヌ、ギョウジャニンニクのクーリ。
こういうものはこういう機会がないと食べないです。 -
夫の前菜。
Terrine de harengs, brunoise de celeri branche et pomme verte et sa farigoulette
これも長いです。
鰊のテリーヌ。みじん切りのセロリと青りんごにヴィレグレットソース。
brunoiseってみじん切りの大きめの切り方みたいですね。
フランス語って料理に関する単語が多いんだぁ。 -
わたしのメイン。
Maigre roti sur sa peau, acini di pepe facon Risotto verde aux asperges vertes
皮付きのmaigreの焼いたもの。グリーンアスパラガスの緑のリゾット風パスタ。
これを注文するときは何なのかずいぶん聞きました。
maigre, acini de pepeがわからず、ドイツ語のメニューでもKoenigsfisch,acini de pepeとなっていてわかりません。
でも、大変おいしかったです。 -
夫のメイン。
Civet de gibiers aux petis legumes et ses spaetzles maison
ジビエの煮込み特製シュペッツレ添え。
鹿の肉がとても柔らかくておいしかったそうです。 -
わたしのデザート。
Profiteroles maison et sa glace a la vanille artisanale de la ferme du Limon
バニラアイス入りのシュークリームにチョコがかかっています。
おいしい。フランスのデザート。 -
夫のデザート。
Cheesecake a la mangue et fruite de la passion, sa glace au yaourt
マンゴーとパッションフルーツのチーズケーキ、ヨーグルトアイス。
2日目はこれで終わりです。
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- gratiaさん 2019/08/21 16:33:56
- こんにちは(о´∀`о)
- ブクスヴィレール...とっても素敵な街ですねぇ☆
私のイメージしてるアルザスな感じです(笑)
ここもフランスの美しい村とかに選ばれてるんでしょうかね?
街歩きが楽しそうです。
そして、お食事も、とっても美味しそう( ☆∀☆)
でもドイツ語もフランス語も、できない私...お料理、選べるかな(汗)
いちかばちか状態になるのがオチですね(;´∀`)(笑)
- nekochanさん からの返信 2019/08/22 04:07:45
- Re: こんにちは(о´∀`о)
- こんにちは gratia さん
メッセージありがとうございます。
この町、本当にすごくきれいなところでした。
どうして有名じゃないのか不思議なくらいです。
美しい村には選ばれてないんですよ。
人口が多すぎるとか?4000人ですけど。
Hunsbachっていうところがここからも割と近いところにあってアルザスでは美しい村に選ばれてるんですけど、きれいなだけで30分もいられませんでした。
イースターの休みのときで、何も開いてなくてっていうのもあったとは思うんですけどね。
またいつかここに行ってツーリストインフォメーションのお姉さんに東京の話を聞いてみたいところです。
料理は大丈夫ですよ。適当でも全部おいしいですから。
魚か肉かの確認だけは必ず抑えるポイントですね。
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