2019/06/20 - 2019/06/23
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nekochanさん
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2019年6月のアルザスの旅行。アルザスの中でもドイツに近いLa Petite Pierre に泊まり、アルザスの北のほうを見て回ることにしました。
2日目は、Wingen-sur-Moder ヴァンジャン・シュル・モデールという村にあるMusee Lalique ラリックミュージアム、そこからChateau de Lichtenberg リヒテンベーグ城、小さな町Bouxwiller ブクスヴィレールに行きました。Wingen- sur- Moder は人口1629人の村、 Lichitenbergは559人です。
この旅行記は、その前半、ラリックミュージアムとリヒテンベーグ城を訪ねたもので、写真はラリックミュージアムの中庭です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
6月21日(金)
朝方、ホテルで飼っている犬が吠えて目を覚ましてしまいました。動物が多いホテルにはこんなこともあります。
朝食のパンが、ドイツの丸いパンBroetchenのようで、でもフランスのバゲットの味というおもしろいものでした。バゲットでこういう小さいのあったかなあ。
アルザスの民族衣装のカップがかわいい。
スーパーでこの模様の卵たてを見つけて買いました。 -
La Petit Pierre のツーリストインフォメーションにもう一度行って、去年もらったアルザスシャトー巡りパスにスタンプをもらおうと思って行ったら、もうやってませんって言われてしまいました。
がーん。集めて記念品のメダルをもらおうと思ったのに。
でも、こういうのって1年きりとかが多いからなあ。
気を取り直して、ヴァンジャン・シュル・モデールの Musee Lalique に来ました。
このミュージアムには19世紀終わりから現代までのラリックの展示があります。アールヌーヴォーの宝飾品、現代のクリスタルデザイン、アールデコのガラス製品など650の品が展示されています。2011年7月1日にオープンしました。
ホテルからだいたい12キロ12分です。
この場所は車じゃないと来るのがなかなか難しいところです。村に電車の駅はありますが。
ちなみにこの村にはVilla Rene Laliqueというスイートルーム6室のホテルがあって、そのレストランはミシュランの2つ星を獲得しているそうです。(・・・行ってません) -
たまたま特別展の L' invention du parfum moderne というのがあったので、それと常設展の通しのチケットを買いました。一人9ユーロ。常設展だけだと6ユーロです。
ここで、Hanau La Petite Pierre Pass の説明をされたのですが、すぐ理解できずいりませんといいましたが、もらっておくべきでした。美術館、博物館のスタンプをもらって3つで入場料が半額、5つ集めると次が入場無料というものです。(これも今年限りかも?)
これは、香水の系統を木の枝別れで表現したもの。下に見本があって実際ににおいを嗅げます。こういうの楽しい。 -
わたしは香水のミニチュア、フラコンを集めているので、この特別展は調べてなかったのですが、見られてとてもラッキーでした。
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かなり昔の香水瓶。変わったデザインがあります。
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この瓶は乳白色の味のある古い瓶というかんじ。美しいです。
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ミュシャのLance Parfum Rodo のポスターが飾りに使われていました。
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Rene Lalique の Flacon a senteurs Sirenes, Noyau pour un flacon a parfum, Boite a poudre Trois Poissons という作品。
緑色の瓶がとてもきれいです。1902年から5年にかけての作品。 -
ほとんど人がいません。
落ち着いた雰囲気で、ゆっくり見て回れます。 -
香水瓶をピラミッド型に展示しています。
Roger & Galletのものがあって、このメーカーは1862年から化粧品業を営んでいたそうです。 -
ここは現代の香水のコーナー。
おなじみのものです。
左端にKenzo の Flowerが見えます。 -
特別展を見終わったので、常設展に行きます。
窓の外に見えているのはカフェ、Cafe Crista'Lion。
この小さな村にラリックのミュージアムがあるのは、ラリックのクリスタルの作業場があるからです。 -
ゴブレット。
コガネムシの柄です。 -
さっきの特別展にもあった香水瓶とおしろいの箱コーナー。
Flacons et boite a poudre 。 -
香水瓶とおしろいの箱。
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時代が古いもの。
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ルネ・ラリックのEscargot 巻貝という作品。
柔らかい光があたってとてもきれいです。 -
これは同じくPoissons という作品。
魚の模様です。繊細。 -
Carafe et verre Nippon ニッポンという名前があったカラフェとグラス。1930年のものです。
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中庭。ラベンダーなどがありました。
この写真をとるのに近寄ったら、控えめなアラームがなりました。
どうして?
ひょっとしてFontaine という作品に近づきすぎたせいかも。 -
ラリックのクリスタルのコーナー。
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中庭。
今回はアラーム無し。
このあとクリスタル製造過程(手作業)のフィルムを見ました。
このフィルムはおもしろかったです。この手のものってそんなに真剣に見ないんですけどね。
出口を出たところからミュージアムの庭に行けて、そこは季節の花で大変美しいらしいですが、行きませんでした。 -
次はLichtenbergです。 ウィンジャン・シュル・モデールからだいたい12キロです。
お城のそばに駐車場があるはずなのですが、よくわからなくて教会のそばの広場に車を停めました。 -
これは何だろう。
充電するところ?でも、木材が刺してあるのはなぜ?
微妙にお花も見えるし。 -
お城の説明と地図。
とりあえず、目的地は見えています。 -
けっこうあるなあ。
坂も意外ときついし。 -
かわいい飾りです。
実用品なのかな。 -
道の途中にまた案内板と説明がありました。
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いい眺めです。もうずいぶん高いところに来ました。
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入り口で入場料を払って中に入ります。一人6ユーロ。
ここでスタンプラリーの台紙をもらいました。さっきのラリックミュージアムでもらえばよかった。 -
一部、1990年代に現代的に改装されました。
この部分はあまり好きじゃないなあ。
ホールになっていて子供の絵(だったかな)などの展示がありました。
天守の部分は13世紀に遡るそうです。 -
第2次世界大戦時の写真などで説明がありました。
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天守部分の塔に行ってみます。
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お城の復元模型。
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夫は階段を上りたくないというので、下で待っています。
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地下水槽。
雨水を貯めておいたそうです。
ゴシックの井戸とルネッサンスの柱。 -
天守部分の屋根に上がりました。人はいません。
ふもとのリヒテンベークの村。 -
こちら側は開けています。
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こちらはヴォージュ山脈の方向。
緑が濃いです。 -
注意して下に下ります。自己責任。
中には明かりはなくて、外から入る光だけが頼りです。 -
やはり昔のままの姿がいいです。
フランスの旗が翻っています。 -
城壁の外に出ました。
車に戻ります。 -
この家の外にも動物の飾りがありました。
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車に戻る途中で見つけた軽食やさんで休憩することにしました。
アルザスの名物のFlammkuchen、フラムクーヘンが食べられるようです。
バルコニーですが、屋根無し。日差しがけっこう強いです。 -
建物の裏側は谷につながっています。
ミツバチの箱がおいてあるのが見えます。
フランスは花の季節です。 -
シャンピニオンとベーコンのフラムクーヘン。
アルザスの典型的なものは、たまねぎとベーコンの組み合わせです。
夫と半分ずつ食べました。
この旅行記はこれでおしまいです。次はブクスヴィレールへ行きます。
ここまで見ていただいてありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (4)
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- gratiaさん 2019/08/20 15:00:40
- こんにちは!
- ラリックミュージアム、いいですねぇ(о´∀`о)
実はミニチュアではないですが、私も香水を集めていた時期がありました(笑)
nipponのデザインのものは、どのあたりが日本なんでしょうかね(・。・;(笑)
フラムクーヘンはピザみたいな感じ?なのでしょうか...?
ロシアもでしたが、フランスも暑そうですねぇ~。
- nekochanさん からの返信 2019/08/21 02:11:45
- Re: こんにちは!
- こんにちは!gratiaさん
本当によかったですよ。このミュージアム。
香水に興味がある人には特にです。
ミニチュアは最近はそれだけを目的に買ってなくて、化粧品やさんでこれを買うとミニチュアのおまけ付きみたいなキャンペーンがあるとその「これ」を買ってます。それも楽しいです。
フラムクーヘンはチーズが少ないピザみたいなかんじで、割とさっぱりしてます。おいしいですよ。
今、すごく涼しくなってきて夏の終わりの寂しさを感じる今日この頃です。
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- Eiji Haitaさん 2019/08/17 16:59:46
- 田舎の村の古城、私の弱点です。
- 古城からの村の景色、実に良いですね。全く中世の世界で、いかにも欧州ですね。
ただ、残念なのは、あなたもうん!と思われているようですが、変な意匠ですね。古城は朽ちるに任せ、在るが儘が味だと思います。
ところで、最近の香港の混乱、そちらでも結構報道されているのでしょうか?あなたが好きな香港が変なようにならなければと思います。
- nekochanさん からの返信 2019/08/18 02:12:11
- Re: 田舎の村の古城、私の弱点です。
- こんにちは Haitaさん
見なかったところがもっとすごかったみたいです。
https://de.wikipedia.org/wiki/Burg_Lichtenberg_(Elsass)#/media/Datei:Burg_Lichtenberg_Bas_Rhin_Arsenal_und_Bergfried_2017.jpg
これは絶対失敗だと思います。まあ、そういうこともありますね。たいていはここまでしないで復元か、そのまま朽ちるにまかせているところが多いですけど。
前の旅行記にコメントを書いていただいた方のメッセージから調べたのですが、Paris Brest というお菓子が自転車レースから取られた名前らしいです。Haitaさんはご存知だったかもしれないですね。
Haitaさんはハワイ行きがもうそろそろですか?
わたしは、8月末からの帰国がまた香港経由なので毎日状況をチェックしています。空港は少し落ち着いてきたので、少しほっとしています。
でも、戦車が集まっていて心配です。
今更キャセイからフライトを変更する気はないので、様子を見ています。
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