2019/07/04 - 2019/07/13
40位(同エリア160件中)
まみさん
今回の旅行は、ベラルーシでの日程が正味5日ありました。
なので、鉄道で地方都市を訪れて、旅程にメリハリをつけたいと思いました。
した。
行き先は、シャガール生誕の地で、川沿いの坂の上に大聖堂が建つ旧市街が美しそうなヴィテプスクにしま
した。
ミンスクのホテルにスーツケースを預け、軽装での小旅行です。そのように旅程を組むのは大好きです。
なにしろ、東欧の鉄道は、首都は別として、特に地方都市は、バリアフリーであることを当てにしない方がいいからです。
重い荷物を持っていると、楽しいはずの鉄道の旅が、半ば試練の旅になってしまいます(苦笑)。
夏でなければ、往復とも夜行列車にして、2泊1日とし、時間とホテル代を浮かせてもよかったのですが、真夏に2晩もシャワーすら浴びられないのはつらいため、ミンスクへの戻りは日中の列車にしました。それに、ふだんの週末の撮影旅行ならともかく、疲れがたまりやすい海外旅行中に2日とも夜行列車なのはきついだろうと思い、無理はしないことにしました。
夜行列車に乗る日は、現地旅行代理店主催の1日ツアー(世界遺産のミール城とネザヴィジ城めぐり)に参加していたので、ツアー終了後、最初の集合場所の市庁舎前ではなく、ミンスク駅で車を下ろしてもらいました。
出発までずいぶん時間があって、市庁舎周辺を散策したり、行き損ねたトラエツカヤ旧市街区を回ったりすることも考えましたが、だいぶん疲れていたし、地図を見ながら机上で思い浮かべていたよりは、移動に時間がかかるので、そこまでする気力が萎えてしまいました。
むしろ駅近くのレストランでゆっくり夕食を取り、駅舎を散策したり、隣のバスターミナルの下見をしたりして過ごす方がよいと思ったのです。
そうすることで、なにより、時間に余裕をもって、あせらずに乗車できるからです。
このときに乗った列車もそうでしたが、なにしろ列車は1両1両がとても長く、駅に到着してもめざす車両にたどり着くまで時間がかかります。
それに、予約した席のある車両ごとに車掌がいて切符と身分証明書を確認してからでないと乗せてくれないので、発車時間がせまってきたからといって、とりあえず近くの車両に乗り込むということは、させてくれないのです。
列車を逃したら旅程が大幅に変わってしまうので、必死で走ったことが過去に何度あったことか(苦笑)。
ミンスク駅は、エスカレーターやスロープが整った、とてもモダンな駅でした。
駅散策は、利用はしなくても、旅行客として便利そうな設備や店舗があると、わくわくするものです。
ヴィテプスク駅は、バリアフリーではありませんでしたが、駅舎は宮殿のような素敵な建物で、ホームへは階段を利用しなければならない以外は、快適そうな駅でした。
また、東欧旅行中は、駅周辺はごみごみしているところも多かったのですが、さすがベラルーシ、うわさに違わず、駅周辺も駅舎内も、ものすごくきれいで、清掃が行き届いていました。
ベラルーシの列車の旅は、ロシアのときとさほど大きく変わりありませんでしたが、夜行列車利用は久しぶりでしたから、いろいろなつかしかったです。
駅や列車の雰囲気に身を置くのも、旅情が増しました。
ちなみに、往復の切符は、ベラルーシの旅行代理店に取ってもらいました。
オンライン予約制度はあるのですが、どうも国際列車しか予約できないようです。
現地代理店の担当者さんもダメだったようで、ミンスク駅の切符売り場で取ってくれました。
なにしろビザのあるバウチャー旅行なので、宿泊先をおいそれと変更できませんし、夜行列車の予約が取れないと旅程が大幅に狂って大変です。
とはいえ、実際に乗ってみて、心配していた往路の方はだいぶ空いていたので、昔のアナログ時代のように、到着してからでも切符は取れたかもしれませんが、あくまで行ってみてわかったことです。
(ミンスクに戻る夕方の便は往路の夜行列車よりも乗車率が高かったですが、満席ということはなさそうでした。)
また、英語が通じる職員も窓口にいたので、現地で自分で切符を苦労も少なそうだとわかったのも、行ってみて気付いたことです。
ベラルーシの鉄道を使い慣れているわけではないので、行く前は慎重になり、予約はしっかり確保しておきたくなるのは当然でしょう。
<2019年ベラルーシとモスクワ旅行の簡易旅程一覧(前泊を含む)>
7/03水 仕事帰りにインターナショナルガーデンホテル成田に前泊
(1) 7/04木 成田第一ターミナルからモスクワ経由でミンスク到着
(2) 7/05金 ミンスク市内観光&国立歴史博物館・国立図書館展望台の夜景ほか
(3) 7/06土 世界遺産のミール城とネスヴィジ城一日ツアー(現地英語ツアー)★
(4) 7/07日 夜行列車でヴィテプスク到着&市内観光★
(5) 7/08月 ヴィテプスク2日目&夕方の列車でミンスクへ戻る★
(6) 7/09火 ミンスク:民芸品村ドゥドゥトキ&国立美術館
(7) 7/10水 アエロフロートでモスクワへ&モスクワ動物園
(8) 7/11木 午後から観光開始でトレチャコフ美術館の本館のみ
(9) 7/12金 クレムリン(教会広場のみ)&アルバート通りで買い物後、出国
(10) 7/13土 帰国(成田空港第一ターミナル)
※この旅行記の対象の日に★印をつけました。
準備編を含む全体の感想はもう1つのブログ「まみ’s Travel Diary」にも掲載しています。
http://mami1.cocolog-nifty.com/
全体の詳細旅程もこちらのブログに記載する予定です。
<2019年ベラルーシとモスクワ旅行のテーマ別旅行記サブタイトル一覧(予定)>
(1)空港と出入国編:ベラルーシに行くのにモスクワでの乗り継ぎは大変!
(2)ホテルと朝食編:ベラルーシの首都の名をもつミンスク・ホテルはさすが四つ星
(3)ホテルと朝食編:シャガールの生誕地のヴィテプスクのスマート・ブティック・ホテルのステキな屋根部屋
(4)ホテルと朝食編:モスクワのベラルースカヤ駅に近くて便利なアンビール・ベラルーシスカヤ・ホテル
(5)移動編:ミンスク中央駅と鉄道・寝台列車の旅★
(6)移動編:ベラルーシのバスの旅~バスターミナル散策と40km離れた民芸品村ドゥドゥトキヘ
(7)移動編:ミンスクとモスクワの地下鉄
(8)ホテルの朝食以外の食事とレストラン・ミンスク編:ベラルージ代表料理のドラニキは美味しかった!
(9)ホテルの朝食以外の食事とレストラン・ヴィテプスク編:観光の合間にカフェに入りまくり
(10)ホテルの朝食以外の食事とレストラン・モスクワ編:ロシア風日本料理は美味しくて楽しい
(11)少しだけ撮れた花や植物と街中で出会った動物園以外の動物
(12)ミンスクとモスクワのスーパーマーケット散策
(13)可愛いものが多いベラルーシのギフトショップでウィンドウショッピング
(14)買ってきたおみやげ紹介
※これとは別に日ごとで分けた旅行記も作成中です。
- 同行者
- 一人旅
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
- 旅行の手配内容
- その他
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到着日の2019年7月4日(木)、空港バスで到着したミンスク駅前
この写真は現地時間で20時過ぎに撮影しましたがねロシアもそうですが、ベラルーシの7月の日没は21時半ころなので、まだ夕方のように明るかったです。
建物の上の2列の文字のうち、下の段はバクザール(=駅)と書かれてあり、ロシア語と共通でした。
駅舎はもっと写真の外の左手に伸びていて、この写真に写っているのは右側の3分の1くらいです。
ただし、この日は、ミンスク駅を利用していません。 -
2019年7月6日(土)の夕方、ミンスク駅へは地下からアクセス
この日は世界遺産であるミール城とネザヴィジ城をめぐる現地ツアーに参加したのですが、ミンスクに戻った後、ツアー終了地点の市庁舎前ではなく、駅で車を降ろしてもらいました。
ただし、駅のある側に車を寄せることができなかったので、反対側で降りて、地上には横断歩道がないので、地下通路を通って駅にアクセスしたというわけです。 -
中に入るとすぐ目につくのは鉄道運行案内
ここの案内はベラルーシ語だけですが、列車番号や出発時間が見分けられれば、プラットホーム番号とトラック番号が確認できます。
ちなみに、鉄道運行案内で、プラットフォームとトラック番号の両方があって、全然違う番号なのは、いつもよく理解できていなくて、不安になります。 -
まずはエスカレーターで地上階に出る
すでに駅舎の中に入っています。 -
地上階の列車運行案内の方が大きい
こちらは英語表記も出ました。
この写真では、まだ時間が早いので、私が乗る予定の21時31分発の625号車は表示されていません。 -
広々とした駅舎の1階
さきほどの運行案内は奥にあり、中央には2階へとつながる階段とエスカレーターがありました。 -
1階中央の階段とエスカレーター
列車には、Track No. 2~8の場合は、2階からアクセスするようです。
Platform(プラットフォーム)とTrack(線路・軌道)の違いがよくわからないのですが(どちらもホームじゃないの?)、Track番号に従えばいいようです。 -
Track1番はあの扉の奥で、22~24番は左手に進むらしい
私が乗る列車の運行案内はまだ出ていないので、ホームへの行き先のチェックはいまの段階ではここまで。
奥にフロア案内があるのに気付きました。 -
英語も併記されたフロア案内
Track番号はこちらにさらに詳しく書かれてありました。
2-13番と17番は地下1階、1番と22-24番は1階、2-8番は3階でした。
他に、地下1階には、荷物預かり所とトイレ、メトロへの入口、勤務中の駅長室。
1階にはチケット売り場、インフォメーション。
2階には郵便局、銀行、ラウンジ(会員専用?)。
3階には待合室、売店、カフェ、ギフトショップ、インフォメーション。
4階にはレストラン、駅長の控え室。
これは、見に行ってみないわけにはいきません! -
エスカレーターを上がって2階の高さから1階を振り返ったところ
地上階の入口がある方向です。 -
2階からガラス越しに見た駅前広場の様子
スターリン様式のツインの建物であるミンスク・ゲートが見えていました。 -
2階にあった花のオブジェと共に
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巨大な花のオブジェ
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2階の待合所
ここは会員専用のラウンジというわけばなさそうでした。
右手にカフェ。 -
こちらにも運行案内があるので、安心
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その奥にあった売店
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軽食売店と、テーブル・イス
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2階から眺めた駅前
ミンスク・ゲート、かっこいいです!
トラム乗り場があります。
この目の前の道路は地上からでは横断できず、地下通路を利用することになります。 -
2階の待合エリアは左右にある
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3階にあったもっと広い待合エリア
Track 2-8番はここからアクセスするようです。 -
3階の待合エリアの奥には、運行案内と、その下にバーガーキング
ちなみに、ここだと買い物をしなくてもバーガーキングのWIFIが使えたので(電話番号を登録するタイプで、ベラルーシ以外の電話番号でもアクセスに成功した数少ないところでした)、ひととおり散策した後は、ここで少しネットをやってしまいました。 -
3階から眺めたホームの様子
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ホームに停車していた列車に注目
国際列車も通過する首都の駅だけあって、ホームの数が多いし、構造はやや複雑そうです。
自分が乗る列車は、時間に余裕をもって探した方がよさそうです。 -
ミンスク駅と書かれた駅舎と、ホームに降りるスロープと線路
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待合所のインフォメーションデスク
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インフォメーションのお姉さんは英語が通用するかな
たぶん、しそうな気がします。 -
3階には本屋さん、その奥にはスーパー
スーバーというか、覗いてみた感じだと、子供服売り場でした。 -
こちらはスーバー
食べ物や飲み物はここで調達できそうでした。 -
吹き抜けとなっている3階の通路
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4階のレストラン入口
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中に入ってみると、さらに入口があって
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レストランの様子
うーん、17時近くで、夕食タイムだと思うのですが、営業している雰囲気がありませんでした。 -
4階のレストラン前からの眺め
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2階におりて、1階中央と3階の通路を見渡したところ
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エスカレーターで1階に降りる
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1階の入口から入った場合はこのように見える
いまさらですが、ベラルーシの駅は、ロシアの駅と違って、駅舎に入るのにセキュリティーチェックは必要ありませんでした。
ベラルーシは治安がよいおかげか、セキュリティーチェックを受けたのは空港くらいです。そこはロシアと大きく違いました。 -
駅舎前から眺めたミンスクゲート
この建物には人が住んでいます。
高級住宅です。 -
切符売り場(カッサ)はこちらに
中からでもアクセスできるし、外からでも直接、中に入ることができます。
それにしても、この写真でも、駅の周りにはゴミ1つ落ちていないのがわかるでしょうか。 -
ガラスに映ったミンスクゲートをアートチックに@
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切符売り場の様子
広々としていて、混んでいませんでした。
混んでいないのは時間帯によるのかもしれませんが、行列にあらためていらだたされたロシアと大違いでした。
もう1つの海外旅行ネタ専門のブログにロシアの行列が大変だったエピソードを書きました。
「ベラルーシとモスクワ旅行の全体の感想・その1~ロシアの行列編」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2019/07/post-6d2390.html -
向かって左手には、警察署あり
さきほどの駅舎のフロア案内に書かれてあったPoliceはここにあったようです。 -
ベラルーシのパトカーもシルバーに青いライン
ロシアもに似たようなデザインです。
日本のパトカーと全く色が違いますが、パトカーや消防車特有の屋根の上のライトのおかげで、パトカーだとひと目でわかります。 -
さらに進むと、総合ショッピングセンターのガリレオ(Galileo)がある
言わずと知れたマクドナルドのマークがでかでかと目立っています。
ここには、ベラルーシ料理が手軽に食べられてとてもおいしい、ヴァシリキというチェーン・レストランがあります。
この日の夕食は、そこでゆっくり味わいました。
レストランと夕食の写真は、「(8)ホテルの朝食以外の食事とレストラン・ミンスク編:ベラルージ代表料理のドラニキは美味しかった!」にまとめる予定です。 -
ガリレエの4階のレストランフロアから眺めた駅前の様子
空はまだ明るかったですが、建物はシルエット気味に撮りました。
向かって左の建物が駅舎。 -
ベラルーシの夏の20時の空模様とミンスク・ゲート
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夕焼けの光を浴びたミンスク駅
-
駅に戻ったら、私が乗る列車の運行案内が出ていた!
乗る列車は、列車番号と発車時刻で確認できまた。
ミンスク始発で、ヴィテプスクが終点の列車です。
Track番号は2A。
つまり2番ホームの途中らしいです。 -
3階の待合室のこの出口からホームに向かう
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ホームに向かうスロープ
今回の私はリュックとカメラバックだけですが、スーツケースを持っている人にとってはありがたいです。 -
ホームに降りたところ
あちらのホームの方がにぎやかです。発車時刻が近いのでしょう。 -
ミンスク中央駅って書いてあるのかしら
パサジールスキの部分は意味がわかりません。
ロシア語表記の方が大きく、ベラルーシ語の方が小さいです。 -
隣のホームの列車はキエフ行き
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夕日を浴びたミンスク駅舎とミンスクとキエフを結ぶ国際列車
時刻は20時を過ぎていてもこの明るさなので、安心です。 -
私が乗る列車が見えてきた@
ホームの半分にしか停車していないので、2A番なのでしょう。 -
私が乗る車両はこちら
でも、まだ階段が下まで降りていないので、乗れません。
乗客を乗せる準備ができたら、車掌さんが階段を下ろします。
その際に必ず、手すりをタオルで拭いていました。 -
乗客一人一人の切符と身分証明書を確認する車掌さん
旧ソ連圏は昔から女性も男性と同じくらい社会で働いていたこともあって、車掌さんは女性率は高いです。 -
コンパートメント式の車両もなつかしい
窓と窓の間に補助席があります。
部屋が男女同室で、どちらかが着替えたいときや、部屋の中が暑かったり、上のベッドの人など、廊下にいたいときもあるので、補助席があるのは便利です。 -
私の座席番号、というかベッド番号は13番
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コンパートメントの中の様子
私のベッドは左の下の段でした。よかった!
上の段だと、なにかと不便ですから。
落下防止の柵もないようでした。
しかしこのベッド、往路は寝ていたからいいのですが、帰路も日中運行でもこのタイプの車両で、座り心地はいまいちです。深く座れず、背もたれがないのも同然だから。 -
マットレスと枕は上のベッドにあり
ちなみに帰路の日中運行でもマットレスと枕があって、ちょっと驚きました。 -
あの黄色い金具が上のベッドに登るための足掛け
あれはふだんはたためます。
しかし、これはお年寄りには厳しいでしょう。 -
上のベッドの様子
奥に寒いときのための毛布がありました。 -
マットレスと枕を敷いたベッドと私の荷物
車掌さんからシーツ一式をもらいました。有料です。
他の国で夜行列車に乗ったときは、シーツ代は切符に含まれていたので、知らなかったら驚いて、とまどったかもしれません。車掌さんは英語は話せませんでしたから。 -
幸いだったことに、この車両にはコンセントの差し込みあり
本日は朝ホテルをチェックアウトし、1日現地ツアーで、翌朝はそのままヴィテプスク観光。
カメラのリチウム電池はいつも3個持ち歩いているので間に合うにしても、スマフォの充電ができないのはちょっと厳しいと思っていました。
まあ、SIMフリーにしてこなかったので、観光中はほとんど使っていませんでしたけど。
ちなみに帰路の車両は古かったらしく、こういうのはありませんでした。 -
シーツと枕カバーをかけて、準備オッケー!
しわだらけでざっくりしているのは、気にしない、気にしない。 -
足元にウインドブレーカーをかけ、リュックを置く
大きな荷物はベッドの下に収容できますが、このリュックなら、そこまでするほどではなかったのです。
それにベッドの下に置いてしまったら、細々としたものを出し入れできません。 -
インスタントのコーヒーを注文する
車掌さんがサーブしてくれます。
たぶんお湯だけなら自由に使えるので(ロシアの夜行列車はそうなので)、カップ麺とか容器入りのインスタントの食べ物は車内で食べられるのかもしれません。
ちなみにこのときは同室だったのはロシア人の年配の女性だけでした。
彼女は夕食用の食べ物を持ち込んでいて、食べなさいと分けてくれました。まあ、私はとっくに夕食をすませていたのですが(苦笑)。
それは、ロシアでの列車の旅でもよくあったことでした。
彼女は私とおしゃべりしたかったらしく、私がロシア語がわからないのを残念がっていました。
はじめのうちは身振り混じりでなんとか話をしようとしてくれたのですが、通じるまでの時間がかかるし、勘も必要なので、やがてあきらめてしまいました。
こういうときは、もうちょっとロシア語が、それこそ幼児レベルでもいいからわかったらなと思います。 -
翌朝2019年7月7日、朝6時46分にヴィテプスクに到着
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高架通路からの眺め
ミンスク駅と違ってこちらはスロープでなく、階段です。
スーツケースを持参していたら、きつかったでしょう。
向こうに見えるのは、ヴィテプスク駅舎。 -
高架通路にホームごとに電光掲示板による運行案内がある
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そのまま駅舎の外に出てしまう
駅舎からは直接ホームに行けないのです。
これもネットでベラルーシで夜行列車に乗った人の記事を読んでいたので、これかあ、と思いました。 -
ずんずんと駅舎の中央に移動しながら
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駅前の不思議な看板と一緒に
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華麗なヴィテプスク駅
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駅を背に町の方を見たところ
セントラルまで徒歩15分くらいかな。
バスだと2駅分でした。
バスは帰路に利用しました。駅に向かうバスに乗るのは難しくないですから。 -
まだ朝早いので、駅舎内を探検する
ここは中央口から入ってすぐのところです。
いかにも駅らしいです。 -
売店があるエリア
天井がとても華麗で、外観を裏切りません。 -
待合エリアに向かうため、向かって右の奥へ
トイレの場所も確認しておきました。
向かって左から、地下にあるようです。 -
広々とした待合エリア
ここには立ち食いスタンドの軽食屋やみやげ系の売店がありました。 -
待合エリアではあの扉から出ると、ホームへの階段に近い
駅舎からホームに行けないというのは、ロシアの地方の駅にもよくあって、けっこうあせったものです。 -
窓からさっきのホームへの階段が見える
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待合エリアから出ると
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このエリアに出てきて
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待合エリアと反対ウイングにスーパー系の売店と飲み物の自販機あり
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日用品なども売ってそうな店
朝は営業時間になっていなかったので、これはミンスクに帰り時に撮りました。 -
天井が吹き抜けで高い、宮殿のような通路
さて、そろそろ町に出るため、トイレだけすませておきましょう。
地下の有料トイレを利用しましょう。 -
なんとヴィテプスク駅のトイレはトルコ式!
日本の和式と違って、入口の方に向かって立つということを知ったのは、海外旅行でこのタイプのトイレを利用しはじめてから、何年も後のことでした(苦笑)。 -
駅前から見た華麗なるヴィテプスク駅舎と噴水
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翌日7月8日の夕方、ミンスクに戻るためにやってきたヴィテプスク駅前
この日から、スラヴィヤンスキー・バザールという国際音楽祭がここヴィテプスクで開催されるからかな。
それともいつも夕方になるとこのくらい賑わっているのかしら。 -
ホームに向かうのは駅舎の外から
逆に日本の駅の感覚で駅舎に入ってしまうと、ホームに行けないので、あわててしまうでしょう。
(昔、ロシアの地方の駅で大慌てした経験があります。) -
階段の前の運行案内でホームの位置を確認する
ここでもプラットフォームとトラックとどちらの番号を当てにしたらいいか、よくわかっていなかったのですが、7番ホームもないので、3番だとわかりました。 -
高架通路を降りる前にも、自分のめざすホームか、電光案内で確認できる
これを見る限りでは、ホームは3番で、線路は6番と7番らしいです。なるほど。 -
高架通路から見下ろしたところ
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ミンスクに戻る18時4分発の列車
ホームには車両の停車位置の案内はないのですが、停車時間が長いので、自分の席がある車両を落ち着いて探すことができますが、停車時間が短い時は大変です。
地元の人たちは、経験で知っているけれど、外国人旅行者にはわからないですからね。 -
高架通路と列車
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私が乗るべき車両を見つけた@
実はあの扉の前で立っている女性は、同じコンパートメントの人でした。 -
車掌が現れて、車両への乗車がOKになる
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コンパートメントの中から見たところ
今度も下の座席ならぬベッドに当たりました。
帰路の方が乗車率は高く、途中区間では3人目の乗客が上のベッドで寝て過ごしていました。 -
コンパートメントのベッド上下
あの茶色いのを手前に引いて、そこに足をかけて上のベッドに登るのですが、男性が乗り込んできたとき、下のベッドにいた女性は熟睡していて、男性はあの足掛けを手前に出せず、しばらく困っていましたが、起きていた私のベッド側の足掛けを使い、足の長さを活かし、こちらの足掛けから反対側のベッドにうまく乗り上がっていました。 -
コンパートメントの窓際の小さなテーブルの上で
向かいの女性が手にしていたのは、車内サービスのメニューと料金表 -
日中運行なのにマットレスと枕がそのままある
約4時間の旅なので、女性は有料のシーツ代を払ってベッドを作り、半分くらいは寝て過ごしていました。
私は別にベッドメイキングすることもないと思って断ったのですが、深く座れないので、背もたれのない椅子に座っているようで、長時間だとそれほど居心地がよくなく、私も途中から寝っ転がって、しっかり寝ていました。 -
池が見える車窓の外の景色
はじめのうちは、車窓の外の撮影にチャレンジするのが楽しかったです。 -
車内サービスのコーヒーとチョコレートをいただきながら
チョコレートは、実はココアかと思って注文したものでした。
勘違いとわかっても、そのように伝えられるロシア語の会話力はなかったので、まいいやと思って、コーヒーも追加注文しました。
とはいえ、疲れた体に、チョコを口に含みながら、コーヒーを飲むのはなかなかおいしかったです。 -
山のないフラットな景色が続くベラルーシ
しかしそれもある意味、とてもヨーロッパらしいかも? -
美しい夕方の空に木立が映える
20時くらいだったと思います。 -
ベラルーシは山はないけど、森と緑が多い
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村の景色も見えた@
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今日も夕方の方が天気が良かったな
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日没前の光が当たる穏やかな景色
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村の様子が垣間見える
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いくつもの線路が並ぶ中
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日没が迫りつつある空とともに
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白樺林のはじまり
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ヨーロッパらしいフラットな大地と森
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村の彼方で日が沈む
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夕日に照らされた家
日没は21時過ぎです。 -
地方の駅にて
クルクピという駅のようです。
駅の規模から、バクザールではなく、スタンチア。 -
駅の前のホームのベンチでのんびり座る老人がいる景色
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だんだんと町の景色が多くなる
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それでも郊外は自然が続く
とはいえ、ベラルーシでも都市集中と地方の過疎化も激しいようです。
この後は外はどんどん暗くなってきたこともあり、ベッドに横になって、寝てしまいました。 -
22時51分、定刻にミンスク駅に到着
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夜のミンスクのホーム
往路は21時31分発で、日没前に乗車したので、まだホームは明るかったため、真っ暗なホームは雰囲気がちがって見えました。 -
ゆっくりと出口に向かう
車掌さんが乗車時に切符を確認するため、改札はないです。
ベラルーシの鉄道の旅編、おわり。
次は、ベラルーシのバスの鉄道です。
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