「アルザスの青い空」に会いたくて★,ﾟ.:｡+ﾟ　VOL.4　「エギスハイム」編

2019/07/27 - 2019/07/28

リクヴィルからコルマールまで帰った私たちは、駅前のホテルで荷物をピックアップしてタクシーをお願いしました。
駅前のタクシー乗り場には、タクシーがいなかったからです。
ところが電話で聞いてもらったら、今タクシーは全部出払っているとのこと。駅前で待っている方が良いと言われました。

仕方なく外に出ると、運良く1台のタクシーが停まっています。
慌てて近づき、乗ることができました。

予定していた通りに、旧市街のマレシャルホテルまで行ってもらい「2分だけ待ってて」とお願いし、ホテルでは「タクシーを待たせているので」と言って、荷物を預けてチェックインは帰ってからにしてもらいました。

エギスハイムまでは10分ほどでしょうか？
”フランスで最も美しい村”の町歩きを楽しみました。

エリア フランス

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 友人
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

リクヴィルから帰った私たちは、何とかタクシーをつかまえてコルマール駅前のホテルから旧市街のマレシャルホテルに移動しました。

タクシーに待ってもらってマレシャルホテルに荷物を預け、エギスハイムに出発します。

若いドライバーの彼はとても好意的だったので、ついでに迎えも頼んでおけばよかったと帰る頃に後悔しました。

10分ほどでしょうか？エギスハイムに到着しました。

タクシー料金は、１７，５ユーロほどでした。チップを入れて20ユーロ渡しました。

町に着くとすぐに、コウノトリがお出迎え♪

普通のお家の排気筒（？）の上で、ちょっと休憩～。

「フランスの最も美しい村」に選ばれています。

それ以外にも「花のナショナルグランプリ」で、1985年以降４つ花の最優秀の成績を取り続けているのも凄いことですね～！

入った所に観光案内所があり、日本語のガイドマップもありました。

ガイドマップの表

ガイドマップの裏

花でいっぱいの村（実際には町）は、青空が似合いますね(^^)♪

薬局のマークの気温は28度、前日より空気がカラッとしているので、暑さは感じません。

どこも花でいっぱい！

青空、最高！

紫のペチュニアかな？

生き生きしていますね～♪

日本に帰ったら、我が家のペチュニアはカラカラになっていました^^;

ピンクの夾竹桃も鮮やか♪

花の村、最高！！

それでも、空腹には勝てません。。。花より団子？

タルトフランベとビールがあれば、何も要りません。

空腹に負けて、レストランの写真を撮り忘れました^^;

アルザスラッピングの車、停まってくれていてありがとう！

アルザスの歴史（途中はセメントで覆われた）を経て、カラフルになった建物は、それぞれにバランスのとれた主張をしています。

わあ、ここ～！

エギスハイムと言えばの有名な、分かれ道のスポットですよね～～♪

ドイツになったりフランスになったりと、戦争に翻弄されたエギスハイムは二重壁に守られていました。元二重壁の外側と内側の間にあるのが「鳩小屋」です。狭～い！

ブドウの圧搾機でしょうか？

午後になり、人が増えてきたようです。

人の少ない瞬間をゲット！

階段も花でいっぱい！

私の好きな立葵の花です。

日本では下から咲き始め、上までいくと本格的な夏と言われています。
私の通勤途中にある立葵の花は上まで咲いていましたが、7月の終わりでこちらはまだ半分ほどの位置です。上まで咲くのかしら？と心配になりました。

少し日本の古い民家を思わせる建物です。

赤い鳥の突き出し看板に、何故か惹かれるわ～♪

単に私が、酉年生まれだからなのか。。本能に任せています。

窓辺も可愛い♪

お天気が良くて色が飛んでしまいましたが、花とコウノトリは町のイメージですね。

本当に花でいっぱい！

赤やピンクの花が多い中、紫の花に心が惹かれます,ﾟ.:｡+ﾟ★

初日は忘れたと勘違いして使えなかったミラーレスカメラが2日目に見つかり（始めからそこにありました^^;）、ちょっとは役にたったかな～？

お家の階段も可愛い♪

白い薔薇が清楚,ﾟ.:｡+ﾟ★

出発する前の天気予報では雨の確率80パーセントだったので、青空に幸せを感じます♪

窓辺の花がハートに見えるわ～。

素敵な村（町）です。

シャトー広場

手前にあるのが、聖レオン9世の泉です。
泉は宗教的な意味から、八角形になっているそうです。

上には、コウノトリの巣が2カ所見えています。

写真には撮れませんでしたが、飛んでいるのも見ました。

エギスハイムは、コウノトリ銀座でした。

右側が聖レオン9世の礼拝堂、左側が宮殿です。

コウノトリの巣がある教会「聖レオン9世の礼拝堂」に入ってみます。

こちらも、ヴォージュ山脈の赤砂岩を使っているのでしょうか？

入口にはお花がいっぱい♪

紫陽花の横には、ワイン樽のようなものが見えています。

エギスハイムは、アルザスワイン発祥の地です。
4世紀に初めてローマ人がブドウの苗をこの地に植えてからアルザスワイン中心地として栄え、40軒ほどのワイナリーがあるとのことです。

礼拝堂の中には美しい天井画がありました。

聖レオン9世の一生を描いているそうです。

1002年エギスハイムに生まれ、フランスのトゥールで司教となり、後にローマ司教となった方の歴史は、市民にとって誇りなのでしょう。

ステンドグラスのモチーフは、アルザスの聖人です。

こちらは、色合いが地味な教会です。

サン・ピエール・ポール教会です。

入ってみます。

開くマリア像

14世紀に作られた木造の色つきの高さわずか120センチの像で、アルザスに唯一残る珍しい像だそうです。

ステンドグラスの光が映り込み、綺麗です。

ここにも果実

プルーンかな～？

お土産物やさんもありました。

フランス語辞書アプリで調べてみたら、エギスハイムの2つの戦争の犠牲者に感謝。。的なことが書いてありました。

慰霊碑でしょうか？

今は花に囲まれた素敵な村（町）ですが、2つの戦争をくぐり抜けてきたのですね。

綺麗な花とチロルの衣装を着た少年少女、やっぱりかわいい♪

満足して空を見上げると、何やら怪しい雲が迫ってきています。

慌てて近くのホテルでタクシーを呼んでもらおうとしたのですが、つかまらなくて。。。（今日は土曜日）
別のホテルに行くと「1時間待って」とのこと。

ホテルのテラスでお茶をして待っていましたが、ポツポツと雨が降ってきました。

その時、レセプションから「別のタクシー会社なら15分で来る」と言いに来てくれたので、即お願いしました。

激しい雨が降り始める頃にタクシーが到着。良かった～！

この旅行記へのコメント （2）

• akikoさん 2019/08/10 23:44:38

  可愛らしいアルザスの町々♪

  yokoさん、こんばんは～☆彡
  
  毎日本当にとろけるように暑いですね～外に出るのが億劫でヒッキーになりがちです（笑）
  ところで、yokoさんから夏にアルザスに行かれるとお聞きしていましたが、7月に行って来られたのですね。今回はお友達との個人の女子旅だったそうで、お二人で周られたアルザスの可愛らしい町を女性目線でとても楽しく見せてもらいました。
  
  まず、アルザスの拠点となるストラスブールにフランクフルトからバスで行く方法があるのですね！知りませんでした～　知らない場所でバス移動となると、何かと気疲れされたのでは... ? しかも深夜に到着となり、宿泊先との連絡もドキドキハラハラだったことでしょう。
  
  そしてストラスブールから最初に訪れたのがコルマール経由、カイゼルベルクだったとか。お隣のリクヴィルの旅行記はよく見ますが、カイゼルベルクはあまりお目にかからないので、とても新鮮で、ご一緒させてもらった気分で見せてもらいました。街並みはリクヴィルによく似ていて、コロンバージュの木骨造りの建物がカラフルでとっても可愛らしいですね。水辺の景色もあって、「ここ素敵♪」と思うところがたくさんありました。紫陽花やバラ、ゼラニウムなど、お花もたくさん咲いていたようで、童話の国のような街並みにお花がいっぱいなんて心ときめきますよね～♪
  
  そしてリクヴィルは、その前にツールドフランスが開催されたそうで、あちこちに可愛らしい自転車の飾り物があったんですね！
  朝、8時過ぎだと、観光客が誰もいない状態なんですね～　とても人気のある街で、こんなに静かなリクヴィルの町を二人占めできてとてもラッキーでしたね！！いいなぁ～～　どこを見ても絵になる風景で、笑顔で写真に収めるyokoさんが目に浮かびました。プチトランで町の周囲を巡るのも懐かしくて、以前に友人と訪れたときのことを思い出しました。葡萄畑を見ると、実際ワインが作られているのが実感できましたよね(^_-)-☆
  
  エギスハイムもお花がいっぱい咲いて迎えてくれたのですね！私の時は5月だったので、こんなにお花が家並みに彩りを添えてくれていませんでした。
  「分かれ道のスポット」は何度も写真で見たことがありましたが、実際目の前にした時の感動は今も覚えています。環状になった小道も独特で、お花が咲いた通りがとても魅力的です☆彡　雨の確率80パーセントだったそうですが、青空でよかったですね！！とても綺麗でした～～。
  
  一気に読ませてもらい、感想をまとめてしまったので、長くなりました(⌒-⌒; )
  まだ続編があるのですね？楽しみにしています。
  
  akiko
  

  yokoさん からの返信 2019/08/11 10:01:23

  RE: 可愛らしいアルザスの町々♪

  akikoさん　おはようございます！
  
  誰に会っても「暑いですね。」しか言葉が出てきません。私もほぼ昼間はヒッキーです。
  アルザスの旅行記、早速見て下さったのですね〜(^^)　ありがとうございます！
  そうなんです。友人2人と3人での初の完全個人旅、お試しのアルザスのみの旅だったので、フランクフルト経由で行きました。マイルを貯めているJALが利用しやすかったですしね。ところが。。。フランクフルトからのバスが17:30の次が20:30ということで、悩んだ挙げ句ゆとりを持って20:30からのにしたんです。そうしたら、ずいぶん遅い時間になってしまって。。。始めからドキドキ旅になりました^^;
  カイゼルスベルグは、アルザス旅行をされた方のブログで、良かったところのベスト３に入っていたので気になり調べて決めました。もちろん後の２つは、リクヴィルとエギスハイムです。確かにリクヴィルとも似ていますがもっとコンパクトで静かな村でした。暑い日でしたが、綺麗な花に癒やされました。コウノトリさんにも初お目見えして頂きましたしね♪
  リクヴィルとエギスハイムはakikoさんも行かれていましたよね。リクヴィルのプチトランには私たちも乗りました。上からの眺めが素晴らしいとの情報があったからです。どこまでも広がる葡萄畑とそこに続く道、そして「葡萄畑の真珠」と呼ばれるにふさわしい美しい村（町）。本当に心が洗われました。
  エギスハイムも「花の村（町）」にふさわしく、たくさんの夏の花々が迎えてくれました。
  帰りにタクシーがつかまらず雨が降ってきたときには、ハラハラしましたが。。。でも、やっぱり憧れのアルザスは、素敵な所でした(^^)♪
  
  akikoさんが行かれたオランダ・ベルギーは、写真の美しさにボーッとなりながら（暑さのせいではありません）、見せて頂きました。
  いつまで行けるか分からない年齢になってきているので、また個人旅に行けたら良いな〜ともう来年の夢を見ています。
  暑い日が続きますが、お互いに気をつけてまた楽しい旅に出たいですね。
  
  yoko