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サルタ(Salta)の町の中心、7月9日広場(Plaza 9 de Julio)の南のカセロス通り(Caseros)を東に1ブロック進むと赤と白と金のカラフルなイタリア風の教会。1625年に建てられたサンフランシスコ教会(Iglesia de San Francisco)。ただし、今の教会は1872年に建て直されたもの。1877年に建てられた鐘楼は54mあり、南米で一番高い。<br /><br />少し先を急ぐ。サンフランシスコ教会から東南東へ1㎞ほど行ったところに、シモン・ボリーバル(Simon Bolivar)と並ぶラテン・アメリカ独立の英雄、ホセ・デ・サン=マルティン(Jose Francisco de San Martin y Matorras)の名をいだくサンマルティン公園(Parque San Martin)がある。19世紀末からある市民公園で、この一角にサンベルナルドの丘(Cerro San Bernardo)へのロープウェイが出ている。このロープウェイの営業時間が7時までなので、そろそろ登らなくてはいけない。<br /><br />6時20分、ロープウェイの駅に到着(下の写真1)。往復切符(200ペソ=約1400円)を購入してさっそく乗車。1988年に開通したこのロープウェイ(Teleferico San Bernardo)は1454mのサンベルナルドの丘駅までの約1㎞を約8分で結んでおり、標高差は284.9mある。40分頃山頂駅(下の写真2)に到着。帰りの便まで20分。ここからの夕暮れの景色が素晴らしいと云うことで出来るだけ遅く来たのだが、この時期(11月末)はここの日没は8時前で、無意味だった。しかし、景色はなかなか素晴らしい。サンベルナルドの丘は約1492mあるが、西側にサルタの町を見下ろせる展望台や人工滝(下の写真3)が続く。展望台からはロープウェイの後ろにサルタの町が広がり、さらにレルマ渓谷(Valle de Lerma)全体を見通すことが出来る。さっき歩いた7月9日広場やサンフランシスコ教会も見分けられた。また、1901年に建てられた十字架(La Cruz del Cerro;下の写真4)や1903年に建てられたキリスト像(Cristo Redentor;下の写真5)も町を見下ろしている。<br />https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.1874249315978417&amp;type=1&amp;l=8a89379cb0<br /><br />帰りのロープウェイ、ここで貴重な出会いが。4人乗りのゴンドラなのだが、斜め向かいに座っておられる30代くらいの男性、東洋人なのだが、どうも雰囲気が日本人っぽい。昔は中国人や韓国人の方と日本人との判別は来ているものとか雰囲気で結構簡単だったのだが、最近は個人で動いておられる方は判別が難しい。で、狭いゴンドラの中では他のお客さんもいるし遠慮したのだが、降りたところで思い切って声掛けてみたら、予想通り日本から来られた方だった。転職の合間に南米を回られており、私はまだ旅の始めだが、この方、F島さんは、そろそろ旅の大詰めとのこと。サンパウロ(Sao Paulo)での駐在員の方との会話以来久々の日本語の会話だった。少しお話してると翌日は同じツアーと云うことが分かり、再会を期してこの日は別れた。<br /><br />ホテルへの戻り道、ロープウェイに乗るので急いでスキップしたサンベルナルド修道院(Convento San Bernardo)に寄る(下の写真6)。16世紀後半から17世紀初頭に建てられたサルタで最も古い建物の一つ。ただし、1840年代に再建されている。元々は病院として使われており、再建時に修道院になった。あと、来る時には中には入らなかったサンフランシスコ教会の中も覗く(下の写真7)。ここは落ち着いた雰囲気。<br /><br />8時前、観光を終了し、いったんホテルに戻る。夕食は、この日はフォルクローレ(Folclore)の聴ける店に食べに行こうとしてるのだが、こういう店は開店が遅いし、演奏も10時を過ぎないと始まらないところが多いので、この時間でも早過ぎる。ただ、私は翌日の朝も早いので、一休みの後、ホテルの北東、5分ちょっとで行ける鉄道のサルタ駅南のペーニャ(Pena)と云うフォルクローレのライブハウスが集まっているスポットに向かう。<br /><br />ところが、8時半から店は開くと云うペーニャ、行ってみたら全く開店する雰囲気がない。困った・・・ フォルクローレは聴きたいが、腹も減ったし、食べて帰って寝たい。ちゅうことで、その店は諦めて、その隣で、音楽演奏が聴こえてた店に入ることにする。ペーニャアルマ(Pena Aruma)と云うお店。入った時には女性ボーカルがおっちゃんのギターで歌ってて、その後休憩後兄ちゃんが多分ボンボ(Bombo)と云う動物の生皮を張った大太鼓を敲きながら、やはりギターを1人連れて歌ってた。フォルクローレって云うのは、ラテンアメリカ各地にある大衆音楽。そのぞれの地方の人々が地域の様々な部族の踊り・リズム・楽器・歌をかき集め、それらを西洋音楽と融合させたもので、地域地域によってそれぞれの特徴を持つが、サルタはアルゼンチンフォルクローレの聖地と云われる。フォルクローレと云うと、「コンドルは飛んで行く(El Condor Pasa)」のようなケーナ(Quena)とかサンポーニャ(Zampona)を使った音楽をイメージするが、ここのは全然違ってた。うまく表現できないが、ここのもとても良かった。<br /><br />あと、食事。サルタ名物であるタマレス(Tamales)とロクロ(Locro)をサルタビールで。タマレスはトウモロコシの粉やミンチ肉、ゆで卵のコマ切り等が混ざったものをトウモロコシの葉に包んで蒸したもので、大きめのちまきって感じ。ロクロは潰した白とうもろこしを長時間煮込み、肉やその他の野菜を入れたシチュー。いや、どっちも美味しかった。素敵な音楽に美味しい料理にビールで満足な夜になった。他のお客さんは少なかったが、2、3組はいて、本当はもっと遅い時間なら楽しめたろうとは思うが、それなりに楽しめた。<br />https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.1874282749308407&amp;type=1&amp;l=8a89379cb0<br /><br /><br />10時前ホテルに戻る。この日は1万6千歩で、久々に2万歩いかなかった。<br /><br /><br />雲の列車に続く。

アルゼンチン サルタ(後半)(Salta(cont.), Argentina)

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2017/11/20 - 2017/11/20

43位(同エリア75件中)

旅行記グループ サルタ

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ちふゆ

ちふゆさん

サルタ(Salta)の町の中心、7月9日広場(Plaza 9 de Julio)の南のカセロス通り(Caseros)を東に1ブロック進むと赤と白と金のカラフルなイタリア風の教会。1625年に建てられたサンフランシスコ教会(Iglesia de San Francisco)。ただし、今の教会は1872年に建て直されたもの。1877年に建てられた鐘楼は54mあり、南米で一番高い。

少し先を急ぐ。サンフランシスコ教会から東南東へ1㎞ほど行ったところに、シモン・ボリーバル(Simon Bolivar)と並ぶラテン・アメリカ独立の英雄、ホセ・デ・サン=マルティン(Jose Francisco de San Martin y Matorras)の名をいだくサンマルティン公園(Parque San Martin)がある。19世紀末からある市民公園で、この一角にサンベルナルドの丘(Cerro San Bernardo)へのロープウェイが出ている。このロープウェイの営業時間が7時までなので、そろそろ登らなくてはいけない。

6時20分、ロープウェイの駅に到着(下の写真1)。往復切符(200ペソ=約1400円)を購入してさっそく乗車。1988年に開通したこのロープウェイ(Teleferico San Bernardo)は1454mのサンベルナルドの丘駅までの約1㎞を約8分で結んでおり、標高差は284.9mある。40分頃山頂駅(下の写真2)に到着。帰りの便まで20分。ここからの夕暮れの景色が素晴らしいと云うことで出来るだけ遅く来たのだが、この時期(11月末)はここの日没は8時前で、無意味だった。しかし、景色はなかなか素晴らしい。サンベルナルドの丘は約1492mあるが、西側にサルタの町を見下ろせる展望台や人工滝(下の写真3)が続く。展望台からはロープウェイの後ろにサルタの町が広がり、さらにレルマ渓谷(Valle de Lerma)全体を見通すことが出来る。さっき歩いた7月9日広場やサンフランシスコ教会も見分けられた。また、1901年に建てられた十字架(La Cruz del Cerro;下の写真4)や1903年に建てられたキリスト像(Cristo Redentor;下の写真5)も町を見下ろしている。
https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.1874249315978417&type=1&l=8a89379cb0

帰りのロープウェイ、ここで貴重な出会いが。4人乗りのゴンドラなのだが、斜め向かいに座っておられる30代くらいの男性、東洋人なのだが、どうも雰囲気が日本人っぽい。昔は中国人や韓国人の方と日本人との判別は来ているものとか雰囲気で結構簡単だったのだが、最近は個人で動いておられる方は判別が難しい。で、狭いゴンドラの中では他のお客さんもいるし遠慮したのだが、降りたところで思い切って声掛けてみたら、予想通り日本から来られた方だった。転職の合間に南米を回られており、私はまだ旅の始めだが、この方、F島さんは、そろそろ旅の大詰めとのこと。サンパウロ(Sao Paulo)での駐在員の方との会話以来久々の日本語の会話だった。少しお話してると翌日は同じツアーと云うことが分かり、再会を期してこの日は別れた。

ホテルへの戻り道、ロープウェイに乗るので急いでスキップしたサンベルナルド修道院(Convento San Bernardo)に寄る(下の写真6)。16世紀後半から17世紀初頭に建てられたサルタで最も古い建物の一つ。ただし、1840年代に再建されている。元々は病院として使われており、再建時に修道院になった。あと、来る時には中には入らなかったサンフランシスコ教会の中も覗く(下の写真7)。ここは落ち着いた雰囲気。

8時前、観光を終了し、いったんホテルに戻る。夕食は、この日はフォルクローレ(Folclore)の聴ける店に食べに行こうとしてるのだが、こういう店は開店が遅いし、演奏も10時を過ぎないと始まらないところが多いので、この時間でも早過ぎる。ただ、私は翌日の朝も早いので、一休みの後、ホテルの北東、5分ちょっとで行ける鉄道のサルタ駅南のペーニャ(Pena)と云うフォルクローレのライブハウスが集まっているスポットに向かう。

ところが、8時半から店は開くと云うペーニャ、行ってみたら全く開店する雰囲気がない。困った・・・ フォルクローレは聴きたいが、腹も減ったし、食べて帰って寝たい。ちゅうことで、その店は諦めて、その隣で、音楽演奏が聴こえてた店に入ることにする。ペーニャアルマ(Pena Aruma)と云うお店。入った時には女性ボーカルがおっちゃんのギターで歌ってて、その後休憩後兄ちゃんが多分ボンボ(Bombo)と云う動物の生皮を張った大太鼓を敲きながら、やはりギターを1人連れて歌ってた。フォルクローレって云うのは、ラテンアメリカ各地にある大衆音楽。そのぞれの地方の人々が地域の様々な部族の踊り・リズム・楽器・歌をかき集め、それらを西洋音楽と融合させたもので、地域地域によってそれぞれの特徴を持つが、サルタはアルゼンチンフォルクローレの聖地と云われる。フォルクローレと云うと、「コンドルは飛んで行く(El Condor Pasa)」のようなケーナ(Quena)とかサンポーニャ(Zampona)を使った音楽をイメージするが、ここのは全然違ってた。うまく表現できないが、ここのもとても良かった。

あと、食事。サルタ名物であるタマレス(Tamales)とロクロ(Locro)をサルタビールで。タマレスはトウモロコシの粉やミンチ肉、ゆで卵のコマ切り等が混ざったものをトウモロコシの葉に包んで蒸したもので、大きめのちまきって感じ。ロクロは潰した白とうもろこしを長時間煮込み、肉やその他の野菜を入れたシチュー。いや、どっちも美味しかった。素敵な音楽に美味しい料理にビールで満足な夜になった。他のお客さんは少なかったが、2、3組はいて、本当はもっと遅い時間なら楽しめたろうとは思うが、それなりに楽しめた。
https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.1874282749308407&type=1&l=8a89379cb0


10時前ホテルに戻る。この日は1万6千歩で、久々に2万歩いかなかった。


雲の列車に続く。

  • ロープウェイ サンマルティン公園駅

    ロープウェイ サンマルティン公園駅

  • ロープウェイ サンベルナルドの丘駅

    ロープウェイ サンベルナルドの丘駅

  • サンベルナルドの丘の人工滝

    サンベルナルドの丘の人工滝

  • サンベルナルドの丘の十字架

    サンベルナルドの丘の十字架

  • サンベルナルドの丘のキリスト像

    サンベルナルドの丘のキリスト像

  • サンベルナルド修道院

    サンベルナルド修道院

  • サンフランシスコ教会内部

    サンフランシスコ教会内部

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