2018/08/29 - 2018/09/03
13位(同エリア75件中)
わかきーとさん
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アルゼンチン北部、アンデス山脈の麓に位置するサルタ州を旅しました。
「悪魔の喉」と呼ばれる奇岩、メンドーサに次ぐワイン産地であるカファジャテ渓谷、標高4,200メートルの高地を進む「雲の列車」、大塩湖(Salinas Grandes) や「七色の谷(Siete Colores)」のあるウマウワカ渓谷など、見どころ満載!
車での移動も長かったですが、ガイド兼運転手との会話も弾み、楽しい旅行になりました。標高が高い為に高山病のリスク、朝晩の冷え込みもありましたが、高山病予防の薬での対策は勿論、美味しい食事とワイン、そしてしっかりと睡眠を取り、体調を崩すことなく旅程を送ることができました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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早朝サルタ着のフライト。空港からは手配したお迎えの車で市内中心部のホテルに向かいます。高層建築の少ないサルタでも一際高さの目立つAlejandro 1(★★★★★)にチェックインです。
Hotel Alejandro I - Affiliated by Meliá ホテル
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ホテルには朝5:30頃の着だったため、部屋は使えるように予約しておきました。
部屋はオーソドックスで広く、使いやすいです。デスクやトイレ・バスも広くゆったりできました。
少しの仮眠の後に朝食をとり、市内観光に繰り出します。 -
ホテルから徒歩5-6分の市内中心部、広場に面したカテドラルです。
淡いピンク色が綺麗です。 -
白い建物はミイラ博物館が入っています。
ここのミイラは学術的にも貴重で、「まだ生きてるの?」というくらい生々しい子供のミイラです。髪の毛や皮膚もしっかりと残っていました。
写真撮影は禁止でした。
説明を読むと、エリートの子供が生贄としてミイラになったようでした。
「サルタ→ミイラ」でweb検索すると、少女のミイラが出てきますが、本当にそのままの肌や髪の毛の質感、「眠ってるの?」というくらいの状態です。サルタ高地考古学博物館 (MAAM) 博物館・美術館・ギャラリー
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市内中心部から20分ほどでしょうか、歩きます。
市街地を見下ろす丘に登るゴンドラに乗ります。テレフェリコ (ケーブルカー) アクティビティ・乗り物体験
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丘の上にはカフェやお土産屋さんなどがあります。サルタの地元のビールを飲みました。サルタの街は標高1,200メートル、丘の上なので標高はもう少しあります。空気も乾燥しているので、ビールがとても美味しかったです。
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丘の上の散策も終わり、市街地に降りてきました。とても色鮮やかな教会もあります。サルタは建物の高さ、碁盤の目のような道路など、全体的に調和の取れた美しい街並みといった感じです。
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教会の内部です。
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初日の夕食、ステーキレストランEL CHARRUAです。
これはエンパナーダ。ステーキ屋さんのエンパナーダなので、中の具のお肉も含めてとても美味しかったです。 -
ワインはメンドーサではなく地元の物、Colome自体は割と有名銘柄にはなります。少しお値段高めのものをオーダーしましたが、当時の為替レートは円高のため、日本人にはお手頃価格でした。
アルゼンチンペソは常に下落や経済不安定の象徴のように言われていますが、この旅行中も為替が動いていたようで、レストランの店頭のメニューは手書きで金額訂正をしていました。 -
イチオシ
続いてロクロという料理。アルゼンチンのモツ煮込みスープといえばよいでしょうか。刻みネギ、内臓や豆などのスープですが、物凄く美味しかったです。日本人的な言い方をすると、「二日酔いの朝に飲みたくなるスープ」といった感じです。
このロクロ、他のレストランでもオーダーし続けましたが、ここのレストランが一番美味しかったです。 -
イチオシ
来ました♪アルゼンチンビーフのステーキです。
骨付きのカルビステーキですね、当然ながら美味しいです。
お腹も満足、初日の行動を終えて眠りに就きます。 -
2日目、ワインの里カファジャテを目指します。
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途中、幹や枝が黄緑色の木がありました。ガイド兼運転手によれば、この地域独特の種だそうで、道すがら、こうした木が沢山ありました。
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しばらく走り、「悪魔の喉」に到着です。
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物凄い迫力です。地殻変動で地層がねじ曲がっています。
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またまた黄緑色の木です、不思議です。
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最初に訪問したワイナリーです。
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南半球アルゼンチンの8月末は、日本でいえば半年ずれの2月末と冬。
冬なのでブドウの木も葉っぱはありません。 -
ワインショップです。
アルパカのモチーフがボトルに貼り付けてあり、かわいらしいです。このワインを購入しました。 -
トロンテスの白ワイン。香りも華やかなワインです。
65ペソは旅行当時のレートで200円弱! -
2か所目のワイナリーです。
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ここはBIOワインの作り手だそうです。
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少し遅めのお昼です。カファジャテの広場に面したレストランでエンパナーダを頂きます。
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ロクロです。昨日のステーキレストランには及ばないものの、十分に美味しい料理でした。
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この地域、奇岩や地層のダイナミズムを感じられる場所が多いです。
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2日目の夕食、Don Salvadorというレストランです。
とあるサイトで評価が高かったこともあり、行ってみました。宿泊しているホテルからも遠くはありません。
シーズンがそもそも冬で観光客が少ないこともあり、席の埋まり具合は半分~7割くらいでした。地元の方と思しきグループや家族連れが目立ちました。 -
ステーキ、目玉焼き、フライドポテトと味気なく見えますが、ステーキはアルゼンチン、絶品です。
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ワインは赤ではなく白、地元のトロンテス。
香り華やか、且つそれなりにパワフルさもあるので、ステーキでも負けません。
2日目もこれにて終了、明日に備えて休みを取ります。 -
3日目、サルタのホテルをチェックアウトし、ウマウワカ渓谷へ向かいます。
宿はプルママルカという街に予約済みです。 -
ウマウワカ渓谷には「七色の谷」という絶景ポイントがあるのですが、早くも「それっぽい景色」が出てきました。
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途中、運転手兼ガイドの遊び心もあり、「ちょっと道を外そうか?」みたいなノリでオフロードに入りました。道を外すとはいえ、轍もあるので怖くはありませんでしたが、サボテンなど景色は素敵なエリアでした。
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途中、小さな村に休憩・観光がてら寄りました。空の青さが濃いですね。
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しばらく進むと、海抜4,080mとのこと。富士山より高いです。
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サンアントニオ・デ・ロス・コブレスという街に着きました。ここは「雲の列車」の発着点になる街で標高3,800メートルほどです。
町の中心に即席子供パークのような遊具のセッティング中でした。大勢の子供たちが「早く遊びたい!」みたいな視線で準備を見守りつつ、プレッシャーをかけているようでした。 -
いよいよ「雲の列車」に乗ります。
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列車の車体にも、スペイン語で「雲の列車」と書いてあります。
この雲の列車、2024年1月にBS-NHKで俳優が旅する南米の鉄道の番組があり、その中でも紹介されていました。 -
コンドルのイラストもあります。我々も列車に乗り込み出発です。
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車内はこんな感じです。結構、寝ている人が多いですが、標高が高いので酸欠も相まって眠くなるんですzzz
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こんな感じの乾いた景色を進んでいきます。
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小一時間進むと、折り返し点の鉄橋が見えてきました。
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かなり高さのある鉄橋です。車内でも「鉄橋がもうすぐです」みたいなアナウンスがありました。
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イチオシ
鉄橋では速度を落とし、ゆっくりと進みます。
身体を乗り出して写真を撮るのが定番です。ボックス席の向かい側の方と、お互い写真を撮り合いです。
出発時に「鉄橋の先で折り返すので、通路を挟んだ人と席を入れ替わって下さい」とアナウンスがありました。みんなきちんとルールを守っており、いいシステムだと感じました。
私たちは往路で写真撮りましたので、復路は交代。写真を撮らずに景色をじっくりと眺めていました。 -
鉄橋を往復したところで列車は一時停車です。お土産屋さんもたくさんあります。ただ、吹きさらしの場所で風も強かったです。しばらくの間、景色を楽しんだ後、列車に戻ります。
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またサンアントニオ・デ・ロス・コブレスに戻ってきました。風が強かったこともあり、過酷な環境(標高、日差し、乾燥など)がより感じられました。生活している皆さんはたくましいです。
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次は大塩湖に向かいます。
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2-3時間ほど走ったでしょうか、幹線道路沿いに塩湖が現れました。
ウユニ塩湖と比べて白さは不足していますが、しっかりと塩です。サリーナス グランデス (アルゼンチンの大塩原) 滝・河川・湖
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道路から近いこともあり汚れも見えますが、それなりに白いです。
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3日目の宿です。
ウマウワカ渓谷のプルママルカという街にあるお宿、MANANTIAL DEL SILENCIO(★★★★)です。 -
レストランです。夕食、一番乗りでした。
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またまたエンパナーダ、これも絶品でした。
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イチオシ
アルパカ肉のカルパッチョ、これまた絶品でした。
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ワインも美味しかったです。
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メインの肉料理、これも美味しかったです。
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ラム肉も軟らかく美味しかったです。
アルゼンチンは都会も田舎も、それぞれに料理はハズレがないですね。
今日も疲れたので、すぐに眠りに就きました。 -
4日目の朝です
標高の高い地域ということで朝は冷え込みます。霜も降りていました。 -
朝食後、今日の行動開始です。ガイド兼運転手と合流です。
ホテル近くの岩肌ですが、カラフルです。 -
ティルカラという町の近くの遺跡です。標高は2600mほどでしょうか。
サボテンが特徴的です。空も青く、空気も澄んでいます。プカラ デ ティルカラ 史跡・遺跡
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遠目にはなかなかリアルです。
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遺跡入口近くでは、アルパカも飼育されていました。
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ティルカラから移動です。
土の赤さが鮮やかです。 -
さらに車で進むと、巨大アルパカのオブジェ?のある建物に着きました。
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アルパカが飼育されています。柵越しに”なでなで”できますが、アルパカの毛はゴワゴワしています。
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南回帰線の標識です。
南緯23度くらいでしょうか。 -
ウマウアカの街です。
標高は3,000m近くですが、慣れたせいもあってか空気の薄さは感じませんでした。 -
アルゼンチンとはいえ、ボリビアに近いアンデス山脈エリアなので、景色はボリビアやペルーのそれといった感じですね。
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お土産屋さんも出ています。
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イモもカラフルです。
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ウマウアカの街を発ちます。
ガイド兼運転手によると、「次は七色の谷に行くよ」とのことで車を走らせます。それっぽい岩肌の色がチラホラ見えてくるようになりました。期待が高まります。 -
お?!?!着いたかな????
車の中からの写真のため、ご容赦を。 -
イチオシ
来ました!「七色の谷(Siete Colores)」です。
通り沿いに突如、現れたので、路肩に車を停めて鑑賞です。 -
サルタの街に戻りました。
すっかり日も暮れ、今日のディナーです。 -
最初はまたまたロクロ。
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そして、またまたステーキ。
アルゼンチン旅行では、肉料理を連日食べられると食事も気にならないですね。 -
ワインはマルベック主体のブレンド。ステーキとも合いました。
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日中も見た色鮮やかな教会がライトアップです。
この後、ホテルに戻りお休みです。
ただ、早朝便のため、ホテルは未明の3:00発でした。
なかなかにハードな環境と日程でしたが、しっかりと見どころを満喫できました!
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