2014/06/16 - 2014/06/19
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forestkoroさん
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●北海道・初夏のドライブツアー vol.2
少し前の記事になりますが、北海道の旅行記をご紹介します。
札幌生まれの母が女学校時代の同窓会に出席するということで、
この年もちゃっかり同行。
午後に羽田を出る便で札幌に入り、二日目はレンタカーで
余市の「ニッカウヰスキー工場」へ。
vol,1では「ニッカウヰスキー工場」の原酒直売所や
有料試飲カウンターを含む全体像を紹介したので
vol,2では無料試飲が楽しめる「ニッカ会館の試飲会場」の様子と
レストラン「樽」の「生うに丼」をご紹介します。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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-
ウイスキー博物館内にある「ウイスキー倶楽部」を出た後、
「ニッカウヰスキー余市蒸留所」をたっぷりと見学し、
「ニッカ会館」前に戻ってきた。
立派な建物の1階には「レストラン樽」、
そして2階は、あの「ニッカウヰスキーが
無料で楽しめる『試飲会場』」である(喜)。
開放感のある広いスペースには6人掛けのテーブル席が
いくつも置かれ、
カウンターには「酒」「酒」「酒」(喜)!!
それがすべて「無料!」というのだから、
その太っ腹ぶりが嬉しい(笑)。
が、スキップしながら階段を上っていく途中で思い出した。
この後、レンタカーで札幌まで戻らなければ
ならないことを(号泣×∞)。。。
まさに「究極のおあずけ状態!!」(爆)。。。
一滴も飲めないので悔しい思いをしていると、
「りんごジュース」(「りんごのほっぺ」:
北海道余市のJAよいちが手がけるストレート100%の
リンゴジュース)と「ウーロン茶」のブースを見つけた。
という訳で正々堂々とこの「ソフトドリンク」をいただく。
もちろん無料なのでお代わりっ!!
出荷できない地元のリンゴを用いたという
この「りんごジュース」は林檎のおいしさが
たっぷりと詰まっていて美味。
ウーロン茶もたっぷりといただいて溜飲を下げたのだった。
ジュースとウーロン茶が揃っているので、
ファミリー連れで訪れても充分に楽しめるのがまたよい。 -
此方でいただけるウイスキーは「シングルモルト余市10年」と
「ブレンデッド 鶴17年」。
そしてアルコール度数が22度もある「アップルワイン」の3種類。
此方にない他のウイスキーは「ウイスキー倶楽部」で
いただくことができる(有料)。
しかし、この二つ(アップルワインも)は共に
あちらでのお取り扱いはないので、
できれば双方にチャレンジするのがオススメ!!
特に「鶴17年」は、「日本のウイスキーの父」と呼ばれる
ニッカの創業者 竹鶴政孝が、ウイスキーへの情熱の集大成として
つくり上げた「ニッカの最高峰!」なのだそうだ。
ニッカウヰスキーブレンダーチームの繊細な技が、
17年という時を経て「熟成した品格の味わい」(!)を
紡ぎ出したという。
うーん、是非ともいただいてみたかった(号泣×∞)が
致し方ない。 -
母がトライしてみたいということだったので、
双方ともに「香りだけ」チェック(爆)。
たしかに「余市」よりも華やかでより一層優雅かつ
繊細な香りが広がる。
これも好みではあるのだけれど、母に言わせると
「ウイスキー倶楽部」でいただいた
「竹鶴21年」の方が美味しかったとのこと。
私はいただいてないので比較はできないのだけれど(汗)。
店内カウンターには氷、水がたっぷりと用意され、
お好みに応じてセルフスタイルで
常温やロック、水割りなどを楽しむことができる。
また、「ハイボール」も作れる専用マシンを見かけた。
うーむ、一口でよいから飲んでみたかった。。。 -
そして「アップルワイン」。
「ウイスキー倶楽部」の記事でも少し触れたが、
ニッカウヰスキーの歴史は「りんご」と共にある。
1934年(昭和9年)、創業者の政孝が
理想のウイスキー作りのための場所として選んだ
北海道余市。
ここから、日本の本格的なウイスキーづくりが
スタートした訳だが、熟成に時間を要するウイスキーは、
製造開始から販売までに相当な時間を要する。
その、熟成を待つ間に作られたのが、地元のりんごを使用した
ワインやシードル、ジュースの類だった。
ちなみに「ニッカウヰスキー」の創立時の社名は
「大日本果汁株式会社」であり、
このアップルワインが誕生したのは、1938年(昭和13年)
のことだったという。
アルコール度数22度を誇るこの「アップルワイン」は、
国産リンゴのワインにリンゴブランデーを加え、
ブランデー樽でゆっくりと熟成させるというもの。
まろやかで余韻のある味わいが特徴なのだそうだ。
此方も私は「香り」だけ堪能したのだけれど、
母は相当に美味しかったらしくお代わりしていた(呆)。 -
おいしいウイスキーの水割りと
アップルハイボールの作り方! -
売店「ノースランド」に立ち寄ると、
先ほどの「アップルワイン」(947円)(ニッカウヰスキーも色々)が
売られている。
「アップルワイン工場限定オリジナルラベル」。 -
「工場オリジナルウイスキー」。
ボトル自体がちと重たいのだけれど、
「工場限定オリジナルラベル」ということで購入。
「ウイスキー人気No.1」の工場オリジナルウイスキー」と
共に重たいボトルを東京まで引きずって帰ったのだった(爆)。 -
全部連れて帰りたかった「くまさん」!
-
ノースランドではこんな感じで売られています。
帰京後に「ストレート」で味見してみると、
相当に濃厚なお味だ。
ちなみに母はあんなに感激していたくせに、
「なんだかあまり・・・」とのこと(爆)
やはり余市の空気感がおいしさを
もたらしたのだろうか(謎)。
会場内にあった解説によると、倍の量の炭酸水と氷3個で作る
「アップルワインハイボール」がおいしいらしい。
これは是非トライしてみなければなるまい。 -
お昼は小樽まで戻って「お鮨」を食べようと思っていたのに、
あまりに楽しいのでついつい遊びすぎてしまった(汗)。
積丹半島で評判らしい「うに丼」は先着50名ということ
らしいので、もう食べられないし。。。
と、ニッカ会館1階にある此方のレストランの店頭ケースに
「季節限定メニュー 本日のおすすめ品」として
「余市近海産(うに)」を用いたという「生うに丼」
(2,570円)を見つけた(嬉)。 -
「余市近海産」の「うに」は6月から本格的なシーズンに
突入するのだそうだ。
今は6月だし、何よりも今回の旅では
「絶対に積丹半島で『うに丼』を食べる!」と決めていた。
よく考えれば(考えなくても)、ここ余市も積丹半島に
位置する街だ。
が、観光地のレストランなので「どうかなー?」と
思いながらも入店(大変に失礼!!)。。。 -
メニューには「ワインしゃぶ定食」「いくら丼」
「かに重」「ジンギスカン定食」
「スープカレー」などが豊富にラインナップしているが、
ここは初志貫徹で「うに丼」(2,570円)をお願いする。
ずっと「ソフトドリンク」で我慢してきた(爆)ので、
「とりビー」(もちろんノンアル)もお願いする(笑)。
此方の「アサヒドライゼロ」は310円。
前日、某レストランでお願いしたノンアルビールが2本
飲める計算になる(笑)。 -
ここにも「King of Blenders」が!!
-
とりビー」をいただいて一息ついていると
「うに丼」がやってきた。
お丼に入った御飯(北海道産のお米とのこと)の上に
刻み海苔が敷かれ、
その上に「うに」がドーンと盛られている。
「うに」の脇には赤とさか、大葉、キュウリ、甘酢生姜、
そして大葉の蔭には大根がトッピングされている。
小鉢は松前漬け、香の物は瓜だ。 -
添えられているタレにわさびをとき、
そのままダイレクトに「うに」にオン!!
そして目を瞑って「最初のひと口」をいただく。。。
「まいうーーーっ!!」。。。
思わず飛び跳ねてしまいそうになるぐらいに、
トロトロに甘くて、柔らかくて脳天に染みわたる。。。
続いて「ふた口目」。。。やはり口の中に
「香り高い海の滋味」が広がっていく感覚。。。
この「幸せ感」は誰にも譲れない。
いや、譲りたくない(笑)。
ウイスキーは一滴も試飲できなかったけれど、
この「余市近海産」(うに)を食べられたことで
「プラマイゼロ」だ。
いや、「災い転じて福となる」(爆)。。。
それぐらいに美味しい「うに丼」だった。
しかも写真の通り、幾重にも「うに」が折り重なっている
のがおわかりいただけるだろうか?
まさに「うにのてんこ盛り」、いや、
「うにの宝石箱や~!」という感じでワシワシと
この時期限定の「海からの贈り物」を
楽しませていただいたのだった。
小樽のお鮨は札幌のそれよりも格段にお安い
(お鮨に限らず海産物は全体的に)のだけれど、
積丹の「うに丼」は小樽よりもさらにお安い
のではないだろうか?
こんなにたくさん「うに」が載って「2,570円」とは
何だか申し訳ないぐらいだ。
此方の「松前漬け」の美味しさに感化されて、
札幌・狸小路の某店で「松前漬け」を購入して
帰京したのだけれど、なかなか結構なお値段だった。
余市で購入すればもう少し安かったのだろうか(謎)。。。
スタッフのサービスもキビキビとして快適。
札幌グランドホテルの「シャリアピンステーキ」は
2回いただいたのだけれど、
もう一度食べたいと思った「此方のうに丼」は
再チャレンジするにはちょっと遠すぎた(笑)。
でも、近くにいたらおそらく絶対にリピートしていただろう。
積丹半島の先端まで行かなくても、おいしい「うに丼」に
出会えたことに心から感謝したい。 -
-
ワレモコウが活けられていました!
-
JR余市駅から徒歩2~3分でアクセス可能です。
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