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●北海道・初夏のドライブツアー vol.3<br /><br /><br />少し前の記事になりますが、北海道の旅行記をご紹介します。<br />札幌生まれの母が女学校時代の同窓会に出席するということで、<br />この年もちゃっかり同行。<br /><br /><br />北海道旅行の3日目。<br />クラス会に出るという母を札幌市内の某会場まで送ると、すでに11時前だ。<br />相変わらず小雨はぱらついているし、さあ、どこに行こう。。。<br /><br /><br />高速道路をカッ飛んでめざしたのは「富良野」。<br />富良野に暮らす倉本聰センセに敬意を表して「名作ドラマロケ地巡り」を敢行することにした。<br /><br /><br />富良野駅を経由して最初にめざしたのは「新富良野プリンスホテル」。。。<br />「優しい時間」(2005年放映)に登場した「珈琲 森の時計」で極上の時間を過ごした後は、<br />マイクロバスに乗ってやはり敷地内にある「風のガーデン」をめざしてみることにした。<br />2008年に放映された中井貴一主演の「風のガーデン」は、<br />名優・緒形拳が最後に出演したTVドラマとしても記憶に新しい。<br /><br /><br />この「風のガーデン」はドラマのために造られた英国式ガーデンで、毎年4月末から10月中旬まで、<br />なんと!365品種もの花々が季節に準じて咲き乱れる美しい庭園なのだそうだ。<br />園内にはドラマに登場したグリーンハウスなどが当時のまま残され、雰囲気を盛り上げる。<br />

「風のガーデン」@富良野。

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2014/06/16 - 2014/06/19

892位(同エリア1664件中)

forestkoro

forestkoroさん

●北海道・初夏のドライブツアー vol.3


少し前の記事になりますが、北海道の旅行記をご紹介します。
札幌生まれの母が女学校時代の同窓会に出席するということで、
この年もちゃっかり同行。


北海道旅行の3日目。
クラス会に出るという母を札幌市内の某会場まで送ると、すでに11時前だ。
相変わらず小雨はぱらついているし、さあ、どこに行こう。。。


高速道路をカッ飛んでめざしたのは「富良野」。
富良野に暮らす倉本聰センセに敬意を表して「名作ドラマロケ地巡り」を敢行することにした。


富良野駅を経由して最初にめざしたのは「新富良野プリンスホテル」。。。
「優しい時間」(2005年放映)に登場した「珈琲 森の時計」で極上の時間を過ごした後は、
マイクロバスに乗ってやはり敷地内にある「風のガーデン」をめざしてみることにした。
2008年に放映された中井貴一主演の「風のガーデン」は、
名優・緒形拳が最後に出演したTVドラマとしても記憶に新しい。


この「風のガーデン」はドラマのために造られた英国式ガーデンで、毎年4月末から10月中旬まで、
なんと!365品種もの花々が季節に準じて咲き乱れる美しい庭園なのだそうだ。
園内にはドラマに登場したグリーンハウスなどが当時のまま残され、雰囲気を盛り上げる。

旅行の満足度
4.5
同行者
家族旅行
交通手段
レンタカー JALグループ
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行なし)

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  • 新富良野プリンスの敷地内に位置している。

    新富良野プリンスの敷地内に位置している。

  • 広大な白樺並木。

    広大な白樺並木。

  • 気持ちよさそうなゴルフコース。

    気持ちよさそうなゴルフコース。

  • 到着!

    到着!

  • 美しいデルフィニウムが迎えてくれる。

    美しいデルフィニウムが迎えてくれる。

  • 美しい花が咲き誇るガーデン。。。

    美しい花が咲き誇るガーデン。。。

  • 白鳥家が暮らしていたグリーンハウス。

    白鳥家が暮らしていたグリーンハウス。

  • ドラマ内のセットが当時のままで残されている。

    ドラマ内のセットが当時のままで残されている。

  • お洒落なイングリッシュガーデン。

    お洒落なイングリッシュガーデン。

  • 少し小高い「羊の広場」から。

    少し小高い「羊の広場」から。

  • 入園料は700円(お近くの方には年間パスポートもあるらしい)<br />かかるが、お花とガーデンが好きな方々にはなかなかのオススメ。<br />6月上旬から9月下旬までは園内をライトアップした<br />「ナイトガーデン」も楽しめるのだそうだ。<br /><br /><br />じっくりと廻れば時間もそれなりにかかるが、<br />そんなに広くないので1時間もあれば、<br />ノンビリと過ごせるだろう。<br /><br /><br />

    入園料は700円(お近くの方には年間パスポートもあるらしい)
    かかるが、お花とガーデンが好きな方々にはなかなかのオススメ。
    6月上旬から9月下旬までは園内をライトアップした
    「ナイトガーデン」も楽しめるのだそうだ。


    じっくりと廻れば時間もそれなりにかかるが、
    そんなに広くないので1時間もあれば、
    ノンビリと過ごせるだろう。


  • 訪れた日は雨がパラパラと降る生憎のお天気だったけれど、<br />色々と訪れた富良野エリアにおいては、<br />一番癒されたスポットの一つだった。<br />

    訪れた日は雨がパラパラと降る生憎のお天気だったけれど、
    色々と訪れた富良野エリアにおいては、
    一番癒されたスポットの一つだった。

  • 富良野といえば倉本聰センセイによる<br />「北の国から」が有名なのだけれど、<br /><br />2005年に放映された「優しい時間」も<br />父と息子の「深い絆」を描いた静かなドラマだった。。。<br /><br />そのドラマの中に登場するのが<br />「珈琲 森の時計」。<br /><br /><br />此方はそのドラマの中で寺尾聰扮する<br />元・エリート商社マンの主人公が営む<br />森の中の喫茶店という設定のお店だが、<br />今も当時のままのスタイルで営業を続けている。

    富良野といえば倉本聰センセイによる
    「北の国から」が有名なのだけれど、

    2005年に放映された「優しい時間」も
    父と息子の「深い絆」を描いた静かなドラマだった。。。

    そのドラマの中に登場するのが
    「珈琲 森の時計」。


    此方はそのドラマの中で寺尾聰扮する
    元・エリート商社マンの主人公が営む
    森の中の喫茶店という設定のお店だが、
    今も当時のままのスタイルで営業を続けている。

  • こんな小道をテクテクと歩いていくと

    こんな小道をテクテクと歩いていくと

  • お店発見!!<br /><br /><br />ドラマは深い雪が降り積もる「冬」の設定だったのだけれど、<br />今は6月。。。<br />周りは白樺をはじめとした鬱蒼とした木々が茂っているが、<br />こればかりは致し方ない(笑)。<br />

    お店発見!!


    ドラマは深い雪が降り積もる「冬」の設定だったのだけれど、
    今は6月。。。
    周りは白樺をはじめとした鬱蒼とした木々が茂っているが、
    こればかりは致し方ない(笑)。

  • 入店すると待ち客が約1名。<br />空いているテーブル席でもよかったのだけれど、<br /><br />「カウンター席ですとご自分でコーヒーミルを<br />お挽きいただけます!」<br />(テーブル席では挽くことができない)というので<br />待たせてもらうことにした。<br /><br /><br /><br />この日のカウンターはツアーの団体客だったらしく、<br />異様に盛りあがっている。ちょっと興ざめ(汗)。。。<br />20分ぐらい待たされてカウンターの客は全員撤収。<br />店内にもようやくひっそりとした静寂が訪れた。<br /><br /><br />寺尾さんにどことなく雰囲気の似たマスターの方の<br />お話によると、混んでいるか否かは「時の運」なのだそうだ。<br /><br /><br />メニューには、カレーやシチューなども並んでいるが、<br />「初雪」「根雪」「雪解け」というネーミングが<br />気に入ったので、「ケーキセット」(1,240円)を<br />いただいてみることにした<br />(単体でお願いするとブレンドは540円、各ケーキは780円)。<br /><br /><br />

    入店すると待ち客が約1名。
    空いているテーブル席でもよかったのだけれど、

    「カウンター席ですとご自分でコーヒーミルを
    お挽きいただけます!」
    (テーブル席では挽くことができない)というので
    待たせてもらうことにした。



    この日のカウンターはツアーの団体客だったらしく、
    異様に盛りあがっている。ちょっと興ざめ(汗)。。。
    20分ぐらい待たされてカウンターの客は全員撤収。
    店内にもようやくひっそりとした静寂が訪れた。


    寺尾さんにどことなく雰囲気の似たマスターの方の
    お話によると、混んでいるか否かは「時の運」なのだそうだ。


    メニューには、カレーやシチューなども並んでいるが、
    「初雪」「根雪」「雪解け」というネーミングが
    気に入ったので、「ケーキセット」(1,240円)を
    いただいてみることにした
    (単体でお願いするとブレンドは540円、各ケーキは780円)。


  • それぞれの目の前にコーヒーミルが置かれ、<br />スプーン1杯分のコーヒー豆を渡される。<br /><br /><br />「豆をミルに入れて軽くなるまで回してください!」<br />とマスター。。。<br /><br />コーヒーミルを自分で挽くのは何年ぶりだろう?<br />まさか「うちでは電動ミルで挽いてます!<br />早いし、楽ですよー!」などとは<br />このようなお店では絶対に口にできない(汗)。。。<br /><br />

    それぞれの目の前にコーヒーミルが置かれ、
    スプーン1杯分のコーヒー豆を渡される。


    「豆をミルに入れて軽くなるまで回してください!」
    とマスター。。。

    コーヒーミルを自分で挽くのは何年ぶりだろう?
    まさか「うちでは電動ミルで挽いてます!
    早いし、楽ですよー!」などとは
    このようなお店では絶対に口にできない(汗)。。。

  • 挽き終わったミルを渡すと、マスターがさらに数回回し、<br />挽いた豆を銀色のトレイに入れて<br />「香りをお楽しみください!」と渡してくれる。

    挽き終わったミルを渡すと、マスターがさらに数回回し、
    挽いた豆を銀色のトレイに入れて
    「香りをお楽しみください!」と渡してくれる。

  • 前日のウヰスキーの香りも素晴らしかったが、<br />此方の挽きたての珈琲もまた何とも素晴らしい芳香を放っている。<br />優雅で繊細、そして深みのある豊かな香りだ。<br />

    前日のウヰスキーの香りも素晴らしかったが、
    此方の挽きたての珈琲もまた何とも素晴らしい芳香を放っている。
    優雅で繊細、そして深みのある豊かな香りだ。

  • そしてその挽いた豆をネルに入れ、<br />ゆっくりと丁寧に一人分ずつカップに落とすのが<br />此方の珈琲の煎れ方だ。<br /><br />少し時間は要するが、厚手のカップに入って登場する<br />ブレンドはなかなかに香り高くて美味しい。<br />時として苦みが強すぎたり、やたらに濃すぎる場合は<br />ミルクが必須アイテムなのだけれど、<br />此方の珈琲はストレートでいただいた方が<br />美味しいように感じた。<br /><br />そんな訳でストレートでゴー。

    そしてその挽いた豆をネルに入れ、
    ゆっくりと丁寧に一人分ずつカップに落とすのが
    此方の珈琲の煎れ方だ。

    少し時間は要するが、厚手のカップに入って登場する
    ブレンドはなかなかに香り高くて美味しい。
    時として苦みが強すぎたり、やたらに濃すぎる場合は
    ミルクが必須アイテムなのだけれど、
    此方の珈琲はストレートでいただいた方が
    美味しいように感じた。

    そんな訳でストレートでゴー。

  • また「初雪」は「チョコのクリームがのった<br />ガトーショコラ」という通り、<br />真ん中のスポンジケーキ部分のほろ苦さと<br />周囲のしなやかに甘いチョコクリームが<br />絶妙のコンビネーションを醸し出している。<br /><br />「初雪」とはいかにも儚げにチョコクリームにまぶしてある<br />真っ白なパウダーのことらしい。

    また「初雪」は「チョコのクリームがのった
    ガトーショコラ」という通り、
    真ん中のスポンジケーキ部分のほろ苦さと
    周囲のしなやかに甘いチョコクリームが
    絶妙のコンビネーションを醸し出している。

    「初雪」とはいかにも儚げにチョコクリームにまぶしてある
    真っ白なパウダーのことらしい。

  • そんなに甘すぎない「初雪」のケーキは<br />ストレートでいただいたブレンドとの相性もバッチリ!!<br />そしてまた大きくてミッシリとしているので食べ応え感もある。

    そんなに甘すぎない「初雪」のケーキは
    ストレートでいただいたブレンドとの相性もバッチリ!!
    そしてまた大きくてミッシリとしているので食べ応え感もある。

  • さすがに雰囲気はよろしいし、ゆったりと時を刻む<br />独特の空気感の中で、ノンビリと極上の時間を過ごすには<br />最適の空間だとは思うのだけれど、<br />旅の途中でちょっと立ち寄るにはいささか気ぜわしいかな(笑)。

    さすがに雰囲気はよろしいし、ゆったりと時を刻む
    独特の空気感の中で、ノンビリと極上の時間を過ごすには
    最適の空間だとは思うのだけれど、
    旅の途中でちょっと立ち寄るにはいささか気ぜわしいかな(笑)。

  • 聞くところによれば、今度の3月で10周年を迎えるのだそうだ。<br />時の流れを感じずにはいられない。

    聞くところによれば、今度の3月で10周年を迎えるのだそうだ。
    時の流れを感じずにはいられない。

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