南アルプス♪小太郎山＆北岳登山

2019/07/21 - 2019/07/21

6月の梅雨入り以降、天気の悪い週末が続き、この週末も晴れは期待薄でしたが、日曜日のアルプスなら高曇りの予報だったので、未登の百高山に登頂しようと、日帰りで南アルプスの小太郎山へ。ついでに3回目の北岳にも登ってみました。

＜行程＞
甲府駅4:35→広河原6:28（山梨交通バス）
広河原6:28-7:43大樺沢二俣7:46-8:45小太郎尾根分岐8:46-9:42小太郎山9:58-10:47小太郎尾根分岐-11:34北岳11:54-12:29小太郎尾根分岐-13:11白根御池小屋13:19-14:32広河原（登山）
広河原15:00→北沢峠15:25（南アルプス市営バス）
北沢峠15:45→仙流荘16:30（南アルプス林道バス）
仙流荘16:50→木曽福島駅18:20（JRバス・パノラマライナー）
木曽福島18:30→（JR中央本線）

エリア 南アルプス市(山梨)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配

土曜午後に山梨に移動して、何度か泊まっている石和健康ランドで前泊。深夜料金の発生する深夜3時前にチェックアウトして、割引で1080円。

クア・アンド・ホテル　石和健康ランド 宿・ホテル

1時間ほど歩いて、甲府駅前から山梨交通のバスで広河原へ。昨年9月の連休初日は4時頃で既に長蛇の列でしたが、今回はそれほどではなく、バス2台に全員が着席できました。

甲府駅 駅

遅延もなく広河原に到着。高曇りですが北岳が見えました。
広河原はこれで5回目で、利用した登山口としては、新穂高と並んで最多。

南アルプス野呂川広河原インフォメーションセンター 名所・史跡

広河原から北岳に向かう登山道は、過去2回（土曜日）は大渋滞でしたが、今回はそれほどではありませんでした。

大樺沢の雪渓

途中で左俣と右俣に分かれますが、左俣は残雪の状況がよく分からなかったので、以前にも歩いた右俣経由で。こちらは雪の上を歩く箇所はありません。

稜線に近づくとお花畑。特に黄色い花がたくさん咲いていました。

稜線に出ると、目指す小太郎山が見えました♪
バックには甲斐駒ヶ岳、右奥には八ヶ岳。

甲斐駒ヶ岳

東には鳳凰山

北西には仙丈ヶ岳。左奥に中央アルプス、右奥に北アルプス。

槍・穂高も見えました♪

小太郎尾根の前半はザレ・ガレの下りが多く、滑らないよう注意して歩きました。
マイナーな山なので人は少ない。

シャクナゲでしょうか。

山頂かと思ったら前小太郎山でした。

前小太郎山から小太郎山へ

小太郎山（標高2725m）に登頂♪
日本百高山の82座目。南アルプスの百高山の残りは蝙蝠岳と上河内岳となりましたが、どちらもアクセスが悪いので難関。

北岳

鳳凰山と富士山

分岐まで引き返し、次は北岳へ。

北岳の稜線にも色々な花が咲いていました。

しばらく登って振り返ると、北岳肩の小屋、小太郎山、甲斐駒ヶ岳を見下ろせました。

岩場をひたすら登ると、北岳山頂が見えてきました。

日本第2の高峰・北岳（標高3193m）に登頂♪
3回目ですが、過去2回はガスっていたので、初めて景色を見られました。

1回目（2016.07）
http://4travel.jp/travelogue/11154465
2回目（2018.09）
https://4travel.jp/travelogue/11405362

北岳 自然・景勝地

富士山を望むことができる日本一高い場所です。

過去2回ガスの中を歩いた間ノ岳への稜線を初めて見ることができました。

仙丈ヶ岳（左）と甲斐駒ヶ岳（右）

鳳凰山

下山は白根御池小屋経由で。長い下りを経て白根御池が見えてきました。

白根御池小屋。無料で南アルプスの天然水を補給できました。

白根御池小屋 宿・ホテル

途中の滝

広河原まで急な下りが延々と続いて足に堪えました。

ようやく広河原に帰着

南アルプス野呂川広河原インフォメーションセンター 名所・史跡

山梨交通で甲府に戻ると遠回りなので、南アルプス市営バスで北沢峠へ。

北沢峠のお花畑

北沢峠から南アルプス林道バスで仙流荘へ。
車窓から鋸岳が見えました。

鋸岳 自然・景勝地

運転手さんが、岩に開いた小さな穴「鹿窓」（写真右上あたり）を教えてくれました。写真左上が最高所の第一高点でしょうか。甲斐駒ヶ岳から鹿窓を通り抜けるなどして岩稜を鋸岳まで縦走する難ルートもありますが、自分にはとても無理そうです。

鋸岳には、今年6月に最も容易な釜無川コースで第一高点に登頂しましたが、登山口まで往復40km近く歩いたので大変でした。
写真上は鋸岳山頂からの甲斐駒ヶ岳と北岳・間ノ岳、写真左下は三角点ピーク手前からの鋸岳、写真右下は鋸岳山頂からの仙丈ヶ岳。

仙流荘でJRバスのパノラマライナーに乗り換えて木曽福島駅へ。乗客は僅か2人でした。

仙流荘 宿・ホテル

この旅行記へのコメント （2）

• ねもさん 2019/07/28 14:32:51

  やはりTJAR？

  mondoさん
  たいていのことでは驚かないつもりでしたが……　北岳日帰りだけでも十分驚異なのに、＋小太郎山にも!?　驚異を通り越して脅威かも(笑)
  このごろご無沙汰していますが、私をしごいてくれる若い山友達が、７月初めに日帰り北岳で10時間かかったそう。mondoさんは、北岳だけなら６時間!!
  この日は前後のすっきりしない天気のなかでは珍しく山日和。私は谷川連山の平標山を歩いていました。お互い貴重な梅雨の晴れ間に楽しい山歩きでした。

  mondoさん からの返信 2019/07/28 17:37:15

  RE: やはりTJAR？

  ねもさん、こんにちは。
  小太郎山＆北岳は軽装でしたので割と普通かと思います。小太郎山の山頂でお会いした方は広河原から同じくらいのペースで登ってきていましたし、下山では女性登山者に抜かれました。
  最近は微妙な天気の週末が続きましたが、梅雨明け後は好天に恵まれるといいですね。