ポレチュ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
3日目(6月30日)のプーラ円形闘技場と旧市街の観光を終えて、<br />旅行記の続きはレストランでの昼食から再開です。 <br />昼食後は、ポレッチでの観光です。<br />ポレッチはおよそ2,000年の歴史をもち、476年にローマ帝国が滅びるまで<br />その支配下にありました。 その後東ゴート王国、539年以降は東ローマ<br />帝国の一部に、788年以後、フランク王国の支配を受けました。<br />その後も、様々な時の勢力により何度も支配が行われました。<br />第二次世界大戦により、ポレッチはイタリア王国からクロアチアに併合<br />されることになります。<br /><br />ポレッチからロヴィニへ移動します。<br />ロヴィニはイストリア半島西岸に位置する観光地であり、漁港です。<br />イリュリア人の定住地であったこの地を古代ローマが占有しました。<br />ローマの衰退後、ポレッチと同様に東ローマ帝国の一部になりました。<br />その後、ヴェネツィア共和国、オーストリア帝国、イタリア王国そして<br />第二次世界大戦後にクロアチアに併合されます。<br /><br />観光が終わり、オパティアのホテル(2泊目)へ帰ります。<br />

麗しきクロアチア②イストラ半島ポレッチ、ロヴィニ

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2019/06/28 - 2019/07/07

56位(同エリア68件中)

jetstream

jetstreamさん

3日目(6月30日)のプーラ円形闘技場と旧市街の観光を終えて、
旅行記の続きはレストランでの昼食から再開です。 
昼食後は、ポレッチでの観光です。
ポレッチはおよそ2,000年の歴史をもち、476年にローマ帝国が滅びるまで
その支配下にありました。 その後東ゴート王国、539年以降は東ローマ
帝国の一部に、788年以後、フランク王国の支配を受けました。
その後も、様々な時の勢力により何度も支配が行われました。
第二次世界大戦により、ポレッチはイタリア王国からクロアチアに併合
されることになります。

ポレッチからロヴィニへ移動します。
ロヴィニはイストリア半島西岸に位置する観光地であり、漁港です。
イリュリア人の定住地であったこの地を古代ローマが占有しました。
ローマの衰退後、ポレッチと同様に東ローマ帝国の一部になりました。
その後、ヴェネツィア共和国、オーストリア帝国、イタリア王国そして
第二次世界大戦後にクロアチアに併合されます。

観光が終わり、オパティアのホテル(2泊目)へ帰ります。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
観光バス
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
  • ポレッチの「エウフラシウス聖堂」内にはビザンティン美術の傑作と<br />言われる黄金の美しいモザイク画や聖母マリアの壁画などが評価され、<br />1997年に世界遺産として認定されました。<br />その前に、ポレッチの街近くのレストランで昼食です。

    ポレッチの「エウフラシウス聖堂」内にはビザンティン美術の傑作と
    言われる黄金の美しいモザイク画や聖母マリアの壁画などが評価され、
    1997年に世界遺産として認定されました。
    その前に、ポレッチの街近くのレストランで昼食です。

  • アドリア海のレストランの雰囲気がでていませんか。

    アドリア海のレストランの雰囲気がでていませんか。

  • レストランの中はこんな感じです。 ここでランチです。

    レストランの中はこんな感じです。 ここでランチです。

  • 前菜。

    前菜。

  • メインは、クロアチア風ブイヤベース。<br />このイカがとても美味しく、ビールにあいました。 (^^)/

    メインは、クロアチア風ブイヤベース。
    このイカがとても美味しく、ビールにあいました。 (^^)/

  • レストランの前を走り抜けた少年。<br />昼食が終わり、「エウフラシウス聖堂」に向かいます。

    レストランの前を走り抜けた少年。
    昼食が終わり、「エウフラシウス聖堂」に向かいます。

  • しばらく歩いて行くと、某レストランの前にこんなディスプレイが・・<br />色々な食材と一緒に、人形が置かれています。

    しばらく歩いて行くと、某レストランの前にこんなディスプレイが・・
    色々な食材と一緒に、人形が置かれています。

  • ニンニクをぶら下げたシェフでした。

    ニンニクをぶら下げたシェフでした。

  • 広場に出てきました。<br />

    広場に出てきました。

  • 広場のすぐ右側にあった教会です。<br />

    広場のすぐ右側にあった教会です。

  • 教会の横の石畳の道。<br />

    教会の横の石畳の道。

  • 広場を抜けて路地に入ります。<br />

    広場を抜けて路地に入ります。

  • 石畳の路地裏を行くと、世界遺産のエウフラシウス聖堂(4世紀建造)<br />の入り口になります。 えっ、何の変哲もない入口です。<br />

    石畳の路地裏を行くと、世界遺産のエウフラシウス聖堂(4世紀建造)
    の入り口になります。 えっ、何の変哲もない入口です。

  • 入口の門、上部に描かれたモザイク画です。 このエウフラシウス聖堂内には<br />6世紀からの黄金の美しいモザイク画があります。

    入口の門、上部に描かれたモザイク画です。 このエウフラシウス聖堂内には
    6世紀からの黄金の美しいモザイク画があります。

  • 外壁や、内部側面、天井はごく質素な造りですが、輝く黄金の<br />モザイク画は素晴らしいものでした。<br />ドームの上に描かれた、キリストと12人の使徒たち。

    外壁や、内部側面、天井はごく質素な造りですが、輝く黄金の
    モザイク画は素晴らしいものでした。
    ドームの上に描かれた、キリストと12人の使徒たち。

  • ドームの内側には、幼子イエスを抱えた聖母マリア、両脇には<br />天使や聖人が描かれています

    ドームの内側には、幼子イエスを抱えた聖母マリア、両脇には
    天使や聖人が描かれています

  • 黄金のモザイクで描かれた、聖母マリアとキリストです。

    黄金のモザイクで描かれた、聖母マリアとキリストです。

  • 13世紀に造られたこの天蓋は、6世紀に造られた4本の大理石製支柱で<br />支えられています。<br />

    13世紀に造られたこの天蓋は、6世紀に造られた4本の大理石製支柱で
    支えられています。

  • 上段の「キリストと12人の使徒」、ドーム内側の「聖母マリアとキリスト」<br />そして、天蓋のひさしの正面には、受胎告知の図が描かれています。

    上段の「キリストと12人の使徒」、ドーム内側の「聖母マリアとキリスト」
    そして、天蓋のひさしの正面には、受胎告知の図が描かれています。

  • 天蓋の正面に描かれた、受胎告知の一部。

    天蓋の正面に描かれた、受胎告知の一部。

  • 黄金のモザイク一枚一枚が丹念に貼られているのが分かります。

    黄金のモザイク一枚一枚が丹念に貼られているのが分かります。

  • 床にあったモザイク画。

    床にあったモザイク画。

  • 鐘楼は16世紀の建造です。<br />

    鐘楼は16世紀の建造です。

  • 海岸に出てきました。

    海岸に出てきました。

  • 私たちが今いる場所です。 矢印の場所の右上の海岸沿いに<br />「エウフラシウス聖堂」がありますが、ちょうど写真から<br />切れていて見えません。 ごめんなさい。 (&#39;_&#39;)

    私たちが今いる場所です。 矢印の場所の右上の海岸沿いに
    「エウフラシウス聖堂」がありますが、ちょうど写真から
    切れていて見えません。 ごめんなさい。 ('_')

  • 旧市街の街を歩きます。<br />

    旧市街の街を歩きます。

  • 窓際に飾られた花。

    窓際に飾られた花。

  • 日影は涼しくて、気持ちがいいです。<br />

    日影は涼しくて、気持ちがいいです。

  • 通路のトンネル。 向こうの景色は・・・

    通路のトンネル。 向こうの景色は・・・

  • 本当に迷路のようです。

    本当に迷路のようです。

  • やっと中心通りに出てきました。 ホッ。

    やっと中心通りに出てきました。 ホッ。

  • 石畳の路地を駐車場に向かっています。<br />この後、バスでロヴィニの街へ移動します。

    石畳の路地を駐車場に向かっています。
    この後、バスでロヴィニの街へ移動します。

  • 午後3時30分、ロヴィニの街です。 港町。

    午後3時30分、ロヴィニの街です。 港町。

  • 右手に海を見ながら、坂の上にある「聖エウフェミア教会」を目指します。<br />

    右手に海を見ながら、坂の上にある「聖エウフェミア教会」を目指します。

  • 「聖エウフェミア教会」が見えてきました。

    「聖エウフェミア教会」が見えてきました。

  • アドリア海のブルーとロヴィニの街、素敵な風景でした。

    アドリア海のブルーとロヴィニの街、素敵な風景でした。

  • すぐ右側がアドリア海。

    すぐ右側がアドリア海。

  • 大型クルーザが停泊していました。<br />

    大型クルーザが停泊していました。

  • 海を隔てて見える、「聖エウフェミア教会」。

    海を隔てて見える、「聖エウフェミア教会」。

  • 街中を歩くと、広場に市場がありました。<br /><br />

    街中を歩くと、広場に市場がありました。

  • 同じ様なお土産を買うなら、市場がお薦めです。<br />お店で買うより約10%は安いと思います。<br />この店でオリーブオイルを購入、始めは店のおばちゃんがいてくれて<br />4本で115knでいいよと言われ、妻と他に何か探していたらおば<br />ちゃんは他のお客の所にいき、代わりにおじちゃんが相手してくれま<br />した。 おじちゃんは、おばちゃんの方をチラリとみて、小声で<br />「100kn」と言ってニヤリ。 おじちゃん最高です!! !(^^)!

    同じ様なお土産を買うなら、市場がお薦めです。
    お店で買うより約10%は安いと思います。
    この店でオリーブオイルを購入、始めは店のおばちゃんがいてくれて
    4本で115knでいいよと言われ、妻と他に何か探していたらおば
    ちゃんは他のお客の所にいき、代わりにおじちゃんが相手してくれま
    した。 おじちゃんは、おばちゃんの方をチラリとみて、小声で
    「100kn」と言ってニヤリ。 おじちゃん最高です!! !(^^)!

  • 蜂蜜、トリフ加工品、オリーブオイルなど。

    蜂蜜、トリフ加工品、オリーブオイルなど。

  • 市場を後にして・・・

    市場を後にして・・・

  • 青い空の下。<br />

    青い空の下。

  • この「バルビ門」を抜けると旧市街に入ります。

    この「バルビ門」を抜けると旧市街に入ります。

  • 石畳の旧市街。

    石畳の旧市街。

  • お店を覗くと、Tシャツのデザインも素敵でした。

    お店を覗くと、Tシャツのデザインも素敵でした。

  • ちょっと路地に入ると、異国情緒な石畳でした。

    ちょっと路地に入ると、異国情緒な石畳でした。

  • 路地には道をまたいでの家が見られます。

    路地には道をまたいでの家が見られます。

  • 両側にお土産屋が並びます。

    両側にお土産屋が並びます。

  • メイン通りですが、この狭さ。

    メイン通りですが、この狭さ。

  • 店番の犬。

    店番の犬。

  • 古代ローマを思わせる建物の入り口。 

    古代ローマを思わせる建物の入り口。 

  • 坂道を上がっている途中で、「聖エウフェミア教会」の鐘楼が<br />見えてきました。

    坂道を上がっている途中で、「聖エウフェミア教会」の鐘楼が
    見えてきました。

  • お土産屋の前で休憩中の犬です。<br />近づいてもピクリともしません。 爆睡中?

    お土産屋の前で休憩中の犬です。
    近づいてもピクリともしません。 爆睡中?

  • 私が旅行中に必ず撮る、「自転車のある街」です。

    私が旅行中に必ず撮る、「自転車のある街」です。

  • 涼やかな石畳の坂道。

    涼やかな石畳の坂道。

  • 「聖エウフェミア教会」に到着です。<br />4世紀ごろは、ローマ帝国によるキリスト教大迫害の時期でした。<br />元老院議員であった娘「エウフェミア」は、捕らわれて2週間に及ぶ<br />拷問にあいましたが、信仰を捨てませんでした。

    「聖エウフェミア教会」に到着です。
    4世紀ごろは、ローマ帝国によるキリスト教大迫害の時期でした。
    元老院議員であった娘「エウフェミア」は、捕らわれて2週間に及ぶ
    拷問にあいましたが、信仰を捨てませんでした。

  • 前に広がる、アドリア海。<br />「聖エウフェミア教会」は、ロヴィニの真ん中、丘の頂上にあります。

    前に広がる、アドリア海。
    「聖エウフェミア教会」は、ロヴィニの真ん中、丘の頂上にあります。

  • エウフェミアは、数々の拷問に耐えながら殉職することになります。<br />彼女の亡骸はコンスタンチノープルの教会に収められましたが、<br />嵐の夜に忽然と消えたその石棺は、ロヴィニの沖に船に載せられて<br />現れたそうです。<br /><br />その石棺をこの教会に収めたことにより、それ以降「エウフェミア教会」<br />と呼ばれるようになったそうです。

    エウフェミアは、数々の拷問に耐えながら殉職することになります。
    彼女の亡骸はコンスタンチノープルの教会に収められましたが、
    嵐の夜に忽然と消えたその石棺は、ロヴィニの沖に船に載せられて
    現れたそうです。

    その石棺をこの教会に収めたことにより、それ以降「エウフェミア教会」
    と呼ばれるようになったそうです。

  • その後、伝統的なすべてのキリスト教教会の聖人の一人となりました。

    その後、伝統的なすべてのキリスト教教会の聖人の一人となりました。

  • エウフェミアが埋葬された場所は後に巡礼地となったそうです。

    エウフェミアが埋葬された場所は後に巡礼地となったそうです。

  • 祭壇の後ろに収められている石棺には、聖エウフェミアの聖遺物が<br />納められています。<br />その石棺の脇には、2枚の壁画があります。<br /><br />

    祭壇の後ろに収められている石棺には、聖エウフェミアの聖遺物が
    納められています。
    その石棺の脇には、2枚の壁画があります。

  • ①壁画「闘技場に投げ出されたエウフェミア」とライオン。<br />エウフェミアは猛獣により殺される刑を宣告されたが、闘技場での<br />ライオンは彼女を殺すことはなく、ただ彼女の傷を舐めるだけでした。<br />その後、処刑人の手で殺されたとか、闘技場での熊による噛み傷が<br />もとで死んだだとか説があるそうです。

    ①壁画「闘技場に投げ出されたエウフェミア」とライオン。
    エウフェミアは猛獣により殺される刑を宣告されたが、闘技場での
    ライオンは彼女を殺すことはなく、ただ彼女の傷を舐めるだけでした。
    その後、処刑人の手で殺されたとか、闘技場での熊による噛み傷が
    もとで死んだだとか説があるそうです。

  • ②壁画、「エウフェミアの石棺」がロヴィニに到着した様子。<br />牛に引かれた石棺が大勢の市民に迎えられた街へと向かいます。 <br />そばでは母子が膝をつきお祈りをしています。

    ②壁画、「エウフェミアの石棺」がロヴィニに到着した様子。
    牛に引かれた石棺が大勢の市民に迎えられた街へと向かいます。 
    そばでは母子が膝をつきお祈りをしています。

  • 「聖エウフェミア教会」の正面です。<br />左の鐘楼の先には、「聖エウフェミア」の像があります。<br />

    「聖エウフェミア教会」の正面です。
    左の鐘楼の先には、「聖エウフェミア」の像があります。

  • 「聖エウフェミア」

    「聖エウフェミア」

  • 教会を一周して、旧市街をぶらぶら駐車場まで戻ります。

    教会を一周して、旧市街をぶらぶら駐車場まで戻ります。

  • ブラブラと・・・

    ブラブラと・・・

  • ヨーロッパの旧市街の路地は、どこでもこんな感じですね。<br />路地だから風もあり、湿度もカラッとしているから洗濯物が<br />よく乾くのでしょうね。

    ヨーロッパの旧市街の路地は、どこでもこんな感じですね。
    路地だから風もあり、湿度もカラッとしているから洗濯物が
    よく乾くのでしょうね。

  • 路地です。

    路地です。

  • 「バルビ門」まで戻ってきました。

    「バルビ門」まで戻ってきました。

  • 門を出て右手に行き、海岸の近くの店でジェラートを食べます。

    門を出て右手に行き、海岸の近くの店でジェラートを食べます。

  • 18:30頃、宿泊ホテルがある、オパティアに戻ってきました。<br />このレストランで夕食を食べます。

    18:30頃、宿泊ホテルがある、オパティアに戻ってきました。
    このレストランで夕食を食べます。

  • テラス席の横を通り、店の中に入ります。<br />

    テラス席の横を通り、店の中に入ります。

  • レストランの中です。<br />今日の旅行記はここでおしまいです。

    レストランの中です。
    今日の旅行記はここでおしまいです。

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