2019/07/12 - 2019/07/15
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shinkさん
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2019年の夏旅ははやめに北海道で行ってみることにした。いままでの旅行ではあまりやったことがない「乗り鉄旅」というのをやってみようかと思い北海道なのだが、稚内から旭川、網走、釧路、帯広と各駅停車で800キロくらいの移動。
途中で飽きちゃったりするかなと思ったのだが、全然そんなことはなくずっと車窓からの風景を眺めていた気がする。雨が降ったり晴れてきたり、どこまでもまっすぐの線路や原野のなかを走り抜けたり、海が見えたり・・車窓ってこんなにも面白いのかと感動するくらいだ。
そんな旅について。まずは稚内から旭川まで宗谷本線の旅の記録。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
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羽田から稚内までは飛行機で移動。着陸前に稚内の街の上を過ぎていった。稚内駅がみえてちょっと感動する。明日はあの駅からスタートなのか。
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そして、原野のなかをくねくねとすすむ線路。すごいな・・。
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稚内空港から街中に向かうバスは30分の遅延。宗谷岬方面に向かうバスには間に合いそうもなく、バスの運転手さんにおすすめされた稚内駅前のラーメンを食べてみることにする。
ここの塩ラーメンはほんとにおいしかった。ラーメンたからや グルメ・レストラン
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そして稚内駅。リニューアルしたらしく立派な駅舎。観光案内所からシネコンまで併設されている。駅から線路が延びているのは、昔はここまで線路があったということらしい。
稚内駅 駅
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宗谷岬行きを諦めたので、もっと手軽に行けるノシャップ岬に変更。稚内駅から15分おきにでている市バスに乗って10分くらいで岬の入口までやってくることができる。
さっきランチにラーメン食べたばかりだけど、なんか雰囲気あるお店だなと思ってお店入ってみたらもうすぐお店しめるところだった。あぶない。樺太食堂 グルメ・レストラン
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お店のなかには芸能人の色紙とかやたらといろいろある。海鮮丼で有名なお店みたい。もともと来る予定がなかったので、適当に来てみたのだが楽しそうなところだなと思い、海鮮丼。すごい豪華だ。
このウニ!いままで食べたどのウニよりも美味しかった。樺太食堂 グルメ・レストラン
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そしてノシャップ岬。ガスがでていて視界がひらけず岬にきている感じはなかったが、遠くに宗谷岬は見えたのでつぎ来たら、あっちの方にいってみたいなと思う。
ノシャップ岬 自然・景勝地
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さて、ホテルに戻って少し休んだらはやくも夕食の時間だ。稚内の街に繰り出してみることにする。とはいえ、シャッター街な稚内の街はちょっとびっくりするくらい静かだ。
稚内ではタコが美味しくて、そのタコを使ったタコしゃぶが郷土料理らしい。ということで食べてみたのだけど、冷凍タコはわりと普通な感じで、これ家でも作れちゃうなと思ってしまった。車屋・源氏 グルメ・レストラン
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ということで、稚内に来る直前、知り合いに教えてもらったロシア料理店に行ってみた。シベリア料理であるペリメニがある!と食べてみたのだが、醤油をつけて食べるというのが斬新。。でも、ひさびさにロシア料理食べられて幸せだ。ここは美味しいと思う。
ペチカ グルメ・レストラン
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ということで、お店の外観。なんかショッピングセンターの端っこにある。
ペチカ グルメ・レストラン
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稚内駅近くの商店街まで戻ってきた。早朝のような静けさだけど、これ夕方なんです。
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道路標識にはロシア語が併記されていてここがロシアに近いのだなって実感する。
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夜の稚内駅。駅舎は立派なのだけど、ホームはひとつで片側だけだった。ちょうど名寄から普通列車の終電が到着したところ。最果てって感じはあまりない。でも、すごい寒い。
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稚内で観光というと出てくるのが稚内港にある防波堤。昭和6年に作られたものなのだが、防波堤にしては美しく神殿みたいだ。
稚内港北防波堤ドーム 名所・史跡
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ドーム状になっていて、テントを張って野宿しようとしている人もいたりした。
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翌朝。ついに長い乗り鉄旅のはじまり。稚内発の始発に乗り込む。
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乗客は僕ひとりだった・・。このあとも30分くらいは誰も乗って来なくて貸切状態。
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稚内を出て10分もするとサロベツ原野に入ってきて、昨日飛行機の窓からみた風景のなかをすすんでいく。
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電線すらないなかを通り抜けていく鉄道路線。
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映画に出てきそうな雰囲気のある駅舎。この近くから利尻富士が見えるということだったのだが、曇っていて見られず残念。
抜海駅 駅
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原野、そして牧草畑、そして原野という感じで人家もまばらな感じ。よく、ここに鉄道通したなって思う。
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そして、JR北海道。普通列車にはエアコンがついておらず、窓をあけることができるのです。窓をあけてみた。7月なのにすごい寒い。
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これ駅舎です。古い車両を再利用しています。昔は立派な木造の駅舎があったのだろうけど、無人駅となってこんな感じの駅が沢山あった。
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すれ違いができる駅にようやくやって来た。ここで下り列車と行き違いをする。なんだか山の中でほかの登山客にあったような気持ちだな。
雄信内駅 駅
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イチオシ
この雄信内駅は無人駅なのだけど、駅舎は昔からある立派なものが残っている。昔はいまよりは栄えていたんだろうな。
雄信内駅 駅
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天塩川に沿って列車はすすむ。人家がぜんぜん見えなくて日本じゃないみたいだ。
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ということで最初の下車駅である糠南駅に到着。降りようとしたら、近くに座っていた人に「あんた、こんなところで降りてどうするんだ」って聞かれた。
たしかに、俺もどうしてなのか、どうなるのかわからない。糠南駅 駅
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列車が行ってしまうとまわりにはなにもない牧草だけが広がっている。大海原で船から落ちて取り残されたような気分だ。
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そしてこれが糠南駅の駅舎です。
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おそるおそる開いてみる。
糠南駅 駅
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そしてなかに入ってみる。きれいに整理されている。物置が駅舎ってどういうことだよって見に来たようなものだが来てみると、なんだかこれもいいなって思えるものだった。
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しかし、なにもないな。つぎの列車まで3時間以上あるので歩いて移動することにする。
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糠南駅から隣の問寒別駅までは2.5キロくらいの距離で宗谷本線にしては駅間が短く道路もちゃんとしているので歩いて移動できる。
これ、問寒別駅方面への道なのだが、逆側は山の中に入る細い道になっていてヒグマ出てきそうだった。 -
問寒別神社。昔の開拓者によって建てられたのだろうな。
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参道はいまでは通ることもままならないのだが、開拓時代の雰囲気を少しみたような気分になる。
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ということで、問寒別駅に到着。糠南に比べると立派な駅舎だ。隣にはトイレもある。
問寒別駅 駅
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駅舎のなかも広くて快適。ここでつぎの列車がやってくるのをのんびりと待つことにする。
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近くにあるスーパーでビールを買ってきて飲みながら待つ。このパタゴニアのドリンクホルダー、ビールが冷えたまま保たれるので便利だった。鉄道旅の必需品だな。
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ビール飲んで待っていたりしたら2時間ほどはあっという間に過ぎて幌延行きの下り列車がやってきた。
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とりあえず幌延駅まで戻ってきて、さらにここで今度は上り列車を待つことにする。なかなかすすまない行ったり来たりの旅。
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でも、そんな旅も悪くないなあと思う。窓の外の風景は飽きることがなく、こんな駅舎もあったりする。味わい深すぎだろう。
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そして川を渡り、このあとは峠を越えて旭川を目指してすすんでいく。
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比布駅までくると外の風景に人の気配を感じるというかひらけてくる。乗客も少しは増えてきた。
比布駅 駅
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そして旭川駅に到着。稚内を出たのは朝5時過ぎで旭川についたのは既に夕方。この時間があれば稚内から東京までいけるなとか思ってしまう。移動距離の時間の相関関係の不思議さに感動して、そして旭川の街の都会さに驚きながら鉄道旅の初日が終了した。
旭川駅 駅
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