みんたこｉｎトルコ④イスタンブール編其の弐

2019/07/07 - 2019/07/14

相変わらず中学校レベルよりひどい英語力で、異国を乗り切ろうとするみんたこ夫婦の５泊８日のトルコツアーです。
①成田→イスタンブール→カッパドキア
②カッパドキア→（夜行バス）パムッカレ
③パムッカレ→イスタンブール
④⑤イスタンブール→成田
写真は、アヤソフィアです。

エリア イスタンブール(トルコ)

イスタンブール２日目も、ホテルの近くのスピーカーなら流れるお祈りの合図（エザン）の放送から始まります。まだ、暗かったな～。あれは何時だったのかなぁ？←後で夫に聞いたら４時半過ぎくらいだったとのこと。

ホテルの朝食です。軽めにしました。ここのホテルでもチーズの品揃えは充実。春巻きの中身までチーズだからね。推すねぇ。飲み物は、いつもならカフェオレだけど、イスタンブールではチャイオレです。チャイが濃いから牛乳入れても全然負けません。もう少し遅い時間だと、クロワッサンとかも出でくる模様。←いつも食堂口開けのせっかちなみんたこ。

予定通り、本日の観光はアヤソフィアからスタートです。朝イチだけど、すでにチケット売場は行列。それでも、15分くらい並んだら買えた。後から反省したけど、トプカプ宮殿セットを買えばよかったね。

うわ～～！！天井見上げて、口が開きます。すごい！しか声が出ません。←単にボキャブラ少ないだけかも。千年以上前にこんなん作っちゃったんだ。さすが世界遺産だねぇ。ただ改装中みたいで、メインのところに足場が組まれてました。写真の真ん中奥の方。ちょっと残念。

歴史を感じるこの天井。宗教の違いや、色々な争い事などがあった時代を越えて、今この現代に残っているのが本当に奇跡だわね。厳かと言う言葉がぴったりです。朝イチに来て、人が少ないってのも良かったかも。

出口のところでは、マリア様たちが見送ってくれました。すごいなぁ、世界遺産。これからもずっと後世に残していかなければなりませんね。

表に出ると屋台などが並んでいました。今日は天気良さそうです。観光客のトルコ人親子が写真を撮って欲しいと言うので、お互いの写真を撮り合いました。知らない人にスマホ預けたくないけど、親子（子どもは赤ちゃん）だと何となく安心しちゃうのは、みんたこだけ？

アヤソフィアからすぐ近くでもあり、おっとが「地下宮殿行きたい」と言うので道路を渡って向かいます。この辺から「どこ行きたいの？」と日本語を駆使する現地人が声をかけてきます。あ、怪しい。地下宮殿のチケット売場は並ばずにすぐ買えました。

これまた神秘の空間ですよ。もともと貯水池だったらしいけど、立派な柱。建物って言っても全然わからない。この時代にすでに貯水って考えがあったんだなー。日本じゃ古墳作ってた頃？

暗闇に現れるおっきい顔！柱の下敷きになってるよ～。不謹慎かもしれないけど、「千と千尋の神隠し」の湯婆婆の部屋にいた、緑の顔の３兄弟を思い出しちゃった。

ほとんどお昼だったけど、ガラタ塔方面に行ってみる事に。トラムに乗ってみよう！と言ってるとこに、また怪しい日本語のご挨拶が。「どこに行くの？」「トラムに乗りたいの」「じゃ、そっちじゃないよ、こっちこっち！」「いや、乗り場そっちじゃないでしょ」「そっちすごく遠い。こっちが近いよ」って言うんでついて行ったら「ここ、私のお店。ちょっと寄ってって」・・・出た。丁重にお断りして、教えられた乗り場まで歩いて行きました。絶対、こっちの方が遠いやん！！

繰り返しになりますが、トルコの人たちは基本的に親切です。観光ルートから外れそうになると「そっちには何も無いよ」とか、動かない電車にそのまま乗ってると「この電車はここで終点だよ」って教えてくれたり、水の自販機でモタモタしてると自分はもう買ったのに戻って使い方を教えてくれたり。けど「お仕事」の人は、それだけじゃないからねぇ。そこが難しいよね。関係ないけど、イスタンブールって街中でどーんと農機具が売られてるからおもしろい。

と、そんな親切なトルコの皆さまのお力添えをいただきながら、カラキョイ駅に到着。ガラタ塔方面に向かうテュネルという登山列車（F2）に乗り換えます。

テュネルの終点、というかテュネルはカラキョイ→ベイオール直なんだけど。ベイオールから坂を下ってガラタ塔に向かいます。途中にはたくさんの楽器店が並んでいました。

ガラタ塔、カッコいい！トラムからも見えてましたが、近くで見るとより圧倒される。こりゃ、上からの景色もすんばらしいに違いない。と、チケット売場で、また行列！「明日の朝イチにしよう」またしても朝イチ作戦を誓い、この日はこの場から撤収。

せっかくなので、Galata Konak Cafe & Restaurantというレストランでランチです。コーヒーマークの下にあるエレベーターで上がって行くのですが、ここのエレベーターがちょっとレトロでオシャレです。ドアが半手動なのよね。

ここのご馳走は、何と言っても眺望よ！ボスポラス海峡が一望のテラス席をチョイス。ガラタ橋が見える～。雨が降るわけでは無いんだけど、晴れたり曇ったりのこの日。青空だったらもっと素敵だったんだろうな。ハンバーガーと飲み物で90リラくらいだったから、眺望料金入ってるわね。

ガラタ塔からの坂を下りきって、カラキョイ駅まで戻ります。なんだかこの辺は街並みがヨーロッパっぽい感じ。トラムに乗って、エジプシャンバザールに向かってみます。

エジプシャンバザール、楽しい！色鮮やか！ドライフルーツやナッツ、ヘチマや石鹸など女子が好きそうな市場です。

なんだかよくわからない食べ物もあるぞ。下段、おそらくお菓子なんだろうけど。わらび餅っぽいなー。

手前のは、恵方巻き？？？ナッツが入ってるから美味しそうではある。

トルコ的なライトやキャンドルホルダーも売ってる。週末だからか、お客さんの数ハンパない！客引きされるけど、お店の人も忙しそうでそんなに厳しくないから気にならない。

外には、野菜苗とかペットの餌とか売ってました。で、すごく気になったのは、写真撮れなかったけど透明なツボに入って「蛭（ヒル）」が売ってた。動物の血を吸うアイツです。日本にも田んぼとか用水路とかにいるよね～。何のために？？？食用・・・なわけないか。すごいな、トルコ。

この日は金曜日。イスラムではもう週末突入らしくて、どこに行っても人でいっぱい！トルコの国旗がまるでお祭りのよう。これはいつもなのか、この日だけなのか。

船着場の方に歩いて行き、Hafiz Mustafaというスイーツショップを覗きます。すごく繁盛しています。お店のお兄さんがエジプシャンバザールで見た恵方巻きみたいなのをザクザク切ってました。ふと見るとレジ脇に試食が！ラッキー、試せる。そして、美味しい！！ナッツ入りゆべしって感じ。美味しいから買う。あとで調べたらロクムっていうお菓子でした。

人もいっぱい、車もいっぱい。夕方になってますます人が増えてきたような気がします。

まだ時間があるからってんで、再びトラムに乗り新市街へ渡り、登山列車で一気に坂の上へ。今度は、イスタンブールで一番の繁華街、イスラティクラール通りを流します。

ここでもお祭りのような飾りつけ。さながら東京なら銀座？バザールの雰囲気とは打って変わって洗練されたファッショナブルなお店が並びます。ちょうどバーゲンシーズンらしく、セールをやっていたのでトルコのジーンズメーカーmaviのTシャツを買いました！Made in Turkeyは、お土産にうってつけ。

途中のチチェキ・パサジュってフォトスポットで１枚。この時点で既にみんたこはだいぶ疲労しており、頭の中が「駅はどこじゃ～」になっていたのでよく覚えていません。

気がついたらタクスィム広場まで来ちゃってた！地図にはあったのに、途中に駅無かったよねぇ。などと話していたら、

この地図上の駅って路面電車の駅だったんでない？という事に気がつく。今日は朝からいったい何㎞歩いたかなぁ。

タクスィムからは、フュニキュレルという登山列車（F1）で今度はカバタシュ駅まで下りました。カバタシュ駅はトラム１号線の始発駅です。イスタンブールらしいタイルの壁画が印象的です。

余談ですが、イスタンブールのエスカレーターは関西式（右に寄る）なんですね。

トラムでホテルの近くまで戻って、晩ごはんにします。でもそんなにお腹空いてないな～と調べたら、製麺業って表示されるお店があったので麺ならイケるかもとグランバザールにも近いMakarna Sarayiというお店に入ってみました。

麺ってパスタやね。何だか給食に出てくるようなパスタだな。牛肉の煮込みも美味しそうなんだけど、味しない。テーブルの上の調味料でカスタムするタイプなのかしら？デザートで選んだお米入りプリンみたいなのは美味しかった。これで50リラくらい。

ホテルにいったん戻って休憩～。今夜もお祈りの合図（エザン）の放送が、聞こえます。ホテルの窓から見えるあの塔はいったい何なのだろう？←最後までわからず。

夜はライトアップされたスルタンアフメト・モスク（ブルーモスク）を見に行きますよ。夜になってもどこも人がいっぱいで賑やかです。

わ～手前の噴水、なんだかショッキングピンクな感じの照明だな～。ブルーモスクってんだから、ブルーな方が良くないかしら？ザ・モスクって感じの。

対してアヤソフィアは、地味目。こっちの方がいい。あ。でもこれ、見たことあるゾ。機動戦士ガンダムで、シャアが乗ってたやつだ！赤い彗星だ！
観光しすぎてマボロシが見えたところで、イスタンブール２日目終了。