2019/07/10 - 2019/07/14
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xiaomaiさん
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2017年9月に初めて香港に行ったとき、そのおもしろさに魅了され、満2年を待たずして6回目。今回は外国人旅行者がする観光らしいことはほとんどせず、のんびりステイを楽しんだ。
第1回:2017年9月
https://4travel.jp/travelogue/11309832
第2回:2017年12月
https://4travel.jp/travelogue/11315004
第3回:2018年7月
https://4travel.jp/travelogue/11378163
第4回:2018年9月
https://4travel.jp/travelogue/11401473
第5回:2018年12月
https://4travel.jp/travelogue/11436619
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6時半に起床し、7時20分に台北市の自宅を出発。松山空港8時発の国光客運バスに乗車。このバスは1列3席のラグジュアリー仕様で幸先のよさを感じた。
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45分で桃園空港に到着し、モスバーガーで朝食。ストローをもらっていなかったから辺りを探してみた。
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台湾のモスは環境保護のため、7月1日からストローの提供はしなくなったことに気づいた。とてもよいことだ。これはマクドナルドでも実施されている。
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香港行きの中華航空は定刻より数分遅れ11時4分に出発。食事は鶏肉そぼろ麺。いつもの通り、おいしくはなかった。
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大きな揺れはなく安定飛行。
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いつものように、最後は時間稼ぎでジグザグ飛行。定刻より数分早い12時51分に香港空港に到着。
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空港バスで市内へと向かう。今回はこれまでと違い右側に着席。
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30分ほどで降車地に到着。なお、市内へのバスは左側の方がよりよい景色を眺められるような気がした。
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ホテルは定番となったメトロパークホテル・モンコック。はじめにあてがわれた部屋にはタバコ臭があったため、部屋を換えてもらった。全館禁煙のはずなのに、なぜこのようなことが......。社会ルールを守れない宿泊客がいることを残念に思う。
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いつもはスーペリアに泊まるのだけれど、今回は満室であったため、スタンダードに。一人であれば、スタンダードでも十分な広さなんだけど、このホテルは差額が大きくないから、スーペリアにした方がいい。
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今回はダブルベッド。
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水回りに問題はない。
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シャワーの水の温度や勢いにも問題はなし。シャンプーやボディソープは補充式のもの。
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見慣れた景観。言うのが憚れるけれど、ビルの壁面が汚い。
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広東劇のチケットは台北の自宅へ発送依頼しておいた。ところが、チケットが封入された書留郵便物は2週間以上香港の郵便局に留め置かれ、挙げ句の果てにプレイガイドに返送された。前回はこのようなことはなかったのに......。結局、ホテルへ送り直してもらった。プレイガイドによると、このようなことがたまにあるらしい。国際書留郵便料金だけでなく、再送のための国内書留郵便料金も払わされた。香港の郵政は大丈夫なのだろうか。あまり信用できなくなった。
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しばし休憩したのち、散策開始。ホテル近くにある市場。
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モンコックにもこのような庶民的な市場がある。
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市場にある店舗の裏側。香港の至る所でこの景観は見られる。
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広東劇を観る前に腹ごしらえ。
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色々な麺料理の中から、「海老ワソタソかけメソ」を注文。「ン」と「ソ」の間違いは香港に限らず、世界中で見られる。
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なかなかの繁盛ぶりだった。
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これが海老ワンタンかけ麺。麺が日本にない撈麵。細いけれど、噛みごたえがある
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夜は油麻地劇院へ。
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観劇者の平均年齢はすこぶる高い。
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ほぼ満席状態だった。
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実力のある若手による公演
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『拝月記之搶傘』黄鈺華 黄葆輝
『擋馬』梁非同 蘇鈺橋 呉國華
『高平關取級』阮徳鏘 譚穎倫 郭俊聲 黄鈺華
1つ目は字幕が出ず、広東語を解さない自分にはちんぷんかんで、数度睡魔に襲われた。2つ目は京劇でも演じられるメジャー作品。小柄な蘇鈺橋が頑張っていた。3つ目は内容的におもしろくなかった。中国各地にさまざまな戯曲はあるけれど、広東劇はなじみにくい。言葉の壁がある以外にも、唱段や念白の方法が聞き慣れないのがその理由だ。武戯は俳優と観衆が圧倒的に多く高いレベルを維持している京劇と比べると、どうしても見劣りしてしまう。それから、龍套と呼ばれるセリフのない役者たちの年齢が高い。他の戯曲では駆け出しの役者が務めるこの役を長年の舞台経験がある高齢者にさせている。広東劇は観衆も非常に高齢化しているし、今後の発展がやや心配される。でも、中央政府から支援は受けているはずだから、なくなることはないだろう。今後の発展に期待したい。 -
21時45分に芝居は終わり、セブンイレブンでコーラを購入してから、ホテルへ戻った。なお、ペットボトルのコーラの価格は台湾の2倍で、日本よりも高い(コンビニで購入した場合)。
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2日目の朝はホテルでゆっくりし、11時20分ごろ、食事をとりに馴染みの西記へ。ホテルのすぐ近くにある。
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いつもの4番セット。大根餅も粥も本当においしい。
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海老腸粉も注文した。腸粉というのは大腸に見立てたクレープ状のものに海老などを巻いたもの。これもとてもおいしい。
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その後、ホテルへ戻り、部屋で深圳の友人が来るのを待っていたら、夕方になってしまった。6時に落ち合い、有名な飲茶店「一點心」へ。ホテルから徒歩で行ける。
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以前あったところから移転し、こぎれいな店舗になっていた。聞くと、昨年12月に現在のところに移ったらしい。狭っ苦しかった前の店舗が懐かしい。
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飲茶で外せない「蟹皇蒸焼売」
半透明な皮の中の食材が美しい「鮮蝦菜苗餃」
飲茶の定番「馬拉糕」 -
一點心の馬拉糕はきめ細かくておいしい。台湾に持って帰りたいくらいだった。
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これは「家郷咸水角」。
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豚肉、タケノコ、椎茸を包んだものを揚げた一品。サクッ、トロリ.....。
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元の店は現在の場所の向かい。「徐記厨房」という点心の店になっていた。お店の人に手招きされたけど、もう食べた後だったから......。でも、一點心の跡地、一點心の向かいによく出店したもんだなぁ......。
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二人だけだったから、多くの種類が食べられなかったけれど、十分お腹いっぱいになり、ビクトリアハーバーへ行った。この日もすごい人出だった。
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イチオシ
雲がもくもくとしていて、幻想的な画像となった。
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6度目の訪港にして、初めてブルース・リーの像を見た。その後、ホテルへ戻り就寝。
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3日目も朝はゆっくりし、11時20分にブランチをとりに外出。ここもホテルのすぐ近くにあり、訪港の際、必ず行く店。
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ちょっと小狭で、時間帯によっては空いたテーブルがない。一人客や二人客の場合は相席するのが一般的。
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食べるのはやはりこれ。牛腩麵。コーラもつけて34ドルで、良心的な価格。でも、スープが以前のものより塩辛く感じた。
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午後は九龍公園内にあるプールへ。
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高層ビル群に囲まれたプールで泳ぐのはけっこう乙。
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泳いだ後は公園を散策し、マックスタンドへ。
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マンゴサンデー。最後の方は溶けてきて大変なことになり、食べるのを諦めてゴミ箱に入れてしまった。
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公園散策続行。
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噴水もいくつかある。香港市民であるかのように、のんびりと縁に座って小休憩。
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市街地にこのような大きい公園があるのはいいことだ。
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夕食はまたもや西記で4番セット。何度食べても飽きないおいしさ。
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そして夜は油麻地劇院で広東劇鑑賞。
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『金蓮戯叔』梁非同 阮徳鏘
潘金蓮と武松の話なんだけど、武松を演じた阮徳鏘が大柄過ぎて......。京劇では武生が演じるから、見た目からして入り込めなかった。 -
『擋馬』梁非同 蘇鈺橋 呉國華
2日前にも同じ作品を観た。武戯はやはりもう一歩というところだな。おそらくいい指導者がいないのかもしれない。でも、蘇鈺橋の今後の活躍に期待したい。
映像を見つけたので、ご覧になりたい方はどうぞ。
蘇鈺橋は(2)以降に登場。
https://www.youtube.com/watch?v=zhrXJbLc4-o
こちらは同作品の京劇版(上海京劇院)
https://www.youtube.com/watch?v=emJfx0yUYLo -
『赤桑鎮』阮徳鏘 梁煒康 黄鈺華 鍾一鳴 鍾颶文 千言
この芝居も京劇ではよく演じられる。老旦である呉妙真を演じたのは男性の梁煒康。唱段などは悪くないんだけど、なんせ大柄。老旦は小柄でなくてもいいけれど、大柄ではあるのはあまり好ましくない。包拯を演じたのは武松を演じた阮徳鏘。京劇でこの2つの役を同じ役者が演じることはない。よほど人材不足なのか......。 -
色々気になることを述べてしまったけれど、普段京劇でよく観る作品を広東劇で観られたのは貴重な経験になった。地方戯曲を守るために今後も努力をしてほしい。
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4日目も朝はゆっくりし、11時40分に西記へ食事に行った。注文したのは、牛腩麵。投入をつけて36ドル。価格も味も西記ではなく、牛腩王の勝ち。
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太子にある両替屋のレートはこんな感じ。
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ライオンキングのミュージカルがあるのかな?台湾では7月にあるから、その後、香港に?
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香港は新しくてきれいなビルと古くて汚いビルが共存している。中国新興都市から来た人は口々に香港のビルは汚いと言うけれど、近代化してからの発展の歴史が長いから無理はない。
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またまた九龍公園のプールへ。土曜日は家族連れがたくさん。この日は屋内50メートルプールが開放されていなかったため、屋外のプールで遊ぶことしかできなかった。お子さんを連れた日本人一家もいた。
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2日目と同じパターン。わざわざ香港まで来てすることではないと思うけど、これがもっとも自然体。かつ贅沢な時間の使い方。
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この日はファンタオレンジのアイシー。「アイシー」などと言うと、年齢がバレる。シャーベット状態の飲み物。今でいう「スムージー」と同じものかな?
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大型2階建バスと小型ミニバスで混み合う道路。
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夜はまた牛腩王の牛腩麵。やはり西記のよりこっちのほうがおいしい。
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香港最終日は7時に起き、7時半に西記で4番セット。これが香港での最後の食事。
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8時過ぎにチェックアウトし、空港へ向かった。朝早い時間なのに満席状態。
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8時34分にモンコックでバスに乗車し、9時33分に香港口岸に到着。この後、マカオへ向かった。
(続)
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