2度目のマカオ（2）＋珠海

2019/07/14 - 2019/07/16

2018年に初めて訪問し、その魅力を感じた結果の、再度のマカオ旅行。マカオ2日目の夜は珠海へも行き、45分滞在した。マカオから珠海に入るのは容易なようで、実は意外と長い時間を要した。

エリア マカオ(マカオ)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

マカオ2日目もよい天気。画面中央にマカオタワー。

画面中央奥にリスボア。

カモンエス公園

十月初五日街にある康真君廟

オールドタウンの目抜き通りである亜美打利庇盧大馬路（Avenida De Almeida Ribeiro）

2日目の朝は部屋でゆっくりし、13時半にホテルを出て、南屏雅叙へ向かった。

この日は叉焼エッグサンドイッチとミルクティー。グラスに入ったお茶は頼まなくても提供される。前日は卵を入れなかったけれど、入った方が断然おいしい。

昨日同様、エッグタルトと沙翁もいただいた。

甘すぎないエッグタルトは厭きがこない。

油で揚げているのに、胃にもたれない沙翁。全部合わせて55パタカ。良心的な価格。

ホテルへ戻り、フェリーポートへ向かうシャトルバスを待つ。

ホテルから見える対岸は中国珠海市。

20分ほどでフェリーポートに到着。実は、乗り換えを面倒に感じ、香港空港へはバスより高くてもフェリーを利用しようかと感じていた。ところが、便数が少なく、22時25分発のフライトに乗るのに、午後は19時45分発しかなかった。乗船時間は70分だから、時間的にちょっと危ない。それで、予定通りバスで向かうことにした。

フェリーポートからパリジャンへ向かうシャトルバスに乗った。

タイパ、コタイへ向かう橋を渡り......

マカオタワーを眺め、20分で到着。

パリを意識した内装。

近くにあるヴェネチアンに似た造りだけれど、規模ははるかにヴェネチアンの方が上。

I love Parisian

中を歩く人は多くなかった。

静かでいいんだけど、華やかさに欠けるような気もした。

金を販売するショップ。もともと何も買う予定がなく、どのショップにも入店しなかった。

ここがもっとも人が多かった。

確かにパリらしさは感じるけど、聞こえてくるのはほとんど中国系言語。

パリジャンにはエッフェル塔に模した建物がある。

ホテル設備には豪華さがあった。

きれいだけど、やはりヴェネチアンには及ばず。

マカオ・エッフェル塔には有料で上れる。

これだけ見たら、パリ？とでも思ってしまう......。

柵に色とりどりのものがつけられている。

愛が壊れないように......。
永遠の愛を祈って、しっかり施錠。

では、上りましょう。

Studio City

Sheraton Grand Macao Hotel

Casino Plazza

周りにあるホテルを眺めているだけのような感じ。でも、多くのホテルが通路で結ばれていて、外に出なくても移動できるのが見て取れた。

Hotel Parisian のフロント

結局、100分ほどの滞在でパリジャンを後にした。17時20分発のフェリーポート行きのシャトルバスに乗車。

フェリーポートで宿泊するホテルへのシャトルバスに乗り換え......

18時過ぎに到着。ホテルのロビーではロウソクを手にした女性により優雅なダンスが披露されていた。

19時ごろの景観

ホテル客室眼下

19時半に前日の晩と同じレストランへ。ホテルから徒歩数分。

この日の夕食はチキンカレー。日本で食べるカレーとは少し違っていたことは覚えているんだけど......。前日飲んだはちみつレモンも。61パタカ。

この日の夜は実は珠海から友人が来ることになっていた。ところが、内地からマカオへ来るための通行証の延期手続きをしていなかったことがわかり、急遽自分が珠海へ行くことに。ホテルのシャトルバスに乗車し、15分ほどで Border Gate に到着。

大量の人々が国境（というか地域境界）を越えるため前進。

恐ろしさを感じるほどの人の量。まさに「中華民族の大移動」。

出国手続き

免税店もある。

Border Gateについてから、珠海に入境するまでに1時間半も要した。

ところが困ったことが起きた。マカオを離れ、中国側に来た途端、ネット通信ができなくなっていた。そのため、友人と連絡ができない。ただ、受信はできる状態で、「どこにいるんだ？」「こんなに時間がかかるはずがない」とのメッセージを受けていた。ごく稀にWi-fiが繋がり、こちらからメッセージを送るも一言しか送れず。

Border Gate の前にあるショッピング・センター。

この広場で2人とも長い時間うろうろしていた。やっとのことで会えたのは21時過ぎ。互いに疲れ切っていた。結果的に立ち話を10数分するのみ。次回待ち合わせる時は、具体的にどこと決めた方がいいと友人に言い、マカオへ戻ることにした。

Border Gateに到着してから珠海に入るまでの時間が90分。入国してから出国するまでが45分間（珠海滞在時間）。そのうち、友人と話したのが10数分。なんだったのだろうか......。

マカオに入り、ホテルのシャトルバスでホテルへ戻ってきたのが22時10分。距離的には3キロもないところに行ったのに、とてつもなく疲れた......。でも、独特で貴重な経験にもなった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（続）