
2019/07/03 - 2019/07/14
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俺たち定年隊さん
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金曜、土曜と遠出をしたので日曜はのんびり市内観光でもと思っていたが、天気が良かったので出かけることにした。
とにかく雨が降らないうちにということでシベリウスの自邸に行ってみることにした。
ここは計画では、行ければ行くという感じであったが、やはり行ってみたい所。天気はもちそうなので思い切って行ってみる。
更に午後から、明日から行くタリンのフェリー乗り場の下見と妻のご要望のアラビアファクトリーに行き、そのあと中心地のエスプラナーディ公園を散策。
- 旅行の満足度
- 5.0
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日曜の朝7時半。
毎朝中央駅前の広場を清掃車が走る。平日はもっと早い時間からだと思う。 -
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駅前広場には昨日からのゴミがかなり散乱している。
清掃車の前方にゴミあり。 -
車が通り過ぎると、はい、ゴミが無くなりました。
清掃車の前方部分に大きなブラシと吸引装置がついてゴミを吸い上げる。
この作業のおかげで毎日駅前広場がきれいに保たれている。
フィンランドの人は清潔好きなようでどこに行ってもゴミはないし、トイレも大変きれいで日本とあまり変わらないのはうれしい。 -
本日行く予定の場所は、あの有名なフィンランドの国家的作曲家シベリウスが、彼の家族と長年住み続けた自邸(アイノラ)である。
アイノラとは、愛妻=アイノがいるところという意味らしい。
ネットで色々調べたが、どうしてもアイノラ駅への行き方が載っていない。
駅にいる案内のかわいい女の子に聞いてやっとどのように切符を買えばよいかがわかった。
とにかくRiihimaki行のR線に乗り、Ainola 駅で降りるのは間違いない。
丁度VRとHSLの混合地域にある駅のようだ。 -
そもそもアイノラ駅は昔はKyrola(キョロッラ)駅と呼ばれていたのが駅の名前が変わったらしい。
切符はVRで買ってもHSLで買ってもよいのだが、HSLで買う場合は、ABCDゾーンのデイチケットを買わなければいけない。少し高いが17ユーロである。
HSLのチケットの方が、帰りをバスにしてもよいし、市内に戻ってまた他の交通機関にも一日中乗れることになるので、少々高くても利用価値はある。 -
わずか25分で着く。もちろん無人駅である。
これを反対方向に歩く。
グーグルマップが何とか役に立つ。
ここにただ来て帰るだけなら、VRのシングルチケットを行きの分と帰りの分で2枚買えば12ユーロちょっとですむようだ。 -
こんな感じでプラットホームからあとぐるっと回って道に出る。
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下に目指すアイノラへの道がある。
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あとはこの道をまっすぐ行けばよい。
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1キロ少しあるらしい。
天気は悪くないので、この道歩きも楽しい。
とにかくフィンランドはどこに行っても空気がきれいなのがうれしい。 -
日本と同じような感じのアパートに住んでいる人もいるのだな。
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Ainolaの標識が出ている。あと400mだ。
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だんだん森が見えてきた。
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入り口近くの花々がきれい。
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着きました。大きな看板がある。
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10時からなので少し門が開くまで待つ。
すでにもう、一人だけ待っている・・。おっと駐車場の車の中にも数人いた。 -
受付で入場料を払う。
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さあ出発。
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シベリウスはこの自邸でここに移住以来50年間も自給自足をしながら過ごしたらしい。
従って敷地も広く森や林や畑もある。
更に敷地のすぐ近くには大きな湖があり、長い散歩にはもってこいだ。 -
思い切って来てみてよかった。
しかもあまり観光客がいなくて静か。
ツアー客はなかなか来ないだろうな。 -
これがシベリウス邸。
もっと豪華な家を想像していたが、意外と小さかった。 -
しかし中は素敵だ。
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今でも十分住むことができるし、こんな環境の中で暮らせたら最高だろう。
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森の方に行ってみる。
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自分の家の敷地内にこんなに素晴らしい森と林があったら、もう旅行なんて行きませんね。
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住みたい。
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リンゴの実がなっている。
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また駅へ戻る。
どうも我々夫婦は行動が早すぎる。もっと楽しまないととは思うのだが・。
例えば受付の建物の中にあった喫茶でコーヒーでも飲みつつゆっくりと景色を眺めながらこの時間を楽しむ・・とか。
できませんね~。 -
来る時に駅に着いたのが9時36分、帰りの駅が10時48分。
アイノラまで往復歩いたにもかかわらず、この時間の短さ、わずか1時間12分。
今更ながらせかせか夫婦であることを感じる。 -
まあ、これくらいシベリウス自邸を訪れるのは簡単だということだ。
天気の良い日は、弁当でも持ってゆっくり過ごせばいい。
湖の方まで歩けば一日過ごせるだろう。
おすすめである。 -
ヘルシンキ駅に戻り、カンピ礼拝堂の前の広場へ。
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何のためにここに来たのか定かではない。
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そうだ、礼拝堂を見に来たけれども、裏からはカーテンがしてあって入れず表の入り口に回るのも面倒でまた次回にしようということになったのだ。
まあ、こらえ性がない夫婦だ。 -
ホテルのそばを抜け、次は、明日から行くエストニアのタリンへのフェリー乗り場ウエストターミナル2に行く路線の下見に行くのだ。
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やっときちんとの中央駅の写真を撮ることができた。
時刻は11時40分ごろ。 -
中央駅前のトラムの電停から7番のトラムに乗ります。
こちらの電停は、何番のトラムがあと何分で来るのかすぐにわかるようになっている。
ここでは、あと5分待てば7番のトラムが来る。
もっともグーグルマップでもわかるのだが・・。 -
ネットでは、最終駅まで行ったらぐるっと回ってターミナルまで数百メートル歩かなければならないように書いてあり、どこにも最新情報がなかったのだが、実際はトラムを降りたらすぐにウエストターミナル2がある。
トラムの駅が延長されたのか、ターミナルが新しく建て直されたのか、どちらも新しそうだったので本当のところは不明。 -
とにかく歩かないので楽である。
明日は、このTALLINKの受付に行けばいいのだな。 -
更に火曜のタリンから帰ってきた後のことも考えておく。
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フェリーから降りたら中央駅までのトラムのシングルチケットを販売機で買わなければならない。
ものすごい数の人が降りてきたらいったいどうなるのか。
しかし、よく考えたら事前に駅のキオスクでデイチケットを買っておいてタリンから帰りに夜トラムに乗るときにそれをかざしてアクティベイトすればいいのに気づいた。
そうすれば次の夜まで24時間チケットが使い放題であるので翌日の昼間の観光に使えるので無駄がない。単純なことであった。 -
明日のフェリーの問題は解決したので、部屋で一休みして次は妻のお待ちかねアラビアファクトリーに行く。
ネットでトラムの番号調べて乗るだけ。
途中先日行ったハカニエミマーケットホールの仮の建物の前を通る。
先日ここを訪れるのには地下鉄よりトラムで行った方が良かったみたいだ。 -
やはり、トラムはいつでも空いています。
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これぞ、修復中の古いハカニエミマーケットホール。
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トラムを降りて少し歩けば、右手にARABIAと書かれたビルが見えてくる。
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その前にはきれいな公園。
私はむしろこちらでのんびりしたいのだが・・・。 -
着きました。
今は、イッタラアラビアデザインセンターと呼ばれているようだ。 -
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中はこんな感じ。
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店の方へ。
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ちなみにトイレのマークもおしゃれ。
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色々売っていますが、ものすごく安いものはなく、まあこんなものかという感じ。
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そばには、フィンランドの有名メーカーの店もあるようだが今日は日曜で開いてなかったようだ。
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古い建物だが、今も工場として使っているのだろうか。
今日は日曜なので詳細は分からず。
ヘルシンキは、土、日は閉まっていたり営業時間が短かったりする店が多い。
日本は土、日が稼ぎ時で開けていることのほうが多いと思うのだがこちらは違う。
駅のキオスクでさえ普段は朝6時に開くのに日曜は9時だ。 -
次にまた中央駅に戻る。
中心街のエスプラナディ公園の方に行ってみる。
この公園の両側に沿って有名ブランド店やレストランが多く連なって、買い物客も多いらしい。 -
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すぐそばに有名なSTOCKMANNデパートがある。
ヘルシンキを代表する10階建ての老舗高級デパート。
広々とした店内にはさまざまな商品が豊富に揃っておりまわっていても飽きることがない。
ここには何度も行くことになった。 -
マリメッコ本店と思ったが、本店は今から行くエスプラナーディ通りにあるらしい。
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STOCKMANNもセール中である。
フィンランド語では、SALEをALEと書くらしい。
あちこちにALEの文字を見かけた。 -
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街中を歩きながらエスプラナーディ公園方向へ行く。
ビルで囲まれた狭い幅の道をトラムが走るのが奇妙だ。 -
途中あちこちにいい感じのカフェなどがある。
ここに人々が集いのんびりコーヒーなどを飲んでいる姿を見るとうらやましくなる。 -
やってきました、エスプラナーディ通り。
緑の街路樹がずっと先まで続いている。 -
ここはネット上で有名なアカデミア書店。
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何を買うでもなく、まあせっかく来たのだから、中をのぞいてみましょう。
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明るくて広いですな。
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これは観光客の人は一度は来てみるでしょうね、話のタネ、いやネタになります。
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美術関係だけでもたくさんの本が売られている。
5000円ほどで有名画家の立派な画集が買える。
つい買いたくなったが、妻にあとで何と言われるか怖いのでやめた。 -
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奥にレストランもある。
殆んどが日本人であるのには、びっくり。
これはなおさら修正を加えなければならないですな。
旅先のまさにこの場の雰囲気を食事しながら味わっているのでしょう。
確かにそれも旅の大切な目的の一つではある。
我々夫婦にはそれが欠けているのだ。 -
書店をあとにしてぶらりと通りを散策する。
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内側には公園、通りにはたくさんの有名店とレストラン。
これはヘルシンキは観光地として相当レベルが高い街でありますね。
日本からかなり近いヨーロッパとしてこれから増々日本人観光客が増えそうだ。
と同時に中国の方も増えそうです。
この街のすばらしさは、我々の住む福岡とは雲泥の差がある。 -
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これは公園側。
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公園の中も広くきれいだ。
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1900年代初頭に建てられた建築物が今も残っている。
今まで主要なヨーロッパの街にはほぼ行ったが、もうここに来れば行かなくてもいい感じがする。
ヨーロッパ初心者にはまずヘルシンキ、そしてタリンに行くことを勧める。 -
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通りの先まで行くとマーケット広場と港に出る。
慣れてしまえば本当に歩きやすい街だ。 -
すこし公園に入ってみる。
芝生と花がきれいだ。整備が行き届いている。 -
左の金色のおじさん。ストリートパーフォーマーで座っている。
後日、同じ場所で早い時間の商売前にこれを脱いで普段着でいるのを見ましたよ。
普通のおじさんでした。 -
公園の中央には銅像。
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このベンチでのんびりも良さそう。
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フィンランド国家を作詞したフィンランドを代表する詩人、J.L.ルーネベリ(Johan Ludvig Runeberg) の銅像である。
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銅像の頭になんか鳥がとまっている。これも銅像か。
一見ちょんまげ風・・。 -
ハト?
しかし他のネットの写真でもこのシーンはよく見かける。
その証拠に、頭はハトの糞でいっぱい。
ハトは銅像ではなく本物のようです。 -
晴れて光が差せばもっといい写真が撮れるのだが・・。
最終日にもう一度やってこよう。 -
ホテルへ帰ります。時刻は17時半。
万歩計によると連日1万歩以上歩いているようだ。
今日は、ホテルに帰って明日のタリン行きに備えてスーツケースの荷造りをしなければ。
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