JALのマイレージで福岡発ヘルシンキ行きのフィン航空ビジネスクラスのチケットが取れたので、12日間のフィンランド旅行に行ってみた。使ったマイルは1６万マイル。（チケットは昨年９月に取得）<br />ホテルはエクスペディアから予約。<br />ヘルシンキのホテルに5泊したのち、フェリーでエストニアのタリンまで足をのばし一泊。翌日また同じホテルに4泊した。<br />計10泊のヘルシンキの旅となった。<br />

フィン航空ビジネスクラスで行くヘルシンキ12日間の旅　その１

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2019/07/03 - 2019/07/14

493位(同エリア3772件中)

エリア

ヘルシンキ(フィンランド)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

ホテル: 4.5

グルメ: 3.5

ショッピング: 5.0

交通: 5.0

同行者: カップル・夫婦

交通手段: 鉄道高速・路線バス船徒歩

航空会社: フィンランド航空

旅行の手配内容: 個別手配

福岡空港１０時発のフィンエアー。
今回もありがたくビジネスクラスを利用。
ヘルシンキヴァンター空港まで約１０時間の予定。
とりあえず軽い朝食をとりにJALのさくらラウンジへ。
機内で昼食が出るはずなので、朝食はなるべく少なめに。
さあ、搭乗。
あいにく外は雨だが、まあ関係ない。
しかし、ヘルシンキの天気もそれほど良くない予想。
向こうでの電車やバスのチケットもあらかじめネットでとっているので、天気だけが心配である。
今回のビジネスのシートは、左側に一人席と二人席の２種類。
右側に１種類の一人席、中央に１種類の二人席となっており、４種類の違った座席がある。
１は、左窓際の二人席。中央にテーブルが一つとやや不便。
２は左窓際、妻の席。
３は中央の２席、テーブルが２つで使いやすい。その向こうは窓際一人席。
４が一番良い席で（値段は一緒）、左側一人席でテーブルが２つもついている。
これは飛び席になっているので夫婦で予約すると、英語がちんぷんかんぷんの妻がが困るということで、不便な左側の二人席にした。
帰りは座席を空港で変更し、中央２席にした。
私は左側二人席の通路側。足元はゆったりとしている。
昼食の前菜。
ヘルシンキに着くのは、現地時間１４時２５分の予定。したがって機内で寝てしまっては、現地の夜に眠れなくなるので、なるべく眠らないように心掛けなければならない。
中央の座席の方もパチリ。
これは妻のメイン。豚肉の生姜焼き風・・・・。
私は、早くもヘルシンキ名物サーモンスープを食してみた。
向こうで食べるのがどんなものなのか待ちきれない。
そもそもサーモンスープとやらを今まで食べたことがない。
予行演習というところだ。
ハイ、もう朝食です。
妻の朝食、うまそうだが残していた。
私もずっと動かず、食欲なし。
サンドイッチなら食べれそう。時差は６時間。
日本ではちょうど夕食時である。
しかし、面白い映画がなかったな。時間をつぶすのに困った。
ロシア上空を通る。
フィンランドの東の国境は、ロシアと接しているのに改めて気づかされた。
ちょうど旅行前にテレビで、ロシア人が国境を越えてフィンランドに買い物に行くという番組を見たばかりだった。
地図を見ると国境線が南北にかなり長いことがわかる。昔からロシアが攻めてくるはずだ。
フィンランドに近づいた。
森と湖の国。
ヴァンター空港に着きました。
雨は降っておりません。
パスポートチェックに時間がかかる。
やっと空港を出て、列車乗り場へ。
市内のヘルシンキ中央駅へは、HSL（ヘルシンキ市交通局）の電車やフィンエアーのバスで行く方法などいろいろあるが、今回は一番安全で安い電車にした。
ターミナル１の方に行く。案内標識があるので迷うことはない。
エスカレーターを降りる。
これは長い。
駅のホームで、ヴァンター空港からヘルシンキ中央駅までのシングルチケットを買う。カードを使った。
すべてネットで調べていた通りだ。
4.6ユーロ（５５０円くらい）、１４時５８分に購入して、１６時３８分まで使える。改札はない。
しかし無賃乗車が見つかると即８０ユーロの罰金だ。
旅行中何度か係官が乗り込んでくるのを見かけることになった。
ホテルのある中央駅まで３０分くらい。あっという間だ。
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見知らぬ土地でホテルを探すのは大変だが、今回は駅のすぐ横であっさり見つかった。
同じホテルに前半５泊、タリンの１泊をはさんで後半４泊の予定だ。
前半は２０㎡の狭い部屋、後半は少し奮発して３０㎡超の部屋を予約していた。
しかし、うれしいことに前半も広い部屋にアップグレイドしてくれていた。
くじ運の全くない私にも、たまにはいいことがあるものだ。
そう、ホテルの名は,Original Sokos Hotel Vaakuna Helsink,少し宣伝しておきましょう。

オリジナルソコスホテルヴァークナヘルシンキホテル
３０㎡を越すとかなり部屋に余裕がある。スーツケイスも楽々開いたままにしておけるのが、ありがたい。
部屋も非常に見晴らしが良く明るい。
上等の部屋だ。
窓からの眺めに圧倒される。
窓からは、先ほど降りてきたヘルシンキ中央駅が見える。
時計塔もあり、遠くに白いヘルシンキ大聖堂も見える。
どこへ行くにも便利が良い。駅の前はすぐにトラムの電停だ。
この時計塔には毎日、朝と寝る前（白夜に近い）にベッドから時間を見るのにお世話になった。
今日からこのホテルにタリンのホテルでの一泊をはさんで計９泊お世話になるのだ。
９泊分で朝食付き二人で１８万円くらいだろうか。
本当は日本時間の真夜中位なのだが、こちらは夕方。
まだまだ寝るには早すぎる。
ということで、早速探検開始。右も左もわからないで迷ってしまう。
しかし、これがまた面白い。あとで慣れてくると何ということはなくなるのだが・・・。
一応、バスターミナルのあるカンピセンターに行ってみる。
しかし寒い。ダウンなんかいらないと思っていたのだが、持ってくるべきだった・・。しまった。
相当遠回りした。
marimekkoがある。
特有のデザインである。これを目当てにヘルシンキに来る人も多いようだ。
マリメッコ、アラビア、イッタラ、フィンレイソン、これらを見るだけでも楽しいようだ。
地下のバスターミナルへの降り口も確認しておく。
カンピセンターの地下のスーパーマーケット見学。
３３０ミリのキリンビールが3.09ユーロ。360円くらい。
コーラは2.09ユーロ、250円。日本と比べると高い。
もっとも日本人の平均給料が４２９万に比べてフィンランドは６０８万。
更に社会保障制度の充実度が圧倒的に違う。
少々物価が高くても暮らしていけるのだろう。
日本では真夜中すぎなので、こちらでの夕食は簡単にナシゴレン風焼きめしを二人で分けて腹いっぱい。8~10ユーロくらい。
翌日の夜もここで食べてしまった。安くてうまい。
まだまだ明るい。
カンピ礼拝堂。いずれ入るつもり。
外はカーブさせた木でできている。
近くにあるホテル、ホリデイイン。
ここも予約の時に考えてみたが、部屋がやや狭いのしか残ってなかったのでやめにした。
しかしまだ位置関係がつかめていない。
一端駅の方に戻ってきた感じ。
中央駅前の広場には、フィンエアーバスの発着所。
ここからすぐに空港に行ける。
我々のホテルはこれの道を挟んで向かい側、何とも便利が良い。
今度は方向を変えて、ヘルシンキ中図書館にやって来た、いつの間にか。
最初は何の建物かわからなかった。
平日は朝の８時から夜の１０時まで開いている。
日本とは大違い。それほど市民が利用するということだろう。
中に入ってそのことが良くわかった。
フィンランドではあらゆるものにフィンランド語とスエーデン語の両方が表記されている。さらに英語が加わると当然文字数が多くなってくる。
中は非常に開放的で広い。
文字数が多いのがわかる。
のんびりと外を眺めながら過ごしている人も多い。
食事もできる。
市民のいこいの場所になっている。
恐らく外が寒い冬場はますますここに集まってくるのだろう。
前の広場にはインスタ映えする大きな文字看板あり。
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すぐ近くにある、もともと１０日間宿泊する予定であったApartment Hotel Aallonkotiにも行ってみた。
５０㎡の部屋を昨年９月から予約して楽しみにしていたのだが、こちらの都合でやむなくキャンセルした。
素晴らしい環境にある。長期滞在にはもってこいだろう。

アパートメントホテルアーランコティホテル
駅の方に向かってホテルに帰る。
途中のホリデイイン。
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更に郵便局が見えてきた。
こちらもいずれは中を訪れる。

Kスーパーマーケット中央郵便局店スーパー・コンビニ
同じ建物の並びにスーパーマーケットがある。
これも日本と違って不思議だ。
ヘルシンキにはkマートとsマートがあちこちにある。
中をざっと見学。
マリメッコのペーパーナプキンが安く売られている。
いかにもフィンランドの感じ。
とりあえず就寝の時間までうろうろして一応中央駅と我々のホテルとスパーマーケットとの位置関係がわかった。
結局我々のホテルの建物の一角にはkマーケットが入っていた。
明日からいよいよ本格的な観光が始まる。天気が良いことを祈るだけ。